こんな旨いもん 誰が人類に用意したのか? | “Mind Resolve” ~ この国の人間の心が どこまでも晴れわたる空のように澄みきる日は もう訪れないのだろうか‥

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        meshi02
   
   http://ameblo.jp/badlife/entry-10004277812.html
   
このページのつづきから… 
   
そうは云っても、新米コシヒカリは
やっぱり うめぇーぞ!
特に俺んちは、自分の家で食べる分だけは
すべて井戸水(小佐渡山脈伏流水)で作ってる。
外に出荷する分は、どうでもいいわけじゃないけど、
酸性雨たっぷり入ったダムの水だ。
これはショーガない。
今年も夏の初めは、どこも渇水に見舞われたし、
8月に入って天候も何とか例年並の雨量に持ち直したけど、
佐渡も含めて他の地域の米。
その全体的な出来栄えは今月末あたり まで世間には判らない。
ただ、俺んちの場合は、去年のように
どこも刈りにくい状態になってしまうほど

稲がベッタリ寝てしまうとか、

台風の被害とかにもあわなかったものの、
稲穂の成長が良すぎて米そのものの粒が
いつもより若干 細い。
その分、量が多くなって、
例年、一反歩の田んぼで 30キロ入りの袋が20個くらい採れるところを
今年は24袋の収穫だった。
…これにただ喜んではいられない。
来週に出荷分の稲刈りをしたあとでハッキリと判ることだけど、
稲穂の実り方の状態からすると、
その出荷分の量も去年より多いかも知れない。
この分だと、また来年、減反だ。(…極端な解釈かも知れんけど)
   
昔は馬や牛を農耕用の家畜としていた日本人も、
今は全部、機械を使ってる。
畑以外の田んぼに使う機械も色々あって、
年間、一つの田んぼから米ができるまでに使う機械の種類も、
耕す。畦を拵える。植える。余分な草を刈る。水の通りを促す。肥料を撒く。
水の量を調節する。刈る。乾燥させる。脱穀する。精米する。
と、細かく数えても10~15機種の道具や農耕機具が必要になる。機械の。
もしも今後これから、脱サラをして田舎で稲作をしようと考える人が、
全部を新品で高性能なモノに揃えるとしても、一千万円は下らない。
どんなモノでも道具は消耗品だし、その管理にしても手間がかかる。
で、これは佐渡ばっかり、日本の農家ばっかりじゃなくて、
全国の漁師さんも同じだ。
漁業組合に支払う金も年間を通して合算すると決して馬鹿にならない。
日本の農林水産省が、どのように農民や漁師の生活を考えているのか。
それをファーム・ビギナーズの俺も色々と勉強中だけど、
腑に落ちない ゲセねぇ問題は いっぱいある。
   
まぁ、その点は今日はいいや。
ゆくゆく洗い出してくことにして・・・
まずは、このコシヒカリを今後どうするかだ。
   
別に今回 採れた分を
読者の方に格安でネット販売しようというわけではない。
…期待した人がいたらゴメンネ。
   
例えば、東京の“S区”の“K”という繁華街の”S通り”界隈の
ジメっとしたスナック辺りで(どこだよ?)
料理酒などに使われるような安いブランデーに、
6対4の割合で高級ブランデーを混ぜる。
すると どうなるのか?
いわゆる”爆弾ボトル”と呼ばれる水商売の荒業も、
日本全国で何も その区画だけに限った”仕来り”じゃないけど、
まず、普通のサラリーマンとかには判断つかない。
女の子を脇に抱えさせ、ワイワイ煽ててボトルを用意されれば、
一本一万であろうが、税込み¥300,000であろうが、本人達は、
「う~ん、やっぱり違うね舶来モノは…」
とか言ってる。
お通し・サービス料込みで、座っただけで一万。
ビールは中瓶一本¥2,000。
さもすれば、店へ入る前にドアの表のノブを触っただけで、¥5,000・かも知れない。
で、ボッタクリの店の冗談が どうのこうのという問題ではなくて、
何が云いたいのかというと、
現在の市場に出回ってる米が、どこまで本物かってことだ。
“コシヒカリ”という[ブランド表示] だけで案心してしまう消費者。
   
