自律神経と免疫力9 免疫力を高める「週1度のノー残業デー」
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「体の酸化を防ぐ法」というテーマでお話ししました。今回は「免疫力を高める週1度のノー残業デー」というテーマでお話ししていきます。
さて、病気を引き起こす2つめストレスは、「働きすぎ」です。
働きすぎだけでなく、体に無理を強いることはすべて、老化、生活習慣病、ガンの原因となるストレスとなります。
働きすぎ、運動しすぎ、飲みすぎなど、どんな行為でも過度なものは体に負担をかけるのですが、中でも働きすぎは激しいストレスとなり、ときには命にも関わってきます。
たとえば、1日の睡眠時間が3〜4時間で深夜まで残業、といった生活を3〜4ヶ月続けるとどうなるでしょうか?
当然、さまざまな病気を発症しやすくなります。それが行き過ぎた結果が「突然死」です。たとえ、突然死という最悪の状況にならなくても、その生活を何年も続けていると、やがてはガンが発生するようになります。
働きすぎると、自ずとその人の活動量も増えます。すると、体内ではエネルギー消費が激しくなります。そのため、細胞分裂時にダメージを受けやすくなってしまうのです。
細胞は、それぞれの組織によって分裂スピードがだいたい決まっています。たとえば、表皮細胞は4週間、肝細胞は1週間、消化管の上皮細胞は3日に1回以上といった速度で生まれ変わっています。
ところが、活動量が増えると分裂スピードが速くなります。というのは、どこかの組織で細胞が破壊されることが多くなり、それを補うために細胞の再生が頻繁に行われるようになるからです。
決まったスピードではなく、随時、細胞分裂が行われてしまうのです。
それを促進しているのが活性酸素です。活性酸素は生活習慣病やガンの原因となります。
特に、消化管の中でも腸や胃の上皮細胞(臓器を覆う細胞)、肺、乳腺などの細胞分裂が活発であることがわかっています。
働きすぎはそれに拍車をかけることになるわけですから、これらの部位は潰瘍やガンになるリスクがさらに高まるのです。
現代人の多くは、働きすぎでストレス過剰になっています。
仕事熱心であることは結構なことだと思いますが、何事も「過ぎたるは及ばざるがごとし。」頑張りすぎて体を壊してしまっては、元も子もありません。
仕事が忙しい人は、せめて睡眠時間を十分確保したり、休日には思い切りリフレッシュをしたりするなどして、疲れをためない工夫をしてください。
病気にならないためにも、自分の体は自分で守る意識が必要なのです。
今回はここまでです。次回は「自分の免疫力を試してみよう」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com