夏の終わりの羽目外し猫

テーマ:

秋の到来を認めない

スコットランドのひきこもりNorizoです。

 

我が家には猫が2匹おりまして

1匹は黒猫の

サイドスワイプ君(特徴:利口)

もう1匹は白黒猫の

サンストリーカー君

(性格:利口の反対)。

 

庭の草木が種をつけるこの時期

不潔を信条とするサンストリーカー君は

時に毛皮に怪しいブツブツをまとって

帰宅してきたりするのですが

猫としての生き様に美学のある

サイドスワイプ君はそんなことは

滅多にせず(まあ時々は、ねえ)

私としても多少油断はしていたのですが。

 

先日、黒猫サイド君、

顔面に何やら怪しい白緑色の

粉をまぶして凱旋帰宅。

 

 

・・・サイド君、それは何。

 

 

そもそもこれは植物由来の

何かなのか、それとも

鉱物由来の何かなのか・・・

 

 

とりあえずブラシで

顔をとかしたら

謎の粉は無事に落ちまして

サイド君はそのまま

ストーブ前で昼寝。

 

 

特にその後も体調を崩すことも

逆に元気になりすぎることもなく

普段通りに生活している様子なので

まあ毒ではなかった模様です。

 

というかあの日の黒猫の

静かではあるものの

妙に達成感に満ちた目を思い返しますと

・・・奴は私の目の届かないところで

何か楽しく羽目を外したんだろうな、と。

 

楽しかったならば何よりです。

 

 

あ、サイド君の写真ばかりでは何なので

本日のサンストリーカー君の写真を最後に

 

 

・・・タオルをお腹に置いたのは

私の出来心ではあったんですけど・・・

 

黒猫の流線美に見惚れるあなたも

白黒猫の中年体型に親近感を抱くあなたも

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休みたい、休めない

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秋の本格到来が間近

(往生際の悪い私)ということで

(まあ世間ではもう『秋到来完了』かと)

(我が家もとうとう暖房が

朝晩入るようになっちゃったし)

草むしりに日々を費やす私です。

 

木の葉がね、落ちる前にね、

こう・・・『落ち葉掃き』をしやすい

環境を整えておこうとね。

 

ワイルドラズベリーだの

名も知らぬ草花だの

とにかくこっちの腰丈にまで

育ちあがってしまった雑草を

園芸用フォークでひっくり返す作業は

なかなかに足腰に負担となり

1時間も真面目にこれをやると

もうどうしたって休憩必至。

 

・・・もう諦めちゃおうかしら・・・

 

どうせ冬になれば枯れ果てる連中だし

そりゃ落ち葉の季節は見苦しいかもだけど

でも別に誰に見せるわけでもない庭だし・・・

 

しかし私にはそう出来ない

理由がこのたび出来たのです。

 

我が家のニワトリ軍団が

今回の私の雑草除去作業を

『豪華なおやつの時間』と

どうやら認識したらしく。

 

・・・私はこれまでもそれなりに真面目に

草むしりをしてきたつもりなのですが

ここまでニワトリたちに

作業を歓迎されたのは初めてです。

 

たぶん今週私が取り組んだ区画

(カエデの木の周辺)が美味しい虫の

隠れ家であったのでしょう、

雑草の根っこを引き抜こうと

地面に這いつくばる私の四方を

メンドリ3羽と雄鶏1羽が取り囲み

場合によってはこっちの股の間を

駆け抜けて戦利品を獲ようとする勢い。

 

 

でもお昼ご飯前に2時間

草むしりをやったら

それはもう午後は心安らかに

軽めの労働に従事するだけで

世間的にも許されるわよね、と思っても

干しておいた洗濯物の様子を見に

外に出ると何故かニワトリが

期待に満ちた目をして

私のことを待っている、という・・・

 

 

どうしたんだ君たち、

今までこんな可愛い真似

一度もしてくれたことがないというのに!

