支援が重要 | あ~どうしたものか

あ~どうしたものか

社会問題=PTSD現象。

“郷土なくして人生なし”
ということで[複合汚染]時代をサバイバル、平穏死を子々孫々繋いで生きましょう。

“Help more, judge less” (© Marshall Goldsmith)
—— Not Everyone Is Just Like You —— そうで~す。「変な人」は結構いますよ、世間がさわぐほど沢山いるかは疑問ですけど。

付記(2011/07/08):教育現場(学校)の先生がお書きのブログから
障害とかいう診断名にとらわれずに、子どもの持つ特性、生きにくさに応じて特別に支援する必要がある
http://ameblo.jp/autist/entry-10946676275.html

もっともなことです。つまり、
細かい(→ 感覚は人によりけりな)ので平均からズレてしまっている息子みたいなヒトも(2011/07/13 付記)以下の「999人のPTSD・神経症(フロイト型PTSD)の子供たち」も、その「生きにくさに応じて特別に支援する必要がある」対象になります。

付記(2011/07/20):
かつて“another order”で引用させていただいた方も、それ以前に、軽いながらも色弱があるから白黒(グレー階調も含む)で勝負できるマンガを選んだと、どこかで書いていらっしゃいました。しかし、今は、色つきのオリジナル・マンガを描いておいでです。同じ色を観ても、「普通の人」と同じには見えていない——ということは、学校など学習現場でカラー・ユニバーサル・デザインを無視して、わざと(?)緑色の山野にオレンジ色の県境を書き入れた地図を使ったりしなければ、ハンディにもなりません。色が全部、認識できないわけではないから、この方は、この方なりの色彩感覚を発達させて、こんなに描けるのです。こういうのをことさら「障害」と言うことに、社会的にどういう意味があるのか?——は私には分かりません。

(1)色覚が「普通」に発達しない場合、「発達障害」の一種になるのか?
(2)カラー・ユニバーサル・デザインを進めないと「生きにくさ」を抱えることになる人を「色覚上の障害者」と呼ぶことにするのか?
(3)学校など学習現場でカラー・ユニバーサル・デザインを無視して、わざと(?)緑色の山野にオレンジ色の県境を書き入れた地図を使ったりして、その子が躓いたら「学習障害」と呼ぶことにするのか?
こうしたことと、同じ色を観ても、「普通の人」と同じには見えない感覚情報処理上の個体差が「生きにくさ」にならないように「特別に支援」つまりカラー・ユニバーサル・デザインを進めることは、別問題です。


付記(2011/07/13):教育現場は、具体的に、いかにして「感覚過敏」による「不適応児」をピックアップするかに関連して、他所さまのブログにコメントしました。
http://ameblo.jp/raingreen/entry-10950830504.html#c11367038889
1 ■発達障害児は『こころのノート』で発見可能
河合隼雄先生が中心にご制作の『こころのノート』で指導され、我が子は白黒の絵しか描かなくなりました(発達曲線に沿って育たないという意味で「発達障害」! ← 「軟弱」で治るのに1年少々要した)。

日本の小学校で使う色鉛筆12色に黄色系統は1つだけ——菜の花のような綺麗な黄色です。信号機などに使われる注意喚起・警告の黄色「アンバー」ではありません。ところが、『こころのノート』では、すべきことができた日は風船を青で、できなかった日は黄色で塗らせていました。日本の色鉛筆の黄色は菜の花の色で、これから、いろんなものが育つ春の希望だから、「ダメだった日」の「警告の黄色(アンバー)」としては使えないと言っても、そんなのは「我が侭」(もしくは「感覚過敏」)であり、「脱感作」で克服すべきです。大事なのは「和」を尊重してルールに従うこと——服従——です。『こころのノート』による「心の教育」で、社会性を育成することが第一に重要ですね。

ちなみに、放射性物質を入れる柄杓は、色をいかにも汚そうな、どぎついアンバーにして、素手で触る気がしなくなるようにするのが普通です。河合隼雄先生は、どういう方だか私は全く存じませんが、小学校の色鉛筆など現場について調べず、さようなノートを制作なさったということは、文化庁長官までなさっても、色彩文化には無頓着だったのか、ノートが作られた時代、すでに色彩心理学は十分に知られていたはずで、なぜ無視なさったのか——こうしたことは、偉大な父上の前に、ご子息は「否認」なさり、ご尊父さまの後継者として、菜の花の黄色と「アンバー」を区別するような「感覚過敏」の「発達障害児」を矯正・療育するために、仕事をなさる必要があるでしょう。これ、当然の帰結としか思えません。違うでしょうか。

