ヒッチハイカー後日談 | 九段下・渋谷・池袋・新宿・品川・上野・秋葉原★心療内科ゆうメンタルクリニック

ヒッチハイカー後日談

ゆうきゆうです。こんばんは。
いつもありがとうございます。


さて、以前にご紹介した、『ヒッチハイカーさん 』。

それに際して、こんなご意見をいただきました。


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こんにちわ、ゆう先生。


ヒッチハイクの男性には、驚きました。


サイトも見てみたのですが、

日本語のページは、何かに掲載された記事なのでしょうか。。。


「私の旅に関する記事」というページに記載されていた英文の翻訳でした。

他のページに旅の出来事が書かれていました。


そこで驚いたこと


1.メキシコで恋に落ちた女性は、ハプスブルグ家に由縁のあるお姫様
 →http://www.peacehiker.com/index.php?lng=en&id=56&aid=39://
 (しかも、ある晩に「今晩泊めて!」と言ったらコテージに泊めてくれて
  メキシコシティの実家に寄った際、その実家がものすごいお城で、
  それだけのお姫様だと知ったらしい・・・そこで1ヶ月半過ごす。)


2.メキシコから日本への航空券は、JALの社長にお願いして
  1000ドルに値引きしてもらった。


  で、残りの代金の支払いは、

ⅰ)メキシコの会社とかに手紙を書きまくったけど返信無し。
ⅱ)偶然会った日本人ビジネスマンに100ドルもらう。
ⅲ)調子に乗って、日本料理店を回って600ドル集める。
ⅳ)300ドル足らないので途方にくれたら、インターネットを見ろと神の啓示があった。
ⅴ)インターネットカフェでタダで使わせろと言ったら、別の人を紹介された。
ⅵ)その人が彼に賛同して500ドルくれた。
ⅶ)200ドル余分に集まったので、お金のない人に200ドルをあげた。


一応、登録すれば、毎週彼の書くメルマガが届くそうです・・・。
登録しようかどうか、迷ってます。


ただ、メルマガのアーカイブが、9月27日のメキシコシティで、

「日本へ向かうぜ!」ってところから止まっているのも気になりますしね。


日本では、彼は大丈夫なのだろうか。
柏行きは、神の啓示だったのだろうか。。。


旅の無事を祈るばかりです。


京都にも来ることがあるのでしょうか、彼は。


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MMさん 、ご意見ありがとうございました。


ていうか彼の「お願い人生」は、すごいものがありますね。


JALの社長に頼み、ビジネスマンにお金をもらい、料理店を回ってお金を集め、
インターネットカフェをタダで使おうとし………。


いや、本当にすごいです。


普通は、ある程度のところで「ためらう」と思うんですよ。


そこで、あえてもう一歩踏み切ってしまうところがすごい。いや本当に。


これって、我々も見習うべきだと思うんですよ。


ちなみにセクシー心理学では、「1ミリのダイブ」というメソッドがあります。

とにかく「お願いする」という大きな目標があったときに、「できるか」「できないか」で悩んでいる人は、

ちょっとストップ。


一気に大きいことをやろうとしても、潜在意識は決して動けません。

こんなときは、「1ミリだけでもいいから、相手に近づく」ことを目標にすること。


そしてそれができれば、「もう勝ちだ」と思うことです。


もちろんそのまま勢いで、声をかけられたら言うことはありません。

しかしたとえ、1ミリ近づいて、それ以上何もできなくても、微妙な達成感は生まれます。

これによって少しずつ気持ちが前向きになっていくものです。
覚えておいてくださいね。


いずれにしても、彼のパワーは本当に見習いたいです。


ただ、ですね。

ちなみに彼のサイトを見ていると、途中でにわかに「マッサージ師」などになって、お金を稼いでいたこともあるようです。


………。


たぶんですね。


いきなり「お金欲しい」と頼まれた人は、そのステップを飛ばされていると思うんですよ。


逆に言えば、「こいつにはそのステップなくてもOKそう」みたいに思われたのかな、と。


いや、「優しい人みたいだから」と思われたのか、「気が弱そうだから」と思われたのかは分かりません。


しかし彼の行動力と、なかなか断れない日本人の弱さがあれば、彼は無事に日本を発つこともできるのではないでしょうか。


ちなみに僕が彼なら、そのハプスブルグのお姫様のもとで一生暮らしていたと思います。

うん。


そういえばこのエントリーのコメントで、「彼のサイトの内容に勇気をもらった」
という方もいらっしゃいました。


そういう意味では、確かに彼の行動は、世界的に意味があることなのかもしれま
せん。やりました。


いずれにしても、彼の行動を応援しております。

というわけで、みなさま今後ともよろしくお願いいたします。