仮題:「カトリーナはアティーナへの仕返しなわけねぇよな。」の意味。 | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

 
 
米国 元お天気キャスターのスコット・スティーブンス氏 ってヤツが誰に雇われてやったのか、
“古ぼけたアメリカン・ドリーム”で一儲けする狙いで、意表を突く話題づくりに出たのか…
まぁどうでもいいけど、
日本の893がハリケーン・カトリーナを機械で操ってウンヌンの記事。
どうせ、どっかのタブロイド版が面白おかしく暇なネタを叩き出したに過ぎないと思うけど、
そういうアメリカ人の発想が現実に まったくないわけではない・と思う。
 
映画『ブラック・レイン 』で 若山富三郎さん演じる日本の首領(ドン)が、
広島原爆投下後の2~3日後に降り注いだ放射能を帯びた“黒い雨”…。
その仕返しに、数十年に渡る怨み辛みを抱え、米国への報復として
アメリカ社会を劇薬に近い麻薬で汚染させようとする…って物語があった。
なんで あんなストーリー…誰が思いついたのか?
 
で、俺は新聞とかも ぜんぜん読まないんだけど、
誰のブログ記事だったか何の雑誌記事だったか(定かでない)
ごく最近、広島の原爆跡地を訪れた ある軍事科学者が、被爆者とその遺族に対面して、
「私は謝らない」と、頑なに「自分達が”ピカドン”を造ったことに罪はない」という態度でヒンシュクかっていた。
 
かつて、1980年代、“ヒロシマ・モ・ナムール”という動タイトルで、ぜんぜん別の曲を、
「へヴィメタ界のジェイムス・ディーン」と呼ばれた グラハム・ボネット(米国)と
ウルトラ・ヴォックス(英国 new wave 系グループ / ミッジ・ユーロ加入前)が、
「二度と人類にあってはならない悲劇」として、ちょっとだけ話題を呼んでいた。
同じ頃、日本のFMラジオで 時々流されていた 
The Who の、“ Athena ” という曲。
広島に投下された”リトル・ボーイ”(原爆)を投下するための爆撃機のニック・ネームだったか、
その飛行機の操縦者のアダナだったか…戦後、そのパイロットは自殺している。
で、その曲は確か、第二次大戦の連合軍加盟国だった国でのラジオ曲では
放送禁止にされていた。 (たぶん、今でもな。)
なんでそんなことをしたのか? 
 
そのグループのギタリスト、ピート・タウンゼントは、          6月29日(木)23時57分14秒
極度なヘロイン中毒から立ち直り、一時期は自殺願望に苛まれ、
ホーセズ・ネック』(カクテルの名前か?)という短編集を出版して、
「自分にはやり残したことがある」と云って、現在も音楽活動を続けている。
要は、後世に残し、伝えるべきモノを見落としていた…っていうことらしい。
My Generation の、The Who の、あの男が。
 
沖縄の米軍基地の問題も、ヒロシマ・ナガサキの、半ば人体実験のような あの悲劇も、
「それはダメだ」「忘れてはいけない」「二度と繰り返してはいけない」という意見・考え方と反対に
「なるべくしてなった…」というような、人間としての成長が止まってしまってる感じの捉え方。
後者の方は、テロリズム。もしくは、
他国へ侵略を仕掛ける一部の国家権力と、その背後に潜む一部の財団財閥組織の考え方にも近い。

 
で、今となっては、どっちもどっちだというほど、
現代の若者には、“第二次大戦の亡霊話”にしか聞こえてない。(靖国神社の問題もな)
ここに教育の歪みがある。
日英米仏独伊中…今の世界中の高齢者がいなくなってしまうと、
第二次大戦の記憶が完全に忘れ去られてしまった時代。
また同じことを繰り返すことになる…と思うよ、このまま行けば。
 
盆栽国である日本は他国に水を注いで貰わなければ生きてこれなかったし、これからも生きて行けない。
物資も食料も資源も、自国で賄えるモノは何もない。
俺がファーム・ビギナーズ でありながらも、“日本の米”でさえ、この先いつ無くなるか判らないと感じてる
旨いコシヒカリの隣にスキヤキが並んでる」なんて食卓が、いま現実にあったとしても形だけでしかない。
“ブランド・ボケ”に汚染した日本の稲作もBSEの馬鹿騒ぎも
(人間の血管を詰らせる農薬と化学肥料と無秩序な減反政策と、 
 
“共食い餌”の飼料 が作る奇病と社会に もたらす弊害…)
そういう見栄えだけの食糧を生産し、平気で口にする世の中になっちまう以前に、
この国の年寄り(戦争体験者)は何を次の世代に伝え、残して来たのか?
俺の父方の爺さんなんて、被爆者手帳を持っていながら俺には何も教えてくれずに死んじまった 
自分の曾孫の次の世代が、また再び竹槍訓練を始めることになっても平気な顔してる。だろ、ほとんどが。
「大丈夫だよ、そんなことないよ…」
ではない。
実際に殺しあってるじゃない。大人じゃなくて、子供同士で。
なんで、教育の立場にある者にとって教え子が敵なのか?
なんで、(大人からすれば)つまらんイガミ合いで、相手の喉をカッター・ナイフで掻き切るのか?
その責任が全部、現在の日本の高齢者のダラシナサ に問題があるわけじゃないよ。 
 