20世紀末、“米の自由化”が始って以来、この問題は解決されてない。
闇米業者や米泥棒が、古米をブレンドしたモノを新米と偽って、
さも真面目げな顔して、体裁を見繕った穀物販売が、
時々、仲間同士でチクリあって逮捕されたりしてたこともある。
で、それは一度 出荷されてしまうと米としては見分けがつかないし、
そのように誰かから、何者かからの密告でもない限りは摘発しようがない。
…酒や米だけじゃねーけどな。
しかも、そういう米が平然と市場へ出回り、
そういうことをやってるのが、その筋の人々ではなくて、
「真面目に働くなんて、もうバカらしい」
と考えてる消費者の隣組だ。…上の方には元締め組織もあるみてぇだけど。)
どこの誰だとは云えないけど、事実を見て知ってるから俺は書いてる。
   
馬の鼻の先に ニンジンをぶら下げるような格好の誇大広告で、
もしもネット上で売買されてたなんてことになると、
人はもう何を信用していいのか判らない世の中になってしまう。(なってしまった)
消費者や生産者をナメてるというより、
それはもう、テロに並ぶ人類の敵 だ。
と俺は思う。
   
“コメ”という神聖な食糧。
その、人類に与えられた かけがえない恵みを
誰の許可なく平気で粗末に扱う人達。
これはもう絶対にマトモな死に方はしない。

   
   
そもそも、一膳の“ご飯”というモノは、
ある意味でスゴイ漢方薬…ということを”カツオ爺さん”も云ってた。
その“カツオ爺さん”がかつて、群馬県渋川市に移り住む前、
伊香保の…吉岡という酒屋のスグ側で生活してた時期があった。
それはそれでどうでもいいことなんだけど、
伊香保、草津、老神…という群馬の温泉地は、
“湯治”という意味でも古くから様々な病や怪我を治す場所として知られてる。
「温泉が、リウマチやアトピーにいい」ということが どっから始ったのか、
そんなことを調べるのも面倒だけど、
群馬の温泉には、その場所その場所の
湯の入り方、浸かり方、
湯巡りの仕方にも順番がある。
世の中にはそれを歌にした言い伝え…湯治の継承もある。
ここではそのことを詳しく説明はしないけど…またあとでね
話を”コメ”に戻して、
かつて、明治9年だったか、ドイツから“ベルツ博士”ってのが日本へ来た。(来られた)
で、ベルツの日記 』(岩波で上下巻あり) というモノが、

公開されてる以外にも色々と全国各地に散らばってる。
そのベルツ博士は明治11年だったか、草津温泉へ来て、
その水質、草津の温泉の成分を分析したりとか、
様々に功績を成して、医学会では神様みてぇな存在になってる。
その『ベルツの日記』に記されていない(と思われる)内容を
”カツオ爺さん”が教えてくれた。
何年か前にな。
   
   
ある日、人力車に乗ったベルツさんが、
その、タッタッ、タッタと、何キロも走りながら車を引く日本人の、
その足腰の強さに驚いて、
「この人は普段、どんな食生活で、どんな暮らしを営んでいるのだろう?」
と疑問を抱いた。
すると、ちょうど昼時になった頃、

人力車の男は道の脇に車を寄せて、
乗っているベルツさんに、こう云った。
「ちょっと、飯を食べさせてください」
「どうぞ、どうぞ、私は急ぎませんよ」
ということで、しばしの休憩。
で、ベルツさんは、人力車の後ろ側の、
その陰に控えて食事をしている男を
そっと覗いて見た。
人力車の男は自分の腰に巻いていた風呂敷を外して、そこから、
朝 仕事へ出かける前に奥さんが持たせてくれた
笹の葉に包まれた“握り飯”を二つと、
一本の“メザシ”を食べていたそうだ。
そしてしばらくするとまた、
タッタッ、タッタと、
只管に人力車を引く姿。
ベルツさんは思った。
「たったそれだけの質素な食事をしているだけで、
これほどまで健康な体で働いている日本人がいた。
その日本人が主食としている“米”という物は素晴らしい」
   
というような内容で、
それは実際の文献を俺も見たことはないけど、
こんな内容の日記の一部が、
どっかの大学の資料室ではなく、
とある民家に残されて宝物にされているらしい。
   
