九段下・渋谷・池袋・新宿・品川・上野・秋葉原★心療内科ゆうメンタルクリニック -26ページ目

男の目、女の目。

今日はメルマガ から、こんな話をお届けします。

ウラ話 はこちら から。


◆ 目だけで、男と女の気持ちが分かる。



「相手の気持ちが分からない」。
「好きな人が、何を考えているのか分からない」。

そんな疑問は、誰にでもあるはずです。


しかし、ここである知識をお教えしましょう。

実は心理学的には、普段の目の使い方で、決定的な差があるのです。


それこそが、


男は普通、話しているときに相手の目を見て、聞くときに見ない

女は普通、話しているときに相手の目を見ないで、聞くときに見る


という違い。

これを極端に図解すれば、こういうことです。


<男が話しているとき> (→は視線の向き)

男→ ←女


<女が話しているとき>

←男 女→


となるわけです。

では、これはいったいどうしてなのでしょうか?



◆ 視線の理由とは。


まず「話を聞く」場合。
このとき、男性は相手を見ないで、女性は相手を見ます。


実際に男性は、脳をつなぐ脳梁という部分が、女性よりも細いと言われています。
ですので脳の連携が女性ほどはうまく行かず、
「一つのことにしか集中できない」という状態になります。

歯を磨くときについ水を出しっぱなしにしてしまうのも、それが原因ですね。

ですので話を聞くときも、「話そのものに耳を傾ける」ことについ集中してし
まうため、目で相手のことを見る余裕がないのかもしれません。

よって「聞く」ときに「見ない」ことが多くなると考えられます。

逆に女性は並行作業が得意。
余裕があるため、話を聞きながら「見る」ことができます。


次に「話す」場合。
男性は相手を見て、女性は相手を見ません。

男性は会話に「目的」を求めます。
すなわち「何かを伝えるために話す」と考えているため、それがちゃんと伝わって、理解してもらえているかどうかを見極めるために、相手を観察するわけです。


逆に女性は、目的どうこうというより「時間の共有」を重視します。
ですので相手をじっと観察する必要は、普通あまり感じません。
また女性は物事を、事実ではなく「感情」を中心に記憶します。

よって過去のことを思い出しながら話すとき、ついそのときの楽しかった思い出などに浸りながら話します。
よって無意識にあさってを見ながら話してしまうわけです。



◆ 覚えましょう! 倦怠期で。


しかしこういう「男がこう 女はこう」というような、「どっちがどっち」な
二択ネタは、すごく記憶がややこしいようです。

たとえばずっと前にこんな話をしたことがあります。

「本当の記憶を話しているときは、話している本人から見て左を見て」

 ⇒ すなわち、聞いている人から見て < ●>< ●> という目

「想像(ウソ)で話しているときは、話している本人から見て右を見る」

 ⇒ すなわち、聞いている人から見て <● ><● > という目


しかし、「右でしたっけ? 左でしたっけ?」
というご質問メールは、いまだにいただきます。あひゃん。

ですので今回の

「男は話しているときに見て、聞くときに見ない」
「女は話しているときに見ないで、聞くときに見る」

というのも、もしかして記憶の中で混同してしまうことがあるかもしれません。


よってここでは、

熟年夫婦

を使って覚えることにしましょう。
ほら、想像してみてください。

 妻「ねえ。タカシの進学のことなんだけどね…」
旦那「…あー? うーん…」

旦那はテレビを見ながら、話を聞いています。
奥様はお皿を洗いながら、話をしています。

 妻「あと隣の家、もうすぐ改築されるみたいよ? だからウチもね」
旦那「………あー、うん。そうだねぇ…」

 妻「ちょっと何、その返事! 聞いてるの!?」
旦那「…あー、聞いてるよ。タカシと改築だろ?」


はい。ものすごくイメージ浮かびますね。

男性は視線をそらしながら話を聞く。
女性は視線をそらしながら話をする。

男と女のもっとも自然な形は、倦怠期もとい熟年夫婦の形にあらわれているのです。

これを思い出せば、あとは芋づる式に残りが思い出せるのではないでしょうか。

ちなみに先ほども話したように、男性は並行作業が苦手。
ただでさえ新聞やテレビだけで、キャパシティがギリギリです。

ここで「さらに話を聞く」というだけで、もういっぱいいっぱいです。
お笑い芸人の摩邪が、おとぎ話に突っ込んでいるのと同じくらいいっぱいいっぱいです。

ですので「さらに顔を見る」なんて芸当、できるわけがないのですね。

まぁ、いずれにしても、キャパがギリギリなので、この場合、実際はあまり話を聞けていません。
ですので単に断片的な記憶だけ(ここではタカシと改築)を残していて、万が一の奥様の糾弾にも備えているのですね。