ところで、「感覚過敏」のある「発達障害」で「イデア」はなくても「象徴」はあるケースもあるように観察されます。ご子息には、「発達障害」研究を徹底なさることで、症例研究を進めていただければと存じます。早晩、「象徴」はあるケースをご自身で見いだしてくださることでしょう。

長々と失礼しました。
あ* 2011-07-12 17:25:16

http://ameblo.jp/raingreen/entry-10950830504.html#c11367136579
2 ■Re:発達障害児は『こころのノート』で発見可能
>あ*さん
色について勉強になりました。
河合隼雄がを倒したのは、五行の色で描かれた飛鳥美人の劣化とその隠蔽でした。東洋と西洋では色も違うのですよね。西洋流に型はめしようとすると、黒白(陰陽に還って研究しなおせ!)表現を繰り返し警告するお子さまの感性には驚愕します。
なのにそれが不適応のサインとは…。
『こころのノート』ですか。なんか聞いたことがあったような…。ちょっと見直してみます。
私の作戦に大きな力となってくれるように予感しました。貴重なヒントをいつもありがとうございます。
翠雨 2011-07-12 18:41:39

ちなみに、高松塚古墳壁画はレプリカが見られ、我が家にも父が買ったポスターが額縁に入れてあります。ネット上でも紹介あり→ 「明日香と周辺の見どころ」http://www.bb-asuka.jp/sub-8.htm


付記(2011/07/10):
4人に1人以上が発達障害!?
引きこもる大人たちが働けない本当の理由

http://diamond.jp/articles/-/13017
に対する当事者の感想:
「ひきこもりの4人に1人が発達障害」
http://sokudokuhikky.blog103.fc2.com/blog-entry-1691.html
特に最後のくだり
> 被害、後遺症等が、なにか本人の先天
> 的な障害やシンドローム”にだけ”結論
> をみいだされていい訳が、ない。

誠に、もっともなご意見です。

付記(2011/07/14):
http://youtu.be/yL_X61wMfQQ
「角を矯めて牛を殺すな」



息子も、ときどき怒っております。怒るのは、もっともなことで、それで、あと、どうするのかが問われます。


↓ お父さん、偉い。先のことは不明というのが正しい認識と思われます。
子供への愛情とは
http://ameblo.jp/tigre-fleur/entry-10950685059.html

親が子孫の出来不出来を判断して間引きする権利を持っていた時代は終わっております。子どもには人権があるのです。

世間様から「理系バカ」に分類される人は「イデア」がないケースが結構あるのではないか?と私個人は疑っている(← 本当か?)ので、「理系バカ」に分類されそうな人を、たくさん観察するのがポイントかも知れないなどと思うのでした(父方は理系バカと左利きが多い)。ちなみに、息子は、幼児期、ストーリー性のあるものになかなか興味を示さず、「これ、読んで」と言われるものが、もう何年も『鉄道ファン』だったのだ~!! しょうがないな~と思いつつ『鉄道ファン』を読みました。「この車両の形式は、クハ何たらかんたら……」。いくらなんでも偏り過ぎ……と思って、松谷みよ子の本など結構、読み聞かせましたが、息子本人からリクエストが出るのは、何故か、いつも『鉄道ファン』。小学校に入ってからも、夏休みの宿題で「好きな本を読んで感想を書きましょう」というのがあって、図学の本を読んで「一見、簡単そうだが、この作図が結構、むずかしいのだ」などと書こうとしていたので、「ちょっと待て、それは多分、先生の期待からは外れているぞ……」と思って、知人に相談したら、斉藤洋(著)『ルドルフとイッパイアッテナ』(1986年、講談社)を紹介していただき、事なきを得たりしました。「え~何で~? 『好きな本なら何でもいいですか?』って聞いたら、先生、『何でもいい』と言ってたよ~」(← 君ねえ、世間様には不思議な『暗黙の了解』ってものがあるんだ……母もよく解っていないけどね……困ったもんだ……ははは)。


