生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

自分や相手の体と心を大切に一人一人の人権を守る、社会問題を自分事と捉える主権者教育としての性教育が大切だと感じています。現代の子供の保護者世代が受けた内容と大きく変化した性教育について、保護者と子供達と共に学ぶ活動を広めたいと考えています

“誰にどこに相談したら良いか分からない”を無くす為、自分ごととして捉える主権者教育としての性教育の情報をお伝えします


長年、性教育を牽引されている

櫻井裕子先生のブログを

リブログさせて頂きました



今年度

性暴力被害者の支援について学び

こちらの団体から

ワンストップセンターの活動について

多くを学ばせて頂いた一人として

署名をお願いしたいと思い

投稿させて頂きました。

どうぞ宜しくお願いします






 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 TODAY'S
 
​世界自殺予防デー




学生、生徒、児童の皆さんは

夏休みに、学校生活での

日々入ってくる沢山の雑音から

少し離れる事が出来たかもしれません

そして

9月になり2学期が始まり

また気持ちを切り替えて

スタートする時になりました


頑張り過ぎなくていい

スロースタートでも構わない

ストレスを感じた時

どうやって乗り切るか

対応する方法を見つけるのも

練習だからね


音楽を聞いたり

空を見上げたり

友達と話したり

近所の犬と話したり

綺麗な景色を見たり

少しでも、心が癒されます様に



綺麗な景色で癒されるもよし









                    推しで癒されるもよし





 

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

 

 TODAY'S
 
思春期男子の性の悩み

 

 

 

今回は

第二次性徴を迎え、

体と心に大きな変化が起きる思春期の時期に、

多くの男子が抱える悩みとしてあげられる

外性器の長さ・角度・形・色、

包茎、射精、勃起

について

科学的なデータをもとに情報をお伝えし、

それぞれの不安や悩みの解消になればと、

今回は、こちらの内容についてお伝えします。

 

 

 

 

 

外性器の大きさ

 

非勃起時の陰茎背面で、

恥骨結合前面より

亀頭先端までの距離

8.20±1.13 ㎝

非勃起時、

陰茎中央部よりやや根部の

陰茎周囲長

8.31±0.74 ㎝

日本性機能学会雑誌 2008 

白井將文、永尾光一著より引用された

大東製薬工業株式会社HPより引用させて頂きました。

 

 

 

また、

日本人の勃起時の平均は、

13cm

 

性交時の挿入可能な長さ

4~5cm以上

 

 

 

最大勃起角度

体軸に対する陰茎の勃起角度

(体軸に対して直角を90度とする)

これが90度以上なら

性交可能な陰茎硬度があると考えられます。

若年者で勃起時に亀頭が柔らかい

と訴える人がいますが、

これは病気ではありません。

亀頭は

女性の膣を傷めない為のクッション

になっています。

 

 

 

性交障害になる陰茎の湾曲角度は、 

下方湾曲で15度

側方湾曲、上方湾曲

20度

湾曲角度が15度以上で手術適応

 

 

 

射精障害

早漏・遅漏、膣内射精障害

などがあり、

短時間で行ったり、

強い刺激を与えて、

自慰行為をする事が原因となります

 

 

 

 

 

 

 包茎

 

手を用いて包皮むいて

亀頭が完全に露出できる

仮性包茎

と、

同じ方法で、包皮がむけない

真性包茎

があります。

 

真性包茎で問題になるのは、

排尿障害

(包皮の内側に尿がたまる)がある場合、

恥垢がたまり、包皮炎を繰り返す場合

無理に包皮をむいて亀頭を露出したために、

陰茎が包皮によって絞めつけられ

血行障害を起こした

嵌頓包茎の場合です。

これらのトラブルがみられる場合は

手術が必要になります。

 

恥垢がたまらないようにするには、

包皮をむいてよく洗い流し、

むいた包皮は戻します。

この時、無理にむかない様にしましょう

 

嵌頓包茎になり、

自分で包皮を戻す事が出来なくなったら、

早期に医師の診察を受けましょう。

 

仮性包茎は、手術の必要はありません。

 

「男の子の体と性の悩み 正常から異常まで」

東邦大学医学部泌尿器科学 永尾光一著 

少年写真新聞社 2002年より引用させて頂きました

 

 

 

 

 

 

