これは先週英国で
大きく報道されていた
話題なのでございますが、
ケンブリッジ大学の
ある教授に
ケンブリッジつながりで
ケンブリッジシャーにある
イリー大聖堂の
画像とともにお送りします
これだけなら割と
よくあることと申しますか、
よくあっちゃいけないですけど
表には出てこないだけで
そういう話も学問の世界には
あるんだろうな、みたいに世間も
受け止める話じゃないですか。
でも今回のこの話が
これだけ大々的に注目されたのは
現場がケンブリッジ大学という
英国随一の栄光と
権威を誇る名門であったのと、
盗作疑惑がかけられた教授が
『史上最年少で
ケンブリッジ大学の教授に
就任した黒人男性』で
あったためかと思われます。
こちらのアーデイ教授、
専門は教育社会学。
伝記がまもなく発売予定:
自閉症があり
11歳まで言葉を話せなかった、
18歳になるまで
読み書きができなかった、
という育成歴を持ち
しかし某大学で学位を取り
体育講師として勤務する傍ら
研究と論文執筆に励み
修士号を2つと博士号1つを取得。
最初の論文を発表したのが2018年で
ローハンプトン大学で
上級講師の職を得て
次にダラム大学で准教授に、
2021年に
グラスゴー大学で教授に就任、
2023年に37歳で
アーデイ教授の博士論文盗作疑惑は
2025年に一度問題になったそうで
しかし博士号を授与した
リバプール・ジョン・ムーアズ大学は
調査の結果不正はなかったと発表。
それが今年の7月に問題再燃。
某アメリカ人研究者が
アーデイ教授の博士論文と
著しく重複している
論文の存在を指摘。
じゃあそれならもう一度
リバプール・ジョン・
ムーアズ大学が調査を
すればいいじゃないですか、
なんならケンブリッジ大学も
独自調査を実施すれば
いいじゃないですか、って
流れになりそうな気もするんですが
ここで難しくなったのが
アーデイ教授はこの批判の原因は
人種差別にある、と主張したのです。
そして問題の根幹には
自分の自閉症という特性があるとし
・・・自分の初期の論文に
間違いがあったことは認める、
でもそれは自分が自閉症だから
『模倣』で理解をしてきたから、
ともあれ自分に対する批判は
人種差別的な動機に
基づいているのです!
・・・で、また、この
アーデイ教授の盗作疑惑を
指摘したアメリカ人研究者
コフナス氏という人もですね、
「真の能力主義の下では
黒人は要職にはほぼほぼ
就けない、スポーツと
エンタテイメントは除く」とか
主張なさっている方で・・・
本来なら『この論文は盗作か
オリジナルか』が学術的に
論じられるべきところが
最初から人種問題に
なっちゃったっていうか・・・
あとこちらのアーデイ教授、
過去に色々『これまでの自分』の
逸話を語って来ているんですけど
その内容というのが
「チャリティのため6日間で
600マイル(約965キロ)を
走破した」とか
「疲労骨折しながらも
35日間のうちに30回
フルマラソンを完走した」とかで・・・
6日間で600マイルについては
新聞社の取材に対し本人が
「実際は12日間かけての
達成です」とその後内容を訂正。
「フットボールの
セミプロの選手だった」という
主張もあったのですがこれも
その後『セミプロ』ではなく
ノンリーグでの
活動だったことが明らかに。
・・・いや、でもこういう
『つい話を盛っちゃう人』って
どこにでもいるじゃないですか、
なんなら私もその傾向はある、
だからこういう問題と
論文盗用問題は別個のものとして
語られるべき、とも思うんですが、
なんかどうもアーデイ教授は
ここまでそういう
異例の経歴を含めて
世間からの注目と称賛を
得てきた人であるようで・・・
一部では『時代の寵児』扱いを
受けてきたご様子なんですよね、
『多様性の象徴』みたいな感じに。
アーデイ教授をかばう側からは
「アーデイ教授が
黒人でなかったら
こんなに根掘り葉掘り
過去の論文記事を
調べられることもなかった」
という意見も
出ているみたいなんですが
それはちょっと違うのでは、と
私は素人ながらに考えたり・・・
でもこの問題が
ここまで大きくなったのは
アーデイ教授が
『成功した黒人男性』で
あったから、な側面も
ゼロではないのか・・・?
アーデイ教授が白人だったら、
自閉症と診断も受けておらず
華々しくメディアに
取り上げられてきた
経歴もない人だったら
『大学教授に盗作疑惑』と
一時話題になるだけで世間は
そんなに騒がなかったのか・・・?
アーデイ教授はこのたび
ケンブリッジ大学の
これまで一貫して
アーデイ教授を擁護してきた
ケンブリッジ大学も
調査を開始したとのこと。
(大学側は大学の『多様性』を
誇示するためにアーデイ教授を
これまで利用してきた、という
批判の声も一部にはある)
辞任に際しアーデイ教授は
「私は帰って来る」と
声明を出したのですが
一部メディアは検証の結果
「この声明はAIで
ここまでくると私は
いっそ清々しくて
笑ってしまうのですが、
学術の世界に対して
割と純粋かつ厳しい見方をする
わが夫(英国人)は
けっこう本気で憤っている感じです。
大学内部の人事ですとか
論文精査のありようなどについても
夫は色々と言いたいことが
ある様子なのですが何よりも
「英国の高等教育機関に所属する
真面目な黒人研究者が
これでどれだけ打撃を受けるか!
心血を注いだ論文が評価され
教授の職に推薦されても
『ああ、多様性枠?』とか
それこそ偏見の目で
見られてしまうんですよ!」
今後の展開を
見守りたいと思っています。
「精査の結果論文に
盗用はなかった」となる可能性も
ゼロではないと思うんですよね。
その場合アーデイ教授は
「自分の話を盛る癖があるから
ネタはネタとして話半分に
聞くべきだけれども
研究者としては優秀」となる。
・・・そういう方は人種を問わず
結構多方面に存在するし、
その優秀さが大学教授レベルなら
教授になって問題ないと
私は考えるんですよ。
今後の展開を
見守りたいと思っています。
(2回目)
私はこれ、STAP細胞事件に
ちょっと似ていると
思うんですがどうですか
あれも小保方さんが
『若い女性』でなかったら
あそこまで大騒ぎには
ならなかったような気もするんです
ディオバン事件とか
「問題はあったようだが
論文も撤回されたし
問題は指摘・
周知されたしヨシ!」
みたいな結果に
なっておりますでしょ
STAP細胞事件のあった年には
不正疑惑指摘事件』も
あったようですが、
私も含めて皆さんきっと
そんな話は知らない・
覚えていらっしゃらないですよね
論文不正は
アカンことなんですけど!
よくあることであっては
いけないことなんですけど!
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