◆ 好きになると、視線が変わる。


このように「男と女での視線の向き」。
しかしこれは、恋が生まれると、一変するのです。


男は、相手のことが好きになると、話を聞くときにも見つめるようになります。
逆に女は、好きになることで、話すときにも見つめるようになります。

まさに「倦怠期の逆」ですね。

男が聞くときに見つめたがるのは、「より相手の情報を集めたい」と思うからと考えられます。
すなわち「聞く」と「見る」という並行作業の、まさかの同時進行。

「相手とつきあいたい!」ということそのものに、強い集中力を発揮しているのではないでしょうか。
いや、単に男は聴覚よりも視覚で興奮する生き物なので、単に「見ること」にしか集中できていない可能性もありますが。


また女性が「話す」ときに見つめるようになるのは、こんな理由。

たとえば過去の楽しい話をするときでも、
「この人と一緒だったら、どうなるだろう…」
というように、すべての感情を相手とミックスさせるため、つい相手のことを見つめてしまうわけです。

よってあなたに好きな人がいるなら、

相手が男なら、聞いているときに見てくるかどうか
相手が女なら、話しているときに見てくるかどうか

を見るだけでも、相手の気持ちが分かるのです。


そしてさらに!
実はこの続きのテクニックがあるのです。

さぁっ!
相手の気持ちを思い切りつかむ、「視線」の技術とは何なのか!?
この続きは次回をお待ちください!



(完)


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そして、今回のウラ話です。



さて、実はこんな実験があります。


被験者たちを男女ペアにします。そして2グループに分けて、


A「それぞれのペアにただ会話をしてもらう」
B「ただ会話をしてもらい、そのあとに3分間じっと見つめ合ってもらう」


このとき、どちらの方が、ペアの仲が良くなったと思いますか?

そうです。
答えはB。


Bの場合は、互いに親近感を感じているペアが、Aのときよりもずっと高くなっていたのです。

さらに半年後、Bのペアの中には、結婚している人もいたとか。
心理学実験が取り持った仲ですね。すばらしいです。


ちなみにこういう「うまくいった」という実験を聞くたびに、
「あぁ本当に僕も参加したかった」
と思うんです。
色々と話がそれていきますが、この続きは次号で!


ここまで遊びに来てくださって本当にありがとうございました。


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今回のご感想などありましたら、わくわくっとお待ちしております!


ピースハイカー最終話のその後

こんばんは。ゆうきゆうです。
最近、こんなメールをいただきました。



> 先日のヒッチハイカーのブログ、楽しく読ませていただきました
> 私、できることならユウ先生の妄想世界に生まれたかった!。



あはははは。ありがとうございます。
妄想世界はオープンですので、どなたでも。はい。
ていうかすでにもう住人です。



> で、ですね。前後の脈絡がよく分からないのですが、私、彼の通訳を務めることになりました。

>(英語→日本語→英語→日本語)というわけなので、もし先生もこのヒッチハイカーに伝えたい事などございましたら、気兼ねなく私のメルアドにメッセージを下さい。

>できるかぎり迅速に訳して彼に送りますので。



彼の通訳。
通訳…といっても、目の前で話すわけではないのですよね…?
翻訳して、渡すとかでしょうか。



> ちなみに、すでに一つ目の仕事を頼まれました。

>彼が英語で書いた手紙の翻訳です。しかも、宛名は大統領のカイズミさん!!!



誰。
それに、大統領。
惜しいです。二重の意味で惜しいです。



> ・・・ええ、ええ、突っ込みたい気持ちはよくわかります。
> あとできちんと訂正しておきますからー。

>ちなみにその手紙で、彼が日本に居る間に面会できないだろうか?と小泉首相をデートに誘ています。

>いやいや、常識にとらわれない人間って面白いですねー。


> まあ、そういうわけですので何か御用の際には気兼ねなくご利用ください。



いや、確かにすごい。常識にとらわれない。重要ですね。
健闘祈っております。


彼には、
「忘れていた何かを思い出させてくれました。本当にありがとう!」
とお伝えください。


とはいえ、うん。いや。
おそらく彼はこの言葉によって、自分の生き様にたいして、さらに強い信念を強めるのだろうナァ…と。
何でしょうかこの表現しきれぬ思いは。
そういう風にとってもらってもいいのですが、またちょっと違うような…。
うーん…。複雑な心理です。
いずれにしても、応援しているのは確かです。


みなさまもここにコメントとして彼へのメッセージをお書きいただければ、訳していただけると思われます。
何か思うところありましたら、ぜひ。

みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

ゆうきゆうがマンガに!