思春期の皆さんにとって、

自分の体については

とても興味深く、

関心を強く感じる事柄ではありますが、

恥じらいや、周囲からの目を気にするなどで、

なかなか周りに質問や相談しづらく、

不明確な知人やSNSなどの情報に

惑わされてしまう事も

少なくないでしょう。

自己の体についての正常について知り、

異常の早期発見し、

早期の医療につながる事が出来るように

今回は、これらの内容についてお話しました。

 

 

 

同性も異性も同じく、

自分の体に強く関心を持ち、

そして

大切に守りたいと感じています。

自分の体だけでなく、

他の人の体と心を尊重できる

行動が出来るように

性教育が大切であると感じています。

 

 

 

 

 

 

 https://www.hospita.jp/medicals/dp19/sp106

 

 https://www.hivkensa.com/

 

 

 

 



 



 



​        男性の体に関する記事は

男性の方に読んでいただく
事が多いので、

ちょっと、独り言で

伺ってもよろしいでしょうか?

 
サムネイル




男性は生理痛を理解できない

それは、それで、仕方ない?

でしょうか?

女性にとって、

男性の陰茎と陰嚢に

ボールが当たった時

蹴り上げられた時

握りつぶした時

の痛みは

想像出来ません

なので

毎月一回5日間

40年間

強く握りつぶすので

理解しあえますか?

と言うと

過激で削除されますか?

相互理解って

想像力だと思うんですよね


 

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

 TODAY'S
 
​学校健康診断

 

 

 

2024年6月4日に、

群馬県みなかみ町で実施された

小学校の集団健診で、

複数の児童から

下腹部を視診、触診された

と訴えが起こった問題で、

子ども達が

安心、安全に健康で過ごせる為に、

行政、学校、保護者、地域が

集団健診の実施について、

問題意識を向ける必要がある

のではないかと感じ、

今日は、このテーマについて

お話したいと思います。

 

 

 

 
 

小学校の集団健診は

学校保健安全法の第13条

「学校においては、毎学年定期に、

児童生徒等の健康診断を

行わなければならない。」

という法律のもと行われており、

健診項目が定められています

 

 

 

  児童生徒の定期健康診断

の検査項目 

(学校保健安全法施行規則第六条)

 

1 身長、体重

 

2  栄養状態

 

3  脊柱および胸郭 の 

疾病および異常の有無 

ならびに四肢の状態

 

4  視力および聴力

 

5  眼の疾病および異常の有無

 

6  耳鼻咽頭疾患および皮膚疾患の有無 

 

7  歯および口腔の 疾病および異常の有無

 

8  結核 の有無

 

9  心臓 の疾病および異常の有無

 

10 尿    

              

11  その他の疾病および異常の有無

 

 

 

 学校保健安全法 - Wikipedia https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E4%BF%9D%E5%81%A5%E5%AE%89%E5%85%A8%E6%B3%95

 

 

 

 

これらの検査項目について

胸郭については、

漏斗胸、扁平胸、はと胸

などの異常を見る為に行い、

上半身を視診する必要があります。

(これに関しても、

事前の本人と保護者への十分な説明や、

同性の教職員、養護教諭の同席、

異性の児童同士の接触をさせない

下着を装着の上、直前で下着を外すなど

十分な配慮の方法が上げられ、現場で実施がされています。)

 

 

 

また、今回の問題で

担当された医師が目的として話されていた

思春期早発症については、

下記の診断基準があります

 

思春期早発症 診断基準

 

乳房発育が
7歳未満で開始

 

陰毛発生が
9歳未満で開始

 

初経発来が10歳未満

婦人科思春期外来から健やか親子21

「女の子の体の発育と成長 正常から病気まで」

自治医科大学産婦人科 渡辺尚 著 少年写真新聞社

より引用させて頂きました。

 

 

 

そして、

プライバシー保護の問題意識の高まりに伴い、

今年の1月に文部科学省から

集団健診の実施に際して、

十分に留意されるべく、

通達が出されています。

 

 

 

文部科学省 健康診断マニュアル

「児童生徒等のプライバシーや心情に配慮した

健康診断実施の為の環境整備について」

 

  https://www.mext.go.jp/content/20240123-mxt_kenshoku-100000617_5.pdf

 

 

 

 


 

