YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ -250ページ目

自律神経と免疫力11 「薬との上手な付き合い方」を覚える

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「自分の免疫力を試してみよう」というテーマでお話ししました。今回は「薬との上手な付き合い方を覚える」というテーマでお話ししていきます。

 

さて、ステロイド剤は、かつてリウマチの特効薬として登場しました。ステロイドにおける炎症抑制作用が注目されたからです。

しかし、それは最初の一時期だけでした。結局は、多くの人に副作用が起きてしまったのです。

 

ただ、この経験は生かされませんでした。ステロイド剤は現在でもリウマチ、アトピー性皮膚炎、潰瘍性大腸炎などの病気に使用されているのです。

ステロイド剤は、初めのうちは活性酸素を無毒化し、組織の炎症を取り去る働きをします。リウマチならば痛みを抑え、アトピー性皮膚炎ならばきれいに湿疹をなくしてくれるのです。

 

しかし、長期間(1年以上)使用するうちに、ステロイドが体内に蓄積されていきます。すると、今度は体内で酸化コレステロールに変化します。

酸化コレステロールは、組織を酸化して破壊し、新たな痛みを生み出したり、新たな皮膚炎を起こしたりするようになります。

それを抑えるためには、より強いステロイド剤を投与する必要があります。こうして、ステロイド剤に頼らざるを得ない依存症に陥ってしまうのです。

 

ステロイド剤の依存性は消炎鎮痛剤と同様かそれ以上に強力です。交感神経緊張状態を生み出すのも同様です。

ステロイド剤を長期にわたって使用すると、全身の血流障害が起きるようになります。すると、頭痛、腰痛などが発症します。

また、交感神経が緊張するため、血圧や血糖値も上がります。やがて、高血圧、糖尿病などの生活習慣病を発症し、今度は、その症状を緩和させるための新たな薬を飲まなければならない・・・こうした、「いたちごっこ」が延々と続くことになります。

 

このように、消炎鎮痛剤やステロイドについて、危険性を述べてきたわけですが、これらの薬を全く使うなということではありません。

痛みもストレスの一つです。ですから、あまりにも激しい痛みのときは消炎鎮痛剤の使用も仕方ない場合もあるでしょう。

ステロイド剤も、重度の火傷や交通事故で皮膚組織が破壊されて命の危険が伴うような緊急の場合、その効果を発揮します。

 

しかし、長期の使用となると、前述したような悪循環へと陥ってしまうことになるのです。健康で長生きを目指すならば、こうした「クスリのリスク」を知り、長期使用は避けるべきです。

また、ご自分の病気や症状を点検し、思い当たることがあれば今からでも改めることをお勧めします。どこかで断ち切らなければ、病気の連鎖は果てしなく続いていくからです。

 

今回はここまでです。次回は「体温が一度上がるだけで免疫力も上がる」というテーマでお話ししていきます。

 

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com

 

自律神経と免疫力10 「自分の免疫力」を試してみよう

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「免疫力を高める週1度のノー残業デー」というテーマでお話ししました。今回は「自分の免疫力を試してみよう」というテーマでお話ししていきます。

 

さて、病気を引き起こす3つめストレスは、「薬の長期使用」です。

現在、医療現場では慢性的に消炎鎮痛剤とステロイド剤が使われています。これらの薬もまた、免疫力(自然治癒力)を阻害し、体に負担をかける大きなストレスとなります。これから、それぞれの影響を説明していきます。

 

消炎鎮痛剤というのは、筋肉痛、頭痛、腰痛、生理痛などの痛みを止める薬です。

商品名はさまざまですが、成分にはアスピリン、抗炎症剤のインドメタシンやケトプロフェンなどが含まれています。

みなさんも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

私たちは、体に何らかの異常があると、自分の体を守るために、発痛物質という化学物質を自分でつくり出しています。その物質がレセプター(受容器)で感知されると、はじめて人は痛みやそれに伴う熱感、炎症を感じることができるのです。

発痛物質の中には、プロスタグランジンという物質があります。初めて知る人も多いと思いますが、これは、血管が開き、知覚神経を過敏にして痛みを起こしたり、発熱させたりする作用があります。

 

ところが、消炎鎮痛剤は、体内でプロスタグランジンがつくられるのを抑制してしまうのです。すると、血管が閉じてしまうため、知覚神経は麻痺します。だから、痛みがなくなったように感じられるのです。

しかし、これはあくまでも錯覚です。一時的な痛みの和らぎであって、抜本的な解決ではありません。

 

