の続き。
高知駅から特急あしずりに乗り、
14:53、窪川駅に到着。
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」!
「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」に続く、
JR四国の観光列車「ものがたり」列車の第3弾。
土讃線の高知駅と窪川駅を、約2時間40分で結ぶ観光列車。
列車は、キハ185系の気動車を改造した2両編成。
ヘッドマークは、船の舵と、坂本家の家紋、
時代を刻む時計をモチーフとしたデザインとのこと。
かっぱうようよ号との並び。
なんだかシュール……。
1号車「KUROFUNE(クロフネ)」車両。
列車番号が大政奉還の年なの。
2号車「SORAFUNE(ソラフネ)」車両。
列車番号の1868年は、明治維新の年。
この青い部分は入れない方が素敵だったのでは…と思うのだけれど……
地元の方的にはどうなんだろう……。
乗車位置に敷かれたマット。
さっそく乗車。
1号車「KUROFUNE」車内。
蒸気船をモチーフに、19世紀末芸術をイメージした車内デザイン。
晴れた日の青空のような天井。
このプロジェクターを使用して、
特定日には地元の学生さんによる沿線ガイドが行われるとか。
残念ながら、コロナ対策でガイドは中止になっていた。
人がいないうちに…と、2号車へ。
2号車「SORAFUNE」車両の車内。
レトロSF小説で描かれるような、空想科学上の宇宙船をイメージした車内デザイン。
こちらの天井は、星が散りばめられた夜空のよう。
今回予約した座席は、1号車「KUROFUNE」車両の3番A席。
15:13、志国土佐 時代の夜明けのものがたり-立志の抄-は、窪川駅を出発。
各座席に置かれている、車内販売のメニュー。
アテンダントさんが席まで注文をとりにきてくれる
「伊予灘ものがたり」「四国まんなか千年ものがたり」とは異なり、
「志国土佐 時代の夜明けのものがたり」は、2号車のカウンターまで注文に行く仕組み。
最初に注文したのは、果実のハイボール。
地元でとれた小夏の果汁が入った、爽やかで飲みやすいハイボール。
ちなみに、このコースターやカップホルダーには土佐和紙が使用されているとのこと。
おつまみには、「きびなごけんぴ」を注文。
これが、予想以上のボリュームで、
食べても食べても減らずにひたすらポリポリすることになった。
小雨のぱらつく土佐久礼駅。
地元の方々が、旗を振って見送ってくれた。
列車はビューポイントである太平洋沿いに出た。
天気予報では晴れの予報だったのだけれど、あいにくのどんより空。
晴れていたら絶景だったんだろうなぁ。
海沿いから離れ、次に向かったのは、
「しんじょうくん」とカツオに支配された町。
須崎駅に到着。
ここで停車時間が設けられたため、車外に降りてみた。
にゅっ。
きねんさつえい。
須崎駅の待合室内。
駅前は閑散とした様子。
昔は駅前に商店街があったのかもしれない。
しんじょうくん。
いたるところから、しんじょうくんの視線を感じる……。
地元の元気なお姉さまがたに見送られ、須崎駅を出発。
車内に戻ると、飲み物とおつまみにカバーがかけられていた。
このちょっとした心遣いが嬉しい。
下の画像右に映ってるおばあちゃまが、とってもアグレッシブだったの!
ホームの端の方まで走って見送ってくれてびっくり。
こちらも手を振り返して、須崎駅を後にした。
そうそう。忘れないうちにグッズも買わなくては。
この日は、四万十ひのきのコースターと、ボールペンを購入。
このコースターが本当に可愛くて、もう1個買っておけばよかった。
車窓に流れる景色を眺めながら過ごし、
市街地の向こうに高知城が見えてきたら、終点はもうすぐそこ。
17:54、高知駅に到着。
へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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