今日は、
『スサノオと悪魔の世界を巡る旅』☆
3話目:悪魔さんがやってきた!
小悪魔「ウケケケッ!
お前たちは楽しい奴だ!!
お礼に、
俺の兄ちゃんを呼んでやろう!」
やめてくれぇぇぇぇぇ!」
…そして…?
?「オレを呼んだのは…。
貴様か…?」
(ガチな奴来たやん…)」
悪魔が僕の方を、
クワッと睨みつけて、
言う。
悪魔「俺を、
呼んだのは貴様か…?」
あの、
別に意図して、
呼んだつもりはないのですが…。
やっぱり…責任者は、
僕ってことに、
なりますよね…」
兄ちゃん、兄ちゃん!!
この人間が兄ちゃんと、
友達になりたいって!!」
あ「勝手なことを言うなバカたれっ!!」
小悪魔「ビクゥッ!?」
悪魔「貴様は、
悪魔になりたいのか…?」
あ「いえ、全然(キッパリ)」
悪魔「なら、
なぜ呼んだ…?
ふざけて呼んだのなら、
その魂に取り憑くぞ…」
あ「いや!だから僕は呼んでないんですって!
お前のとこの弟が勝手に!!」
いざこざを、
繰り返していると…?
ス「おい、悪魔」
悪魔「なんだ貴様は?
って、スサノオォォォォォォォッ!?!?
ヒィィィィィィッ!?!?」
スサノオさんを見ただけで、
恐れおののく悪魔。
あ「あ、悪魔にも、
顔が利くんですか…?」
ス「まぁな。
俺、俺、俺を誰やと思っとんねん。
そんなんはどうでもいいねん。
ちょっとこのハゲ頭が、
悪魔のこと知りたいねんて。
教えたってくれへんか?」
悪魔「か、か、か、構わんが…!
だ、代償はくれるのだろうな…!?」
代償!!
悪魔をなめるんじゃない!!」
あ「代償?」
悪魔「あ、悪魔が、
願いを叶える時は、
貴様ら神と違って、
タダで叶えると思うなっ!!
必ず叶えた分と同等と、
それ以上の代償を必要とする!!」
あ「例えば生贄とか?」
ス「まぁそれは、
有名な話やわな。
後は、
叶えた願いの大きさや、
呼んだ悪魔の位によって、
変動する」
あ「例えば、
億万長者にしてくれって、
願ったとしたら?」
悪魔「き、貴様の、
魂の一部を喰らう…!!」
あ「魂を、
食べられたらどうなるの?」
ス「まぁ文字通り、
悪魔に憑かれるってことやわな。
欲望に際限が無くなったり、
見るもの触れるものに、
怒りが生じたり、
人を信じられなくなって、
疑心暗鬼に陥る。
それを繰り返していくうちに、
文字通り、
悪魔の手下となってしまう。
前説明した鬼と、
似たようなもんやわな。
どちらにしても、
そちらの世界に引きずり込まれる」
あ「長い目で見たら、
絶対、
良いことないですよね…」
ス「そりゃな。
ただお前が聞きたいことは、
そういうことじゃないやろ?」
あ「そうですね。
にも関わらず、
この世界には一定数の、
悪魔を信奉する人たちがいるって、
聞いたことがあります。
その理由を知りたくて…」
悪魔「な、何で代償もなく、
そんなことを、
オレがしなければいけないんだ!!」
ス「まぁまぁまぁまぁ、
そう言わんと。
おい、
今すぐちょっと走って、
〇〇買ってこい」
あ「〇〇??」
ス「ええから。
はよ行ってこい!」
…そうして、
スサノオさんに言われて、
僕は、
『あるもの』を買いに出た。
それは…?
小悪魔「わぁぁぁ!
ケーキだぁぁぁぁぁぁっ!!」
悪魔は甘いものが好物でな。
まぁ要は、
『誘惑』よ。
甘いものは人間も、
誘惑するやろ?
その成分が悪魔も、
好物なわけよ」
悪魔「ふ、ふんっ!!
オ、オレがケーキなんぞに…」
いっただっきまーす!!」
あ&ス「…チョロいな(笑)」
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