赤い光
妊娠はまちがいなかった
ダンナに電話すると「おめでとう」と言った
その言葉に少し違和感があった
わたしだけががんばって、そして得たもののように
聞える・・
とても寒い季節になってきた
きついつわりでまた、寝込んでいた
夜、9時頃に電話が鳴った
姑が「お父さんが風呂場で倒れてる!」
いそいで、ダンナに言うと
すぐ前に住む、姑のところに走っていった
大変なことになった・・という予感がして
実家に電話をかけた
でない・・・
叔母の家に電話して、「留守なんだけど・・」というと
「あんたのおかあちゃんも、今、救急車で運ばれていったよ!
倒れたんよ」
と言われた
舅を運ぶ、救急車の赤い光が窓いっぱいにうつっている
いったい、どうすればいいのか
わからないまま、受話器を握り締めていた