 小学校の健康診断で「下腹部触られた」 児童18人が不快感訴え 男性医師「意図的に触ったことない」(TNCテレビ西日本) https://news.yahoo.co.jp/articles/4d20a30495fd1816efaa72097e3dd2af322577d8

 

 

 

ここからは、個人的な見解で大変恐縮ですが、
思春期早発症の診断基準からも
十分な問診からのスクリーニングの結果でもなく、
血中ホルモン値の測定を行える場所でもない
学校の健康診断の場所で、
対象とされた年齢の児童に対して、
下腹部を視診した意味がどうしても理解が出来ません
そして、こんな法律もあります。
 

 

 

教育職員等による児童生徒性暴力
の防止等に関する法律

令和4年4月施行

 

目的

教育職員等による児童生徒性暴力が

児童生徒等の権利を著しく侵害し、

児童生徒に対し、

生涯にわたって回復し難い心理的外傷

その他の心身に対する重大な影響

を与えるものである事を鑑み、

児童生徒等の尊厳を保持する

 

防止策

子供に対する性暴力等の防止、早期発見、

子どもに対する性暴力等への対処

 

 

 

 

この中で、学校医は、教育職員等には該当しないのか…

そして、学校医について調べて、ここで力尽きましたが…

学校医の変更があったようですが、

本当にそれだけの対応で適当だったのか…

継続して考えていきたいと思っています。

 

 

 

 

 









  

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

ブログを始めて今年7月で3年になるのですが、

ここにきてよくやく

100記事を投稿する事が出来ました。

これまでつたないブログをお読み頂いた方々、

本当にありがとうございます。

前回の内容の続きで、

性教育とは何か?

性教育を家庭で幼少期から行う大切さ

土台作りの意味と、

教育をどの様につなげていくか

引き続き、お伝えする事にいたしました。

 

 

 

ごく自然で当たり前のことですが、

人間は、生まれた瞬間から、

生物学上の男性か女性かに

振り分けられて生きています。

 

 

性の多様性として、生物学的、精神的、心理的、文化的、社会的、

法的、宗教的、政治的、歴史的、倫理的など、

様々な捉え方がありますが、

これらの性の捉え方については今回は取り上げません。

決して、多様性を否定する意図はなく、

不快に感じる方がいらっしゃる場合は

本意ではありません。)

 

 

性教育に少しずつ関心がもたれるようになり、

家庭での性教育の必要性を説く

多くの書物も販売されていますが、

なぜ、家庭での性教育なのでしょう。

 

 

  

上述の通り、

人間は生まれた瞬間から、

自分に割り当てられた

性別を持って生きていて

生まれてから、命を終えるまで、

それぞれの発達段階に課題も変化し、

対応方法も変わるので、

それに応じた必要な情報を得る為に

相談したり協力が必要です。

このように、

それぞれの成長過程で、

長期間にわたって、

寄り添い、

共に考え、

対処行動を考えられる

のが、

家庭の保護者であり周囲の環境です。

 

 

ここで、

学校教育現場での現状から考えると、

性教育に関する教育は、

現在とても発展途上である分野であり、

教育関係者や保護者、

公的な関係機関の中での、

価値観の相違

経済状況も重なり、

地域やそれぞれの学校間でも、

があるといわざるを得ません、

 

 

その為、

やはり家庭にいる保護者が

それぞれに

社会で起きている問題

に目を向け、

主体的に考え、話し合い

必要な情報を得て

その意味を理解し

ともに学びなが

性教育に取り組んでいく

必要があると考えます。

 

 

 

幼少期に、

自己肯定感を高める事により、

自分の存在の大切さ

を感じられるようになる事

それに伴い、

他の人も同じように

大切な存在である

感じ考えるきっかけに

する事が出来る事。

 

 

清潔を保つにより、

自分の性に関心を持つ

他の人の性に関心を持つ事)

自分の性器を大切にし

関心を持つ

 

 

大切な自分の体と、

大切な他の人の体を

意識する事により、

自分と相手には、境界線があり、

決して、

無理やりに嫌がる事をしたり、

相手を自分の思い通りに

させようとしたりする事

してはいけない

と学ぶ事

 

 

大切な自分の体と心

大切な他の人の体と心

傷つける様な事から

自分を守る事、

自分が傷つけるような事を

しない

 

 

これらの

土台を作る事

の意味を理解して

意識的に関わる事が大切です。

 

 

