確率のお話~確率は収束する?
先生「それでは、昨日の続き。確率の収束についてです。」
茜 「私、気になって全然眠れませんでした…。」
先生「じゃあそれを解消してあげよう。」
茜 「お願いしまぁ~す (ネムイ…('Д⊂)」
先生「まず、昨日話したとおり、パチスロの抽選の仕組みはサイコロと同じ。独立試行です。そして、この試行を繰り返していくとだんだん定められた値に近づいていきます。サイコロなら、振れば振るほど”1”の出る確率が1/6に近くなる。」
茜 「で、パチスロはBIG確率やREG確率は設定ごとに決まってますから、回せば回すほどその値に近づいていくんですよね。」
先生「そう。眠いほうが頭冴えてるんじゃない?」
茜 「余計なお世話です(#゚Д゚)」
先生「ごめんごめん…。話を元に戻すけど、ジャグラーTMの設定6のBIG確率は約1/240だよね。」
茜 「はい」
先生「では、ジャグラーTMの設定6を打ってたとします。でも、2000ゲーム回してBIGが5回しかきませんでした。このとき、見た目ではBIG確率はいくつになる?」
茜 「えっと、400ゲームに1回ってことですから、1/400です(´∀`*) 」
先生「うん、そうだね。設定6のBIG確率は1/240のはずなのに、今は1/400になっている。じゃあこの台を打ち続けたらどうなると思う?」
茜 「だんだん1/240に近づくんじゃないかな。それまでひけなかった分のBIGがきて…」
先生「そこが間違い。」
茜 「Σ(・ω・ノ)ノ え…」
先生「確率の収束、というのは、あくまで長い目で見た時、それまでの試行を全部振り返った時に何となく1/240ぐらいだな、という感じのモノ。強制的に定められた値に引き戻すわけじゃないんだよ。」
茜 「(?_?)」
先生「つまり、BIGが400ゲームに1回の割合でしかひけてないからといって、その後BIG確率が1/100ぐらいになって、強制的に1/240になるように働きかけるわけじゃない、ってこと。」
茜 「そうなんですか…。って、まだあんまり良く分かってないかも…。」
先生「簡単に言うと、いくら設定6を一日中打ったからといって、最終的にきっかり1/240になるわけじゃない。」
茜 「なんで??」
先生「そんな機能付いてないから。あと、試行回数自体足りないから。」
茜 「一日打ったぐらいじゃ、足りないんですか。。。」
先生「少なくても数十万ゲーム回さなきゃ分からないよ。それでも、総ゲーム数とBIG回数を見て、だいたい1/240ぐらいだな、って感じにしかならない。」
茜 「なんだ…。んじゃ、ハマってるから連荘して引き戻すとかいうのはないんですね。」
先生「もしそういうのがあったら、たまたまそうなっただけのことです。」
茜 「相変わらず理論的ですね…(;´Д`A ```」
先生「ま、それで今まで打ってきたからね。」
茜 「夢がないなぁヽ(;´Д`)ノ」
先生「夢を追い求めたほうが楽しいんだけどね。それだけでは勝てないのも現実です。さて、眠れない原因がなくなったことだし、安心して夢の中に入ったら?」
茜 「ふぁ~い。そうします。。。Zz(ρω-)oο」