 

鳥たちのつぶらな瞳に負け

つい午後も農具を手にし

夕方に右肩が

上がらなくなっているのは私です。

 

でも痛みに悔いなしというか・・・

 

おかげさまで草むしりも

当初計画以上の速度で

進んでいっているのでございます。

 

 

根の深い雑草は

園芸フォークでつついた後に

綱引きの要領で

引っこ抜いているのですが

それがどうやら肩に

負担になっているみたいです

 

腰だけでなく

肩のストレッチもちゃんとせねば

 

草むしりがお好きなあなたも

人懐っこいニワトリに心ときめくあなたも

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野菜収納庫の怪異

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野菜収納庫から

変な香りが漂っていることには

私も数日前から

気が付いていたのです。

 

 

しかし秋の野菜が旬を迎えた今、

基本的に野菜はその時必要な分だけ

畑から採って来て消費、が日常。

 

野菜収納庫に置いてあるのは

ジャガイモだけでございまして、

これはあれだ、この間調理した

お肉の入っていたトレイに

洗い残しを付けたまま

ゴミ箱に入れてしまったとか

きっとそういうことに違いない、

だって臭気の方向性が

間違いなく『肉系』なんですもの。

 

一線を越えたお肉の香り

私、この夏に勉強済みですし。

 

しかしゴミ箱の中身を

外のゴミ収集用バケツに移動させても

奇妙な臭いは消えることなく、

あ、あれか、夫か私の長靴に

何か危険な汚物がついていたか、と

長靴を洗って床を磨いて

ついでに棚や何かも拭いちゃったりして

・・・しかしニオイは日ごとに強くなっていく、

これはいったいどうしたことか。

 

どこかでネズミが行き倒れになり

土に戻りかけようとしているとか?

 

でも『物凄く強烈』って度合いの

激臭でもないんですよね。

 

うーむ。

 

悩みつつも日々は過ぎ、

その日私は夕食にジャガイモを蒸かそうと

野菜収納庫の扉を開けたのです。

 

・・・メーデー!メーデー!

 

腐臭の根源はジャガイモでした・・・

 

畑で採れたジャガイモは

洗浄・乾燥の後にわが夫(英国人)が

冷暗所(納屋の奥)に保管し

屋内の野菜収納庫にある

ジャガイモの数が減ってくると

そのたびに納屋から家に補充分を

持ち込んでくれていたのですが

前回は『ちょっと緑がかっていたり

少し腐りかけていたりした』ジャガイモを

集中的に選んでくれていたのだそうです・・・

 

ジャガイモって一線を越えると

あんな肉々しいニオイを発するんですね・・・!

 

その後の処理には割と時間がかかりました。

 

消毒液の香りって素敵ですね。

 

 

食糧保管庫は油断することなく

こまめに状況を確認することが

大事だと思い知った夏の終わり。

 

皆様もどうかお気を付けください。

 

 

『悪くなりかけ』のものから

先に食べたい、という気持ちはよくわかる、

が、一言その旨伝えておいてくれ、という

 

腐敗臭に鼻が利くあなたも

そういうニオイとは

これまで運よく無縁です、なあなたも

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死は甘き潮の香り

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先日、お客(ドイツ人殿方)があり

食事の後に外でも散歩しましょうかと

前庭に通じる扉を開けたところ

最初に屋外に出たわが夫(英国人)が

「・・・今日の我が家周辺はちょっと

変な臭いがしますね、申し訳ない」

 

変なニオイ?

 

別に危険なゴミは出していないし

隣の牧草地もいつも通りだし

(お隣さんが堆肥を撒く日が

年に一度ございまして

その日はなかなか面白い香り

周囲に漂うのでございます)

近隣で焚火をしている様子もないし。

 

夫に続いて外に出て

くんくんと鼻から空気を吸ったところ

「・・・うーむ、なるほど、確かに

微かにいつもと違う香りがするな」

 

私の後から靴を履いた

ドイツ人紳士も

そこらのニオイを確かめて

「でも別に悪いニオイじゃないですよね」

 

それを聞いてわが夫が

「そんな気を使ってくれなくて

大丈夫ですよ、嫌なニオイでしょ?」

 

いや、それほどか?