その後、

小学校高学年~中学校になり、

思春期を迎えると

精神的にも、身体的にも、

劇的な変化を迎えます。

 

 

第二次性徴の変化について、

ポジティブに知識を得られ

準備できる事により、

心配や不安なく自分自身の体に向き合い、

第二次性徴に伴う様々な

トラブルに対応する事が出来ます。

 

 

そして、

具体的な性的な行動に対して、

幼少期に作られた

大切にする心の土台をもとに、

自分も相手も尊重して

性的な行動を選択し、

それに伴う対処方法を取る事が出来ます。

 

 

これらの様に、

幼少期からの性教育

土台作り

です。

親が意識して意味を理解し、

境界線がある

人権を持った

一人の人間

として関わる事が大切です。

 

 

 

 

この様に、

尊重した関り

      を意識すれば...

 

 

トントンガチャっと、

ノックと共に部屋に入って、

子どもの自慰行為を目撃してしまった!!

などという事は無くなるでしょう。

 

 

自分の目の前にいる

他の人の飲み物に故意に薬物を入れて、

性的加害をして、

自分の子どもが逮捕された!!

なんて事にはならないでしょう。

 

 

すべて、

土台作り

積み重ね

です。

 

 

これらの成長に伴う必要となる情報を

各年齢にわけて順番にお伝えしています。

性教育は、妊娠と避妊の事だけではありません。

一緒に考えてみてはいかがでしょうか。

 






 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

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大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

ブログを始めて今年7月で3年になるのですが、

ここにきてよくやく

100記事を投稿する事が出来ました。

これまでつたないブログをお読み頂いた方々、

本当にありがとうございます

 

 

性教育情報をお伝えしていく中で、

性教育に対する社会全体のイメージがとても多様で、

日本人の独特考えを持つ事を感じる今日この頃です。

昭和生まれの自分としては、

子どもの頃に受けた性教育を思い返してみて、

今考えるとあまりにも衝撃的で、

ありえないと思うような内容、

性教育の教科書に、

性行為の体位が掲載され説明されている(!!滝汗)のを

今でもかなり鮮明に覚えていて

これでは、性教育とはセックスや妊娠である

と誤ったイメージが固定してしまうのも

無理はないと思います…

 

 

皆さんは、

性教育とは、

どのようなイメージを

お持ちでしょうか?

 

 

医療は、長い年月をかけて進歩していくもので、

性教育に関しても、

昔と現在では大きく考え方も異なり、

情報提供が必要と考えられる事柄も、

大きく変化しています。

ただ、過去に受けた情報のイメージにより、

今日の性教育が滞ってしまうのは本当に申し訳ない

看護師・保健師としての資格を取り、

30年以上経つ医療者として、

なんの権限も権力もないですが...

一言言わせてください

 

 

過去の性教育を

受けた皆さん

本当にごめんなさい

 

 

過去の性教育を

忘れてください

 

 

そして今後、幼少期から、

科学的根拠に基づいた

性教育の情報提供

によって

性に関する考え方を、

積み上げ直さなければならない

時が来ていると感じます。

 

 

今回、改めてこのブログで

お伝えする事を紹介します。

 

 

このブログでは、

リプロダクティブヘルス・ライツ

性と生殖に関する健康・権利

 についてお話しています。

 

 

リプロダクティブヘルス

とは

人間の生殖システム

および

その機能と活動過程のすべての側面において、

単に病気、生涯がないというばかりでなく

身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態

にある事

 

 

リプロダクティブライツ

とは

すべての個人とカップルが、

生殖能力を持ち、

安全満ち足りた性生活を営む事ができ、

安全妊娠・出産ができ、

子どもを持つか持たないか

出産する時期、子どもの数、出産間隔

自由にかつ責任をもって、

自分の意志で決定でき、

健全な子どもを持てる

最善の機会を得られるよう、

適切な情報

ヘルスケアサービスなどの手段

得られる基本的権利

 

 

この健康と権利を守る為の情報提供をし、

その情報を受け取ったご本人が、

自分の意志で、

情報を取捨選択して

自分の性行動を決定できるよう事が大切です

 

 

 

これらの方法を知る為に

 

 

就学前

お子さんに伝えたい事

自己肯定感を高める

性別の差がある事

清潔を保つ方法と意味

 

 

