前回 の続き。
建勲神社から歩くこと2,3分。
船岡温泉に到着。
営業時間は15時から。なので、ほぼ一番湯。
出入り口のタイルがレトロ可愛い。
実際は温泉ではなく銭湯。入場料は430円。
石鹸やシャンプーなどは設置されていないので、持参するか、番台で購入が必要。
とにかくこの船岡温泉、内装がすごいの。
和洋折衷というか、大正ロマンというか、博物館の中に銭湯作っちゃいました。といった感じ。
銭湯としてもかなり充実していて、普通の湯船に、ジェットバス、打たせ湯、露天風呂、深めの浴槽、電気風呂に薬湯と、
このお値段でこんなに楽しめていいの!?と驚く規模。
湯上りには牛乳はもちろん、自動販売機でアルコールも購入できる。
キリンクラシックがあるのが嬉しい。
欄干の細工。浴室や更衣室の撮影ができないのが残念。
お風呂に浸かって復活した後は、京都市バスに乗り国立博物館へ。
ここで、京都市街地の交通網…というか、バスがパンクしていることを実感。
主にインバウンドの観光客で大混雑。積み残し多数。
運転手さんも気が立っているのか非常に運転が荒く、アトラクションレベル。
また、乗降妨害老害爺さんが発生した関係で所定時間より30分も遅れて京都国立博物館に到着。
本当に…どうにかすべきだよ…京都市バス…。
途中まではのんびり座っていたのだけれど、混雑してきてからはお年寄りに席を譲り、
京都駅付近からの更なる大混雑と荒すぎる運転に、到着する頃にはぐったり。
運転手のお爺さんと、乗降妨害爺さんはお友達だったのかな。
若者と外国人に殺意をもっているとしか思えなかった。
二度目の「京のかたな展」。
予定していたよりも短くはなってしまったものの、初回に早足で見てまわった後半を中心に鑑賞。
遅めの時間ということもあり、国宝・三日月宗近の待機列が約20分と短く、
三条の太刀、石切丸の待機列が約30分なのが面白かった。
石切丸なら、石切神社で待たずにじっくり見放題だったのに。
今回、今まで興味のなかった国広の刀が好みだということに気づいた。
そして本歌山姥切が本当に美しかった。
なんなの、あの刃紋。
人の手であんなのが作れるものなの…?
まだ実物を見たことがない山姥切国広も、また公開される機会があったら見に行きたい。
2時間半ほどしか見れなったものの、体力的にはちょうどよかった。
閉館時間まで居たもので、京都駅に戻るバスを待つバス停が大行列。
うんざりしながら列に並ぶと、
「歩いた方が早いって!」
「えー、遠くない??」
「1キロくらいだよ」
と話しながら京都駅方面へ歩いて行く女の子たちが。
検索してみたら、確かに歩ける距離。
行きのバスの地獄のような混雑具合と運転の荒さと所要時間を考慮し、
京都駅まで歩いて向かうことにした。
秋の夜風は暑くもなく寒くもなく心地よく、
だんだんと近づいてくる京都タワーを眺めながらのんびり歩くのは、
超満員のバスで移動するよりずっと精神的にも身体的にも楽だった。
行きも歩けばよかったなぁ…と思いながら京都駅に到着。
帰りの新幹線のきっぷを買おうとしたところで、トラブル発生。
財布が……ない………。
まさかの、旅先で、財布を紛失するというトラブル発生。
新幹線の終電まであと40分ほど。
どうする私。どうなる私。
次回へ続く。
ぽちっとな( ˘ω˘)
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