 

「変は変だが嫌って程じゃないな」

私の言葉にドイツ人紳士も頷いて

「そうですよね。このニオイは・・・

ちょっと甘くて、ケーキみたいな

香りですよね。僕、

ケーキのニオイは好きですよ」

 

「ケーキというのは私には

よくわからないけど、そうですね、

形容するならこれは・・・

そうだ、磯の香りだ。

海辺でこういうニオイがするよ」

 

私とドイツ人紳士の会話を

夫は困惑した顔で聞いていて

「ケーキとか海とか・・・君たち・・・」

 

「でも海のニオイは海のニオイだろ」

 

「そうですよ、ケーキのニオイは

ケーキのニオイですよ。でも

海にニオイやケーキのニオイが

山奥でするのも奇妙なものですね。

これ、実際は何のニオイなんでしょうか」

 

ドイツ人紳士の素直な疑問に

わが夫は肩を落として

「・・・僕には心当たりがありますよ」

 

夏の間の居候、我が家の可愛い

種牡羊(通称:おっさん)が放されている

草地のほうに移動しましたところ

柵の傍らで1頭の羊が

仰向けに倒れ伏しておりまして。

 

そう、ニオイの元は羊の死体、

変な香りは死臭だったのでございます。

 

「ああ、なるほど!道理で

子供の頃に作って失敗した

貝殻標本のようなニオイだと思ったよ!

でも系統は同じだよな、潮のニオイ

 

「潮はこんな臭いはしません!

あとケーキのニオイというのも違います!」

 

「いえ、こうして近づくと確かに

ケーキのニオイとは異なるニオイですが

さっきのあの時点、離れたところでは

割とケーキっぽい香りでしたよ」

 

「君たち二人とも鼻が

どうかしているんじゃないですか?」

 

嗅覚というのは

不思議なものでございます。

 

 

種牡羊という仕事柄

我が家にいるおっさん達の

平均年齢は割と高め

 

 

故にこのように夏の半ばに

寿命を迎える個体も

毎年のように存在するのですが

でも今年は落命羊数は低めです

 

春先が乾燥していたのが

カギなんでしょうか

 

 

あ、今日ここに掲載した

おっさん達の写真は

2カ月ほど前に撮ったものです

 

死臭と聞いてニオイが想像できるあなたも

よく考えたら未経験です、なあなたも

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日の落ちる速さに

秋の訪れを感じる北国生活。

 

現在、鳥の『寝かしつけ』

(ニワトリとガチョウをそれぞれの

寝室に導き入れ戸を閉める作業)は

わが夫(英国人)の担当となっております。

 

いや、だって寒いですし暗いですし。

 

それでも夫が仕事で忙しい日などは

私が外に出て鳥たちを呼び集めます。

 

そんなある日、ガチョウのお尻を

追いかけながら黄昏時の草原を

歩いておりましたら突然左の耳元で

ブズズズズ!と何やら

すさまじい羽音がしまして。

 

スズメバチ(Wasp)の時期には

まだ早い、が、何事にも

時期というものをわきまえない

馬鹿はいるからなあ、と

怪しい音を避けて身をよじったところ

薄暗がりの中その嫌な音

私の動きに合わせて移動してくる。

 

こういう時に限って私は

帽子もかぶっていなければ

髪を結んでもおらず、

これがスズメバチにせよ

他の虫であるにせよ

髪の中に潜り込まれて

頭皮を刺されたら一大事、と

私は小刻みな回転を繰り返し

その場を離れつつ

左手の甲で耳の辺りの髪を叩き

音の出本を引き剥す作戦に出ました。

 

夕闇の中、首を左に傾げ

小さな回転跳躍を繰り返し

首元を下から拳で突き上げる女

・・・傍から見たら

間違いなく危険なのは私です。

 

ニジンスキーの『春の祭典』って

こんな感じだったのかしら?