小学低学年

お子さんに伝えたい事

自己肯定感

性犯罪から身を守る為に必要な事

性虐待

 

 

小学高学年

お子さんに伝えたい事

第二次性徴の対応

心理的な変化

 

 

中学生

お子さんに伝えたい事

避妊の意味

具体的な避妊の方法

       基礎体温法、避妊具の使用について

心理的な変化

性衝動

 

 

高校生

お子さんに伝えたい事

性行動をした後に起こる事

若年での妊娠・結婚

年代別  妊娠が起こる率

性行動と 学歴   学力  進学率の影響

性行動と 経済力 就職 貧困の影響

離婚と親権

貧困 

虐待 

シングルファミリー

中絶の方法、年齢別実施率 、体と心の後遺症

性行動と不妊の影響

性感染症 

性犯罪、犯罪 

リプロダクティブヘルス と人権   

 

 

(この内容は、2009年に出版された

性教育の教科書

国際セクシュアリティガイダンスの考え方と

整合性が取れたものであると考えています)

 

 

国際セクシュアリティ
ガイダンス
とは

人間関係

価値観、人権、文化、セクシュアリティ

ジェンダーの理解

暴力と安全確保

健康とウェルビーイングのためのスキル

人間の体と発達

セクシュアリティと性的行動

性と生殖に関する健康

の8つのキーコンセプトをあげ、

性教育の目的、目標、実施内容、効果を示す

 

 

という内容で進めています。

 

 

 

長文となり、お伝えしたい大切な事が

分かりにくくなってしまった為、

文章を編集して再投稿する事にしました。

最後まで、お読みいただき

ありがとうございました。


 

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 


 TODAY'S
 
ライフプラン・家族計画を考える

 

 

新学期が始まりました🌸

慣れない環境で、

新生活を送っている皆さん

毎日毎日お疲れ様です



思春期保健相談士の資格を取り、

性教育について一緒に話したり

相談したり、情報交換ができるよう

草の根活動を始めたばかりですが

お話したい事は沢山あって、

実際に

子育てを毎日毎日必死にされている方

第二次性徴を迎える、迎えた皆さんに

お会い出来た時、

少しでも支えになれたり、

お役に立てる情報を伝えられるよう

日々、一歩ずつ進んでいます。



自分の性に関しては、

誰にも強制される事は無く

自らの自由な意思で、

自己責任のもと、

自分で決定する

自己決定権

があります

 


進学についてや

就職については

自分の将来について

漠然と思い描く

将来像があるかもしれませんが

性に関する未来の自分

について想像した事は

ありますか?



少しずつ大人に向かう

皆さんと一緒に話したい事



中学校を卒業したら高校に進学しますか?


高校を卒業したら大学に進学しますか?


就職をしますか?


大学院に進学しますか?


お仕事は、何をしたいですか?


何年位、お仕事を続けますか?


結婚する予定ですか?


結婚しない予定ですか?


子どもを持つ予定ですか?


子どもを持たない予定ですか?


子どもを持つと予定している場合、

何歳頃に、

出産する・子供を持つ予定ですか?


子どもの数は、

何人くらい欲しいですか?


出産の間隔を考えた事は、

ありますか?


何歳くらいまでに、

子育てを終えられるようにしたいですか?


…………


これらの事は、それぞれの事柄が

人間の一生として、

当たり前の事ですが、

連続して繋がっています。

そして、

パートナーとの関係

も考える必要が出てきます。



中学生、高校生、大学生、大学院生

の女性の方が、仮に妊娠をした場合、


中学生、高校生、大学生、大学院生

の男性の方の、パートナーの方が

仮に妊娠をした場合、


学業に関する影響

考えた事はありますか?



学校内での対応

(休学や退学やその他…)

を想像した事がありますか?



就職に関する影響

考えた事はありますか?



 結婚について、

法律で決められている義務

を知っていますか?



未成年で妊娠、出産した場合

体と心、社会的な立場

経済的なお金の問題

影響を考えた事がありますか?

 


 パートナーが妊娠した場合、

ともに子育てをしていく事

を想像した事はありますか?



性行動をしていく中で、

病気(感染症など)になった場合

将来の自分やパートナーの妊娠や出産に影響があるか

考えた事はありますか?



理想とする結婚、妊娠、出産について

自分やパートナーの年齢

お仕事に影響がある事を

想像した事はありますか?


