神田沙也加さんが〝消えた〟あの日…舞台で起きていたこと 別所哲也が証言
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12/21(火) 5:15配信213東スポWeb
神田正輝 あまり2人とも話すようなことではないので暫くの間そっと
女優で歌手の神田沙也加さん(享年35)が急死した
18日、ミュージカル「マイ・フェア・レディ」のキャストである俳優の別所哲也(56)は観客に対し、
「19日以降の公演もよろしくお願いします」という趣旨のあいさつしていたという。
主演である沙也加さんの容体が芳しくないことを察知していたが、〝明日〟は来ると信じていたわけだ。
密葬会場入りする松田聖子
沙也加さんはミュージカルの公演先だった札幌市のホテルに滞在。18日昼ごろにその高層階から転落した。
公演会場の入り時間になっても沙也加さんが姿を現さなかったため、スタッフはパニックになった。
沙也加さんと主演のダブルキャストを務めていた女優・朝夏まなと(37)らが急きょ、同日昼公演に出演した。
その後の同日夜公演は当初の予定通り、朝夏らが出演。
夜公演は午後8時過ぎに終了し、同8時半ごろから朝夏、別所らがトークショーを開催した。
「別所さんたちは沙也加さんの容体が芳しくないと察知していましたが、詳細は聞かされませんでした。
スタッフが情報収集に大あわてだったのと、事実を伝えればキャストたちが動揺して公演どころではなくなるからです」
(関係者)
トークショーは笑いも起きるなど、和やかな雰囲気で進行。
別所は観客に対し、「19日以降の公演もよろしくお願いします」という趣旨であいさつしたという。
その時点で札幌公演は17日夜、18日昼・夜の3公演が終了し、残る19日昼、20日昼の2公演での奮闘を誓った。
キャストたちは開催されると思っていたが、沙也加さんが急死したため、残りの2公演は中止になった。
別所は20日放送のJ‐WAVE「TOKYO MORNING RADIO」で、沙也加さんの急死について改めて言及。
「私たちは(18日に)札幌で公演を終え、その夜に状況を聞きました。
神田沙也加さんはその時、プロデューサーによれば『一生懸命戦っている』とのことでした」
沙也加さんは18日午後9時40分(所属事務所発表)に死去した。
別所哲也さん 神田沙也加さんについてコメント 2020年12月20日
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2021/12/21
https://www.youtube.com/watch?v=f6NySbKj8F0
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急逝の神田沙也加さん SNSで意味深投稿も「今度こそ誠実に向き合いたい」
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3873581/
2021年12月19日 09時14分
女優の神田沙也加さん(35)が18日、主演ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の公演先、北海道・札幌で急逝した。
公式SNSはツイッター、インスタ、アメーバブログで、頻繁に更新していたのはツイッター。
最近のツイートやリツイートは、同ミュージカルのほか、来年4月に出演予定だったミュージカル、
自身が手掛けるファッションブランド関連、また出演テレビ番組の告知など、明るい話題ばかりだ。
気になるツイートをしいて挙げるなら、
まず10月5日未明の「工事の音が響いて眠れないのです」という、泣き顔の絵文字で締めたツイート。
そして11月11日昼前に連投した
「毎年同じことを伺って申し訳ありません… 一昨日あたりから鼻詰まりと鼻水の絶賛アレルギー!!って感じなのですが、
今飛散しているものはなんだかご存知の方はいらっしゃいますか」
「ブタクサ…!毎年それで納得してた気がする! 今年こそアレルギー検査ちゃんと行こう」
という、花粉症の悩みぐらいだ。
だがその8日後の11月19日昼前には、
「どんなことになるか分からないけど、今朝奇跡みたいに嬉しいことがあって、忘備録です。感謝をしつつ自分を磨くぞ、がんばるぞ」
と前向きな決意をつぶやいている。
花粉症が出始めたという11月9日には、インスタでも決意表明のような投稿をしている。
自撮りが多い中、この日は地平線が薄橙色に染まる青空の写真とともに、こうコメント。
「不甲斐なくて後悔で哀しくて、聴けなかった曲が、やっと聴けた。こればかりだったのに今日まで歌えることもなかった。
新たに引き締まる気持ちもあるけれど、時薬に頼り過ぎることなく、今度こそ誠実に向き合いたい」。
ここに出てくる「時薬(ときぐすり)
」とは、どんなに大変な困難を抱えても、時間が薬となって解決してくれるという意味だ。
神田さんは2012年4月から週1回、深夜の冠ラジオ番組(NACK5)をもっていたが、同番組は今年9月いっぱいで終了。
仕事上の変化はそれくらいだ。
ファンの目に見えないところで、一体どんな悩みを抱えていたのか。
神田沙也加さん「私は友達が少ないんです」が口癖だった…ファンも認識していた“素顔”
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3874724/
2021年12月19日 20時30分
神田正輝と松田聖子という筋金入りの二世タレントだったが、神田沙也加さんは芸能人らしい華やかな交流は苦手だったという。