ゆうきゆうです。いつもありがとうございます。


Tさんにお教えいただいて、発見したのはちょっぴり前なんですが。

ヤングユー・ロッソ という漫画誌に、突然に僕の名前が出てきたと教えていただきました。

はい。


えー!


というわけで驚いて書店で見たんですが。


こんな感じでした。


漫画1 漫画2


話の筋としては、女性が精神科のドクターと不倫関係になる。

それを幼なじみの男性に話すと、

彼が

「精神科医!? それってセクシー心理学のゆうきゆう先生じゃないよね!? ファンでーす!」と。


本当に、何の脈絡もなく、突然に。

いや、精神科医ということで、脈絡はあるような。…あるのでしょうか?


もちろんこの作中で、ゆうきゆうの名前が出てくるのは、後にも先にもここオンリーです。

本当に、「書きたくて書いてくださった」という感じをすごく感じました。

ていうか、作者さん、すみません。

恐縮です。本当にありがとうございます。素直に喜びます。

いや、好いてくれているのはこの男性が、ということか。

いずれにしても、大喜びです。


しかしTさんにもお聞きしたのですが、この作者さん、これが「処女作」だとか。

いいのでしょうか。

色んな意味で、いいのでしょうか。

編集者さん、よくOKだしました。


あらゆる奇跡に感謝です。はい。


ゆうきゆうは、この作者さんを、応援しています。

お勧め商品発見

みなさんこんばんは。ゆうきゆうです。


最近フラフラと外を歩いていたら、こんな商品を発見しました。


ヌード座椅子


「ヌード座いす」
「ヌード座いす用セルマカバー」


………。
ヌード座いす。


素敵です。
素敵にセクシーです。


「カバーがついていない、むき出しの座いす」

ということでしょうか。
そこに「ヌード」という名称をつけたのが最高です。


心理学的には、

「子供」
「動物」
「性的なもの」

の3つが、お客さんに商品を買わせるための、重要なキーワードになるそうです。


ヌード座いす。


これは売れます。


ていうか、じーーーっと見ていると「ヌード座」の「いす」のように思えます。


ヌード座。


なんかストリップ劇場みたいな。名前が露骨過ぎますが。


心からこんな発想しか浮かびません。人として誇らしい。


みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

緩んだ理性

ゆうきゆうです。いつもありがとうございます。


さて、トイレといえば、あなたは何を思い出すでしょうか。
もちろん「ラクガキ」です。単刀直入に。


最近、外でトイレに入ったら、ウォシュレットにこんなラクガキがされていました。


トイレの落書き


左から、行きましょう。


」⇒「」。


うん。もう。
なんなんですか、君は。

ただ単に、字を変えたかっただけなんじゃないんでしょうか。

止めるボタンが「正」と変わっていることに、何の意味も意義も見いだせません。
心からさびしいです。


そして次が、


おしり」⇒「おもり


意味が分からない。
ただ、字を変えたくて変えただけです。

イタズラしたかったからした。そんな少年の心なんでしょうか。


その右に行きます。


ビデ」⇒「エロビデオ」。


………。

ちょっとウケました。

何て言うんでしょう。排泄物の俗称を言うだけでウケてしまう小学生のようですが。
ここまで突き抜けると、逆に見事です。一周して素敵です。


そして。


流水音」⇒「流氷音」。


もうここらへんから、ネタがつきた感をむんむんに感じます。


そして最後です。


」⇒「最強」。


………………。

ちょっとウケました。またも。

洗浄の強さを、ここに合わせて、「むむむむぅっ! 最っ強ぉぉぉ!!
みたいに叫んでいる人をイメージしてしまいました。


人は誰にも見られないとき、自分の理性をゆるめ、本心通りの行動をするといわれています。
トイレにラクガキが多いのも、当然それが原因でしょう。


そう考えると、このラクガキが、書いた人の本性。

一度、会ってみたい。

たぶん会った瞬間、「最っ強ぉぉぉ!!」みたいに叫んでくれるのかもしれません。


………まぁ、一番怪しいのは、トイレの中でカメラ構えた自分だと思うんですが。
どう見ても男子トイレ盗撮犯です。本当にありがとうございました。