後半の質問は

少し具体的で難しい問題

だったかもしれません。

けれど、

第二次性徴を迎え

妊娠が可能な体

パートナーの妊娠を可能にする体

になった時には、

前もって

準備

が必要です



そして、

将来的な自分と相手の

思い描く未来の為には、

対処

していく知識

責任

が必要です。


勇気を振り絞り

ガタガタ震えながら、

声を大にして言いたい…

 


性教育は
決して
妊娠と避妊
の事だけじゃない‼︎



その為に


1.人間関係


2.価値観、人権、

文化、セクシュアリティ


3.ジェンダーの理解


4.暴力と安全確保


5.健康とウェルビーイング

(幸福)の為のスキル


6.人間のからだと発達


7.セクシュアリティと性的行動


8.性と生殖に関する健康


「国際セクシュアリティガイダンス」

備えるべき

生きていく為の知識と技術を

分かりやすい明確な項目分けで

伝えています。



大切なのは



自分の権利

相手の権利

尊重

して

社会構造、国の制度

政治や社会問題に対する

自分の考え方を探していく

主権者教育

として

性教育

を考えていきたいと思っています




性的同意の大切さ

性に対して強制や支配は

決して許されません




たった一度の自分の人生

相手にとっても同じです

自分の一時の感情で

相手の人生を壊したらいけない




自分の性に関する

将来像、認知について

一緒に考えてみませんか



 

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

 TODAY'S
 
性暴力被害予防月間

 

 

 

4月から入学・進学・就職などで、

新生活が始まり、

生活環境が変化し、慣れない生活を送る中で、

犯罪被害に遭う事を予防する為、

4月を「若年層の性暴力被害予防月間」として

政府が広報・啓発を集中的に行っています。

 

 

 

 

 

 

https://www.gender.go.jp/policy/no_violence/jakunengekkan/about_r05.index.html

 

 

 

 

 

こちらは、法務省が作った

性犯罪を防ぐよう注意喚起を行う為の

学生向けのパンフレットです

 

 

こちらは、小学生向け

 

 

こちらは、中高生向け

 

 

こちらは大学生向け

 

 

そして、性犯罪の法改正について

分かりやすいパンフレットです

 

 

 

私は、性教育を学んでいく中で、

性に関して現在起きている、

あらゆる問題について

自分事として考えて行動する

主権者教育としての性教育

が必要であると考えています。

その為には、

現状の問題に関心を持ち、知る事

そして、

政策や法律にも興味を持ち、知る事

が大切だと感じています。

 

 

 

けれど…

メディアから得られる情報は、目を引くゴシップが多く、

政府のホームページは、説明責任の指摘を回避するごとく

あらゆる情報を重複した物も含めて

ビッチリの文字で掲載していて、

次から次へとページが飛んで

活字アレルギーの人間としては、

本当に大切な情報を得られにくい!!!真顔

そして、このような見にくい難しい文字の羅列の情報提供に

若者は関心を持ち、目を止めて読んでくれるのだろうか。

(自戒を込めて...)

選択した自分の性の行動を、1から2秒でも振り返り、

より安全な行動をする為の動機づけとして、

もっと心に刺さるメッセージを届けられないだろうか

(自戒を込めて...)

 

 

 

ただ、国の政策も、

知らないからこそ、

使えきれていない事が多過ぎて、

情報を得ていれば、

もっと不安や心配事から

早く抜け出す事が出来たり、

緊迫した状況にまで追い込まれ

最悪な選択肢を選ばざるをえない状況

になる前に、解決策を講じられる事が

とても多いように感じます。

その為に、自分自身も

出来るだけ分かりやすく

男性にも女性にも有用な

情報を提供出来るようにと

考えています。

 

 

 

ポスターに掲載されている

相談窓口も、

サムネイル

「あー、学校でもらうプリントに

よく書いてあるやつね」えー

 

で、終わるのではなくて、

もっと使いきれたら良い

と考えるのです。

 

 

 


image

 

 

 

性犯罪・性暴力被害者のための

ワンストップ支援センター

電話 #8891

 

性犯罪被害相談

電話 #8103

 

SNS相談

Cure time (キュアタイム)

いずれも24時間365日対応

 

 

 

 

 

日本版DBSの審議が始まり、

性犯罪者の更生や再犯率にも

関心が寄せられ始めている?今

より一層、理解を深めるのに、

こちらのご本はいかがでしょうか

 

 

 

 

 

 

 

 https://www.enomoto-clinic.jp/care/sexual/#scroll-secition1

 

依存症治療の第一線で、

加害者ケアを行う神キラキラ

斎藤章佳(先生...