 

 

 

 

ともあれそのような

怪しい舞踏の効果でしょうか

あの忌まわしい羽音は止み

私は気を取り直して

ガチョウたちの

寝支度を完了させました。

 

その後。

 

カーテンを閉めた室内で

私はPCを前に、夫は本を片手に

それぞれ寛いでおりましたところ

・・・左肩の辺りに何やら

こそこそむずむずした感覚がある。

 

が、手でそこらを探っても

特に異常はなし、気のせいか、と

再びPC画面に目を戻し

そこから5分ほどが経過した頃でしょうか。

 

今度は右肩にむずむず感がある。

 

何だこれは、と

左手をその肩の辺りに置くと

あら不思議、手のひらの下、

フリースジャケットの生地の下で何かが

もぞもぞ動いているではありませんか!

 

そのままの体勢でしばらく固まってから

私は決然と席を立ち

「夫。夫よ。ちょっとこの私の手の下、

右肩の辺りを見てくれ。何かいる」

 

「・・・はい?」

 

「この手の下で何かが動いているんだ。

いや、手のすぐ下ではなく服の下」

 

「・・・それは上着を脱いだ方がいいでしょう」

 

それはその通り、と夫の監督下で

左手で問題の個所を抑えたまま

ゆっくり右肩をジャケットから引き抜きつつ

「じゃあ抑えていた手を離すぞ、

私は見たくないから君が見てくれ、

私は明後日の方向に顔をそむけておくから」

 

「わかりました、じゃあ手を離してください

・・・ああ妻ちゃん、見えてきましたよ」

 

「よし何だ!何が

私の右肩にとまっているんだ!」

 

「えーと・・・うわあ、ものすごく

モンスター・ビッグ(Monster Big)な

・・・何か(thing)です」

 

「何かって何だ!モンスターってな何だ!

モンスタービッグってどういうことだ!」

 

「いやこれは色も大きさも

モンスター級ですよ」

 

「だからモンスター級の何なんだ!

だいたい貴様のその態度は

初手から間違っておるぞ!

運ばれてきた怪我人には

『傷は浅いぞしっかりしろ』と

言うのが衛生兵の正道、

『傷は深いぞがっかりしろ』は違う!

こういう時はもう少し・・・」

 

顔をそむけたまま喚く

私の右肩から

ここでまた例の羽音が!

 

「あー、妻ちゃん、

飛びました、飛びました!」

 

「飛びました、じゃねえ!」

 

「うわあ、この虫の羽音は

まるで爆音のようですね!

タトゥーのヘリコプター

効果音を思い出しますよ!」

 

「だからもういい!虫か!虫なんだな!

何にせよ私はそんなモンスタービッグな虫と

これ以上お近づきになるのは御免だからな!」

 

大騒ぎの末、我々は問題の虫を

部屋の片隅に追い詰め捕獲することに成功。

 

 

しかしまたこれが本当に大きくて

色も派手で、なるほど

『モンスター』とは言い得て妙・・・

 

「この子はあれですね、

『ベリーング・ビートル(Burying Beatle)』

と呼ばれる類の虫だと思います。

死肉を土に埋める習性を持つから

『Burying(埋葬する)』『Beatle(甲虫)』と

名づけられたという・・・」

 

「どうしてそんな虫が私にたかるんだ!

何か、私は死肉の臭いでもするのか!」

 

「しかしこの色は本当に見事ですねえ」

 

「いや、まずは私の『死肉の臭い』発言を

否定しろよ!配偶者として!」

 

 

ベリーング・ビートル君の

和名は『シデムシ』、もう本当に

名前からして縁起でもない

 

それでもちゃんとシデムシ君を

庭に放してあげた我々です。

 

 

猫の食べ残したネズーの死骸を

日々きれいに片づけてくれているのが

たぶん彼らシデムシ軍団なのかと思われ

 

なおシデムシ君にしがみつかれても

ただ大声で悪態をつくだけで

黄色い悲鳴を上げなかった私に

夫は多大なる賞賛を寄せてくれました

 

(地震国における基礎教育の成果)

 

(押さない・駆けない・叫ばない)

 

「そこらの女の人だったらね、

キャーキャー超音波みたいな悲鳴を上げて

理性を失った行動に走って

さらに事態を混乱させたと思いますよ!

その点僕の妻は冷静沈着!素敵!」

 

シデムシ君がお好きなあなたも

 

 

ファーブル君の気持ちは

よくわからないあなたも

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