もし「こんなトイレのラクガキがあった」というのがありましたらコメントください。

四字熟語テストはなぜ当たる?  心理テストの意義

こんばんは。ゆうきゆうです。


今夜はメルマガ から、こんな話をお届けします。

ウラ話はこちら から。



◆ 突然の四字熟語。


最近、同僚の女医さんに、こんな心理テストを教えてもらいました。


 「四字熟語」を、「3つ」思い浮かべてください。

何でも構いません。







ちなみに漢字が4つつながったのが四字熟語です。
「マルシア」や「NASA」みたいなのは、漢字でないからダメです。


とにかく「3つ」です。






3つ、思い浮かべましたか?
思い浮かべたら、スクロールを。



いいですか?



それは、1番目から順に、

「あなたの人生観」

「あなたの恋愛観」

「死ぬ直前に、あなたの人生を振り返った感想」

です。


ちなみに僕は、

弱肉強食
孤軍奮闘
朝三暮四」

でした。


1番目はなかなか分かりやすい。
無意識にハードな人生を考えてしまうのでしょうか。


2番目はかなり泣けます。
恋愛的に、一人なんですか。戦ってるんですか。


3番目はなかなか含蓄ぶかい答えだと思います。
何を選んでも変わらなかったなぁ…。みたいに死ぬんでしょうか。


あーブルー。


あなたの答えはいかがでしたか?



◆ なぜ、この心理テストは有名なの?


しかしこのテスト、心理学的・精神医学的に、明確な根拠が分かりません。
何で「最初が人生観」、「次が恋愛観」なんでしょうか。


しかし、この四字熟語の心理テスト。
実際にネットで検索してみると、かなり多くの方が知っているようです。

それだけ流行しているからには、やはり「理由」があるはず。

それはいったいなぜなのでしょうか?


今回は、それについて考えてみましょう。



◆ 心理テストは、何のため?


実は心理テストは、「正解をピタリと当てるため」に、やっているのではないのです。

なぜなら心自体、明確な答えがないものだからです。


これは「占い」も同じこと。


たとえば占いが「なぜ当たっているの? どうしてそれが正しいと言えるの?」
ということを明確に説明できるわけではありませんよね。


「四柱推命に基づいて」とか「中国での研究に基づいて」とか「細木数子が言っていたから」と言われると、

そのネームバリューから微妙に納得してしまいますが、
それらがどうして正しいかの明確な根拠はありません。


しかし人は占いを求め、そして心理テストをついやってしまいます。


この理由はシンプル。


それを「肴(サカナ)」にしているだけなのです。


実際に、「あなたはどんな人ですか?」と言われて、ハッキリと答えられる人はいません。

誰もが「自分ってどんな人間なんだろう」という不安を常に抱えています。


人が仕事や恋愛にチャレンジしたがるのも、ある意味「自分の評価」を無意識に知りたいからです。

逆にずっと家にいる専業主婦などが退屈に感じることもありますが、それは「自分を知る手がかりがない」から。


そうです。

占いや心理テストが、実際に当たっているかどうかは問題ではありません。


それを通して、「そういえば、こんな面もあるかなぁ…」というように、自分

自身のことに思いをはせ、考え、気づくことが重要なのです。



◆ ただ、心理テストは遊ぶため。


心理テストは、一瞬で正解を出す電卓ではありません。


もしそれが一人でやるテストなら、それは自分自身の心との「遊び場」。

一緒に遊ぶことで、「自分自身」という存在について、色々な面が分かってくる。


そして何より、それが自分にとって安らぎ、楽しい。


それこそが、こういう心理テストの役割なのです。




◆ 基本的に皮肉である。


では、この「四字熟語の心理テスト」は、どうでしょうか。


実際に四字熟語は、ほとんどが、中国の故事が由来です。
そして、総じてやや皮肉っぽく、マイナスの意味をよく含んでいます。


八方美人
孤軍奮闘
五里霧中
七転八倒


などですね。


実際に中国の故事は、ほぼすべてが

「思い上がるな。自分を戒めろ」

という教訓で構成されていることが多いもの。

ちょっと皮肉っぽいのは当然かもしれません。


また人は、プラスの思考よりも、マイナスの思考の方が、すぐに浮かびやすいもの。
ですのでなおさら、「3つ」で浮かぶ四字熟語は、マイナスなものが多いのではないでしょうか。

