ノーマルとストック
茜 「先生!ジャグラーって、ボーナス終了後何ゲームまで回せばいいんですか?」
先生「やめたいと思ったらいつでもどうぞ。」
茜 「え?100ゲームまで回すとか、そういうのはないの?」
先生「ないよ。別にBIGが終わったら即ヤメてもいいし。」
茜 「だって、吉宗はボーナス終了後193ゲーム、銭形は181ゲームとかあるじゃないですか。」
先生「吉宗や銭形とジャグラーは全然違う機種だからね。どれもAタイプだけど。」
茜 「どういうこと?」
先生「ジャグラーは、レバーをたたいて内部でボーナスが成立したら、すぐボーナス絵柄を揃えられる。こういうのを”ノーマルAタイプ”または”純Aタイプ”っていうんだよ。」
茜 「吉宗は?」
先生「吉宗をはじめ、今ある機種のほとんどはストック(ST)機と呼ばれるもので、これはジャグラーのようなノーマルAタイプとちょっと違うんだよ。」
茜 「ストック……貯める?」
先生「そう。簡単に言うと、レバーをたたいて内部でボーナスが成立しても、すぐに揃えられないんだ。そのかわり、内部にボーナスをたくさん貯めこんでるわけ。」
茜 「じゃあ、八大将軍の文字が光ってボーナス確定!ってなるのはどうして?」
先生「内部で貯めこんだボーナスは、ある一定の条件を満たすと揃えられるようになります。貯めてあるボーナスを短期間で集中的に吐き出すことで、連荘(レンチャン)が起こるんだよ。吉宗だと、その連荘が193ゲーム以内に起きる。」
茜 「ジャグラーも連荘するじゃないですか。」
先生「あれは、たまたまボーナスが早い時期に成立して連荘してるだけ。中にボーナスなんて貯まってないんだからね。吉宗は連荘するようにできてる。この違いが分かる?」
茜 「( -ω-)ンー 過失と故意みたいな…」
先生「犯罪じゃないんだから。。。」
茜 「自力と他力みたいな…」
先生「全部微妙にずれてる気がするけど、何となく分かってるみたいだね。。。」
茜 「だって、説明するの難しいんですもん!( ゚Д゚)」
先生「理解してくれてればいいんだけどさ。」
茜 「で、一定の条件、て何ですか?」
先生「条件は機種によって違うんだけど、吉宗だと『特定のゲーム数まで回す』のが基本。」
茜 「特定のゲーム数まで回せばボーナスが成立するの?」
先生「いや、すでに成立してるボーナスを放出するの。」
茜 「え~と、まとめると、レバーをたたいてボーナスが成立する。で、特定のゲーム数回すとそれが放出される。これで合ってる?」
先生「そのとおり。」
茜 「ジャグラーは、レバーをたたいてボーナスが成立する。で、すぐ光る。」
先生「そう。ストック機は、わざとハマリと連荘を繰り返すようにできてるんだよ。」
茜 「ジャグラーも、連荘するようにできてるのかと思ってた…」
先生「残念ながら、そうじゃないんだよね。パチンコのように、ボーナス確率が変動するならあり得るけど。」
茜 「じゃあ、吉宗も、内部のボーナス確率は変わらないけど、表面上連荘するようにできてる、と。」
先生「そういうこと。じゃあストック機の仕組みについて説明しよう。」
茜 「まった!」
先生「ん?」
茜 「頭が混乱してきたので、いったん休憩(* ´∀`)」
先生「休憩するのはかまわないけど、今までストックしてきた知識を吐き出さないようにね。。。」
茜 「分かってます!ヽ(#`Д´)ノ」
AT機
茜 「わたしのタイプは優しい人です( ・∀・)」
先生「…まだ言ってるヽ(;´Д`)ノ」
茜 「ちゃんと聞いてます?わたしの話。」
先生「昨日からずっと聞いてるよ。。。」
茜 「んじゃ、パチスロの話でもしましょうか。」
先生「パチスロの話でも、って…。こっちがメインでしょ。」
茜 「ん?細かいことは気にしない!(*≧▽≦)」
先生「ふぅ…。じゃあ、昨日の続き。」
茜 「は~い」
先生「パチスロはA・B・Cの3つに分類できる、っていう話をしたね。」
