日本版DBS と アメリカの取り組み ② | 生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

生きていく中で必要になる性の話 JISEIのブログ 

自分や相手の体と心を大切に一人一人の人権を守る、社会問題を自分事と捉える主権者教育としての性教育が大切だと感じています。現代の子供の保護者世代が受けた内容と大きく変化した性教育について、保護者と子供達と共に学ぶ活動を広めたいと考えています

 

生きていく中で必要になる

性の話 

親が我が子に語る様な気持ち

で書いています
 

大切な事は

安心安全に
に関する
行動ができる

為の情報を知り

 

 自分自身で選択できる
という事です

 

 

 

 

 TODAY'S
 
日本版DBS と 海外の取り組み

 

 

 

日本版DBS

とは

 

子どもと接する仕事への就職を

希望する人に対し、

性犯罪歴がない事の証明を求める制度で、

犯罪証明管理および発行システム

無犯罪証明書

とも表されます。

制度の対象:学校、保育所、認定こども園、

児童養護施設、障害児入所施設

認可外保育施設、学童クラブ、

民間の学習塾、スイミングクラブは任意

確認の対象:性犯罪の前科

部活動の指導員、学童の指導員、

ベビーシッター、塾の講師などの

対象者について、

確認する犯罪歴の内容については、

議論が続けられています。

 

 

 

性犯罪者の前歴確認・所在確認などに関して

しばしば話題に上がるGPSの埋込について

あまり詳しく知らなかったので、調べてみました。

 

 

 

アメリカ

では

Family Watch Dog

という無料サイトがあり、

住所・郵便番号の入力すると

性犯罪者の

名前・顔写真・身長・体重・生年月日・人種

が地図上に表示されていて

赤:子供に対する性犯罪を犯した者の家

紫:その勤務先

黄色:強制性交歴のある者の家

白:その勤務先

青:暴行犯の家

紺:その勤務先

黄緑:その他の罪を犯した者の家

緑:その勤務先

というように

8色でピン止めされています。

 

 

 

ミーガン法

1996年5月成立

性犯罪者情報公開法

性犯罪者の住所や、

犯罪歴などの情報を州が公開

 

 

 

アダム・ウォルシュ児童保護法

2006年7月

有罪判決を受けた性犯罪者を

強制的に登録し、

データベース化した上で、

国民に公開する

 

 

 

ジェシカ法

2007年

性犯罪の重罪化と、

出所後の性犯罪者を

全地球測位システム(GPS)

によって追する

フロリダなど3州で成立

 

 

チェルシー法

14歳未満に対する性犯罪者は、

初犯でも仮釈放のない終身刑に処される

出所した性的常習犯には、

所在確認のGPS装着を終生義務づける。

 

 

 

等、様々な法律がありました。

犯罪の発生頻度・件数・文化などの

違いはありますが

被害者の人権を最大限に尊重し、

加害者の人権に踏み込んだ政策について、

情報を知る事により、

日本のこれからの政策に対する

自身の考えについて

考えるきっかけになればと考えています。