YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -255ページ目

自律神経44 薬に頼る生活をやめてみる

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「小マメな歯磨き&歯茎マッサージで血流アップ」というテーマでお話ししました。今回は「薬に頼る生活をやめてみる」というテーマでお話しします。

 

さて、みなさんが薬局で購入する薬のなかでも使用頻度が高いのが風邪薬の解熱鎮痛剤と、頭痛や腹痛の飲み薬、腰痛やひざ痛に貼る湿布の消炎鎮痛剤でしょう。

残念なことにこれらの薬が免疫力を邪魔している可能性が高いのです。

 

そもそも痛みや熱は、体を守ろうとして副交感神経が起こしている治癒反応なのです。体にとって不都合なことが起きて交感神経が過剰に緊張したときに、その状態を戻そうとして副交感神経が過剰に反応し、それが痛みや熱の反応として現れるわけです。

 

解熱鎮痛剤や消炎鎮痛剤は、こうした副交感神経の過剰反応を抑えるために、血管を収縮させて血流を悪くさせることで熱を下げ、痛みを止めます。

その結果、痛みや熱は鎮まるかもしれませんが、薬を飲むたびに体の血流が滞るのです。つまり、これらの薬を常用することで体の冷えが慢性化し、また、副交感神経の働きを抑えることになり、免疫力も低下してしまいます。

皮肉なことに、病気が治るのとは反対の方向に向かってしまうのです。

 

痛みの急性期や、熱が高い数日間だけ薬を用いるのは免疫力の低下にさほど影響はありませんが、1週間以上飲み続けることで免疫力は低下していきます。

本来は風邪をひいて発熱したときは体温を上げて発汗を促し、体を温めて、白血球の中のリンパ球が「カゼのウィルスと闘う力」をつけてやれば、必ず熱が下がります。熱が下がった時点で風邪も治ります。

また、慢性的な痛みも体を温めて局所の血液循環をよくしてやれば、改善に向かうわけです。

 

とくに、腰痛やひざ痛などの痛みに消炎鎮痛剤の湿布を貼り続けると、局所に顆粒球を増やして、同時にリンパ球が減り、痛みの強さが増して、さらに消炎鎮痛剤の湿布を貼らなければならないという悪循環に陥ります。悪循環から、別の痛みや新たな病態に変化する傾向も強いのです。

安易に薬に頼らないことも、副交感神経を優位にするために大切な生活術であることを覚えておきましょう。

 

(注)薬に頼る生活をやめるのは、あくまで消炎鎮痛剤に限った話だと考えてください。内分泌疾患や糖尿病の方が、薬をやめなければいけないと考えて実行すると、最悪の場合、死に至ってしまうケースがあります。自己判断で薬を控えたり、やめたりしないでください。

 

今回はここまでです。次回からは今までお話ししたなかで出てきた免疫力にスポットを当ててお話ししていきます。

 

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com

 

自律神経43 小マメな歯磨き&歯茎マッサージで血流アップ

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「内臓を冷やす食べ物は控える」というテーマでお話ししました。今回は「小マメな歯磨き&歯茎マッサージで血流アップ」というテーマでお話しします。

 

さて、歯磨きは歯を健康に保つために欠かせない生活習慣ですが、一見、無関係に思われる自律神経の調整や免疫力を高めることにも大きく影響しています。

ここでは、自律神経をコントロールして、免疫力や血流を改善する「顆粒球を減らす歯磨き」と、うっ血を取り除く「歯茎マッサージ」をご紹介します。

 

食べかすが残る口の中でも、とくに歯茎には細菌が増殖しやすいものです。歯茎に細菌が増えると、顆粒球が放出する活性酸素で細菌を攻撃しようとして、白血球の中の顆粒球が増え、結果的に交感神経が優位になります。つまり、細菌が増えれば増えるほど活性酸素も増えることになり、老化や病気の原因になります。一方で顆粒球が増えるとリンパ球が減るので、免疫力は低下してしまいます。

 

夜寝ているときに口の中で増える細菌の量は、大便10gの中にある細菌の量と大差ないほど多いのです。顆粒球や活性酸素を増やさないためには、最低でも起床時の歯磨きに加え、食後3回の歯磨きは必要です。