さらに「それが人生観! 恋愛観! 最後の思い出!」と言われたらどうでしょう。

そもそもの思考がマイナスのことが多いため、より「当たってる!」と感じるのではないでしょうか。


さらに心理学には「バーナム効果」というものがあります。
あいまいなことを言われると、人はつい無意識に自分の状況を重ね合わせて、
「あ、当たってる…」と思ってしまうものです。


特に四字熟語なんて、そもそもあいまいなもの。


逆に、『楽天大変』『阪神残念』など、一部の人の一部の状況のみを限定して表現するような四字熟語があったとしても、おそらくその言葉が永遠に残ることはないでしょう。


あいまいで、多くの人が気持ちを重ねられるからこそ、四字熟語として成立しているわけです。


たとえば「孤軍奮闘」という言葉を聞いて、
「俺は今までに孤軍奮闘だったことは、一度もなかったよ!」
なんて言える人が、果たしているでしょうか。


おそらく誰もが、それに当てはまる経験が、どこかにあるはずです。




◆ 強いて根拠をあげるなら。


もちろん「人生観」や「恋愛観」という決めつけに、根拠が完全にないとは言えません。


たとえば心理学では「マズローの欲求段階理論」というものがありますが、

それによると、人は「まず自分の生命を一番に考え」、

そして「そのあとに人との結びつきを考える」と言われています。


すなわち、最初が「人生観」、次に思いつくのが「恋愛観」というのも、ある意味納得できます。


また齋藤孝先生でもない限り、四字熟語がすぐにポンポン思いつく人はいないはず。
2個で出し切ってしまったあとに、3番目を考えるのは、結構大変なはずです。


すなわち、「人生で色々と出し切った、最後のときの思い」と、通じるものがあるのでは…と考えられないこともないかもしれません。



◆ 四字熟語は、心理テスト合格?



いずれにしても、四字熟語は「皮肉っぽく、マイナスのものが多い」。
くわえて「あいまい」。


だからこそ、人はこの心理テストを通して、
「あ、当たってる…」と思ったり、またそれを通して、
「そういえば、そんなこともあったなぁ…」
「そんな人生を望んでいるのかもしれないなぁ…」


なんて風に、自分の心理について思いをはせるわけです。


心理テストとしては、十分な出来ではないでしょうか。



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◆ 今回のまとめ
----------------------------------------------------------------------

○ 心理テストは、「正解どうか」に意味がない。

○ それを通じて、自分の気持ちと「遊び」、少しでも分かった気持ちになることが大切。


◆ さいごに。


というわけで、今回の話は終わりなのですが。

純粋に興味がありまして。マヤ・リオ先生にもこのテストを出してみました。


ユウ「四字熟語を3つ考えてください」

マヤ「天上天下唯我独尊、とか?」


それは八字な上に、なんか違います。


ユウ「いや、3つの『四字熟語』です」

マヤ「なにゆえに?」

ユウ「お願いいたします」

マヤ「………はい………考えたわよ………」


ユウ「さ、最初は何ですか?」

マヤ「『美人薄命』」


このときの衝撃は、どう表現すればいいのでしょうか。
人生観は、美人薄命。
ていうか私は美人だ、と。
言い切られました。とにかく言い切られました。素敵です。


ユウ「…2番目は…?」

マヤ「『虎視眈々』」


ねらってるんですね。
とにかく、ねらってるんですね。

僕はそれ以上突っ込むことができず、最後の言葉を聞きました。


ユウ「あの、最後は」


マヤ「『不老不死』」


あの、「薄命」じゃなかったんですか。
いったいどのくらい生き残るつもりなんですか。

僕は心からそう思いました。


くわえて、自称「日本で一番モテる精神科医」リオ先生にもやってみました。


ユウ「最初の四字熟語は?」

リオ「『自画自賛』」


あぁ。もうホント、先生って恐ろしいほど裏切らない。
気持ちいいほど予想通りです。
自分で自分を誉めてあげる人生。周囲は何も気にしない。最強です。


ユウ「2番目は…?」

リオ「『千差万別』」


あぁ、女性は一人一人、違いますよね。ってウォイ

本当にこんな恋愛観でいいんでしょうか。
あまりに当たりすぎて怖いです。


ユウ「…さ、最後のは…?」

リオ「『日刊現代』」


それ、スポーツ新聞の名前ですよね。日刊ゲンダイですよね。
お父さんが電車の中で読んでるアレですよね。
最後に振り返った人生が、そんなんで本当にいいんですか。


マヤ・リオ先生の心理に一歩近づいたと同時に、それが数万歩以上の距離にあ
ることをあらためて思い知った、秋の日のユウでした。

みなさまここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。


(完)