“Help more, judge less” (© Marshall Goldsmith)検索でヒットする
第23回(2009.07.09):人を傷つけるコメントするリーダーに効く4つの言葉
http://bcs.businesscoach.co.jp/column/column_23.html
に出てくる上司による「人を傷つけるコメント」で被害を受け、その後遺症で引きこもり働けなくなった可能性も検討されるべきです。こうした人たちは、
以下のブログに出てくる「PTSD・神経症(フロイト型PTSD)」に相当します(→ 「貴方は神経症でいいですよ」)。

付記(2011/07/14):
放射性物質によって汚染された汚泥やゴミを焼却した結果、放射性物質が高濃度で灰に残る問題は、当面は、フィルターを強化して焼却炉からの飛散を防ぎ、ばらまかないように管理するしかないでしょう。そこらに薄く撒けばいい(e.g. 肥料製造に使っていい)というのは無責任という意味で危険な発想です(← 管理不能になるから)。

付記(2011/07/16):
「汚泥肥料を受け入れない」運動も始まっていました。
http://houshanobogyookinawa.blogspot.com/2011/07/blog-post_14.html

下水処理施設で出る汚泥の量を減らすには工業排水と家庭排水を分けるという何十年来の課題を、先送りしないで今こそ計画すべき。こうした社会的インフラの後進性が、こういうときに泣き面に蜂の結果をもたらすのだと思いつつ、今、それを言ってもしょうがないことです。それにしても、一気に宇井純『公害原論』でなくて、中西準子が指摘していた広域下水道の問題に真面目に取り組んでいれば、公害になる工場廃水も、もっと現実的な形で取り締まることができたのにと私個人はずっと思っているのです(← 執念深い)。

昨日のニュースでは、「子どもたちを放射能から守る全国ネットワーク」ができて、不安な気持ちを共有するといったことを、インタビューされた女性が話しておいででした。それでも具体的に首都圏のどこがどんな風にという話はなく、同じニュース枠でソーラーパネルと温泉、野菜工場を備えた柏市の新築マンションがいかに素晴らしいかというのをやっていて、ホットスポットの話は?——と不思議に思いました。営業妨害になるからパス? 柏のようなホットスポットから外れていたとしても、今の時期、首都圏にマンションを買うのは不思議な気がしました。今後、放射能の不安から、大量の神経症者が出て「原爆ぶらぶら病」になっていくのでしょうか。

2012年7月1日追記:
3/21 守谷市・柏市周辺を汚染した放射能プルームについて
http://kenken4433.blog51.fc2.com/blog-entry-1.html


拝読ブログのエントリ
(11183)1人の発達障害疑いと999人のPTSD・神経症(フロイト型PTSD)の子供たち
http://ameblo.jp/phantom-nightmare/entry-10800777232.html
> 百年かけて遺伝病・脳病のうつ病・躁
> 鬱病・統合失調症という「仮説」は
> 「薬と仮称される物質が単剤で劇的に
> 効く」以外は結局何もわからなかった。
> 「仮説」を「定説」扱いして、「薬だ
> けでは治療できない」PTSD・神経症
> という「仮説」の爆発的増加、うつ病
> ・躁鬱病・統合失調症の新規発病の消
> 滅という「現実」を否認した結果、精
> 神医学は科学ではなくなった。

内因性の疾患について「新規発病」の減少が見られることは他のブログにも書かれています。

統合失調症は減少しているのか?
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10271369161.html
> 内因性の時代は終わりを告げ、
> 器質性の時代に入った。 ことを
> 暗示しているのだと思う。

広汎性発達障害のように見える統合失調症は存在する
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10315463347.html
> このような経過になった理由だが、極
> めて軽微な脳器質性障害があったため
> に、統合失調症発症の発病の遅延(de-
> lay)が生じたのであろう。同様なケー
> スでは30歳代発病の人でもみられる。
> 言い換えると、ごく軽微な広汎性発達
> 障害と診断されないほどの器質性背景
> があるために、統合失調症発病を防い
> でいたのだが、遂に爆発してしまった
> といった感じだ。(「遅延」は僕の
> ネーミング)

