の続き。

 

17:06、この日の宿泊地である高畠駅に到着。

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ここ奥羽本線の高畠駅は、

全国でも珍しい、温泉に入れる駅。

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電光掲示板のすぐ下に「ゆ」の暖簾がかかっている光景は、なんともシュール。

 

温泉がある駅というか、JRの駅舎機能を備えた温泉付きの施設というか、

駅と温泉とホテルと焼肉屋さんがひとつの建物に纏まっている、不思議な構造。

 
改札を出て右手に売店があり、
 

売店脇の通路を奥に進むと……

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お食事処……というか焼肉屋さんがあり、

 

さらに進むと、そこにはホテルのフロントが。

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この日のお宿がこちら。

前回の山形旅行で気になっていた、温泉に入れる駅のホテル。

「ホテルフォルクローロ高畠」。

 

まずはチェックイン。

館内や温泉の利用についての説明を受け、駅の温泉「太陽館」の入浴チケットをもらった。

チケットは通常は1枚のようなのだけれど、

フロントのおばちゃんに「女の子だから朝にも入るよね?」と2枚貰った。

枚数制限はあって無いようなものらしい。

 

フロントで必要なアメニティーを取ってからお部屋へ移動。

 
ホテルと呼ぶには小さな規模の、2階建ての建物。
 
アメニティーと同様に、浴衣も必要な人だけ持っていくスタイル。
 
館内の自動販売機。
 
ソフトドリンクとアルコールの自動販売機とは別に、日本酒のワンカップの自動販売機もあった。
 
この日のお部屋は、2階の駅側のツインルーム。
 
1人で宿泊するには十分な広さ。
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ベッドはシモンズ社製とのこと。

 

 
デスクの周辺には必要なものがコンパクトにまとまっていた。

 

 
乾燥しがちな季節、空気洗浄機能付きの加湿器がデフォルトで置かれているのは嬉しい。
 

そしてお部屋の窓の外は、

 
高畠駅のホームがすぐ目の駅!

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JR高畠駅は山形新幹線の停車駅でもあるため、
お部屋の窓から駅のホームに停車するつばさ号を眺めることができる。
これは鉄道ファンにとっては嬉しい!
ちなみに予約時に線路側のお部屋があいていれば指定することもできる。
 
お部屋は全室バス/トイレ付き。
 
湯船が広めのユニットバス。
 
バスアメニティーはPOLA。
 
お部屋を探索した後は、さっそく温泉へ!
駅構内にあるので私服のままで向かったのだけれど、
スーツを着たサラリーマンの近くで、ホテルの浴衣を着たご夫婦が談笑したりしていて、
それを誰も気にしている人がいなくて。
こんな光景が見られる駅なんて、全国でここだけなのではないだろうか。
 
入浴料金は、大人1人300円/子供は100円
営業時間は7;00か~22;00と長め。
ホテルの宿泊客が利用するため、長めの時間になっているとのこと。
浴室内は脱衣所も含め撮影禁止なので、公式サイトから画像を拝借。
駅の中にあるとは思えないほど広く、地元の方で賑わっていた。
こまめに清掃も入っているようで、脱衣所も快適に利用できて大満足。
 
そして、ポカポカにあたたまった後はお楽しみの夕食。
 

夜ご飯は、1階の焼肉屋さんで作られた米沢牛の焼肉弁当!

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お弁当の概念が崩壊するほどの豪華なお弁当。

 

このお肉が本当にとってもおいしくてびっくり!

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ちょっと冷めていたので、フロントに設置されているレンジでチンして、温めてからいただいた。

噛めば噛むほど滲み出してくる米沢牛の脂の旨味……!

 

こちらはナムルの盛り合わせ。これだけでもひたすらお酒が飲めるやつ。

 

そしてそんな呑平にとって嬉しいのがこちら。

プランにセットで付いてくる、地元で作られたワインのハーフボトル。

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これがまたお肉とよく合うの!

 

そんなこんなで、おなか一杯になって就寝。

 

 

*************

 

 

……でってゆう。
まだ深夜と言っていい未明、何やら騒がしく目が覚めた。
けたたましいカラスの鳴き声に、何事かと窓の外を見ると、カラスの大群が大合唱をしていた。

 

その後、騒音でなかなか寝付けず寝不足のまま迎えた朝。

カラスの大群はいつの間にか姿を消していた。
この時に気がついたのだけれど、窓が完全に閉まっていなかった。
ただの自分のミスだった。

 

 

朝食は1階にある焼肉屋さんでボリュームたっぷりの定食が提供された。

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通常はバイキング形式との事だけれど、

コロナ対策で現在もセットメニューの提供になっている。

 

ちなみにこちらが焼肉屋さんのメニュー
 
日替わりランチはかなりリーズナブルな価格。
 

朝食の後はもう一度温泉に入り、身支度を整えてチェックアウト。

乗車予定の列車が来るまで少し時間があったので駅の外に出てみた。

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おとぎ話に出てくるお城のようなデザインの建物。

駅の中に温泉があるというか温泉施設の中に駅があるようで、

「JR高畠駅」の文字より「太陽館」の方が主張していた。

 

 

次回↓へ続く。

 

 

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ぽちっとな( ˘ω˘)

  

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