今年8月の出来事の備忘録です
僕が初めてフードアナリスト講座(4級)を受講した際
その時の講師としてお世話になったゆかり先生が
札幌に家族旅行にいらしていて
声を掛けて頂き久しぶりに再会しました
お鮨が食べたいとのことだったので
サラリーマンの僕にも
懐に優しくコストパフォーマンスが良くて
札幌で僕が1番好きなお寿司屋さん
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美味しいお鮨を頂きながら
旧交を温めました~
メチャメチャ楽しかった~()/
定番<蛸の柔らか煮>
蛸の旨み成分は
加熱することによって
強くなるという特徴があります
噛むと柔らかくて
旨みが口一杯に広がります
<目抜き>
北海道ならではの海水魚ですね
深海魚の一種で
引き上げる途中で水圧により
目が飛び出すことから<目抜き>というとか。。。
淡白なんだけど口当たりが上品で美味しい
<いくら 大根おろし>
ゆかり先生がイクラ好きとのことで
本当は走りのイクラが良かったんだけど
その日は仕入れがなくて
漬けられていたものを出してくれました
美味しいですよね~
<メイチダイ>
夏から秋にかけて味のよくなる白身の魚です
味も良いのですが漁獲量が少なく
高級魚の一つでもあります
モチッとしていて
噛めば噛むほど旨みが増してくるようです
<時鮭(ときしらず)>
通常秋に獲れるはずの秋鮭が
時を忘れた時期(春から初夏)に獲れることから
こう呼ばれているそうです
生殖器がまだ成熟していないため
全体的に栄養がいきとどいているので脂がのっていて美味い
<中トロ>
やっぱり
日本人にとっては
鮪は美味しいなぁ~
でも食べながらも
絶滅危惧種であることも認識しないと。。。
フードアナリストとして何ができるのか。。。
日本人がマグロを求めてやまないために
世界中でマグロ漁がおこなわれ
そのため産卵前の未成魚が乱獲され
産卵できる親魚がかつての4%しか
生存していないと云われているのです
スーパーマーケットなどで売られている
養殖マグロを食べればいいじゃないと思うかもしれませんが
それは天然の稚魚を捕獲して育てる畜養と云われるもので
親魚が絶滅すれば畜養自体が不可能になってしまうのです
近畿大学などでは稚魚を捕獲して育てる畜養に対して
人工ふ化させた稚魚を親魚となるまで飼育し
その親魚から採卵して、また人口孵化させるという完全養殖をしていますが
まだまだ商業ベースにのるには時間が掛かると云われています
鮪尽くしなんて云う食べ方はせめて止めないと駄目ですね
お鮨屋さんにとっては酷だけど
1~2年間だけ全世界で鮪を食べるのを止めて
鮪漁獲で生計を立ててる方々には他のものを獲ってもらうとか
生活保障とかするとか考えなきゃですネ
オマエ、安易なこと言うなとお叱りを受けるかもしれませんが
考えて何かすることは大事ではないかと。。。スミマセン
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で参加させて頂いた講演の中で先住民の方々は
絶滅危惧種を守るために漁師には漁獲禁止にして他の物を獲らせ
村全体でその漁師の生活を支えるそうです
経済優先か未来の食材を守ることが大事が常に議論になるところです