営業改革コンサルトの活動日誌! -33ページ目

◆第一印象が大事な理由


想像してみてください。


あなたが、初めての美容院に入ったとします。



「本日、担当します、○○と申します」


と、美容師の方が話しかけてきました。



おそらく、すでにその時点で、


(この人、上手そう or ヘタそう・・・)


と、あなたはなんとなくイメージできているはずです。


そしてその”カン”は、たいていの場合、


当たっているはずです。



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その時、あなたの脳は、どうやって判断しているのか?


恐らく、その美容師さんの、服装や髪型のセンスや、


話し方などから、本質的な情報を、瞬時に読み取って


いるハズです。



「第一印象が大事」とは、よく言われますが、


特に、サービスを提供する側は、


瞬時に、しかもほぼ的確に、その技量さえも見極めら


れてしまうわけです。



だから、


”相手に期待してもらえるよう”に、


きちんと自分の第一印象を工夫する 


ことは、とても重要なことです。



それは、うわべを取り繕うためではなく。


そこで、すでに本質的な部分さえ、


見極められてしまうのだから。



でも、美容師さんでさえも、この辺りのことを理解できておらず、


”普通”の第一印象しか与えられない人はたくさんいます。


そして、この話は、もちろん美容師さんに限らず、


全てのビジネスに通じる話です。

















◆まさに師走・・・


土・日を仕事やら、私用やらでほぼ外出していたとなると、


いろいろなデスクワークがてんこ盛り・・・



しかも、先週は複数の会合やパーティなどに出席させて


いただき、その後でお会いする約束もあったりするので、


このまま年が越せるのか!?


かなりテンパッております。



さて、そうやっていろいろな方をお会いした中で、


やはり、世の中には、いろいろなビジネスのネタやチャンスが


転がっている!ということを改めて実感。



また機会を設けてこのブログでも、具体的な紹介をしていけ


ればと思っていますが、やはり、前向きなパワーが出ている


集まりにいくと、こちらも元気になります。



不景気顔で、いつものメンバーで顔を合わせていても、


そこから生まれるものは限られます。



特に年末年始では、お決まりの賀詞交換会以外にも、


いろいろと顔を出してみることをお勧めします。






◆サンタさん,ちょっといい話

この時期になると、思い出す話があります。


営業改革コンサルトの活動日誌!



友人の息子さん(幼稚園児)さんの話です。



クリスマスが近づいたある日、


うっかりサンタさんの正体がバレちゃったそうです。


そうしたら、その子が泣き出してしまい、


(あ~、子供の夢を壊しちゃったかなあ・・・)

とその友人は思ったそうです。



でも、その子が泣きながら言ったこととは、


「ありがとう」


「・・・サンタさんて、パパとママだったんだ~」



その子が泣いていたのは、両親への感謝の気持ちから。




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ちなみに我が家のこども達は、そ知らぬ顔をして、サンタさん


に対する要求を、なぜか私に伝えてきます(爆)。




◆「戦略」とは?「マーケティング」とは?

私が経営相談などでお話しする際に、


よく、


「それはマーケティングをきちんとしろという事ですね?」


「やはり戦略が大事なんですね」


等といった言葉が聞かれます。



私は、そこに引っかかります。


「今、おっしゃった、『マーケティング』とは、どういう意味で


お使いでしょうか?」と。




『戦略』 『マーケティング』



このように当たり前のように使われている重要な経営用語?


が意味するところは、実に十人十色。



それを、人の話を解った様な風に、


「ああ、マーケティングのことですね」と思ってしまえば、


えらい齟齬を招きます。




言葉の定義の重要さは、カルロス・ゴーンさんなども仰って


いますが、


特に、この二つ言葉を安易に使う経営者は、


たいしたことがない。



経営上極めて重要なキーワードを安易に扱っている。


相手とその重要なキーワードを曖昧なまま交わしている。


それでは、経営者として失格です。




ところで、『戦略』とは?『マーケティング』とは?


どう定義すべき?



・・・などと、言う前に、私はこの言葉を極力使わないように


しています。


1)使わない。


2)この言葉が出てきたら意味を確認する。


3)他の言葉で置き換えてもらう。


という三原則でしょうかね。



もちろん自分なりにこれらの言葉の定義を考えていますが、


別に私の考えが正解と言うわけでもなく、その解釈は、


人それぞれでも構わないですから。



◆優秀な営業マンを雇えば売れるのか?


