今日は、
『スサノオと悪魔の世界を巡る旅』☆
ス「んなもん直接、
悪魔に、
聞いてみたらいいやんけ」
あ「…マジ?」
スサノオさんの、
ふとした言葉から、
とんでもない事態が、
始まってしまった。
あ「あ、あ、あ、あ、あ、あ、
悪魔を呼ぶ!?!?!?」
それにしてもですよ」
ス「なんや?」
あ「悪魔なんて呼んだら、
大変なことになりませんか?」
ス「なるで」
あ「いや、『なるで』って。
それならやめときましょうよ。
ヘイワイチバン、
アンゼンダイイチ」
ス「だから何回も言っとるがな。
悪魔にも位はあるって。
その中でも、
さほど問題のないレベルの、
悪魔を呼んだらいい。
俺、俺、俺クラスなら、
デコピン一発で、
吹き飛ばせるような、な」
しかし、
どうやって、
悪魔なんかを呼ぶんですか?」
ス「悪魔召喚の儀式をする」
あ「ほう。
それは面白半分で、
やってはいけないやつじゃないですか」
ス「せやな。
まぁそういう意味では、
こっくりさんとかも同じよ」
中途半端な準備と覚悟でやるから、
誤って、
低級霊がやってきて、
取り憑かれたりする。
熟練の人間が、
ちゃんとした準備と覚悟で臨めば、
制御できないことはない。
もちろん悪魔はいつだって、
隙を狙ってくるから、
油断は出来へんけどな」
あ「ちなみに、
なんですが…」
ス「ん?」
あ「悪魔って呼ぶと、
どうなるんですか?」
ス「欲しいものを、
何でも与えてくれる。
やりたいと思ったことを、
即座に形にしてくれる。
圧倒的な知恵と体力を、
手に入れる。
超能力的な能力を、
使えるようになる」
ス「なんや?」
あ「失礼ながらそれって、
神さまより、
優れてません?」
ス「そんなことないよ」
あ「そんなことないと、
言われましても…」
ス「まぁゴチャゴチャ言うてんと、
そこら辺も悪魔に、
直接聞いてみたらええ。
ってことで、
準備せぃ、準備」
…そうして僕らが、
用意したものは?
やっぱりというか、
何と言うか…」
ス「その真ん中に座れ」
あ「はいな」
…言われた通りにする。
ス「この魔法円の中で、
呪文を唱えれば、
悪魔を召喚することが出来る。
と同時にこの魔法円は、
悪魔から、
術者を守護する働きがある。
古来円というものは、
描くことで、
その内部が神聖な場所になり、
病人や妊婦の周りに描くと、
悪霊から守る効果がある。
より強い霊や、
悪魔から身を護る時は、
その円を何重にもしたらいい。
ただほんの少しでも欠けた所や、
薄い所があれば、
そこを悪魔や霊は通り抜けるから、
最大の注意を払わなければならない」
あ「ふむふむ…。
で、呪文というものは…?」
ス「めっちゃ、
簡単なやり方を伝えるけどな。
これは日本の神霊も同じやけど、
その悪魔の名前を、
唱え続ける。
それによって、
悪魔は引き寄せられるようにやってくる」
ス「いや、
ホンマに怖いで。
お前らが思っている以上に、
悪魔や鬼って存在は、
あっさり来るから。
それぐらい、
人を闇の世界に引きずり込むチャンスを、
狙ってるんやから。
だから興味本位でなんてやったら、
絶対にあかん。
もちろん、
悪魔王や位の高い悪魔になると、
もっときちんと準備とたくさんの人、
その他道具が、
たくさん必要になって来るけど」
あ「僕のこれは、
興味本位に、
なりやしませんかね…苦笑」
ス「俺、俺、俺がおるから大丈夫や。
とはいえ油断せず、
意識を腹の底(丹田)に集中させて、
呼びかけてみ」
あ「…ふむ…。
悪魔さん、悪魔さん、悪魔さん…」
ス「お前の今の気持ちに応じる、
悪魔がやって来るわ」
…。
……。
………。
…………。
?「私を…。
呼んだのは…お前か…?」
って、ドアホっ!!」
あ「い、いやぁつい、
悪魔と言われてしまうと…(照)」
ス「お前の、
頭を分解して覗いてみたいわ…。
もう1回!!」
あ「…悪魔さん、悪魔さん、悪魔さん…」
…。
……。
………。
…………。
?「私を呼んだのはお前か…?」
『デビル・サト』のリングネームで、
アメリカプロレス界に、
悪名を轟かせた、
あの往年の、
プロレスラー…ドアホっ!!」
あ「す、すいません、すいませんっ…汗」
ス「真面目にやれ!真面目にっ!!」
あ「はいっ!はいっ!
次こそは、
悪魔さん、悪魔さん、悪魔さん…」
…。
……。
………。
…………。
?「私を…、
呼んだのは…、
お前か…?」
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