以前に整備した羽衣線用のクモハ123-5/6に連結するサハ103-758(元サハ101-140)の加工作業も終盤を迎えました。

 

前回、行先方向幕部分でのパーツ干渉が解決したので、向かい側の側板にも同様の方法で行先方向幕を設けました。

 

手間の掛かる窓ガラスの戸袋窓を削り落す作業も両側面分が完了しました。上側は全て手作業で仕上げていますが、下側は手抜きして右寄り5個分をリューターで削ってみたところ、削り過ぎで穴が開いてしまいました。外からは見えない箇所ですので、何か充填剤になる物を詰めて強度対策をしてから使用することにします。更に、ドア窓の灰色Hゴムの上から黒色マーカーペンで塗り重ねて、黒色Hゴム仕様に変更します。

 

次に、ワンマン設備として追加された車外スピーカーは、クハ103-194と同じパーツ(トレジャータウン製のスピーカー・ワンマンパーツ集:TTP236)のDのパーツ(サイズは1mm角)を使用し、所定位置4ヶ所に貼り付けます。

柱の中心線上で、窓の下辺から1.5mmの位置にφ0.6mmの穴を開けます。

 

車外スピーカーのパーツを貼り付けた粘性の少ない透明セロファンテープを、パーツの中心が穴と一致するようにボディに貼り付けます。ボディ内側から、穴を介して微量の瞬間接着剤を流せばパーツは接着されます。

 

暫く放置してから慎重にテープを剥がすと、無事に取付完了です。

 

次は、下回りです。

台車は元からのDT21Tに金属製車輪を装着済みですが、最終的にはTR201に交換予定です。カプラーは連結相手のクモハ123に合わせて汎用のBMTNカプラー密連形(0339)を装着しました。また、実車の床下機器はスカスカなのですが、現状は鉄コレ製品のままにしてあります。

 

まだ気になる箇所もありますが、何とか形にはなりました。

 

この後、塞いだ戸袋窓部分の隙間を埋める処理をすれば塗装に掛かれます。(続く)

 

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