先日のIT系企業の経営者のご相談から。



その会社は、新たにパッケージソフトを開発され、


それは、なかなか工夫されている良いソフトだと感じましたが、


その会社は、その販促のために、数名の営業マンを新たに


雇用して動き出しました。


この時期ですから、その募集には相当数の応募があり、


厳選して優秀な営業マンを採用したとのこと。



・・・そして、一年経ってもほとんど実績があがらず・・・


というのが現状。



さて、このお話しを伺っていてまず感じたのは、


(せっかく優秀な営業マンを雇ったのに・・・)


という意識です。


優秀な営業マンを雇えばそれで売れるのか?


そして、その優秀というのは、どういう事なのか?



まず。


大手企業で立派な営業成績を挙げられて来られたなど、立派な


経歴の方の場合、注意しなければならないのは、


これまでは本人も気がつかないところでも、”会社の看板”が


モノを言っていることです。


つまり、本人の実力以外の部分で売れている要素が、


実は、かなりあるということです。



実際、大企業から中小企業に転職された方は、この辺りを


身をもって痛感されているはずです。


だから、中小企業に転職してすぐに、しかも実績のない新製品を


新規顧客に販売しようとなると、なかなか思うようには実績をあげ


られないわけです。しかも目に見えないソフトを売るわけですから。



ゆえに、会社を上げて、どうやったら売れる


のか?この工夫をしなければなりません。



優秀な営業マンに恃む(たのむ)。


それももちろん、ひとつのやり方ではありますが、


極論を言えば、マイクロソフトのWINDOWS


を売るのに、営業マンは要りません。



私が言う、「営業の仕組み」とは、そういう事です。




恐らく同じような状況が、多くの企業で起こっていると思います。


今回の記事はあえて、全てを書かない事としますので、


是非、この記事をきっかけにあなた自身で、考えてみてください。










◆参加者募集:営業白熱カフェ!

さて、来週の、12月8日(水)開催の、


第2回 『営業白熱カフェ!』


営業をテーマに、お互いで考え、語りあえる場。


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第2回 のテーマは、

 1)講義: 「ゴールから考える思考法」

  営業工程もクリティカルパス発見を!

  自分流ビジネスプロセス作りのコツ(主導権の強化)

 2)ワーク・セッション予定:自分独自の「キラークエスチョン」を作る

  商談の主導権を握るための、強力なキラーパスのような質問。

  それを作ってみる。


です。


講義に関しては、実際に私が営業コンサルタントとして、


これまで基本的にクライアント先で営業の仕組みを作る際に


徹底している考え方をお話しします。


クリティカルパスって何?と思われた方、是非、


話を聞いてみてください^^



そしてワークは、それに関連して、「キラークエスチョン」作り。


営業工程上、かなり重要な武器となるものです。実践的です。



あとは、いろいろフリートークで、お互いの営業の課題などを


話し合ってみたいと思っています。


参加者は限定10名までなので、じっくり話ができます。



今回の会場は、渋谷にて、18:30~20:30です。


詳しくは、公式サイトにて ↓


営業白熱カフェ!






◆生命力!(鶴岡八幡宮の大銀杏)


日曜日に、鎌倉へ紅葉を観に行って参りました。

これは大仏さんの脇にある大銀杏 ↓


きれいに色づいています。


営業改革コンサルトの活動日誌!


長谷寺を回り、そこから歩いて鶴岡八幡宮へ。

今年の3月頃でしたか、ご神木の大銀杏が倒れてしまいました。


その後どうなっているかと言いますと、↓


営業改革コンサルトの活動日誌!

切り株から、新しい息吹が・・・ん?