============================================================


そして、今回のウラ話です。


ちなみに心理テストは、学術的なものであっても、やはり根本的には変わりません。
「正解がどう」ではなく、それを通して相手の心理を探っていく、一つの「足場」に過ぎないのです。


実際に有名な心理テストに、ご存じ「ロールシャッハテスト」というものがあります。


しかしこのテストも、たとえばある患者さんにやらせた結果を、3人の分析家に送って判断させたところ、3人とも別な分析をした、ということもあったようです。


「本当かどうか」「真実かどうか」

よりも、とにかくそれを足場にして、相手そのものを見ることが大切。


間違っても、あなたの恋人にこれをやったとして、それこそ恋愛観が「一石二鳥」や「一挙両得」だったからといって、それだけで怒るのはやめてあげましょう。はい。


ちなみにリオ先生の話には続きがあります。


ユウ「色々とありがとうございました」

リオ「あ、あともう一つ思いついたんだが」

ユウ「それはまた、今度という…」

リオ「『井上和香』」


盲点でした。
確かに四字熟語です。

そんなんで良ければ、僕も『小倉優子』とか『熊田曜子』とか言います。
でも、『樹木希林』とかはカンベンしてください。
上戸彩』とかは三字熟語なので残念です。


そんなことを考えつつ、今日も生きる僕でした。

みなさまここまで遊びに来てくださって、本当にありがとうございました。

今回のご感想、「私の考えた四字熟語はこうだった!」というのがありました
ら、コメントで書いていただければ嬉しいです。


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ご感想などありましたら、わくわくっとお待ちしております!


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
今回のコラムには、

http://coolsummer.typepad.com/kotori/2005/09/post_28.html
http://tenukimichi.com/blog/archives/2005/09/

なども参考にさせていただきました。
本当にありがとうございました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

お腹がすいている方、どうぞ。

ゆうきゆうです。いつもありがとうございます。


本日は小ネタで。


http://wibo.m78.com/clip/img/82244.jpg


すごい肉。


…と思ってよく見たら、右のお皿の画像と同じ部分が多々散見されます。


コラージュかと思われます。


アイコラ道50年の僕に見分けられないものはありません。


嘘。


…うん。納得している人がいそうですが、嘘ですよ?


しかしそれを分析するためじーーーっと見ていたら気持ち悪くなりました。胸焼け。


人間って視覚イメージでも胸焼けすることが分かりました。


みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

ピースハイカー最終話

みなさんこんばんは。ゆうきゆうです。いつもありがとうございます。


さて、今まで2回に渡ってヒッチハイカーさんについて紹介してきたわけですが。

(★ヒッチハイカーさん1  ヒッチハイカーさん2


さらに最近、こんなコメントをいただきました。


-----------------------------------

はじめまして
Matejに会われたんですね。


実は、私も東京でMatejと知り合った人間です。


ゆうさんほど劇的な出会いではなかったのですが。


で、彼から東京での出来事について書いたメールをもらい、このブログを知りました。


Matejから見たゆうさんとの出来事を読んだ後、ゆうさんの側から見たMatejを読んでとても面白かったです。


Matejが書いた上野駅での出来事はURLに貼っておきましたので、よかったら御覧下さい。


英語ですが、簡単な英語ですので楽しく読めると思います。他の東京との出来事もびっくりするようなことばかりで、すごく面白いです。


21歳のスロベニア人が、日本人の輪も広げていくというのは、なんか不思議ですが、これも彼の言う神のお導きでしょうか・・・。


(yumeさん)


-----------------------------------


えー!
彼のところでも紹介されているー!?