> 統合失調症は内因性とは言われるが、
> 家族歴を調査すると孤発例に見える家
> 庭があんがい多い。だから、「全く家
> 族歴がないのに統合失調症が発症する
> わけがない」という言い方は少しおか
> しい。今は同胞(つまり兄妹)や叔父
> 伯母、従兄弟が少ないので、なおさら
> そういう風に見えるのである。
>
> つまり、統合失調症に関しては、遺伝
> にヤル気がない。

この「器質性の時代」は重要なキーワードです。
http://www.google.co.jp/cse?cx=partner-pub-9187561643184565%3Airuxefxlfkp&ie=UTF-8&q=%22%E5%99%A8%E8%B3%AA%E6%80%A7%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%22&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

kyupin 先生は、古典的ヒステリーも器質性疾患に入れておいでです。
http://www.google.co.jp/cse?cx=partner-pub-9187561643184565%3Airuxefxlfkp&ie=UTF-8&q=%E3%83%92%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AA%E3%83%BC+%E5%99%A8%E8%B3%AA%E6%80%A7&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2

「但し書き」に注意:
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10245153392.html
> 実は、このブログは常識的にはかなり
> 奇妙なことを言っていることがあるの
> である。(比較的少ないと勝手に思っ
> ているが)
>
> ① 統合失調症がある特殊な意識障害
> ② ヒステリーは器質性疾患
> ③ 躁状態のない躁うつ病がある。

> ちょっと思いついただけでも、すぐに
> これくらいは挙がる。特に①について
> は教科書には「統合失調症は意識障害
> はない」とはっきり書かれているので、
> もし国家試験でこの設問があり、意識
> 障害があるに○をつけたらもちろんミ
> スになる。
>
> この考え方だが、2段階に微妙なもの
> だと思っている。意識障害がはっきり
> あるような統合失調症の人も実際にい
> る。若い頃読んだある書籍で「意識障
> 害を伴う統合失調症は予後良好であ
> る」などの文章を見た事がある。これ
> は今考えると、「非定型精神病性色彩
> のある統合失調症の人は予後が良い」
> と言っているに過ぎないので、この最
> 初の文章は間違いとはいえない。
>
> だから、統合失調症を広くウェールズ
> タイプの人も含めるのなら(参考)、
> 須らく「統合失調症には意識障害は存
> 在しない」という文章は間違いになる。
> 国家試験的には教科書通りに答えなく
> てはならないだけだ。
>
> ただ、僕の特殊な意識障害?という言
> 葉は、薬物治療の経験や病状回復の経
> 過観察から言っているので、上のレベ
> ルの話ではないのである。これは難し
> いので、いずれ内因性の正体の最後頃
> に詳しく書きたいと思っている。
>
> 僕の読者さんには、僕のように変わっ
> た精神科医の熱烈な信者にはなってほ
> しくない。それは過去ログにもあるが、
> 僕は人に依存されたくはないからであ
> る。

