傷つける言葉 | 君と朝を待つ

傷つける言葉

結婚式のときの、友達のインタビューで

わたしたちは、「子どもは、3人ほしいです。女の子2人と男の子1人」

そして「3年後ぐらいに、赤ちゃんがほしい」と

それは、簡単にかないそうな、夢だった。

 

結婚後、姑が家にやってきて「あんたらは、ああいうてたけど

子どもはすぐに、作りなさいよ」と言った

ダンナがいないときに、やってきてそういうことを言う

そして、息子の前では、優しい口調に変わる姑

「はいはい」と聞き流せないようなことは、ダンナに言ったけど

ダンナは、一言も親に言ってくれることはなかった

 

田舎に住んでいて、子どもができないってことは

かなり、辛いことになってきたのは

結婚して3年たった頃で、

同時期に結婚した義兄夫婦に子どもができて

妊娠中から義姉をとても、大切にしていた姑は

わたしに、義兄の家の買い物やなんか

全部、「しときなさい」と命令した

 

自分からすすんで、やることと

命令されて、やることには、気分的に

うんと、へだたりがある

次々と子どもが生まれる義姉と

孫と小姑の子どもたちの世話も

姑に強制されるのは

とても、苦痛だった。

 

幼稚園に上がる前の姪が、毎日言う

「どうして、おばちゃんには赤ちゃんができないの?」

きっと、毎日、母親である小姑と姑の話を聞いて

いるからだろうなと思った

近所の人や会社に来る人にも

毎日のように「子どもはまだか?」と聞かれ

そのことで、生理がとまってしまったりした

 

実家に帰っても、母親からもおなじ言葉を言われる

女は子どもを産んでこそ、一人前なのだと

そのころ、いつも考えていたのは

こんなに、人を傷つける言葉を平気で言うのが

一人前になることなら、

わたしは、一人前にならなくてもいいやということ

 

けれども、周りのプレッシャーで

わたしは、不妊治療を受け始めた