茜 「で、ATがどうとか言ってましたよね。ATってオートマの略?」
先生「それは車でしょ。」
茜 「んじゃ、何の略?」
先生「ATはアシスト・タイムの略だよ。」
茜 「アシスト?」
先生「そう。最近の機種だとAT機はほとんどないけどね。少し前までは主流だったんだ。」
茜 「へ~。どんなのがあるの?」
先生「獣王やアラジンA、サラリーマン金太郎、猪木…。あげればキリがないんだけど。」
茜 「北斗の拳は?」
先生「北斗の拳は純粋なAT機とは言い難いけど、一応AT機として分類できるね。」
茜 「そうなんだぁ。」
先生「じゃあ、AT機の仕組みについて説明します。」
茜 「難しそう…」
先生「そんなに難しくないよ。その名のとおり、アシストしてくれる機能なんだ。」
茜 「アシスト…」
先生「一般的なのが、押し順をアシストしてくれるタイプ。北斗の拳も、敵キャラで押し順が表示されるでしょ。」
茜 「昨日も言ってましたね。」
先生「北斗の拳は、毎ゲーム高確率でベルが成立してるんだけど、押し順が合ってないと揃えられないんだよ。で、BBに突入すると、その押し順を教えてくれる。」
茜 「毎ゲーム?ってことは、BB中じゃなくても押し順が合ってればバンバン揃うってこと?」
先生「そうだよ。ただ、押し順が全部で6通りあって、ベルが成立するごとに押し順も内部で決められるから、外から完璧に見抜くのは不可能になってる。」
茜 「6通りっていうのは、【左→中→右】【左→右→中】【中→左→右】【中→右→左】【右→左→中】【右→中→左】ですね。これはいくら勘が冴えてても当たりそうにないなぁ…。」
先生「もう一つ、【押し順不問】ってのもあるけどね。これだと、どういう押し順で押しても揃います。」
茜 「んじゃ、厳密に言うと、全部で7通りだ。」
先生「うん。あと、押し順じゃなくて、特定絵柄を教えてくれるAT機もあるよ。猛獣王なんかがそのタイプ。」
茜 「それも、毎ゲーム小役が成立してるんですか?」
先生「そう。逆に言うと、ほぼ毎ゲーム小役を取りこぼしてる、ってことになるね。」
茜 「こればっかりは目押しだけじゃどうしようもないですよねぇ。」
先生「他に、AT機能とST機能やRT機能を合体させた機種もあるよ。」
茜 「へ??」
先生「ST・RTについては、また次回ね。」
茜 「ケチケチしないで教えてくださいよぉヽ(#`Д´)ノ」
先生「一つひとつしっかり覚えないと、頭がパンクするよ。」
茜 「すっきり覚えられるよう、誰かアシストしてくれないかしら…」
どれがタイプ?
茜 「先生!大変です!」
先生「どうしたの?」
茜 「この台…JACゲームが2回でBIG終わっちゃいました(。´Д⊂)」
先生「だって、そういう台だから。」
茜 「え?JACゲームってどの機種も3回あるもんじゃないの?」
先生「”パチスロ”と一口に言えど、実は種類があるんだよ。」
茜 「そ、そうなんだぁ…。壊れたのかと思った( ´∀`)つ」
先生「じゃあ、この機会にパチスロのタイプについて説明するね。」
茜 「私のタイプは…やさしい人かな♪」
先生「…でね、まずAタイプ・Bタイプ・Cタイプという3つに分類できるんだけど…」
茜 「無視するな~~!!ヽ(#`Д´)ノ」
先生「やさしい人がタイプなんでしょ。早く見つかるといいね。」
茜 「軽く流すな~~!!ヽ(#`Д´)ノ」
先生「分かったよ。あとでちゃんと聞くから。。。」
茜 「約束ですよ! で?」
先生「だから、パチスロは大きく分けてA・B・Cの3つに分類できるんだよ。」
茜 「A・B・C?」
先生「そう。まず、Aタイプ。これはJAC(ボーナス)ゲームが3回あるタイプのこと。」
茜 「私が良く打ってるジャグラーとか?」
先生「あと、吉宗や銭形もそうだね。一番メジャーなのがAタイプ、ということになるかな。」
茜 「そうなんだ~。」