というわけでさっそく見てみました。こちら。


本当だー!
該当するのはこちらでしょうか。

-----------------------------------


My only capital that I had was the DECISION that I will arrive to Ibaraki and meet Igor.
A decision and belief. I was at Ueno station, asking people if someone
can buy me a ticket (the ticket was about 20$) and after some time, a
young gentleman bought me the ticket half way.
"Are you really without money?"
"Well, yes," I said and smiled.
"Holy God! Can I take picture of you?"
And if you speak japanese,
you can read the rest of the story on http://ameblo.jp/yukiyu/ under the
date 2005-10-23 00:16:35. If you don't understand, just take a look at
the picture.
The person that stopped me, was a very popular blog writer and soon people from all over Japan and the world started writing me,
offering me help in all the aspects.


-----------------------------------


意訳しますと。


「イバラキに行って、Igorに会いたかった。
それでそこまでのチケットを買ってくれる人を上野駅で探した。
そうしたら『若いジェントルマン』が、半分までのチケットを買ってくれた」


………。

若いジェントルマン!
若いジェントルマンですよ奥さん!

やったぁ! これで僕も紳士の仲間入りです! やりました!


さてその中で、彼と僕との会話らしきものがでてくるのですが。


"Holy God! Can I take picture of you?"


これ、僕のセリフでしょうか。


「Holy God!」


言った覚えがありません。
いや、たぶん僕の表情とかが、Holy God!的だったんでしょう。
そうに違いない。よく「外国人みたいな表情するよね」って言われますし。


それはそれとして、意訳を続けます。

「なんと僕が止めた人は、ポピュラーなブログライターだったのだ!
そしてまもなく、日本や世界からたくさんの人が、僕に援助を申し出るメールを送ってくれたのだ!」


………。


ポピュラーなブログライター。

いや、すみません。買いかぶりです。
ていうか、はしっこのはしっこで生息しています。


おでんでたとえるなら、汁にたまに浮いてる、ハンペンの切れ端です。
マゾヒスティックなブログライターとかでお願いいたします。

うん。


しかしまぁ、この流れから行くと、なんかドラマチックな感じになっていますよね。

偶然にも、少しでも彼の役に立てたようで何よりです。


個人的に、今一番の願いは、

「これは心理学実験か」とか
「シュークリームのおかげでOKした」とか、

そういう余計な自分のツッコミを読めるほど、彼が日本語に習熟されていないことを願うのみです。


いずれにしても、彼の無事を心よりお祈りしております。


一応、最後だけ分かるように英語で。


Fight!! Matej Sedmak!!
Have a Sexy trip!!


自分でも、本当に余計な言葉をつける人間だと思います。
みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

ちなみに該当部分の日本語訳はこちらで。


http://japanesemd.exblog.jp/d2005-10-26

ヒッチハイカー後日談

ゆうきゆうです。こんばんは。
いつもありがとうございます。


さて、以前にご紹介した、『ヒッチハイカーさん 』。

それに際して、こんなご意見をいただきました。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


こんにちわ、ゆう先生。


ヒッチハイクの男性には、驚きました。


サイトも見てみたのですが、

日本語のページは、何かに掲載された記事なのでしょうか。。。


「私の旅に関する記事」というページに記載されていた英文の翻訳でした。

他のページに旅の出来事が書かれていました。


そこで驚いたこと


1.メキシコで恋に落ちた女性は、ハプスブルグ家に由縁のあるお姫様
 →http://www.peacehiker.com/index.php?lng=en&id=56&aid=39://
 (しかも、ある晩に「今晩泊めて!」と言ったらコテージに泊めてくれて
  メキシコシティの実家に寄った際、その実家がものすごいお城で、
  それだけのお姫様だと知ったらしい・・・そこで1ヶ月半過ごす。)


2.メキシコから日本への航空券は、JALの社長にお願いして
  1000ドルに値引きしてもらった。


  で、残りの代金の支払いは、

ⅰ)メキシコの会社とかに手紙を書きまくったけど返信無し。
ⅱ)偶然会った日本人ビジネスマンに100ドルもらう。
ⅲ)調子に乗って、日本料理店を回って600ドル集める。
ⅳ)300ドル足らないので途方にくれたら、インターネットを見ろと神の啓示があった。
ⅴ)インターネットカフェでタダで使わせろと言ったら、別の人を紹介された。
ⅵ)その人が彼に賛同して500ドルくれた。
ⅶ)200ドル余分に集まったので、お金のない人に200ドルをあげた。


