【神の化身・化け物としか言い様がない演技力】片瀬涼9話ラストのフラッシュバック視線・幻視視線  | 木村拓哉芝居研究所

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木村拓哉ではない人々の存在自体を、偏見・受け売り・見ていないのに「何をやっても」と知ったかぶり・違いも解らない低知能・嫌いだから叩きたいだけ・四流ネガキャン記事の執拗な印象操作・洗脳・先入観による理不尽極まりない迫害から守るため、命を懸けて分析します

空から降る一億の星 9話『二人結ばれた夜』

※涼のフラッシュバックは、ほとんどの場合に音も同時に蘇る。(後に研究)

つまり幻聴のようなものを伴う。

(9話ラスト一番の衝撃の、フラッシュバックと幻視が一体化した視線の際は、無音)


※後に、1話から最終話までの全てのフラッシュバックをまとめる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


36分47秒~38分20秒

昔住んでいた自分の家を見つけて入る涼。空き家で蜘蛛の巣がかかっている。


38分23秒、24秒
■この場面で1回目、2回目のPTSDフラッシュバック……家の中の風景



38分32秒
■3回目のPTSDフラッシュバック……家の中の風景




40分32秒
■4回目のPTSDフラッシュバック……子どもの頃遊んでいたパズルに息を吹きかけ土を飛ばした瞬間、当時の綺麗なパズルが蘇る。


40分38秒~40分48秒
■5回目のPTSDフラッシュバック……パズルをしている5歳頃の自分。隣に、一緒にはめている幼い子どもの手。幼児の顔は映らない。


40分53秒
■6回目のPTSDフラッシュバック……後ろの部屋の物音に驚き、振り向きながら立ち上がる涼。

その時、ちょうど25年前に後ろの部屋で起きた何かに驚き、同じ体勢で振り向きながら立ち上がった自分がフラッシュバックする。
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隣の部屋の中を見て、フクロウの羽音だと分かりホッと胸を撫で下ろす涼。大きな溜息を2回吐く。

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41分7秒
■7回目のPTSDフラッシュバック……ホッとしていた矢先に、新たなフラッシュバックが起こり、★★★★★フラッシュバック視線のまま苦い表情で固まる涼。

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41分9秒~14秒
■8回目のPTSDフラッシュバック……隣の部屋で起きた何かを確かめようと、部屋の中を覗く幼い涼。

★★★★★真実を突き止めようとする鋭い視線に変わり、開いているのに目の前の景色を見ていない視線のまま、黒目を泳がせながら、部屋の中に入る大人の涼。

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41分33秒~
部屋の奥に電源の入っていない古いテレビを見つけ、眉をしかめる。

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41分35秒~38秒
■9回目のフラッシュバック……まず幻聴(当時流れていたラジオの歌声)が聞こえ、景色がフラッシュバック。

立っている男の後ろ姿。その前にはテレビ。

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それを見て驚く幼い涼の顔。


41分39秒
★★★★★フラッシュバックを見た直後、放心状態に近い、驚きの表情で目と口を開けている涼。
でも、遂に見てしまったという、新たな事実を悟ったような視線。

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当時のテレビがあった右斜め前を見下ろす涼。

★★★当時の景色を見ている視線。

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当時のラジオがあった左斜め前に視線を移す涼。

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41分44秒~46秒
■10回目のフラッシュバック……当時のラジオが見え、犯人の横顔が一瞬見える。


★★★★★★頭痛が起きたのか左手で頭を抱え、虚ろな半開きの目で記憶の糸を手繰ろうとする涼。


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41分47秒~48秒
■11回目のフラッシュバック……


神のような演技力。後に追記

現在のカセットを見る。


現在のストーブを見る。

怯えるように思い出していく涼のあまりに繊細な視線、表情。

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41分57秒~42分1秒
■12回目のフラッシュバック……