(…今日はフォローする)
指導者を指導できる人や、人間が生きるために必要な階級を失わせてしまった戦後の日本社会。
明治・大正・昭和の常識を引き摺って築き上げた今の社会常識、
その礎としてきた“教育そのもの”に問題があった。(今でもある。)
必要以上なほどの男女平等思想や、必要以上な人権保護。各々の権利の主張。
そういうモノが嘘で嘘を塗り固めて今日まで来た。
 
で、もうこの現状は どうにも、誰にもどうすることもできない。
「なるようになるしかない」という言葉も、一つには開き直り。(日本人特有のな。)
もう一つには、世を捨てたかのように生きる人の見解…。
そこに、たいそうな自由主義的な分類はあるかも知れないけど、
俺はどちらでもない。 (これ以上 無責任な人間でいたくないしな)
 
この先、日本人…日本はどうなるのか?
あらゆる物事が、生ぬるい恐怖と背中合わせの現実の中で、ゆっくりゆっくりと壊されて行って、
ある時期みんなで一斉に万歳することになる。
このまま行けばな。 
 
 
http://blog.goo.ne.jp/maybe-happy/e/782d2dedb2574e6b41e2bb0edd71464f  
 

このページからコメント返信してくれた
めいはぴ くん
のように元気な若者なら、
たとえ何かに ぶつかって倒れても、再び起き上がって前へ進んで行くかも知れない。
俺も かろうじてそうしてきた。
 
で、こういう若者もいる。
http://ameblo.jp/studyabroadnola/entry-10004797591.html  

 
みずのと くん同じアメブロ内 で、今日(2005-12-14 08:36:30)

俺のページにもコメントしてくれた 人だけど、
教育されたこととは別に、生まれついて持っている”勇気”が
どちらにもある。
俺は二人を見習いたいね。
巷の年寄りや、テレビに出てるナントカ学校の先生、学者の言うことなんて訊きたくもない。
 
で、ハンドルネーム maybe-happy こと、
今日の めいはぴ くん の場合、
 
   「自分にできることを始めてください^^
    新しい習慣にしてください。
    そして、伝えてください。
    自分のやりたいことを100%やってください☆」
 
たのもしいじゃないか!
俺の書いたことに対して こんなこと云ってくれた人なんて、今まで年下にはいなかったぜ。(年上にもな)
物事を客観的に捉えられる姿勢を持つ新人類 が、また登場してくれた。
要は、「1」を視て「10」を知る能力の持ち主だ。
 
できることなら今後、俺の足りない部分、おかしな部分に、渇を入れてもらいたい。
(ときどきでいいんで…)
 
俺は何か自分に定義づけて、「カッコイイおやじ」になりたいわけでもない。
誰かの何かに媚びた生き方で、自分のついた嘘に嘘を上塗りする人間でもいたくない。
生きるために余分なモノをすべてきれいに吐き出して
本来の自分の能力だけで生きてゆきたい。
そうするために、柔軟な頭の構造を持つ人の意見が非常に役に立ってる。
昨日も今日も。
 
わずかながら、未来に望みを見出してくれて、どうもありがとう。
生きててよかったぜ。
 
 
 
 
 
    LittleBoyNote  
   
       お爺さんの形見です。こんな物が。
  
  
 
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   “mind resolve” 連載企画 ニューオーリンズは沈まない 記事一覧 
   
   
   
 
  おれたちのニューオーリンズ
   January 10, 2006 http://ameblo.jp/badlife/entry-10007878436.html
   
   
 
  音楽都市ニューオーリンズを沈ませない理由   December 19, 2005
   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10007214114.html
   

   
  
 ツアー中のRollingStones、FreeCDによるニューオーリンズ救済支援
 
 
 
  
 
  November 27, 2005 
http://ameblo.jp/badlife/entry-10006522849.html  
 
     ( roop text )   
http://ameblo.jp/badlife/entry-10007158416.html  
 

 
   
ニューオーリンズは沈まない November 27, 2005 追記
 
 
  December 10, 2005 
http://ameblo.jp/badlife/entry-10006964937.html  
 

 
   
仮題: 「カトリーナはアティーナへの仕返しなわけねぇよな。」の意味。
 
 
  December 14, 2005 
http://ameblo.jp/badlife/entry-10007093505.html  
 
 
 
   その他 
みんなと同じようにやってりゃ安心か
 
 
  September 02, 2005 
http://ameblo.jp/badlife/entry-10003948385.html  
 

     
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