後日談・・・
ギターを触ったこともない人間が第一期はひと月10時間練習して
合格まで届きませんでした。
レンタルギターで練習していました。

松岡ギターのM50というタイプです(ギターケース内)。

しっかり鳴ってくれます。
私が知っている日本メーカーはヤマハとモーリスくらいです。
私が小学生のころ、土居まさるのTVジョッキーという番組
が日曜の昼にやっていて、素人参加者が帰りに白いギターを
プレゼントされ、帰っていきます。
私的には、「いいなぁ」でした。
ギター弾けないんですけど。
令和6年の12月、元職場の人たちとハイキングに行った際、
「ギターなんて中古ショップで1万円で売っているよ・・・」
という発言がありました。
当方は黙っていましたが、購入を少し考えていて、
購入するなら松岡ギターが良いと思っていました。
ひと月半ほどヤフオクに流れている品を見ていました。
何となく様子(相場、ギターの良し悪し、グレード)がわかります。
12月の時点ではギター弦の引き替えもできませんでした。
よって、ギターの弦が切れている品はNG。
松岡ギターは製造年と番号で何となく品質の高さがわかるようになりました。
1972年以前のNo.20以上の品(材木ハカランダ)が高品質というのがわかりました(多分)。
1972年は昭和でいうと47年です。
かぐや姫や吉田拓郎等フォーク全盛の時代です。
No.20とは2万円の品です。当時の2万は現在の20万円か?
この品が私のベンチマークとなりました。
当時ギターがバカ売れしました。
私の5歳~10歳くらい上の方でしょうか。
私が中三のころ友達が「音楽室でミニコンサートをやるから見に来ない?」
とさそわれて、見に行くことはありましたが、
当時の私は、ギターを買う気も演奏する気もなかったです。
ヤフオクで良さげなギターを見つけました。
即決で1万6千円です。
私の予算は1万円以下です。折り合いがつきません。
その品は即決で落ちました。
どういうわけか同じ品がまた出てきました。
何らかの理由でキャンセルとなったのでしょうか。
即決で1万3千円です。
また即決で落ちました。
令和7年1月半ば、三度(みたび)同じ品が5千円始まりで出てきました。
なぜ?
「出品者がソフトケースで発送してネックに隙間が空いた・・・」
運送屋は荷物をほおり投げるので、ハードケースでないと
ギターは壊れます。ネックが折れなくてラッキーでした。
出品者は知り合いのギター製作者にネック貼り付け修理依頼したと書いてあります。

その松岡ギターは年代物の特弐拾號というタイプです。
ワンオーナーの品(昭和40年製造)。
落そうかな。
終了5分前に応札して5,250円で当方が落札。
当方、今まで、いやというほど応札しているので、機微はわかります。
上尾の人なので手渡しを希望して現金引換えでお願いしました。
JR板橋駅で待ち合わせしました。
当方ランニングで現地集合。
出品者の方は80歳を超えて楽譜も読めなくなったので、
次の方に引き継ぎたいとのこと。
「池田が引き受けます」で折り合いがつきました。
現物を弾いてみると、感触が悪いです。
素人の池田が弾いても感触が悪いです。
何が悪い?
音が悪い。
3弦をはじくとビビる。
ハッピーバースディを弾くとばらつく。
「このギターで試験に臨めない」とレンタルギターは継続契約しました。