こんにちは!
のんたんです。
表現力UPのための練習方法
いろいろあると思うのですが
今回は
ハーモニー
に着目してみます!
表現力UPのための練習
表現力UPのために
ハーモニーをピックアップする練習方法は
こちらです!
Step1:和音で弾いてみる
Step2:和音の種類を考えてみる
Step3:それを踏まえてどう弾く?
これは特に
・ツェルニーの練習曲
・ショパンのワルツ
・ソナチネアルバムの曲などで
使いやすい方法です!
今回は分かりやすく
クレメンティOp.36-2のソナチネで説明してみます。
こんな曲です
Step1:和音で弾いてみる
まず
和音だけを
取り出して
弾いてみます。
例えばこの部分だったら…
左手で和音だけ取り出して弾いてみます。
最初から最後まで和音だけ弾いてみます。
これが
けっこう
効果アリ!!!
ただ流して弾いてしまっていると
そこが何の和音なのか
意識できていないことが多いです。
わざわざ手間をかけて
ハーモニーだけ取り出すことで
その曲での
ハーモニーの移り変わりを
耳と指で体感しましょう!!!
Step2:和音の種類を考えてみる
ここからは難しいので
できる人だけで良いのですが…
和音の種類を分けてみましょう。
和音は3種類に分けられます。
3種類というのは…
T(トニック)
S(サブドミナント)
D(ドミナント)
です。
私のブログでは分かりやすく
記号で表しています。
T(トニック)
S(サブドミナント)
D(ドミナント)
これをカデンツに当てはめると
こんなかんじです
↓
今回ト長調でを書きましたがほかの調も同じです
他の調のカデンツはこちら
この
クレメンティのソナチネでどうなっているかというと…
↓
に当てはまらない和音もたくさんあります。
それはカデンツにないような特別な和音であることが多いです。
分からないところは分からなくていいので
そのままにしておきましょう。
「ここはなんだか特別な和音っぽいな」
くらいの認識でOKです。
Step3:それを踏まえてどう弾く?
基本的に
T(トニック)…安心の和音
S(サブドミナント)…ちょっと不安定
D(ドミナント)…不安定な和音。この和音でもりあがることが多い
先ほどでてきた特別な和音もの要素を持っていることが多いです。
という性質を持っています。
なので
この場面だと
3小節目の♪レ、レ、レミレドのあたりで
ちょっと重りをかけるといいんですね(><)
特にレミレドのところかな
でも曲によってはだからといって
すごくもりあげるわけでもなかったりします。
今回例にあげたこの場面も、
最初の部分だからそこまでもりあげなくて良いと思います。
でも
和音を取り出して弾いてみて
考えてみることで
・気づいたこと
・感じたこと
というのが人それぞれあるはずです!
それを演奏に取り入れてみて下さい
まとめ
音楽できる人は
ここまでいちいちやらなくても
感覚でできていることがあります。
それはなぜかというと
スケールやカデンツの感覚が
体に染み込んでいるから!
いろんな曲を弾いた経験があるから!
でもそこまで自信ないな〜という場合は
今回のように
Step1:和音で弾いてみる
Step2:和音の種類を考えてみる
Step3:それを踏まえてどう弾く?
こういうステップを踏んでみると
曲はまた違った見え方をしますよ〜!
2と3は難しいのですが
Step1:和音で弾いてみる
これだけでも効果アリ!
なのでやってみて下さいね〜!!
こちらではもう少し簡単な方法を書いています。
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