先生「雑誌なんかだと、この後ろに数字がついて表記されてることもあるよ。”A-400”っていう感じで。」
茜 「それって、どういう意味?」
先生「『これはAタイプのパチスロ機で、一回のBIGでだいたい400枚ぐらい獲得できますよ』っていう意味。」
茜 「ふ~ん。それを見れば、種類と獲得枚数が分かるってわけね。」
先生「うん。次に、Bタイプ。これは、JACゲームが2回までのタイプ。」
茜 「あ!私がさっき打ってたやつだ!」
先生「別に故障とかじゃなくて、Bタイプだったんだよ。」
茜 「それならそうと先に言ってくれればいいのに!イヂワル!ヽ(#`Д´)ノ」
先生「実際に体験してから説明したほうがすぐ理解できるかな、と思って。」
茜 「…そうやって、私が驚いたりしてるの見て楽しんでるんでしょ!」
先生「まぁ、それもある…」
茜 「ひどい・゚・(つД`)・゚・」
先生「でも、勉強になるからいいじゃない。」
茜 「いつか仕返ししてやるんだから…」
先生「はいはい。。。で、Bタイプの機種といえば、巨人の星や夢夢ワールドDX、ウルトラマン倶楽部STが代表的です。」
茜 「ふむふむ(*・ω・) もういっこのCタイプっていうのは?」
先生「これは、ビッグボーナスがないタイプ。」
茜 「え?それ、どうやってメダル増やすの?」
先生「主にATで増やすんだよ。あと、レギュラーとね。」
茜 「AT??」
先生「ATについては次回説明するけど、簡単に言うと、指示された押し順どおり打てばいいだけ。北斗の拳はCタイプに属するよ。」
茜 「あ~。あれ、BBに突入したら押し順が敵キャラで表示されてますね。」
先生「北斗の拳は、【10回のAT+レギュラー】でワンセット。これが3回続くと、普通のAタイプみたいになるんだよ。」
茜 「どういうこと?」
先生「ジャグラーだと、30回の小役ゲームと3回のJACゲームがあるでしょ。それを3等分すると、10回の小役ゲームと1回のJACゲームになるね。北斗の拳では、小役ゲーム→AT、JACゲーム→レギュラーになっていて、擬似BIGになってる。」
茜 「ああ、なるほど( ・∀・)」
先生「Cタイプの機種は少ないんだけど、他にはゴールドXR、スーパービンゴなんかがあります。」
茜 「AタイプがJAC3回、BタイプがJAC2回、CタイプがBIGなしの変わったやつ、と。」
先生「どれが好み?」
茜 「う~ん。。。やさしい人!」
先生「ε-(;ーωー)フゥ…」
交換率と設定の関係
先生「交換率については分かった?」
茜 「はい、何となく…。ま、北海道はほとんど等価交換らしいのであんまり関係ないかな( ´∀`)つ」
先生「そうだね。パチンコも等価交換にする店が増えてきたし。」
茜 「でも、等価交換のお店と6枚交換のお店だったら、絶対等価のほうに行くなぁ。」
先生「5枚で100円と6枚で100円では、枚数が多いほど差が大きいからね。」
茜 「そうそう。6枚交換だと、サンドに千円入れたら既に負けてるわけだし…ヽ(;´Д`)ノ」
先生「等価交換でも、サンドに千円入れて、それをそのまま換金する人はいないと思うけど。」
茜 「そりゃそうですけど…。で、この交換率と設定が関係ある、って言ってましたよね?」
先生「うん。」
茜 「何がどーなってそーなっちゃうんですか?」
先生「あれがこーなってあーなっちゃったんだな。」
茜 「あ~、なるほど。。。
って、分かるかぁヽ(`Д´#)ノ」
先生「まぁまぁ。」
茜 「『まぁまぁ』の一言で流されるわけないでしょ!」
先生「まぁまぁ、落ち着いて。」
茜 「…もういいです(-ω-。`)」
先生「じゃあ、本題に入ります。」
茜 「相変わらずサラッとしてますね。慣れましたけど。。。」
先生「人間の環境適応能力はすごいね。」
茜 「さっさと本題に入ってください!」
先生「自分でそらしてるくせに…」
茜 「(゚Д゚)ハァ?」
先生「何でもないです。で、交換率と設定の関係ですが…」
