2020年9月。
連日の真夏日にうんざりして、
そうだ、北に行こう。
と、北海道旅行を計画。
9月も後半だというのに最高気温が30度を超える東京を脱出して、
一路、北海道へ。
旅の始まりは上野から。
新幹線はやぶさ1号・新函館北斗行に乗り、上野駅を出発。
遠足前の子供状態でソワソワして寝付けず、
前日に3時間ほどしか眠れなかったため寝不足。
おなかがすいたので、とりあえず上野駅で買ってきたお弁当で朝ご飯。
まずい。
ええぇ……なにをどうしたら、こんな、これを売り物にしていいというGOサインが出るわけ……
なんか、なにもかもが、パサパサのモサモサ。
食べられそうなものだけ食べて、ある程度おなかが膨れると眠気が襲ってきた。
ねむ、ねむ。。。うとうと。。。
8:49、盛岡駅に到着。
ここで半数ほどの乗客が下車。
4分ほど停車して、東京から連結した状態で一緒に走ってきた、秋田新幹線のこまち号とお別れ。
2号車と3号車に八戸駅から修学旅行の団体が乗車すると車内アナウンスが流れた。
なるほど、えきねっとで空席確認した時に不自然に埋まっていたのはこれだったのね。
国内の消費を促すためにGoToトラベルキャンペーンが開始されたのが、2020年の7月後半。
それから2か月ほどが経過し、
感染の拡大がさほど見られなかったことから、修学旅行を決行する学校もちらほら出てきているようだった。
学生さんたちが、良い思い出を作れるといいなぁ。
東京から北海道へ向かう下りの北海道・東北新幹線は、午前中は右から日差しが来る。
進行方向右側からABC席で、進行方向左側がDE席。
E席が取れれば一番いいのだけれど、残念ながら埋まっていたのでA席を予約。
雨の予報だったので眩しくないだろうと思っていたのだけれど、
盛岡から先は雲が晴れ、お日様に攻撃された。
9:10、二戸駅に到着。
それにしても、東北新幹線の駅はホームに売店がないなぁ。
東海道新幹線の駅はちょいちょいコンビニや駅弁屋さんやうどん屋さんがあるのに。
9:22、八戸駅に到着。
9:34、七戸十和田駅に到着。
9:51、新青森駅に到着。
ここから先は、東北新幹線ではなく北海道新幹線。
10:07、奥津軽いまべつ駅に到着。
10:40、北海道新幹線における北海道の玄関口、木古内駅に到着。
ここで新幹線を下車。
初めて降りる木古内駅。
北海道新幹線の開業にあわせてできたばかりの駅ということで、
どこもかしこも新しくて綺麗。
新函館北斗駅ではなく、木古内駅で降りた目的は、鉄印帳の鉄印集め。
国内の第三セクター鉄道40社が参加している「鉄印帳」。
その中でも最北を走るのが、北海道の「道南いさりび鉄道」。
JRの改札を出て、直通のエスカレーターを上り、道南いさりび鉄道の木古内駅へ。
駅員さんに鉄印が欲しい旨を伝えると、
鉄印の頒布はここではなく、駅前の道の駅でやっているとのこと。
慌てて駅の外へ移動。
木古内駅の駅前。
……なにもない……。
本州からJR北海道に入って最初の駅ということで、
ここ木古内駅が新幹線の駅になったのだろうけれど、
全国の新幹線駅では、奥津軽いまべつ駅に次いで平均乗車人員が少ない駅とのこと。
色々と、大人の事情があるのだろうけれど、1年でどれくらいの赤字なのだろう……。
広い駅前ロータリーの向こうに建つ、「道の駅 みそぎの郷 きこない」。
地元の方の憩いの場を兼ねているような構造。
ここで、道南いさりび鉄道の鉄印と、1日乗車券を購入。
せっかくなので何かグッズも欲しくて、車両缶バッジを購入。
あと、出入り口にあったパン屋さんが美味しそうだったのでお昼ごパンも買った。
再び道南いさりび鉄道の木古内駅へ。
改札と駅待合室は2階にあるので、エレベーターに乗って2階に移動。
新幹線の木古内駅から、道南いさりび鉄道の木古内駅のホームまではちょっと距離があった。
木古内駅の待合室。
JR時代のものと思しき駅名標が展示されていた。
この待合室は、JR北海道の駅だった頃からの待合室なのかな?
改札を通り、跨線橋からの一枚。
ホームには、これから乗車予定の道南いさりび鉄道の車両、「ながまれ号」が待機していた。
次回↓へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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