あ、時間が!!
この後、更に色々あり、【現在の】テレビに(重なる当時のテレビに)映った【当時の】犯人の顔を見てしまう涼。

★★★★★つまり、フラッシュバックと幻視が一体化した視線。


視線だけで、高速で切り替わる涼の脳内再生映像の進展具合を、素早く緻密に的確に完璧に状況説明してしまう。

そして、このラスト一番の衝撃は、テレビに映った犯人の顔を探る細やかな視線の後の、

★★★★★★★★★★★★
完三の顔を見てしまった涼の表情が、如何にも(見てしまった!!!!!!)というわざとらしい目の開き方、表情ではなく、

しかもわざとらしくない俳優でさえ出来ないだろうというくらい繊細な、





微かに見開いた直後の小鼻の一瞬の僅かな膨らみと、

同時にする一瞬のまばたき、といっても閉じ切らず上の方でだけ上瞼がビクッと一回下がって戻る変化と、

同時に一瞬で眼球の水分量が増え、鼻や目が微かに薄ピンクに染まる変化と、

同時に一瞬口がほんの少し開き、顔の角度がほんの少し後ろへ傾く変化と、

同時に一瞬瞳孔が拡大したように見える変化と、

同時に一瞬息をほんの少し吐き出したように見える変化






だけで、そのほんの僅かな一瞬の変化だけで、このドラマ最大の驚きを表現してしまい、それが人間業とは思えぬほどリアルにこちらに伝わってしまうことである!!!!!!!!!!!!!!

役者・木村拓哉、片瀬涼……やはり化け物だ。紛れもなく化け物であり、神の化身である。





片瀬涼と役者・木村拓哉をコピーしたような偏見文句で馬鹿にするネット民は、天動説時代に地動説を唱えたジョルダノ・ブルーノを火刑に処したローマ教会のようだ。
いや、そこまでの影響力などあるはずもないので、屋外で昼寝する巨人を殺そうと無駄に躍起になる無力な蟻のようだ。
奇才に群がり上から目線で馬鹿にしたがる愚かな凡人共。役毎の違いも木村拓哉との違いもさっぱり見分けられない、自分の見る目の無さにも気付かず。あまりのリアリティー、自然さに“こんなの演技してないに決まってる!!”とまんまと騙されているのは自分なのに。性悪女のブリッコ二重人格を見抜けない男のように。




★★★★★考えてもみて欲しい。

自分の父を殺した犯人が、なんと完三だったということが発覚する瞬間、ドラマの最重要ポイント、役者として最大の見せ場において、

こんなにも地味な驚き方でその伝えるべき全てを伝えてしまえる俳優が他に何処にいるだろうか?


目立つパフォーマンスで目を引こうと思えば、幾らでも目立てるのに。

役者・木村拓哉は、そういうことをしてよく褒め称えられている俳優たちとは違い、

【無駄なことはしない】のだ。

(そういえば、児玉清さんもおっしゃっていた。国内外の偉大な監督や名優の方々等による分析 を参照)


そこに、涼がいる。それだけでいいのだ。

いや、そうでなければならないのである。


その機微を理解出来ない者たちにどんなに貶されようと、この役者はポリシーを曲げない。自分に何処までも厳しく、リアリティーを貪欲に追求し続ける。


★★★いちいち大声でゆっくり分かりやすく説明しなければ理解出来ない幼児に対し、わざとらしく話しかけたりはしないのだ。




カメラの向こうの視聴者の目を惹きつけることばかりを一番に考える、派手な上手いパフォーマンスを見せ付けたがる俳優には、決して持ち得ない、高度に研ぎ澄まされた現実味。


俳優・木村拓哉は、視聴者にパフォーマンスを見せるのではなく、一切の邪念を捨て去り、ただ役を生きる。

どこにカメラがあり、どの角度でどう映るか、制約の多い撮影状況で細やかかつ適正に計算し現場の共演者や制作のプロたちを唸らせ圧倒しながらも、視聴者にはそれを感じさせない。


現実では、誰もいない、カメラも回っていない状況で一人過去の記憶に襲い掛かられる人間は、こういう地味な表情になる。

私自身、長年PTSDのフラッシュバックや幻覚、幻聴に苦しんできたため、眼球の表面と全身の皮膚が共鳴する。

視聴者はまばたきすれば見逃す程の、テキトーにながら見していれば見逃す程の、ごくごく僅かな瞳と表情の変化。

そこから伝わる重厚な衝撃。

刃のように研ぎ澄まされた、そして針先のただ一点のような、常人では到底到達し得ない域にある現実味によってもたらされる、コノウエナイ衝撃。


この奇跡の瞬間を、見逃さなかったこと。それは私にとって確かに貴重な財産であり、誇りでもある。


宝箱を発見し手に入れた人間が、それを見えない者達によって苦しめられるようなことは、もうなくさなければいけない。

私は片瀬涼を手を抜かずに研究することで、片瀬涼を手に入れる、幸せ者なのだから。




後に追記!!!!!!!!!











国内外の偉大な監督や名優の方々等による分析
受賞歴・視聴率・興行収入・演じ分け
大規模なまとめ
洗脳・偏見・先入観
開いているのに景色を見ていない視線の分類
予想が2回的中…通じ合えた運命
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