茜 「┣¨‡┣¨‡」
先生「等価交換より、6枚交換のほうが全体の設定が高いです。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ そうなんですか!?」
先生「7枚交換だとさらに高くなります。」
茜 「まじ!?」
先生「6枚交換ならどこの店でも設定が高い、というわけじゃないけどね。あくまで一般論です。」
茜 「なんで設定が高いの?」
先生「冒頭で話したように、等価交換以外だとサンドに千円を入れてメダルを借りた時点で負けてるから。」
茜 「えっと…」
先生「つまり、多少設定を高くしても、交換率の差があるから店側はあまり損をしない、ってこと。」
茜 「分かったような分からないような…ヽ(;´Д`)ノ」
先生「たとえば、等価交換で設定3の台を打ったとします。1万円投資して、600枚メダルを獲得しました。」
茜 「600枚だと…等価交換では1万2千円ですから、2千円プラス。」
先生「これが6枚交換だったら?」
茜 「6枚交換で600枚だったら…1万円。プラスマイナスゼロですね。」
先生「交換率の違う店で同じ設定の台を打ったら、勝てる額が違ってくる。」
茜 「だから、等価のほうがお得です♪」
先生「じゃあ、6枚交換のお店で設定4の台を打ったとします。1万円投資して、720枚のメダルを獲得しました。」
茜 「6枚交換で720枚…1万2千円で2千円プラス。あ!勝ち金額は等価交換の設定3と同じになりますね。」
先生「これは単純計算をもとにした例えだけど、交換率の差で設定が変わるというのは、こういうわけ。」
茜 「ん~と、6枚交換では設定が高いかもしれないけど、勝てる額は等価交換と変わらないってこと?」
先生「大げさに言うと、そうなるね。」
茜 「なるほど( -ω-)」
先生「でも、等価交換なら全台設定1~3、6枚交換なら全台設定4~6、なんてことはないから。全体の平均設定が少し違うくらいです。」
茜 「まとめると…」
先生「うん?」
茜 「やっぱ等価のほうが好き(≧∇≦)」
茜のひとりごと#2 (∂∂)v
いつも読んでいただいてありがとうございます♪
いろいろな事情により、パチスロの世界に足を踏み入れる事になった茜です。
今日は、私が初めてパチスロを打った時のお話です。
先生には「出る日」と「出ない日」があるらしく、私は普通にバイトやってますので、なかなか一緒に行く日程が合わなかったのですが、ようやく打ちに行く事が決まった日の前日。
「じゃ、まずこれ覚えてね。」
と差し出された1枚の紙。
なんと、ジャグラーの設定1~6のBIG&REGの確率を説明し始めた先生でした…。
馬の耳に念仏
猫に小判
ぬかに釘
何を言ってるんだ、こいつは~??
そんなことより7を揃える方法を教えてくれた方がいいんじゃないの~??
「設定1はダメってことね、数字苦手なの、説明はもういいわ」
「勝ちたかったら覚えた方がいいよ…。」
「ま、打ってからまた教えて」
「・・・。」
設定がある事さえ知らなかった私は、理解不可能なまま、ワクワクでお店に行ったのでありました。
設定の説明なんてすっかり忘れて、没頭。
そういえば、設定ってどうやったら上がるんだっけ…?
(注・上がりません)
台のどっかに書いてあったかな…?
(注・書いてません)
なんて思ったのは、打ち終わった後。
「設定って何だっけ?」
「だからね…」
・・・
「…ってことは、設定6の台に座れば、誰でも勝てるってことじゃん!? 上手い下手関係ないってこと~?!」
「ま、簡単に言えばそういうことだね。特に最近のパチスロは。」
「納得いかねぇ~!!」
そんなこんなで、設定が重要だとか、高設定台を探したり座ったりする自体がすごく難しいんだってのが分かったのは、ずっーと後の事でした。
がっ!
先生に一言...
最初にそんなこと説明されたって分らんっつーの…♪
交換率って何?
