我が家は、夫婦共に建築関係の仕事をしていまして、家の間取りは自分達で考えました。
こちらで、我が家のやり方を書いています
夫婦で作成した間取りをハウスメーカー、工務店に持ち込んで、見積り・ヒアリングをしたのですが、
とある会社にボコボコにされた話
をしようかと思います
その会社は、地元密着の木にこだわった自然派の工務店でした。設立されて長い年月も経っていました
HPを見て、素敵かも
と思い、予約を取って行くことにしました
事務所に入ると、木がふんだんに使われた内装に惚れ惚れ
そしてヒアリングをする為に、自分達で作成した間取りを取り出したところで、
あ〜ウチは建築関係の人と
やらないから。
建築の人って細かくて
ワガママなんだよね。
夫婦共に固まり、時が止まりました
事務所に入って5分で退散の勢いでしたが、やはり設計士というものは間取りが気になるのでしょうか
断られたにも関わらず、間取りの添削が始まりました
ちなみにその事務所の社長兼設計士は、50・60代で大ベテランです
私と20年以上のキャリアが違います
指摘ポイント①：お風呂
お風呂は2階は駄目だよ。
構造的に不利だし、水漏れリスクもあるし、
ウチでは責任負えないから絶対やらないね。
とバッサリ
補足：我が家のお風呂は2階で空が見えます。
指摘ポイント②：テラスの位置
テラスが部屋の上だけど、雨漏りする
からやめた方がいいね。
キャンチレバー（建物から片持ちで床を出し、下が外部になること）がマストだよ。
とグサリ
補足：我が家のテラスは部屋の上です。
指摘ポイント③：テラスの存在
そもそもテラスなんて使わないよ。
春と秋しか出ないし、それも数年で、
使わなくなるから部屋にしよう。
マジか…
補足：今のところはテラス活用
ウチとやるなら、
俺が書いた図面でやる
とボコボコにされました
建築業界では、初期の設計を、
あーでもない、こーでもないと
添削することをエスキスと呼びます。
久しぶりに大学の授業のように、先生にエスキスをしてもらったかのような時間でした
（エスキスは嫌いじゃないけれど）
エスキスを通して、仲が深まり（？）
最後は自家栽培の野菜を沢山頂きました
（イメージです。トマト沢山もらいました）
大ベテランのアドバイスを全く聞かず、
貫いた夫婦の間取りは果たしてどうなるか。
その通りにしておけばよかった
と反省するのか。
設計士によって、考え・思想は異なり、
デザインは千差万別
家づくりで、設計アイデアがあり、設計技術も持ち、そして相性の良い設計士と出会えることは、奇跡なのかもしれません
★我が家の間口3m・細長い家の紹介
（間取り、過去記事のもくじページを作りました）
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手書きスケッチは、コピックで色塗りしています
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