そもそも痛みというのは、その部位に発生する血流障害のことです。腰痛なら腰の血流障害、膝痛ならば膝の血流障害と考えるべきなのです。

だから、痛みを治すためには、血流障害を治さなければなりません。

ところが、消炎鎮痛剤を使用すると、血管が閉じてさらに血流障害を上乗せすることになります。

 

薬によって一時的に痛みがなくなりますが、血流障害という根本的な問題は何も解決しません。

それどころか、薬の使用と血流障害は悪循環を引き起こし、さらに強い痛みへと悪化していくのです。

「薬によって一時的に痛みがなくなる→薬をやめる→薬で抑えられていた血流が再開→プロスタグランジンも産生→より強い痛みが発生→再び薬を使用・・・」

こうした悪循環に陥るわけです。

 

また、消炎鎮痛剤に含まれている成分には、交感神経を緊張させてしまう働きもあります。そのため、顆粒球を増加させ、活性酸素を大量に発生させることになるのです。

その結果、体内ではさまざまな組織が破壊されます。

また、リンパ球の減少による免疫低下を招くため、老化の促進、生活習慣病の発症など次々に新たな病気を引き起こす最悪のサイクルができあがってしまいます。

 

交感神経が緊張すると血圧が上がり、副腎からはアドレナリンが分泌されます。

アドレナリンには、血糖値を上げる作用があるため、糖尿病を発症しやすくなるのです。

そのため、糖尿病や高血圧などを治すために今度は血糖降下剤、降圧剤などを使う、といったより大きな悪循環、病気の連鎖を生み出すことになるのです。

 

ですから、痛みがあるからといって、無闇に消炎鎮痛剤を使用するのは、絶対避けるべきです。

痛みとは血流障害のこと。腰痛ならば腰を、膝痛ならば膝といった具合に、患部を温め、血流を促すことが根本的な治癒につながるのです。

 

今回はここまでです。次回は「薬との上手な付き合い方を覚える」というテーマでお話ししていきます。

 

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
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自律神経と免疫力9 免疫力を高める「週1度のノー残業デー」

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「体の酸化を防ぐ法」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力を高める週1度のノー残業デー」というテーマでお話ししていきます。

 

さて、病気を引き起こす2つめストレスは、「働きすぎ」です。

働きすぎだけでなく、体に無理を強いることはすべて、老化、生活習慣病、ガンの原因となるストレスとなります。

働きすぎ、運動しすぎ、飲みすぎなど、どんな行為でも過度なものは体に負担をかけるのですが、中でも働きすぎは激しいストレスとなり、ときには命にも関わってきます。

 

たとえば、1日の睡眠時間が3〜4時間で深夜まで残業、といった生活を3〜4ヶ月続けるとどうなるでしょうか?

当然、さまざまな病気を発症しやすくなります。それが行き過ぎた結果が「突然死」です。たとえ、突然死という最悪の状況にならなくても、その生活を何年も続けていると、やがてはガンが発生するようになります。

 

働きすぎると、自ずとその人の活動量も増えます。すると、体内ではエネルギー消費が激しくなります。そのため、細胞分裂時にダメージを受けやすくなってしまうのです。

細胞は、それぞれの組織によって分裂スピードがだいたい決まっています。たとえば、表皮細胞は4週間、肝細胞は1週間、消化管の上皮細胞は3日に1回以上といった速度で生まれ変わっています。

 

ところが、活動量が増えると分裂スピードが速くなります。というのは、どこかの組織で細胞が破壊されることが多くなり、それを補うために細胞の再生が頻繁に行われるようになるからです。

決まったスピードではなく、随時、細胞分裂が行われてしまうのです。

それを促進しているのが活性酸素です。活性酸素は生活習慣病やガンの原因となります。

 

特に、消化管の中でも腸や胃の上皮細胞(臓器を覆う細胞)、肺、乳腺などの細胞分裂が活発であることがわかっています。

働きすぎはそれに拍車をかけることになるわけですから、これらの部位は潰瘍やガンになるリスクがさらに高まるのです。

 

現代人の多くは、働きすぎでストレス過剰になっています。

仕事熱心であることは結構なことだと思いますが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし。」頑張りすぎて体を壊してしまっては、元も子もありません。

 

仕事が忙しい人は、せめて睡眠時間を十分確保したり、休日には思い切りリフレッシュをしたりするなどして、疲れをためない工夫をしてください。

病気にならないためにも、自分の体は自分で守る意識が必要なのです。

 

今回はここまでです。次回は「自分の免疫力を試してみよう」というテーマでお話ししていきます。

 

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
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