こちらの続きです。
これまでのべ1000名以上の方に
パステルアートをお伝えしてきて感じる、
上達が早い受講生の特徴 その3
問い方がうまい人は上達が早い
(ひまわり娘をプラ板でつくってみた)
私が考える
【問い方がうまい人】とは、
①まずは自分でやってみる。
②トライしてみて得られた事実を確認する。
③事実から得られた自分の考えをもとに質問を投げてくださる
こういう人です。
①まずは自分でやってみる。
ネットで調べたり人に聞いたり、
自分の過去の体験や経験をふまえて試してみる。
②トライしてみて得られた事実を確認する。
ここまでは調べてわかった。
実際にやってみたらこうなった。
こう感じた。
ここで止まった。
で、
③事実から得られた自分の考えをもとに質問を投げてくださる。
・こうなったらうれしいけどいつも同じところで悩むので、ここから先の考え方のヒントがほしい。
・はるこさんを見ていてこういうやり方がいいなと思うんだけど、どんな工夫をしてますか?
という感じで問いをくれるんです。
例えば、
ある人が、パステルアートで「桃のイラストを描きたい」と思ったとします。
で、実際に桃の型紙を作ってみたと。
(①まずは自分でやってみる。)
そしたら、どうにも思うようにいかない。
型紙をきれいにカットできない。
桃のカーブのところ、カッターで切ると線が歪んでしまい、形が崩れる。
(②トライしてみて得られた事実を確認する。)
きれいにカットしたいけれどできないのはどうしてかなあ?
きれいに切ろうと思うあまり、肩に力が入っちゃうからかも。
カーブをなめらかに切れたらいいなと思うけど、はるこさんはどうやって切っているんだろう?
ポイントや特別な道具があれば教えてください。
(③事実から得られた自分の考えをもとに質問を投げてくださる。)
こんな感じです。
○○が苦手です。
〇〇がわかりません。
どうしたらいいですか?
みたいに、
質問を質問のまんま聞かれるよりずっと答えやすいです。
自分の的をはっきり示した上で、
受け取りやすい球を投げてくれるので、
こちらも的に向かった答え(球)を返しやすいです。
「私は不器用だから」とか「こういう作業が苦手だから」「下手だから」とかって
自己否定や諦めに走る人も多いんですよね。
いやいや、決めつけないでーーーー!
決めつけてしまったら、それ以上の成長は見込めないので。
まとめると、
①まずは自分でやってみる。
②トライしてみて得られた事実を確認する。
③事実から得られた自分の考えをもとに質問する。
こんなふうに関わってくださる受講生に出会うたび、
自分も見習おうといつも思います☺️