と勝手に呼ばせて頂きました)

のご著書と、

実際のケアはどんな事を

されていらっしゃるかのご案内を

引用させて頂きました。

 

 

 

 

 

また、過去の記事の中で、

参考にして頂けたらと思う記事があるので、

掲載させて頂きます。

 

 

 

『性犯罪者に見られる傾向・性格心理  犯罪者から身を守る為に必要な事 ⑦』生きていく中で必要になる性の話を親が我が子に語る様な気持ちで書いています大切な事は安心安全に性に関する行動ができる為の情報を知り自分自身で選択できる という事…リンクameblo.jp

 

 

『子どもの性に関する注意が必要な行動 就学前のお子さんに伝えたい事 ⑥』生きていく中で 必要になる性の話を親が我が子に語る様な内容で書いています   今回は、子どもの性に関する注意が必要な行動についてお話していきます。前回、子供の…リンクameblo.jp

 

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生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

 TODAY'S
 
性的グルーミングと日本版DBS

 

 

 

投稿した記事数が100記事に

近づいてきました。

100記事に到達した際に、

改めて私が考える

性教育で大切にしたい事について

記事を書く予定ですが、

国際セクシュアリティガイダンスの

8つの項目の中で、

就学前と小学校低学年の子ども達にとって、

私が一番大切だと思う事は、

自分と相手の心と体を大切にする事

清潔を保持し、自分の体に興味を持つ

を基盤とした

性感染症の予防と、性的自己決定権(*)

土台を作る事と、

あらゆる性暴力、性犯罪から子ども達を守る事

だと考えています。

 

 

 

日本版DBSの法案が閣議決定されて

1歩前進したのを機に

あらゆる性暴力、

性犯罪から子ども達を守る為に必要な

性的グルーミング

とは何かについて、

今回はお話していきたいと思います。

 

 

 

性的グルーミング

(性的懐柔)

とは

性的な目的を隠して、

子どもに接近し、

信頼関係を築いて手なづけ、

支配し、

境界線を侵害し、

性的行為を行う事です。

 

 

 

群馬県警察本部長 小笠原和美氏は、

「子どもを性暴力の被害・加害から守るために」

「~私たち大人がすべきこと~」

の講義の中で、

あらゆる行動や言葉で、

子ども達は

SOSを発信するのを

封じ込められている

と話されています

 

 

 

こちらは、

性加害者が子どもに近づく為にかける言葉

の一例です。

 

 

 

これは、体に良い事だ

 


これは、

どこの家でもやっている事だ


 

お父さん、お母さんには内緒だよ

 


お父さん、お母さんに言ったら、

心配させちゃうよ

 


心配させるといけないから、

二人だけの秘密にしよう

 


他の人に話したら、

悪い子だと思われてしまうよ

 


君が悪い子だから、

教えてあげているんだよ

 


この事を話して、

信じてくれる人はいるかな

 


他の人に話したら、

君の大切な人(弟や妹など…)

はどうなるかな

 


これは診察、治療、

施術の為に必要な事だ

 


体形の確認、

成長の確認の為に、

必要な事だ

 


入れ墨などがないか

確認するために必要な事だ

 


逆らうとこれ以上、

教える事、指導する事は

出来ないよ

 

 

 

こんな言葉を聞いたら要注意

 


お子さんと話し合い、

日頃から困りごとを打ち明けられる

環境を作っておきましょう

 

 

 

 

 

 

こちらは、子どもを性暴力から守る為に、

北海道警察から出されている

注意啓発の為の動画です

参考になればと、引用させて頂きました。

 

 

 

 

 

 

こちらは、お子さんが

相手と自分の心と体の境界線を意識し、

被害者にも加害者にもならない為の

意識の土台を作る為に

とても参考になるご本です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 


今回は

私も、もっと若い時から知りたかった

婦人科の

受診方法

をお話したいと思います。

 

 

 

 TODAY'S
 
ホームドクターとしての婦人科

 

 

 