で、それに付け加えて“カツオ爺さん”は云ってた。

   
「朝、一膳、あったかいゴハンを一口たべることによって、
その時に胃に入ったゴハンという物は、
人間の体に物凄い血液の循環を促すことになる。
それは、どんな漢方の薬よりも効き目のある…なんて云ったら、
それこそ、それ以上の妙薬はないというほど、
自然界に生きる人間の体、その健康に左右するもんなんですよ。
人が朝 目が覚めてから一日 動いて働くためには
体にとって何より必要なエネルギーになる…。
朝たべるゴハンという物はそういうもんなん。
かといって私は、
朝、パンを食べたい人に向って、
『ゴハンを食べれ!』とは決して云わない。
パンが好きな人はパンを食べればいいし、
ゴハンが好きならゴハンを食べていればいい。
世の中には、向き・不向きというものがあって、
いま寝ている人に向って、
『おまえ、起きて働けよ!』とは云えないし、
具合が悪い人には優しく、
『そこでゆっくり休んでてね』と云えばいいし、
反対に、どこも悪くないような人には、
堂々と自分の云いたいことを云えばいい。
それを人は、自分の勝手な想像で、
『この人には何か言うと怒られるんじゃないか』とか、
遠慮ばかりしてるから物事も うまく行かなくなるんでしょ。
一緒ですよ、人間の体も。
いま自分が、目の前に何か食べたい物があって、
コレが食べたいのに遠慮して、
『ください』とは言えない人も、
素直にそう言えれば心も体も楽になるのに、顔も態度も、
『いらねぇーよ』と、こうなってしまえば、
苦しいじゃない。
だからたとえ食べたあとも決して素直に
『ごちそうさま』とも言えないし、
『おいしかったよ』とも言えない。
だから、健康にイイ とか、体にイイ とされて、
そう言われている物であっても、
食べる以前から、そういう心の容器である肉体にも健康はないじゃない。
そんな人ばっかりだよ、今の世の中は…」
   
と云っていた“カツオ爺さん”。幻の村上流派の、
人間の設計図 』の著者ですよ。…創った側の人。
   
で、この話を聞いて、
実際にここまでを読んでみて、
なんてことない内容なんだけど、
世の中には、これだけで肩の荷が下りて、
救われた気持ちになれる人もいる…と思うよ。俺はな。 
   
温泉の話と『ベルツの日記』の所から何度でも読み返したっていい。
この地球上の、
この時代の、この次元に生きている“人間”という自分自身にとって、
かなり意味深いことが沢山ある…はずですよ。
それは、世の中の医学という学問の分野で見失われたものかも知れないし、
戦後の日本の”教育”というものが人間を騙して来た事実の一部かも 知れないし、
自分が自分として生きられない孤独…
仕事ばかりじゃなく、妻や子供に対しても自分の思ってることを言えないとか
何に対しても、素直さ、有り難味を感じようとすることができなくなってしまった
その、卑屈な人生かも知れない。
別に、「誰にとって」とは云わないけど、
しいて云えば、全国の闇米屋さん。米泥棒。
…他人は騙せるけど、最終的に、死ぬ間際には、自分は騙せないぜ。
   
で、今日の一曲。
   
        “Luxury
   
    ♪ 試聴 OK !♪  ← Real Player などが必要です。
 
   
嘘も方便、ホンネ と タテマエ が大好きな、
全国の働きづめの“お父さん”に贈ります。
…意味が判らない人は、この曲の対訳歌詞を読んでみてね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000AM6OJE/ref=pd_ecc_rvi_1/250-3179554-3197017
 
 
 
ローリング・ストーンズ詩集  …直訳状態の対訳が多くてイマイチだけど
 
 
これは インポート・モノ のジャケット
 
 
 The Rolling Stones It's Only Rock 'N Roll
 
 The Rolling Stones
 
イッツ・オンリー・ロックン・ロール
 
     Luxury は 6曲目だな。
 The Rolling Stones   It's Only Rock N Roll
 
 

 じゃあな。
 
 
 
       meshi01
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     裏・チャーリー・ワッツ強化月間 Ⅱ

http://ameblo.jp/badlife/entry-10004390950.html

                    ご参考まで。