先生「昨日、メダルを現金に換えるまでの流れを説明してもらったけど、今日は交換率についてのお話です。」
茜 「交換率…。難しそうですねヽ(;´Д`)ノ」
先生「いや、難しく考えなくても大丈夫だよ。じゃあ順を追って説明しよう。パチスロで遊ぶとき、まずどうする?」
茜 「えっと、台の横についてるサンドに千円入れて、メダルを50枚借ります。」
先生「そうだね。千円で50枚、つまり1枚20円ということです。その他、パチスロの遊び方についてはココ を読んでください。」
茜 「ふむふむ(*・ω・)」
先生「じゃあ、この50枚をそのままジェットカウンターに流してレシートをもらったとしよう。当然、レシートには”50枚”と書かれています。」
茜 「50枚って書かれてなかったら、怪しいお店ということですね…」
先生「そこら辺の話はまた今度。で、それをカウンターに持って行って特殊景品と交換してもらいます。」
茜 「昨日私が説明したことですよね。」
先生「うん。この特殊景品、実は交換率によっていくら分もらえるか変わってきます。」
茜 「??」
先生「等価交換(=5枚交換)、と書かれている店だと、50枚のレシートを渡せば千円分の特殊景品と交換してくれます。」
茜 「千円で50枚借りたんだから、50枚で千円になるのは当然でしょ?」
先生「ところが、等価交換じゃない店は違うんだよ。」
茜 「どういうこと?」
先生「たとえば、6枚交換、と書かれている店だとします。」
茜 「うん。」
先生「この場合、50枚のレシートを渡しても、800円分の特殊景品しかもらえません。最低交換額が500円だとすると、500円分しかもらえないんです。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ え!!」
先生「最低交換額というのは、文字通りの意味。『うちは○○円から交換しますよ』ってこと。200円のところもあれば、500円のところもあります。」
茜 「等価交換で200円だと、メダル10枚から、500円だと25枚からってことですか。」
先生「そう。それ以下は切り捨てされるか、ガムとかお菓子に換えてくれます。」
茜 「そうなんだぁ。」
先生「6枚交換というのは、6枚で100円ということ。最低交換額が200円なら12枚から、500円なら30枚からということになります。」
茜 「等価交換は5枚で100円だから……等価交換じゃないと損するってことですね(((( ;゚Д゚)))」
先生「そういうこと。」
茜 「んじゃ、3000枚だったら…」
先生「計算式は以下のとおりです。」
等価交換 … 3000÷5x100=60000(円)
6枚交換 … 3000÷6x100=50000(円)
茜 「1万円も差が出ちゃうんですか。。。」
先生「そう。店によっては8枚交換なんてのもあるから、あらかじめ確認したほうがいいね。」
茜 「等価のお店探したほうが良いってことですね!」
先生「いや、そうとも限らないんだよ。」
茜 「なんで?損するだけなのにヽ(;´Д`)ノ」
先生「じゃあ、次回は交換率と設定の関係について説明しようかな。」
茜 「どう関係あるんだろう…( -ω-)」
特殊景品で現金ゲット!
先生「今日は交換率について説明しようと思ってたけど、その前に交換について説明しなきゃね。」
茜 「それ、私が説明しまーす(*・ω・)ノ」
先生「Σ(゚Д゚ノ)ノ 今日はどうしたの?」
茜 「いつも教えられてるばかりじゃつまらないので。」
先生「そう。じゃあ、どうぞ。」
茜 「がんばりま~す( ・∀・) まず、自分の持っているメダルをジェットカウンターに流します。ジェットカウンターとは、メダルが何枚なのかを高速かつ正確に数えてくれる機械です。」
先生「これは、大抵店員さんがやってくれるね。自分で流すところもたま~にあるけど。」
茜 「そうですね。近くに店員さんがいなかったら、大声で呼びましょう。」
先生「…。ちゃんと店の中にカメラがついてて、ジェットカウンターの前で待ってる人がいたら店員さんに指示が出るから、大声で呼ばなくても大丈夫です。」
茜 「そこ!口を挟まない!( ゚Д゚)」
先生「はい…。」
茜 「で、そこでメダルが何枚だったか書かれたレシートが渡されます。それをカウンターに持って行くと、店内に陳列してある物品と交換するか、特殊景品と交換するか選べます。」
先生「(メダル→現金、という風に直接は換金してくれません。違法だから。)」
茜 「小声で何言ってるの??」
先生「気にせず、先をどうぞ( ´∀`)」