「芸能界の友人といえば、中島美嘉さんくらい。
昔から『私は友達が少ないんです』が口癖で、一般人を含めて信頼できる友人は片手もいなかったのではないか。
それに悩みがあっても誰かに相談できず『自分の殻に閉じこもるタイプ』とも言っていた。
人知れず苦しみを抱えていたのかもしれない」
(音楽関係者)
厳しい競争にさらされる芸能界に身を置いてきた中で、信頼した芸能人仲間に裏切られる悲しさをこぼしたこともある。
「二世タレントなら誰しも一度や二度あることですが、
テレビ出演した際に、ほかのタレントから『二世だから』と陰口を言われたと明かしたこともある。
気を使って派手な芸能人たちと付き合うよりも、一般人や1人で過ごすことの方が好きだった」
(前同)
実際、ラーメンや焼肉などに1人で行くことも平気で、部屋でのアニメ鑑賞やアニソンを聴いて過ごすことが安らぎと打ち明けたことも。
真面目な性格の上、堅実派で電車や徒歩で移動することも多かったという。
テレビで見せていた明るい姿とは違って内向的な一面だが、それは関係者だけでなく、ファンからも認識されていた。
ただ、インスタグラムなどSNSで時折り苦しい胸の内を明かすこともあり、ファンから心配されることもあった神田さん。
今となっては心は分からないが、何かを抱えていたのだろうか。
NHK 松田聖子の紅白出場に「状況を確認しています。聖子さんの気持ちを最大限尊重したい」
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/12/22/kiji/20211222s00041000164000c.html
12月22日(水)15時15分 スポーツニッポン
松田聖子&神田沙也加 大晦日カウントダウントーク
447,947 回視聴
2021/09/12
https://www.youtube.com/watch?v=KGPmdxpA7lQ
NHKは22日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、
大みそかの「NHK紅白歌合戦」(後7・30)に出場が決まっている松田聖子(59)について言及した。
担当者が「状況を確認しています。聖子さんの気持ちを最大限尊重したい」と語った。
同局は21日に出場歌手が歌う曲目を発表。紅組での出場が決まっている聖子に関しては保留となった。
当初、前日20日に発表を予定していたが、娘の神田沙也加さんの急逝を受け憔悴(しょうすい)し切っている聖子に配慮し、延期していた。
神田沙也加さん襲った主演ミュージカルの重圧 3年前に「パニクっちゃった」発言も
https://www.tokyo-sports.co.jp/entame/news/3877553/
2021年12月21日 05時15分
18日に急死した女優で歌手の神田沙也加さん(享年35)が、
最後の出演作となったミュージカル「マイ・フェア・レディ」で、苦悩していた様子が分かってきた。
沙也加さんは2018年に同作に初挑戦した際、稽古中に「パニクっちゃった」と困惑。
さらに3年ぶりの再演となった今回の公演は、コロナ禍で思うように稽古を積めず、頭を抱えていたという。
沙也加さんは18日、「マイ・フェア・レディ」の公演先だった札幌市内にあるホテルの高層階から転落して死去した。
「マイ・フェア・レディ」は、日本でも50年以上にわたって公演が重ねられてきた歴史があり、〝不朽の名作〟と言われている。
そのヒロインに抜てきされるのは非常に名誉なこととされ、
沙也加さんが尊敬していた女優・大地真央(65)が、1990年~2010年の20年間、熱演したことでも知られている。
そんな名誉あるヒロインの座を沙也加さんは、2018年に射止めた。ただ当然ながら、それほど簡単に演じられる役ではない。
「04年にミュージカルで初舞台を踏んだ経験豊富な沙也加さんでも『マイ・フェア・レディ』では、役作りやセリフ回しにはかなり苦労しました。
初挑戦だった18年公演の稽古では『パニクっちゃった』と明かしたことも。メンタル面でも、相当参っていたようです」(
ミュージカル関係者)
そのうえ3年ぶりの再演となった
今回は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令などがあり、思うように稽古を積めず、苦労していたという。
「沙也加さんは『やっぱりほかのミュージカルと比べてセリフ量が圧倒的に多い』と苦笑いを浮かべながら、頭を抱えてました」
(同)
同ミュージカルは1公演につき、上演3時間半(途中休憩を含む)という大作であることでも知られる。
沙也加さんは札幌公演当日の18日に急死したが、
本来ならその後も来年1月1日の静岡公演を含めて山形、名古屋、大阪、福岡と、全国5都市での公演を控えていた。
ヒロインは女優・朝夏まなと(37)とのダブルキャストのため、交代での出演になる
とはいえ、心身ともに負担は少なくなかったことは容易に想像できる。
「周囲の関係者は、もちろん沙也加さんを全力で支えていたんですが、本人は目に見えない苦労を抱えていたんだと思います」
(同)
キャストの1人である俳優・別所哲也(56)は19日、ツイッターで故人について
「同じ時代に同じ作品で自らの力で輝いてた」
と称賛。
確かに父で俳優の神田正輝(70)、母で歌手の松田聖子(59)の威光を借りず、
自力で〝ミュージカル界の不朽の名作〟と言われる作品でヒロインを務めるまで上り詰めたのは間違いない。
一方で別所はツイッターで
「コロナがなければもっと語り合い支え合えたはず」
と悔しい思いも告白。
コロナ禍で役者業を続ける難しさを感じさせた。