年内にやっておきたいこと ブログネタ:年内にやっておきたいこと 参加中
本文はここから


年内にやっておきたいことのひとつは「写真の整理」です。


写真の整理をていたら、今年の2月に慶尚北道慶州市、慶尚南道金海市に出張に行った時の写真が出てきて、ブログにもアップしていなかったので「慶州・金海の旅」シリーズでお伝えしようと思います。



慶州と言えば、三国時代「新羅」の首都だった場所です。


新羅は約1000年(正確には992年間)もの間、56人もの王が統治しました。(これは朝鮮半島史上、もっとも長い!)


ドラマにもなった「善徳女王」もその1人です。

MBC 선덕여왕(|2009.05.25~2009.12.22) http://www.imbc.com/broad/tv/drama/seonduk/


また、6世紀頃に仏教を積極的に取り入れ、新羅時代は華麗な仏教文化が発展した時代とも言えます。


今でも慶州にはたくさんの仏教関連史跡がたくさん残っています。


そして慶州は街自体(一部)が「慶州歴史遺跡地区」としてユネスコ世界文化遺産に登録をされています。


あたしゃの1日 in 韓国


あたしゃの1日 in 韓国


詳細は韓国観光公社HPに出ていますので一度見てみてください。勉強になりますニコ

ココ!http://japanese.visitkorea.or.kr/jpn/TE/TE_JA_7_4_10_2_8_1.jsp



そんな歴史的、文化的価値の高い慶州を少しですが、私視線でご紹介していこうと思いますピース


今日は、大陵苑瞻星台(国宝31号)について。




大陵苑は公園のようになっていて、園内にはなんと23基の古墳が密集しています。


こちらが正面入口(入口が数ヶ所あります)。入場料は大人1,500ウォン。

あたしゃの1日 in 韓国



ここは味鄒(みちゅ)王陵です。


味鄒王は新羅第13代で、新羅の王では初めて「金氏」だったそうです。


あたしゃの1日 in 韓国



そしてこちらは、2つの古墳がくっついている「皇南大塚」です。


この古墳は韓国にある古墳の中でもっとも大きいものだそうです。

あたしゃの1日 in 韓国

2つの墓(古墳)の南側からは男性の遺骨、北側からは女性の遺骨が発見されたそうで、夫婦のお墓だったのではないかとのことです。


男性の遺骨が発見された南側の墓からは武器や銅冠などが、女性の遺骨が発見された北側のお墓からは金管や指輪、首飾りなどのアクセサリー類も一緒に発見されたそうです。



それにしても、どこを見ても古墳だらけw



あたしゃの1日 in 韓国


あたしゃの1日 in 韓国



あたしゃの1日 in 韓国



どれも大きいものばかりで圧巻です。


先ほどの皇南大塚の場合、200人が6ヶ月以上毎日働かなければ造ることができない規模だそうです。



そして、こちら「天馬塚」は大陵苑の中でもっとも有名は古墳です。

あたしゃの1日 in 韓国


※中は撮影禁止だったので室内の写真はありません。


天馬塚は中から天馬図が発見されたことからこの名前がついたそうです。


天馬塚の中は小さな博物館のようになっていて、発掘した当時の様子、発掘品が展示されています。


もちろん天馬図(実物はソウルにある国立中央博物館に所蔵)を見ることもできした。



大陵苑は夏は緑あふれる場所で、観光客や市民の憩いの場となっている場所です。


取材当時は冬だったので緑溢れる・・・って感じもなく、平日の午前中だったので人は多くありませんでしたが週末は天馬塚に入るに列をつくることもしばしばあるようです。




大陵苑の向かい側にあるのが瞻星台です。


あたしゃの1日 in 韓国



瞻星台は国宝31号に指定(1962年 12月20日に指定)されていて、東洋で現存する最も古い天文台だそうです。


先ほど紹介した新羅第27代王の善徳女王の時に造られました。


全体の高さは9.17mで円筒形で30cmの大きさの石362個で27段だそうですが、12段目までは土に埋まっているそうです。


瞻星台を造るのに使われた石の数362個とは、1年を陰曆で計算してでる日数を象徴しているそうです。


ちゃんと計算されて造られているんですね~!



あたしゃの1日 in 韓国


実は、瞻星台のある公園は入場無料ですが、こうやって近くで見るには入場料が必要です。(確か500ウォン程度だったはず・・・・)


夜はライトアップされるのでとても綺麗だとのこと。


夜にまた行ってみたい場所のひとつです*星*




慶州・金海の旅②に続


ペタしてね  読者登録してね



にほんブログ村



にほんブログ村