茜 「自分のほしいモノが特になければ、特殊景品と交換しましょう。『両替でよろしいですか?』と聞かれることがありますが、これは『特殊景品と交換しますか?』という意味です。」
先生「(ちなみに、特殊景品はプラスチック板の中に金が入ってるモノが主流です。)」
茜 「……。で、その特殊景品を景品交換所、あるいは両替所に持って行きます。そこで特殊景品を出すと、現金に換えてくれます。」
先生「(正しくは、特殊景品を買い取ってくれるんです。)」
茜 「言いたいことがあるならハッキリ言いなさい!( ゚Д゚)」
先生「口を挟むな、っていうから小声で邪魔にならないように話してたんだけど。。。」
茜 「男らしくない!」
先生「どうしろと…ヽ(;´Д`)ノ」
茜 「黙って聞いててください!」
先生「はいはい」
茜 「景品交換所の場所ですが、分かりやすく同じ敷地内・建物内にある場合と、ちょっと離れてて分かりづらいところにある場合があります。どちらにしても、どこに交換所があるのか分からなければ店員さんに聞いてくださいね。」
先生「(うずうず)」
茜 「…。補足したかったら、どーぞ。」
先生「同じ敷地内にあるかどうか、これは地域によって違います。警察の指導方法が違うからです。」
茜 「そんな雑学いりません!( ゚Д゚)」
先生「何で店によって交換所の場所が違うのか、疑問を持つ人がいるかな~と思って。」
茜 「そういえば、何で?」
先生「だから、今説明したでしょ。」
茜 「( ´∀`)アハハ」
先生「笑ってごまかしてるし…」
茜 「気にしないきにしない!で、交換の説明は終わりましたが、どうでした?」
先生「ちょっとだけ注意点を。」
茜 「何?」
先生「ジェットカウンターにメダルを流した時、特殊景品をもらった時、現金と交換した時、必ず正しく合っていたかを確認してください。特に、景品を現金と交換した時は、後からのクレームが一切効きません。」
茜 「あ~。私はトラブったことありませんけど、交換所って後ろに並んでる人に悪いと思ってすぐよけちゃうんですよね。」
先生「その場を立ち去った後に気づいても遅いですから、必ずその場で確認しないとダメです。」
茜 「気をつけま~す。あとは?」
先生「その他補足はありません。おつかれさまでした( ・∀・)」
茜 「やっぱり、私のほうが説明上手なんじゃないかしら。」
先生「じゃあ、交換率についての説明もよろしく~。」
茜 「それ、詳しく知らないのでパス!」
先生「今日はたまたま知ってる内容だったから説明したかったのか…(´Д`)」
機械割
先生「機械割とは、IN枚数に対するOUT枚数のことです。」
茜 「…(゚д゚lll)」
先生「どうしたの?」
茜 「何の前触れもなく、いきなり説明入られたらビックリしますって!」
先生「簡潔にまとめたほうがいいかな、と…。」
茜 「物事には順序というものがあるんです( ゚Д゚)!!」
先生「たまにまともなこと言うよね。」
茜 「いつも、まともです!」
先生「そう?」
茜 「そうです! で、今日は機械割の話なんですね。」
先生「うん。設定の話は昨日したけど、各設定ごとに機械割というものがあります。」
茜 「それが、INなんとかに対する何とかかんとか、なんですね( ・∀・)」
先生「分かってない気がする。。。ヽ(;´Д`)ノ」
茜 「もうちょっと具体的に説明お願いします♪」
先生「IN枚数というのは、台にメダルを入れた枚数。OUT枚数は、台から払い出された枚数です。」
茜 「まさに文字どおり、と。」
先生「そう。で、これを基に計算すると、設定毎の期待値が分かるというわけです。」
茜 「設定6ならどれくらい出るか、が分かるんですね。」
先生「ただし、あくまで目安です。その値どおりに出るわけではありません。」
茜 「そうなんだ。計算はどうやってするの?」
先生「まず、肝心の機械割が分からないとね。これは各メーカーのサイトや雑誌に載ってます。例えば、ジャグラーTMの機械割は、北電子のサイト を見れば載ってます。」
茜 「えっと…。ジャグラーTM設定6の機械割は、107.18%って書いてありますね。」
先生「まず、その数字を覚えておいてね。」
茜 「107.18…107.18……107.18………・・・(★´-ω-).。oOO グゥグゥ」
先生「…。」
茜 「Σ(´д`*)ハッ… 数字を覚えようとするだけで眠くなります。。。」
先生「寝ててもいいよ。」
茜 「ちゃんと起きてます!( ゚Д゚)」
