松田聖子と神田正輝2人で会見「あまり2人とも話すようなことではないので暫くの間そっと…」聖子涙こらえ
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/12/21/kiji/20211221s00041000393000c.html
12/21(火) 17:03配信 7409 スポニチアネックス
女優の神田沙也加さん(享年35)が18日に死去したことを受け、沙也加さんの両親である神田正輝(71)と松田聖子(59)が21日、会見を行った。
冒頭、神田正輝が
「大変申し訳ありません。ありがとうございます。本当に身内の近親者のみでお別れ、そして納骨というか、お骨にすることができました。皆さんご協力ありがとうございました」
とあいさつ。
「ただあの、あまり2人とも話すようなことではないので、暫くの間そっとしておいていただけたらありがたいと思います」
と話した。続いて松田聖子が
「本当にみなさん、お寒い中、申し訳ありませんでした。ありがとうございます」
と涙をこらえながら話し頭を深々と下げた。
質疑応答は行わず、聖子が話し終えると2人で頭を下げ会見場を後にした。
この日、札幌市の斎場で沙也加さんと最後の別れをした2人。
午後2時半すぎ、霊きゅう車が入り、助手席に位牌(いはい)を手にした聖子が座っていた。
神田と聖子は前日20日に現地に入り、悲しみの対面を果たしていた。
1986年、神田正輝と松田聖子の長女として誕生したのが沙也加さん。
神田が沙也加さんと一緒に暮らしたのは聖子と離婚した97年までで、当時沙也加さんは10歳だった。
聖子は98年に歯科医男性と再婚したが、2年半で再び離婚。
沙也加さんが継父と深い関係性を築くこともなく、父親と呼べるのは神田しかいなかった。
確執など紆余(うよ)曲折があった聖子に比べると関係は良好。
芸能活動を始めた沙也加さんがライブや舞台に出演する時はまめに出かけて見守り、プライベートでもよく食事に出かけていた。
札幌市内の斎場で会見する神田正輝と松田聖子
西条昇 | 江戸川大学教授 (お笑い論/アイドル論/大衆芸能史)
心よりお悔やみを申し上げます。
この上なくお辛いだろうに、あえて記者会見を開かれたのには、メディアを通じて「そっとしておいていただけたら」と伝えるためと、沙也加さんのためにもご両親が揃った姿を公に示すことを選ばれたからだと思う。
メディアがすべきことは、お二人のご希望通りにそっとしておいてさしあげること、神田沙也加さんという日本のミュージカルにとって宝とも言うべき素晴らしい才能を偲び伝えていくことであって、「今のお気持ちは?」と尋ねることではないだろう。
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神田沙也加さん 抱えていた3つの悩みと悲しみ…共演男性との交際、愛犬の死、喉の不調 父正輝が悲痛対面
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[ 2021年12月21日 05:33 ]
18日に札幌市内のホテルの高層階から転落し、その後死亡が確認された女優神田沙也加さん(享年35)
父で俳優の神田正輝(70)が20日、札幌入りし、愛娘と無言の対面を果たした。
道警の調べでは、沙也加さんの死因は転落したことによる外傷性ショックだったことが判明。
事故と自殺の両面から捜査が進められる中で沙也加さんが3つの悩みと悲しみを抱えていたことが分かった。
その一つは、舞台で共演中だった男性との交際に関する悩みだった。
正輝は20日午前11時半ごろ、悲しみをこらえて新千歳空港に降り立った。
黒のコートを羽織り、黒いサングラスで目元を隠したまま、沈痛な面持ちで到着ゲートを出た。
心中を気遣う報道陣に「ありがとうございます」と頭を下げて、タクシーに乗り込んだ。
その後、沙也加さんの遺体の安置先で無言の対面を果たした。
沙也加さんの母である歌手松田聖子(59)も近く札幌入りするとみられ、両親がそろい次第、最後のお別れをすることになりそうだ。
沙也加さんは18日午後0時55分ごろ、札幌市内の宿泊先ホテルの14階の屋外スペースで血を流して倒れているところを発見された。
その夜に搬送先の病院で死亡が確認された。札幌には主演ミュージカル「マイ・フェア・レディ」の札幌公演のため滞在。
18日は沙也加さんにとって同地での公演初日。その当日にこの世を去った。
警察は部屋の入り口のドアチェーンがかかっていたことから事件性はないとみており、事故と自殺の両面から経緯を調べている。
ただ、沙也加さんが最近、3つの悩みと悲しみが重なったことで、心を痛めていたことが分かった。
そのひとつが「マイ・フェア・レディ」で共演する男性との恋の行方に関する悩みだ。
この男性とは今年に入ってから交際。
周囲が「2人ともゴールインを考えていた」と話す関係だった。
だが、恋愛面で沙也加さんが悩んでいたことは、複数の俳優仲間が聞いている。
舞台関係者は
「数カ月間一緒に仕事をしていることもあり、公私でぶつかることもあったようです。ただ、結婚に向けた意識は同じだったと聞いています」
と話している。
また、沙也加さんには複数の愛犬がいたが、そのうちの実家で飼っていた1匹が最近この世を去っている。
関係者は「沙也加さんにとって家族。ショックは大きかったようです」と明かした。
喉の不調も不安に思っていた。「手術しないといけないかも。歌えなくなったらどうしよう」と周囲に漏らしていた。
関係者は「喉に関して正式な診断が出たのは札幌入りする前日。それから初めて迎える本番が18日だった。
前日17日の稽古で不調だったことで、不安な気持ちが大きくなっていたのかもしれない」と話した。
沙也加さんは心療内科に通院しており、処方薬を服用していた。
関係者は「衝動的に服用してしまうこともあったようで、そのことを周囲に明かしていた」という。
警察もその事実を把握しており、胃の内容物の確認を進めている。
神田沙也加さん密葬 所属事務所も報告「守れなかったという責任を真摯に受け止めております」
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12月21日(火)19時26分 スポーツニッポン
今月18日に急逝した女優の神田沙也加さん(享年35)の密葬が21日、札幌市内の斎場で営まれた。
所属事務所も公式サイトで報告した。沙也加さんの父で俳優の神田正輝(71)と母で歌手の松田聖子(59)も現地入りし、最後の別れ。
所属事務所は
「先般のご報告以降、神田への温かいお言葉を頂戴し、これまでのご支援も含め、改めて深く感謝申し上げます。私共は神田との突然の別れに混乱しながらも、その事実と向き合い、神田を守れなかったという責任を真摯に受け止めております」
とした。
所属事務所の報告は以下の通り。
平素より私共、並びに神田沙也加をご支援いただき、ありがとうございます。
先般のご報告以降、神田への温かいお言葉を頂戴し、これまでのご支援も含め、改めて深く感謝申し上げます。
本日、ご親族のご希望により、密葬という形で家族にて葬儀を執り行わせていただきましたことをご報告申し上げます。
警察による詳細な検証の結果、事件性はなく、転落による多発外傷性ショックが死因であるとの報告を受けました。
転落の原因につきましては、神田本人の名誉と周囲の方々への影響を踏まえて公表を控えたく、お含みいただけましたら幸いです。
私共は神田との突然の別れに混乱しながらも、その事実と向き合い、神田を守れなかったという責任を真摯に受け止めております。
神田の逝去に関して様々な報道がなされると同時に、ご心配のお声も頂戴しております。
このような事態となりましたことを、お詫び申し上げます。
なお、ご親族やご友人のプライバシーに関わるような記事の掲載、過剰な取材行為、インターネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして、お控えいただけますよう改めてお願い申し上げます。