十二国記がとてもよく売れている。
文庫チーフ(新潮文庫担当)と十二国記大好きコミックチーフに「ちょっとツラ貸しな」とバックヤードに呼び出された。
十二国記は30年間売れ続けている大ベストセラー作品です。
でも新刊が出ない期間はゆるゆる~とした売上である。(それでも売れ続けてるところがすごい)
それがここ2週間で急に売上が急上昇し、ついにうちの店は在庫切れ
文庫チーフ「これはやはり、ゆずぽむ太の推しのせいなのか?」
そりゃそうでしょうよ。
主演︰柚香光
のせいでしょうよ。
文庫チーフ「でも福岡に来るのは1年先やろ?もう読むと?」
そうだよ。私も れいちゃん帯が付いたら買うのかと思ってたら、皆さまとても勉強熱心でいらっしゃって驚いている。
コミックチーフ「この世にまだ十二国記を読んでいない人がいたのか」
おるわ。(私もな)
コミックチーフは十二国記が大好きすぎて、終了したら恐いので新刊が出ても「まさかこの巻で終わりになったらどうしよう」と悲しくなり、読めないらしい。
新刊が出てから、やっと前の巻を安心して読めるそうだ。(どんだけやねん)
コミックチーフ「原画集もあるっちゃんね。(訳︰あるんだよね)注文するかいな。(訳︰注文した方が良いかな)」
わかった。わかった。
この店の一等地に私が勝手に我がものにしている土地(という名のエンド台)がありますので、
十二国記が福岡に来た際には、れいちゃん&十二国記祭を開催するので、そこに原画集も置きますぞ。
映画の影響でベルばらもめっちゃ売れています。
映画公開前にコミックチーフに「ベルばらは多めに注文しといた方が良いかな?」と聞かれたのですが、
コミックチーフの十二国記愛と同じく、私もまさかこの世にベルばらを読んだことがない人がいるとは思わず(←おるわ)
「日本国民全員が持ってますよ!今さら買わないでしょう!」
と答え、追加注文をしなかった結果、映画公開と共に店頭在庫は即売切れ。
コミックチーフに「オタクの価値観は全世界には通用しないんだぞ!!」と怒られたよね~
さて、ここから先は皆さま、どうぞ飛ばしてください。(じゃあ書くなよ)
ここ最近の私の気持ちが あふれまくって、もはや書かずにはいられない超長文魔道祖師話です
閉店後、キャンディさんと終電まで立ち話をする(3時間くらい)
というアホなことを割と週1くらいでやっております。
その立ち話では、よく
あの本を宝塚でやったらどうだろう
という大変 書店員らしい話題になります。(ドヤ)
中国のファンタジー小説(と一応言っておこう)の魔道祖師が話題に上ったので、私は読んでみました。
全4巻。
1~3巻までは各450ページ。
4巻は600ページ。
すごいボリューム・・・
中国モノだから、名前が難しい。
そして登場人物多い。
そして似たような名前ばかり。
そして1人につき4個くらい呼び名がある。
ついでに武器にも名前がある。
全て漢字である。(そりゃそうだろ)
もはや人間の名前なのか武器の名前なのか犬の名前なのか地名なのか訳がわからなくなる
と、最初の方は一向にページが進まず、
これは読み終わるまでに3年くらいかかるのではなかろうか
と絶望した。
2つ目のお話(大梵山)で、一旦止まった。
1個1個事件を解決していく系の話なのかあ~
パターン化するやつはあんまり面白くな⋯(以下自粛)
今思えば、大梵山の話はとんでもなく重要ポイントだったのですが、そんなこと読み始めたばかりの者には分かるわけもなく。
ここで1ヶ月ほど休憩。
重い腰を上げて再び読み始める。
ストーリーの方向性が「思ってたんと違う」方にグイグイ進み始める。
ここらへんですでにもう沼にハマっている。
寝ても覚めても通勤中も休憩中も風呂の中でも魔道祖師。