先生「よろしい( ・∀・) で、先ほどでてきたIN枚数というのは、ゲーム数によって変わります。1ゲームは3枚で計算するので、1000ゲーム回すと、1000(ゲーム)x3(枚)=3000枚。」
茜 「それぐらいの計算なら簡単ですね( ´∀`) 」
先生「じゃあ、その3000枚に107.18%を掛けてみて。」
茜 「3000(枚)x107.18%は…3215.4と出ました。」
先生「それが、OUT枚数です。」
茜 「これだけ勝てる、ってことですか。」
先生「いや、そのOUT枚数から、さっきのIN枚数をひかなきゃ。」
茜 「3215.4(枚)-3000(枚)=215.4(枚)です。」
先生「そこで計算は終わり。ジャグラーTMの設定6を1000ゲーム回すと、プラス215.4枚になる、ということです。」
茜 「それを金額に換算すると?」
先生「端数を切り捨てて215枚とすると、等価なら4300円だね。」
茜 「等価?」
先生「交換率のこと。これはまだ説明してなかったから、次回説明します。」
茜 「( ・∀・)ゞ ハーイ」
先生「最初のほうで言ったように、この機械割というのはあくまで目安です。むしろ、この機械割どおり出るほうが稀、と覚えておいてください。」
茜 「んじゃ、普段はあまり気にしなくていいんですね。」
先生「うん。機械割が高いほど、勝てる可能性も高くなる、って覚えててもいいよ。」
茜 「これ、機械割が100%きってるとどうなるんですか?」
先生「その分マイナスになる、つまり負ける可能性が高いってこと。」
茜 「ジャグラーTMだったら、設定3から100%超えてるから、設定1・2を打つと負ける可能性が高いんですね。」
先生「よくできました( ・∀・)」
パチスロの設定?
茜 「昨日まで確率について難しい話を聞かされて、頭が混乱してきました…。」
先生「パチスロの話、というよりは数学の話だからね。」
茜 「数学なんて、もう忘れました。まじめに勉強しておけば良かったヽ(;´Д`)ノ」
先生「後悔先に立たず、ってね。」
茜 「今日は、もう少し簡単な話をしてください。。。」
先生「じゃあ、今までの話に出てきた、設定について少し説明しようか。」
茜 「設定、ですか。私が初めてパチスロ打つ前に教えられたのが設定だった気が。」
先生「理解してなかったようだけど。」
茜 「パチスロのパの字も知らなかったんだから、当たり前ですヽ(#`Д´)ノ」
先生「まぁまぁ…」
茜 「で、設定って具体的にどういうもんですか?」
先生「どの機種にも、必ず6段階の設定機能がついています。一番低い(悪い)のが設定1、一番高い(良い)のが設定6、ということになります。」
茜 「それって、どうやったら分かるの?」
先生「残念ながら、外から完璧に台の設定を見抜くことは非常に難しいです。台のドアを開けないと分かりません。」
茜 「開ければ分かるのね…从‘∀‘从イヒッ♪」
先生「勝手に台のドアを開けたら店から締め出されるからね…。ちゃんと鍵もついてるんだから。」
茜 「冗談ですよ、じょーだん。」
先生「…。」
茜 「なんですか、その間はっ!!ヽ(#`Д´)ノ」
先生「いや、別に…。とにかく、設定は打ち手(客)に分からないようになっています。パチンコなら釘を見れば分かるんだけどね。」
茜 「で、設定って何に関係するんですか?」
先生「ハッキリ言うと、設定の良し悪しで勝てるかどうかが左右されます。」
茜 「設定1なら負ける、設定6なら勝てる、ってことですか。」
先生「必ずしもそうなる、というわけじゃないよ。設定6で負けることもある。とくに短時間勝負だとね。」
茜 「じゃあ、あんまり意味ないじゃん…。」
先生「でも、毎日設定1を打ってる人と、設定6を打ってる人がいたら、後者に軍配が上がります。設定6=勝てる可能性が非常に高い、ということだから。」
茜 「でも、自分の打っている台が設定6かどうかは分からないんでしょ?」
先生「勉強すれば、ある程度は分かるよ。それは追々機種別で説明するからね。」
茜 「また勉強なのね…ヽ(;´Д`)ノ」
先生「勉強せずに運だけでは勝てません(キッパリ)。ギャンブルは必ず胴元が勝つようにできてるんだから。パチスロも例外ではないよ。」
茜 「設定が勝敗を左右する、というのは分かりました。実際のところ、設定6だったらどれくらい勝てるもんなんですか?」
先生「それは、機械割を見るしかないね。これは飽くまで目安なんだけど。」
茜 「機械割?」
先生「そう。また数字の話になるから、明日詳しく説明します。」
茜 「数字キライ…(-ω-`;。)」
確率のお話~確率は収束する?
