編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

編集長富田志乃の部屋 ~人生が変わる出版のお話~

出版業界33年。
営業(広告、書店、取次)から編集に至るまで、まるっと制覇!
出版業界を知り尽くした現役編集長が、出版のあれやこれをお伝えします。
元宝塚花組トップスター柚香光さんと上カルビをこよなく愛する肉食系編集長

編集長の富田志乃です。

 

皆さんは、

 

「再販制度」という言葉を

きいたことがありますか?

 

よく「再販制度」って

一度出した本を「再販」つまり

重版できない制度ですか?

と聞かれますが、

 

それは違います。

 

出版業界でも

重版の予定がないことを

 

「在庫僅少、再販未定」

という言い方をしますので、

混乱するのも無理もないこと。

ただここでいう

「再販制度」とは

新聞社や出版社が

価格を決めたら、

販売店(書店さんなど)は

その定価で販売しなければ

いけないという制度です。

 

つまり、値引きしての

販売は禁止されている

ということ。

 

そこでかつて問題に

なったのが

いわゆる「ポイントカード」

 

書店独自で発行しているのは

ツタヤだけですが、

書店が入っている

商業施設などで発行されている

ポイントカードを使うと

「値引き」になるではないか・・

というような論争。

 

ただ、そういえば

気づいたら

ポイントカードだからいいよね

的なことで結局したような・・

 

違うかな?(笑)

8月に

某食品会社が

販売店にカップ麺の値段を

あまり安く売らないようにという

通達をしたことが、

独占禁止法にあたるのではないかと

問題になっていました。

 

販売価格をメーカーが

販売店に指示をするというのは

本来禁止されています。

 

ただ1953年独占禁止法の改正に

ともない、

著作物の「定価統一」販売(再販制度)

認められています。

 

これは文化、活字文化の

振興と、日本の文化基準を

維持するために、重要な役割を

果たしているのですよ。

もう1つ出版界には

「委託制度」というものがあります。

 

取次会社を経由して

本の販売をしている

出版社においては

 

著作物を

出版社が

取次に卸し、

取次は

書店に配本します

 

出版社

取次

書店

 

出版社は

著作物の販売を

取次会社に

「委託」する

形になります。

 

そして、

書店はその委託された

著作物を「販売」する

ということになるのです。

つまり書店は

販売する著作物は

「仕入れ」はしていますが

「買取」はしていないので、

 

売れ残った著作物は

取次にもどし

取次から出版社へ戻される

 

という流れになります。

 

これが、

出版社にとって

いちばん震え上がる言葉

「返品」です(笑)

p>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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編集長の富田志乃です。

 

「英語」の本を出したい

という方からのご相談。

 

読者は?とお聞きすると、

 

・学生にも読んで欲しい

・大人にも読んで欲しい

・教える人にも読んで欲しい

 

う・・・・ん

少し大きめの書店店頭を

イメージしてください。

 

「学習参考書コーナー」と

「語学コーナー」

 

売り場、違いませんか?

 

学習参考書コーナーも

 

学習のための

ドリルや参考書などが

積まれたコーナー

主に読者は「学生」

もしくは、「その親」

 

語学コーナーは

英会話など

語学関連の書籍が置かれています。

 

つまり、それぞれに

読者は異なります。

しかし、上記の

読者設定はどうでしょうか?

 

・学生にも読んで欲しい

・大人にも読んで欲しい

・教える人にも読んで欲しい

 

書店のいったいどこに

並ぶのでしょうか?

 

読者を広げてようと

読者設定も盛り込んでしまうと

 

結局

読者が誰だかわからないので、

 

「自分のための本だ!」と

読者が思わないため

 

売れません。

 

また

 

書店さんでも

どこに積んだらいいのか

わからないので、

 

ちゃんと置いてもらえなくなります。

 

そりゃ、そうです。

 

書店さんだって困るのです。

 

ですから、

 

読者は明確にしなければ

ならないのです。

 

読者設定が難しいと感じたら、

 

書店のどこに並ぶ本を

つくろうとしているのか・・・

 

これを決めると

 

自ずと

読者も明確になりますよ。

 

 

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編集長の富田志乃です

 

柚香光ちゃん(元宝塚)、仏教、京都

 

私が好きなもの。

 

それを誰かに伝えたい

 

こんな出来事があった。

 

みんなに伝えたい。

 

こんなに素敵なんだよ

こんなに面白いんだよ。

 

伝えたい、伝えたい、伝えたい

 

でも、

思いがあふれるとき、

 

そのお話しをしても

文章化しても、

 

全く伝わらない

 

まったく面白くもない

 

と、なりがちです。

 

ちょっとぐらい

基礎知識がある人ならば

 

多少は理解してくれるでしょうが、

 

一般的には

スベって終了。

 

その原因の1つは、

 

知らず知らずに

次々に「主語」が

変わっているからなんです。

 

 

「本を出したい」という人に

お話を聞いても同様。

 

思いに溢れ、

伝えたいことで溢れています。

 

まして

自分の中では

繋がっていることがらなので、

主語が変わっても

違和感はありません。

 

しかし

聞いている側

読んでいる側にとっては

 

また違う主語が出てきた

あれ、また違うと

 

主語が飛んでしまうので

 

何を伝えようとしているのか

キャッチできなくなるのです。

全部伝えたい気持ちは

分かるのですが、

 

まずは、主語ごとに

 

ことがらを整理してみましょう。

 

その上で、

 

一番優先順位が高いものを

まずは、伝える。

 

それが伝わったら

 

次、はい、次

 

と分けて伝えないと

 

なんのこと?となってしまうのです。

 

 

せっかく楽しかったこと

嬉しかったことなのだから

 

伝わった方がいいと思うのです。

 

話しをしていて

 

文章を書いていて

 

主語がいっぱい出てきたら

 

いったん止めて

 

整理してみましょう。

 

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