第二次性徴が始まったら、

性の困りごとについて

積極的に相談できるように

一人でも受診できるように

かかりつけのお医者さん

保護者の皆さん、

お子さんと一緒に、

探してみるのはいかがでしょうか。



初めての場合、婦人科受診は

不安や抵抗を感じる事がありますが、

月経があり、

妊娠をする性である女性にとって

生きていく中で、

婦人科はとても大切な診療科です。

妊娠をするかしないかは、

それぞれの方々の選択による事を前提として

妊娠をする前の体のケア

プレコンセプションケア

を行う上で、とても大切な医療です。

 


 

 

 

今回は、婦人科受診の問診では、

どのような事をきかれるのか

お話していきたいと思います。

 

 

年齢


婚姻の有無 

(未婚・既婚)

 

月経の有無 

(有・無)


初経・初潮 

(   歳)


閉経

(   歳)


月経周期

(1.順調〈  日間〉2.遅れる 

3.早まる 4.不順 5.無月経)


月経量

(1.普通 2.少ない 3.多い)


不正出血の有無 

(有・無)

 

経血に混じる血の塊の有無

(有・無)

 

月経前症候群〈PMS〉

の有無 (有・無)

情緒不安定・いらいら・抑うつ

不安・眠気・集中力低下・怒りっぽい

のぼせ・めまい・だるさ・食欲不振・過食

頭痛・腰痛・下腹部の痛み

乳房の張りや痛み・むくみ

 

月経随伴症状

の有無 (有・無)

下腹部痛・腰痛・腹部膨満感

食欲不振・下痢・悪心嘔吐

頭痛・いらいら・憂鬱・疲れ・脱力感

 

痛みの程度 

(1.弱い 2.強い)


鎮痛薬

の使用の有無 (有・無)

 

おりものの性状 

(1.ふつう 2.少ない 3.多い)

 

出産経験の有無 

(1.有〈    回〉2.無)


流産の経験の有無 

(1.有〈   回〉2.無)


人工妊娠中絶

の経験の有無 

(1.有〈   回〉2.無)


過去の婦人科受診

の有無   (有・無)

 


 受診した主な症状

(からだのどの部分にどんな症状が、

いつごろからあるのか)

 

外陰部の症状 

痛み かゆみ 腫れ 熱感

 

乳房の異常 

しこり乳汁分泌の異常  張りが強い

 

精神的な悩みについて

落ち込み、イライラ

うつ気分、情緒不安定

 

妊娠の可能性 

(有・無・わからない)

最終月経

月  日から  日間

 

ピル・避妊・不妊

についての

相談の希望の有無 (有・無)

 

性感染症

気になる症状は

 

更年期障害

気になる症状は

 

排尿の悩み

尿漏れ、頻尿、排尿痛

 

排便の悩み

便秘、下痢、便漏れ、便が出にくい

便が残っている感じがする

 

全体的な体調

めまい、耳鳴り、体重減少、

頭痛、手足のしびれ、皮膚のかゆみ

動悸・息切れ、倦怠感、眠気

食欲不振、肩こり、むくみ

 

睡眠

不眠、寝つきが悪い、眠りが浅い

 

タバコを吸いますか?

 吸わない、吸う

(1日    本、喫煙歴    年)

 

を飲みますか?

 飲む、飲まない、機会飲酒

種類、量


 



婦人科を受診すると、
まず行われるのが問診です。
病院に行く際に前もって自分なりに

症状をまとめておくと

困り事を伝えやすくなります。

 

 





 

 



日本でも、もっと深く

プレコンセプションケアについて

理解が深まり

ユースクリニックが普及し

若い人達が不安なく

安心で安全な性行動の選択

が出来る様になると

良いなと心から思います。



前回の記事で

ユースクリニックについて

お話をしたので、

参考にされてはいかがでしょうか



 『泌尿器科の受診方法 ~問診編~ 第二次性徴を迎えたお子さんに伝えたい事』生きていく中で必要になる性の話 を親が我が子に語る様な気持ちで書いています 大切な事は安心安全に性に関する行動ができる為の情報を知り  自分自身で選択でき…リンクameblo.jp



それ以外にも

参考になりそうな過去の記事を

改めて掲載します。












今日は、一粒万倍日です

能登の方々に

ほんの少しでも

心が温まり

心が癒える様な事が

起こりますように

もうすぐ春です🌸