一応、登録すれば、毎週彼の書くメルマガが届くそうです・・・。
登録しようかどうか、迷ってます。


ただ、メルマガのアーカイブが、9月27日のメキシコシティで、

「日本へ向かうぜ!」ってところから止まっているのも気になりますしね。


日本では、彼は大丈夫なのだろうか。
柏行きは、神の啓示だったのだろうか。。。


旅の無事を祈るばかりです。


京都にも来ることがあるのでしょうか、彼は。


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MMさん 、ご意見ありがとうございました。


ていうか彼の「お願い人生」は、すごいものがありますね。


JALの社長に頼み、ビジネスマンにお金をもらい、料理店を回ってお金を集め、
インターネットカフェをタダで使おうとし………。


いや、本当にすごいです。


普通は、ある程度のところで「ためらう」と思うんですよ。


そこで、あえてもう一歩踏み切ってしまうところがすごい。いや本当に。


これって、我々も見習うべきだと思うんですよ。


ちなみにセクシー心理学では、「1ミリのダイブ」というメソッドがあります。

とにかく「お願いする」という大きな目標があったときに、「できるか」「できないか」で悩んでいる人は、

ちょっとストップ。


一気に大きいことをやろうとしても、潜在意識は決して動けません。

こんなときは、「1ミリだけでもいいから、相手に近づく」ことを目標にすること。


そしてそれができれば、「もう勝ちだ」と思うことです。


もちろんそのまま勢いで、声をかけられたら言うことはありません。

しかしたとえ、1ミリ近づいて、それ以上何もできなくても、微妙な達成感は生まれます。

これによって少しずつ気持ちが前向きになっていくものです。
覚えておいてくださいね。


いずれにしても、彼のパワーは本当に見習いたいです。


ただ、ですね。

ちなみに彼のサイトを見ていると、途中でにわかに「マッサージ師」などになって、お金を稼いでいたこともあるようです。


………。


たぶんですね。


いきなり「お金欲しい」と頼まれた人は、そのステップを飛ばされていると思うんですよ。


逆に言えば、「こいつにはそのステップなくてもOKそう」みたいに思われたのかな、と。


いや、「優しい人みたいだから」と思われたのか、「気が弱そうだから」と思われたのかは分かりません。


しかし彼の行動力と、なかなか断れない日本人の弱さがあれば、彼は無事に日本を発つこともできるのではないでしょうか。


ちなみに僕が彼なら、そのハプスブルグのお姫様のもとで一生暮らしていたと思います。

うん。


そういえばこのエントリーのコメントで、「彼のサイトの内容に勇気をもらった」
という方もいらっしゃいました。


そういう意味では、確かに彼の行動は、世界的に意味があることなのかもしれま
せん。やりました。


いずれにしても、彼の行動を応援しております。

というわけで、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。

電気の行方

こんばんは。ゆうきゆうです。


最近、あるお店に行ったら、トイレがこんな状態になっていました。


電気ドコー


「電気は中にあります」
「電気は中にあります」
「電気は中にあります」
「電気は中にあります」


なんで4枚も。


おそらく「電気ドコー??」という訴えが、今までにさんざんあったんでしょうね。


それで店長さん、しかたなく「電気は中にあります」という張り紙も。


しかしそれでも、おそらく気がつかなかった人がいたんだと思います。


おそらくトイレに急いで入ろうという人は、あまり他の情報に注意しません。
だからこそ、見落としも多かったのではないかと思います。


それで結構ヤケになって、4枚まとめてババンと。


くわえて赤線まで引いて。


特に右下なんて、「中にあり」まで主張しすぎて、「ます」を書くスペースがなかったんだろうなと推察されます。

よほどイライラしていたのか。


たぶんスイッチを探す際に、左にあるエアコンとかを触るお客さんもいて、それがイヤだったのかもしれません。


少なくともこの「4枚」。
心理学的には、意味のないことではありません。


反復して認識させることによって記憶はより強まります。


ただ、それ以上に失うものも多いのではないでしょうか。

店長さんのイライラが、オーラとして伝わってくるトイレ。


しかしこれ、このままで大丈夫なのでしょうか。
いつか増えすぎたら、こうなってしまう可能性も。


一面

こうなると、今度は、
「トイレはドコー??」という訴えが頻発。店長さん、さらにイライラすることになる可能性も。


こんなことを考えながら毎日を生きている、ゆうきゆうなのでした。(今日のわんこ風)


みなさま今後ともよろしくお願いいたします。