毎年1月、推し刀剣の「圧切長谷部」の公開に合わせて博多に行くのだけれど、
2020年は福岡市博物館の開館30周年記念。
秋の特別展で、福岡の名宝が一斉に公開されるとのことで。
毎年1月に公開される「圧切長谷部」と、
毎年2月に公開される「日光一文字」。
例年であれば同時に観ることはできない二振りが同日に観れるなんて、この機会を逃したら何年ないだろう。
ということで、土日に有給をくっつけて連休を錬成し、一路博多へ。
8:42、新幹線のぞみ143号博多行に乗り、東京駅を出発。
時間帯的なものもあるのか、指定席も自由席もそこそこの乗車率。
自由席は3号車、2号車の窓側席は埋まっていたものの、1号席は3人掛け席の窓側はちらほら空いていた。
無事に窓側席を確保でき、東京駅の駅弁屋さん「祭」で買ってきた駅弁で朝食。
乗車時間が長いので、幕の内系のお弁当を買おうと思っていたのだけれど、
なかなか見かけない「大洗名物 釜揚げしらす弁当」を見つけたのでこれにした。
朝でも食べやすいあっさり系のしらすごはん。
たっぷり乗ったしらすはふっくら柔らかで、大粒の梅干しは甘めの味付けで美味しいの。
辛めの明太子ペーストもアクセントになり、アンコウの唐揚げで一杯飲むこともできる。
これと似たような駅弁もあるけれど、クオリティが全然違う。
駅弁は美味しいのだけれど……窓の外はあいにくの天候。
曇天の天竜川。
すごい霧。
霧?雲??
おなかも満たされてうとうとしていたら、関西圏に入っていた。
11:15、新大阪駅を出発。
ここからは山陽新幹線。
新大阪駅で、山陽新幹線の車内販売ワゴンが乗車。
先頭車両から乗ってくるので、1号車に座っていると発車から程なくして回ってくる。
新幹線で新大阪から西に行く時の楽しみのひとつが車内販売。
この日の車内販売のお姉さんの接客が素敵で感動。
新幹線の自由席で、
「ごゆっくりおくつろぎくださいませ」
なんて言ってもらったのは初めて。
購入したのはこちら。
かっぱえびせんと、瀬戸内レモンイカ天がミックスされたやつと、ビールのセット。
アルコールセットは30円お得なのがちょっと嬉しい。
山陽新幹線の車内販売メニュー。2020年秋ver。
帰りはもみじまんじゅうを買おうかな、などと考えていると、進行方向左側の車窓には大阪湾が。
海の向こうに見えるのは淡路島。
それにしても。
京都、新大阪で乗客の大半が下車したため、車内はガラガラ。
会社よりずっと安全な人口密度。
広島を出ると晴れてきて、進行方向左側の3人席は日射しが眩しかったので、通路を跨いで進行方向右側の座席に移動。
自由席はこういうことが自由にできるので好き。
車内販売で追加したハイボールと、
「乗車時間5時間……私のことだから、途中でお肉も食べたくなるはず……」
と買っておいた「チキン弁当のからあげ」。
国技館の焼き鳥とどちらにしようか迷ったのだけれど、買ったことがないこちらにした。
ハイボールと唐揚げで、ハイカラ。
これが昼食がわり。
九州に上陸し、13:30、小倉駅を出発。
13:47、終点の博多駅、15番線に到着。
はじめて東京から博多まで新幹線で移動した時は、
とんでもない大移動、大冒険にどきどきしたのを覚えている。
5時間を超える乗車時間に、名古屋や新大阪でいったん降りて一休みするのが常だったのだけれど、
札幌-稚内を経験して、同じ列車に長時間乗りっぱなしな時の過ごし方にも慣れてきた。
こうして、人はおとなになっていくんだろうなぁ。
へつづく。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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