とくにリンパ球が減少している人には食前食後の1日6回の小マメな歯磨きが必要だと考えます。

 

この歯磨き習慣で、白血球の中の顆粒球が減れば免疫力が上がっていき、また体内の活性酸素が減れば、透明感のあるきれいな肌に変わっていくのです。

これを機に、歯磨きを怠ると虫歯になるばかりか、免疫力も下がることをしっかり覚えておきましょう。

 

疲れがたまり、不安や悩みを抱えていると交感神経が緊張して体が冷えたり、不眠が続くと脳にうっ血が増え、顔や頭に血液がたまりやすくなります。すると、歯茎周辺の筋肉がこって、歯茎が浮くような不快感があり、歯茎に鈍痛が走ります。

交感神経の緊張から起こる歯茎のこりを、マッサージして取り除くのが「歯茎マッサージ」です。

 

歯茎マッサージをすると、歯茎が浮くような不快感が取れ、交感神経の緊張も調整されて顔や脳の血流がよくなります。また、口腔内の感染症の予防にもなるでしょう。このマッサージで顔や頭にたまった血液が流れやすくなれば、不安や悩みを抱えて起きる不眠症も軽くなる効果が期待できます。

たびたび歯茎が腫れたり、浮くような不快感がある人は血液循環が悪く、免疫力が低下して体が冷えている証拠。歯茎マッサージは、それらの改善に役立ちます。

 

最後に、歯茎マッサージの方法をご紹介します。

1.指4本を皮膚の上から歯茎にあてて、歯茎のゾーンを指で刺激しながらマッサージする。

2.マッサージの際は、指を左右に動かして刺激する。

3.歯茎のゾーン全体をマッサージしたら修了する。

今回はここまでです。次回は「薬に頼る生活をやめてみる」というテーマでお話ししていきます。

 

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自律神経42 内臓を冷やす食べ物は控える

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「副交感神経を元気にする食事テクニック」というテーマでお話ししました。今回は「内臓を冷やす食べ物は控える」というテーマでお話しします。

 

さて、自律神経のバランスを保つためには、普段から、副交感神経を優位にする食べ物を摂ることをこころがけること、そして交感神経を緊張させる食べ物を控えることも大切です。これが、いわゆる「免疫食」という考え方です。

 

免疫力アップのために摂りたい「副交感神経が優位に働く食べ物」は、体を温める食べ物、食物繊維が多い食べ物、腸内環境をよくする発酵食品、酸味・苦味、辛味が強い食べ物などです。

これらの食べ物は、副交感神経の働きを活発化する作用があるため、心がけて摂るようにすると、病気の予防や健康維持に役立ちます。

 

一方で、免疫力を下げるので控えたい「交感神経の緊張に働く食べ物」は、コーヒーなどのカフェインや脂肪の多い食べ物、冷たい食べ物や飲み物など、血流を悪くしたり、体を冷やすものです。

とくに冷たい食べ物や飲み物は内臓の温度と血流を低下させて全身を冷やすので、免疫力を下げる食べ物の代表といえるでしょう。

冷蔵庫で冷やした飲み物の温度は約4度しかありません。深部体温は37〜38度なので、飲み物と胃そのものには30度以上も温度差があります。

 

私たちが冷蔵庫で冷やした冷たい飲み物を約200ml飲むと、深部体温を元に戻すだけでも、「30度☓200ml=6000カロリー」以上の熱が必要になります。

下がった内臓温度を上げるためにはかなり熱源が必要で、毎日のように、冷えたビールやジュースをガブガブ飲んでいたら、内臓が冷え切ってしまいます。そのうちに内臓が元の温度に戻ることもできなくなるでしょう。そうなったら、免疫力も下がりっぱなしです。

 

ただし夏の炎天下、屋外に長時間いたせいで体温が上昇し、熱中症の心配があるような場合は、冷たい飲み物でなければいけません。それ以外の季節は、冷たい物を控えるだけでも、普段の体調がよくなります。

 

今回はここまでです。次回は「小マメな歯磨き&歯茎マッサージで血流アップ」というテーマでお話ししていきます。

 

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院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
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