先生「それでは、昨日の続き。確率の収束についてです。」
茜 「私、気になって全然眠れませんでした…。」
先生「じゃあそれを解消してあげよう。」
茜 「お願いしまぁ~す (ネムイ…('Д⊂)」
先生「まず、昨日話したとおり、パチスロの抽選の仕組みはサイコロと同じ。独立試行です。そして、この試行を繰り返していくとだんだん定められた値に近づいていきます。サイコロなら、振れば振るほど”1”の出る確率が1/6に近くなる。」
茜 「で、パチスロはBIG確率やREG確率は設定ごとに決まってますから、回せば回すほどその値に近づいていくんですよね。」
先生「そう。眠いほうが頭冴えてるんじゃない?」
茜 「余計なお世話です(#゚Д゚)」
先生「ごめんごめん…。話を元に戻すけど、ジャグラーTMの設定6のBIG確率は約1/240だよね。」
茜 「はい」
先生「では、ジャグラーTMの設定6を打ってたとします。でも、2000ゲーム回してBIGが5回しかきませんでした。このとき、見た目ではBIG確率はいくつになる?」
茜 「えっと、400ゲームに1回ってことですから、1/400です(´∀`*) 」
先生「うん、そうだね。設定6のBIG確率は1/240のはずなのに、今は1/400になっている。じゃあこの台を打ち続けたらどうなると思う?」
茜 「だんだん1/240に近づくんじゃないかな。それまでひけなかった分のBIGがきて…」
先生「そこが間違い。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ え…」
先生「確率の収束、というのは、あくまで長い目で見た時、それまでの試行を全部振り返った時に何となく1/240ぐらいだな、という感じのモノ。強制的に定められた値に引き戻すわけじゃないんだよ。」
茜 「(?_?)」
先生「つまり、BIGが400ゲームに1回の割合でしかひけてないからといって、その後BIG確率が1/100ぐらいになって、強制的に1/240になるように働きかけるわけじゃない、ってこと。」
茜 「そうなんですか…。って、まだあんまり良く分かってないかも…。」
先生「簡単に言うと、いくら設定6を一日中打ったからといって、最終的にきっかり1/240になるわけじゃない。」
茜 「なんで??」
先生「そんな機能付いてないから。あと、試行回数自体足りないから。」
茜 「一日打ったぐらいじゃ、足りないんですか。。。」
先生「少なくても数十万ゲーム回さなきゃ分からないよ。それでも、総ゲーム数とBIG回数を見て、だいたい1/240ぐらいだな、って感じにしかならない。」
茜 「なんだ…。んじゃ、ハマってるから連荘して引き戻すとかいうのはないんですね。」
先生「もしそういうのがあったら、たまたまそうなっただけのことです。」
茜 「相変わらず理論的ですね…(;´Д`A ```」
先生「ま、それで今まで打ってきたからね。」
茜 「夢がないなぁヽ(;´Д`)ノ」
先生「夢を追い求めたほうが楽しいんだけどね。それだけでは勝てないのも現実です。さて、眠れない原因がなくなったことだし、安心して夢の中に入ったら?」
茜 「ふぁ~い。そうします。。。Zz(ρω-)oο」