仕事中は早く続きを読みたくて、休憩はよ来いと
目が血走る ギンギン
ちなみにBLです。
ボーイズラブ。←せっかち薬剤師さんにBLと言っても通じなかったので
宝塚ではこんがらがったBL脳なのに、本物のBLはこれがデビューでございました
ふつう、このくらいの歳になったらBL卒業するくらいなのに(たぶん)、まさか今からデビューとは。
原作を読み終わった後にまず思ったこと。
魏嬰が蘇った直後に「前世で藍湛はちょっとした知り合い程度」的なことを言っていたのですが
そんなことよく言えたな
と呆然とした 笑
これだけ藍湛の心に己を深く刻み込んだくせに⋯
罪な男すぎる。
天然小悪魔魏嬰おそろしい。
原作を読んだ後は、ドラマ「陳情令」に突入。
全50話あったけど、あっという間に終了。
中国は大変規制が厳しいので、BLは許されず、友情物語になっております。
が。
いやいやいや。
100歩譲って、友情物語だとしよう。
だが、200%、藍湛は恋愛感情あるだろ
うまいこと出来てるドラマだな。と思いました。
うちの店の児童書チーフが陳情令の大ファンなのですが、この人はキャンディさんに言わせると
「BL偏差値ゼロ」
全くそういう趣向のないスポ根大好きな健全な人なのです
そんなBL偏差値ゼロチーフが見ると感動的な友情物語にしか見えなく
BL偏差値100(キャンディ評価)の私が見るとどう見ても恋愛物語なのだ。
全く語らず、無表情。だがしかし。
目だけで200%語る男、藍忘機。
見てる側がその目から読み取る感情で物語が友情にも恋愛にも変わってくる(ような気がする)。
ドラマ見る前に静止画で見ていた時はなんとも思わなかった藍湛の中の人(ワン・イーボー)は動く姿を見ると
めっっっっっっっっっちゃ美しい
心臓ズギュゥゥンきました。
たまにうっすら笑う(本人比)と
かわイーボー!!
↑同志Fの口ぐせ
魏嬰の中の人(シャオジャン)も
めっっっっっっっっっちゃ美しい
笑顔がめっっっっっちゃキュート
おそろしいよ。
さすがだよ。
14億人の中から出てくるだけあるよ。
中国すごいよ。
本当は1話1話全部感想書きたい。
ドラマと同時進行でアニメ魔道祖師。
バリバリLOVE全開藍湛な原作とバリバリ匂わせLOVE全開藍湛なドラマに比べると、アニメの藍湛は比較的落ち着いている気がする(本人比)。
いや、そうでもないか ←いろいろ思い出し中
アニメは
魏嬰 スゴツヨ
原作読んで文字だけで作り上げた私の脳内魏嬰の100倍くらい強かった。
義城で使う点睛召将術なんてかっこよすぎて鬼リピ。
そりゃさ、人形に自分の血で目を描き入れて戦わせるなんて、あんなスゴ強なかっこいい技だなんて思わないじゃない(言い訳)
魔道祖師Qも見た。
本編とはうってかわってちっちゃいキャラになった平和なほのぼのアニメ。
このかわいい魔道祖師Qがですな。
まさかの最もLOVE全力全開
まさかすぎる!!
Qおそるべし。
私は王様が好きなタイプなので(どんなタイプだよ)
天下無敵な強さで自尊心も山のように高い主人公の魏嬰が大好きです
これまた天下無敵な強さと魏嬰への愛が重すぎる藍湛も大好き。
もう小説だろうがドラマだろうがアニメだろうが
キュンがキュン
でキュゥゥゥゥン
ですよ。
尊い忘羨
魔道祖師の良いところは忘羨2人が
全然女子と恋仲にならないところ
温情や綿綿、下手したら師姉も恋仲になりそうなところなのに(宝塚だったら絶対になってる)
全くそんなことにならないところが素晴らしい 笑
そして魔道祖師と共にハマった
イーボー沼。
ずいぶんと前から沼の住人である同志Fからのイーボー情報にすがりつく毎日を送っております。
もう
かわイーボー
かっこイーボー
きれイーボー
ダンスうまイーボー
笑わなイーボー
たまに笑イーボー
キュン