母娘の慶州&安東旅行②は春の仏国寺の様子をお伝えします。
これまで仏国寺 には何度も行ったことがありますが、春に行くのは初めて。
そして、慶州を初めてくる母にはぜひ見せたいと思っていた場所です。
仏国寺に関してはこちらのブログ記事で詳細をアップしてありますのでどうぞ。
2013年10月13日(日) 慶州・金海の旅③【仏国寺】
仏国寺には正門と後門のどちらからでも入ることができます。
今回は後門から入りました。
境内までゆったりとした上り坂が続きます。
母はここで、韓国人の旅行(服)スタイルについて言及・・・w
「登山にし来ているわけではないだろうに何でみんな登山スタイルなんだろう・・・。しかも、派手だし・・・」
この一言に私は爆笑ww 「中年の韓国人の流行なんだよ」と説明しておきましたww
さて。仏国寺のことをもう少し書くと・・・
ソウルにある宗廟、同じ慶尚北道にある海印寺蔵径版殿と一緒に1995年に韓国で初めてユネスコ世界文化遺産に石窟庵と共に登録されました。(2009年には史跡第502号にも指定)
仏国寺には全部で7点の国宝があります。
多宝塔(国宝第20号)、仏国寺三層石塔(国宝第21号)、青雲橋・白雲橋(国宝第23号)、石窟庵(国宝第24号)、金銅毘盧遮那仏坐像(国宝第26号)、金銅阿弥陀如来坐像(国宝第27号)、蓮華橋・七宝橋(国宝第22号)
新羅時代の発達した科学技術と優れた建築技術を見ることができ、仏教文化の繁栄を表しているお寺でしたが、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)によってそのほとんどが焼失されてしまい、現存している建物は朝鮮時代に再建されたものが多いです。
そんな仏国寺の見所と言えばここ!
先ほども紹介した国宝第23号の青雲橋と白雲橋です。
以前のブログ記事にも書きましたが、階段なのに「橋」と表現するのは仏教的な意味が込められており、
この橋(段)を渡ることで、私たちが住む現実世界から仏様が住む国に入るという意味があるそうです。
全部で33段からなる2つの橋(階段)の段は天を意味しているそうで、仏教には33の天があり、最後の33番目の天に仏様がいると考えられているそうです。
階段を迂回すると青雲橋と白雲橋の裏側から上ることができます。
2013年に行った時も行っていた三層石塔(国宝第21号)の修理はまだ行われていました。
写真右の塔は国宝第20号の多宝塔です。
修復の様子は早々見ることができるものではないので、母にとっては良かったのかなぁ・・・と思いました。
仏国寺の境内には桜の花は意外に少なく、ここだけでした。
でも満開~
帰り道に野生のリスも発見
【ユネスコ世界文化遺産】仏国寺
★住所:慶尚北道 慶州市 仏国路385 (進峴洞)경상북도 경주시 불국로 385 (진현동)
★観覧時間:7:00~17:00
★入場料:4,000ウォン
母娘の慶州&安東旅行③に続く。
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