私もベタベタするのは大嫌いでして、粘着しているだけです(← 十分、感じが悪いストーカー行為かも知れないが)。

SSRI が出る前の「抗うつ剤治療」の話
抗うつ剤治療と主治医との信頼関係
http://ameblo.jp/kyupin/entry-10028523900.html
> ①すべての患者さんの抗うつ剤の量が
> 少ない。
> ②たいていの患者さんが、うつ状態を
> 引きずっており、軽快している人が少
> ない。
> ③主治医に依存している。
>
> ①に関しては、ルジオミールの処方が
> 多く、たいてい30~60mgくらいだっ
> た。これで良くなっているなら良いけ
> ど、全然良くなっていなくて、皆疲れ
> ている感じだった。③については、特
> に強く感じた。「先生、助けて・・」
> というエネルギーみたいなものが診察
> 中すごく感じられて、こちらも診察の
> たびに疲れてしまうというか、かなり
> エネルギーを使った。もう少しなんと
> かならないものかと思った。
>
> 当時ルジオミールは信頼できる抗うつ
> 剤の1つだったので、こういう人たち
> にはぜひ150mgまで頑張ってほしかっ
> た。結局、彼ら彼女たちは僕が受け持
> って以降、ことごとく良くなり、電撃
> 療法まで必要だった人は1人もいなか
> ったのである。ルジオミールは既に使
> われていたので、最初それを単純に増
> やしていったが、100~225mgまでに
> 良くなる人が多かった。ルジオミール
> でうまくいかない人たちは、アモキサ
> ンやトリプタノール、たまにアナフラ
> ニール、トフラニールで軽快していた
> ような記憶がある。いったん良くなる
> と今度は抗うつ剤を減らしていき、最
> 高量の3分の2か半分くらいでも落ち着
> いている人が多く、結局は元の処方に
> 近づいていった。
>
> 結論を言えば、下手すぎ。処方の仕方
> に思い切りがなさ過ぎるのであった。
> 良くなっていくと、診察場面での様子
> もかなり変わった。あまり僕に依存し
> なくなり、皆なんとなく自立していっ
> た。診察時のこちらのストレスも随分
> と減少したのである、ただ、こういう
> のは精神療法、日頃の診察に仕方にも
> 関係があるような気がしている。
>
> だいたい、どの患者にも言えるけど、
> 主治医を信用しすぎ。処方や治療に少
> しは疑問を持たないと。主治医は親で
> もなんでもないんだから。
う~ん、私は器質性の背景によって疑い深すぎるかも知れないけど。何科の医療機関に受診しても、提案された治療について 全力を上げてクロスチェックをかけて異論があれば言うので、隠れて怠薬したりはしません。そう考えると、私は案外、そう悪くない患者だったかも? 主治医のお蔭様で服薬も通院も今は不要になり、感謝しております、ご尊顔は記憶しておりませんが。

ところで、「少しは疑問を持たないと。主治医は親でもなんでもないんだから」って、お書きですが、親なんか、そんなにアテになるものではありませんよ。ときどき、親をやっていないと分からないだろうということがあるのは、
(1)生まれる前から観察している(← 妊娠したときの自分の食生活への影響や胎動など。息子は胎児期は私のお腹の皮を内側からなでており蹴ったりはしなかった。道路工事でアスファルトをはがす騒音が始まると胎内で飛び上がるなど、生まれる前から音に敏感だった)
(2)生まれてからも現在に至るまで継続して観察している。乳幼児のアウトプット(機嫌、食欲、睡眠など見た目の様子や体温だけでなく、屎尿、皮膚の匂いや味も参考になる)をよく観察し、変化に注意すると役に立ちます。感覚は人それぞれなので、できることは人によって違うと思いますが。


さて、「遺伝にヤル気がない」ことは「『発達障害』という遺伝的な偏り」についても同じだったりしたら?——どうなのでしょうね。

最初の拝読ブログのエントリ
(11183)1人の発達障害疑いと999人のPTSD・神経症(フロイト型PTSD)の子供たち
に戻って、
> 「発達障害」という遺伝的な偏りとい
> う「仮説」の子供たちもうつ病・躁鬱
> 病・統合失調症の消滅のように生まれ
> なくなっているのかもしれない。

その可能性もあります。「変な人」の子が親ほどに「変」とは限らないわけで。実際、「平均と比べると変だけれども自分に比べると、ず~っとマトモ」なような気がするのに何がいけないの?——と感じる親は少なくないかも知れません。

> 仮に存在するとしても確実に存在する
> 膨大なPTSD・神経症の子供たちの中
> から選別し、数十年にわたって経過を
> 追わない限り、うつ病・躁鬱病・統合
> 失調症より実証ははるかに困難である。
> 今の日本の精神医学には不可能なこと
> である。
診断しても「数十年にわたって経過を追わない限り」検証は不可能というのは賛成です。鳥取にいらっしゃる先生のような方は、定年退職まで30年くらいありそうなので期待しております。石の上にも30年ですよ。

しかしながら、

> 仮にまぐれで本物の発達障害児が発達
> 障害と診断されていても、適切な「療
> 育」を受けている可能性はなく、不必
> 要な投薬を受けているだろうから当然
> 結果は最悪である。まず白紙にもどせ。

というのは、どうかと思われます。同じアメブロの発達障害先生は、診断を活かして、ともくんを大事に育てておいでです(参考1参考2)。
http://ameblo.jp/autist/entry-10794396498.html
http://ameblo.jp/autist/entry-10633592800.html

2012年3月7日追記:ADHDの診断、治療薬物の治験ともに疑わしいという話。
http://touyoui.blog98.fc2.com/blog-entry-4.html#comment2566



皆さまも、お大事に。