何かがおかしい。


そう、私は「紅葉」を観に来たはずです・・・ですが、


この大銀杏だけ、


若々しい「緑」のまま。


上の写真と比べると一目瞭然。



大きな木が倒れ、その後に生まれた命が、これだけの強さを誇っている。


ある意味、すごく不思議で、印象的な光景。


すごいものを観てしまいました。


みなさんにもエネルギーが伝わるように、大きめの写真にしてみました♪


◆謙虚さの裏側にあるもの


「お客様の仰るとおりでございます」


「とてもお客様にはかないません。とても足許にも及びません」


「若輩者ゆえ、ぜひご教示を」


・・・とりあえず、相手を立てる、こちらがへりくだっておけば、


とりあえず間違いはない。



本心でもないのに、下手すると、自分の方が賢いくらいに思って


いながらそういう「謙虚さ」を表に出す。


あるいはそういう謙虚な態度が出来る自分を、偉いと思っている。



実は、こういうことを仏教では、


卑下慢 (ひげまん)と呼ぶようです。


つまりそれは、私たちが戒めるべき、「慢心」の種類のヒトツ。




心のどこかで計算が働いて、謙虚な態度を示す。


わたしたちも、そういうケースは実際、少なくないと思うのですが、


それはやはり、よろしくない、という事なのでしょう。



実際、慇懃無礼(いんぎんぶれい)という言葉があります。


(表面は丁寧で礼儀正しいように見えるが、


実は尊大で無礼なこと)


こういう態度の営業マン、結構いませんか。


ということは、やはりそういう態度は、相手からは見透かされ


やすいということなのでしょう。


本当の意味で、謙虚であることは、ものすごく難しいことだと


思います。


ということで、私はここ数回記事に書いてきたように、


あるがままの自分を曝すこと。


まずは、そちらをしっかりと極めたいと思っています。



◆あなたが赤ちゃんにパワーで負けること


昨日書いた記事の補足です。



こどもの持つ優れた精神構造についてお話しましたが、


実は、体力についても、大人のほうが優れていると単純に思うのは、


間違っています。



あなたは、ごく普通の赤ちゃんにさえ、パワー勝負で勝てないこと


さえあるのです。



それは、




口で吸うチカラ。




これ、大人よりも赤ちゃんの方が強い。


・・・知ってましたか?


乳を飲むために必要な能力だからですね。




そう、


赤ちゃんにさえ、パワーで、あなたは劣る。


三歳児にさえ、精神力で、あなたは適わない。


ことがあるのです。



もしかして自分は、赤ちゃんや、三歳児よりもすごく優れていると


思っていませんでした?


特に三歳児の件は、生きる力の根幹に関わる重要な能力です。



どんな相手にさえ、適わないことがある。


だから、どんな相手にさえ可能性を見ようとする。尊敬の念を抱く。


心の底から尊重する。


そうすることで、実は自分の立ち位置も、よりクリアになってきます。




でも、実際には、自分の子供に対して、


「私より劣っている者」という意識の下で接している親は少なくありません。


(庇護すべき相手だからといって、自分より劣っているかどうかが別!)



さらに言えば、自分の社員や部下に対しても、同じような意識で


接している経営者や上司も少なくありません。




赤ちゃんや三歳児にも適わないあなたがいる。


あなたとは、その程度のもの。


ここをきちんと自覚することから、始められることがあります。



◆超強力なサバイバル力


たとえば事故などで突然、真っ暗で、狭い場所に


閉じ込められてしまったとしたら?


大人と、三歳児では、どちらが生き残る確率が高いか?



・・・正解は三歳児。



もちろん体力的には大人に軍配があがるわけですが、


問題は、精神力。



大人は、あれやこれやと思い煩い、不安になり、


ストレスに押しつぶされていきます。


そんな空間にずっと閉じ込められたら気がふれてしまいます。




しかし三歳児くらいだと、


今自分が置かれたその状況を、あるがまま受け入れ、


その環境に、順応してしまうそうです。



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実際に、こういうことがありました。


印象的な出来事だったので、覚えておられる方も多いのではないでしょうか?


2003年の新潟県の中越地震でのこと。


がけ崩れの現場で、母子が乗っていた自動車が、土砂や岩に埋もれて


しまったのですが、長男(当時2歳)が岩のすき間で生存、本震から約九十


二時間ぶりに出されました。


かなり狭い隙間に、独りでじっとしていなくてはならない状態だったようで


すが、その状態で丸4日近く。それでも救助時に意識ははっきりしており


きちんと会話も出来たそうです。


それが実際にできるのが、これくらいの歳のこどものすごい能力なのです。



理屈や経験で物事を捉えられない分、こどもは物事を


全体的にまるごとで捉えるチカラ


を持っています。


だから、絵を描かせても、ものすごく面白いわけですね。


まさしく、虚心坦懐。(きょしんたんかい)


大人が苦労して得ようとする境地。