自律神経と免疫力15 「体がだるい」「やる気がない」ときの対処法
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「36.4度が理想の体温だ!」というテーマでお話ししました。今回は「体がだるい、やる気がないときの対処法」というテーマでお話ししていきます。
さて、ここ数年、「慢性疲労症候群」という病気が急増しています。
この病気は、1980年代に初めて米国で報告されました。原因不明の強い倦怠感、微熱、リンパ節膨張、頭痛、脱力感や思考力の障害、抑うつ等の精神神経症状などを発症します。これらの症状が半年以上と長期間続き、家事や仕事など社会生活が全くできなくなる病気です。
日本では、厚生労働省によって、「少なくとも月に数日は疲労のため仕事を休まざるを得ない程度以上の疲労感」という基準がつくられています。
一般的には原因不明の新しい病気ととらえらえていますが、うつ病と症状が似ているのでうつ病の一種と主張する医師もいます。
じつは、慢性疲労症候群も低体温が原因です。
楽をして筋肉を使わなくなり、低体温になるのと同時に、筋力が衰えて重力に逆らえなくなってしますのです。
普段、歩いたり、立ったり、座ったり・・・何気なく動いているときも、筋力を使っています。それができなくなってしまうのです。この病気になると、寝たきりになってしまいます。
今、この不思議で恐ろしい病気が日本、米国、ヨーロッパで爆発的に増えているのです。いわば、豊かさの病気だと考えられます。
病院では対症療法として薬を出しますが、意識的に体を動かしたり、運動したりしない限り、根本的な治療は望めません。
今回はここまでです。次回は「玄米食ー人生の悪循環を断ち切る食事」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com
自律神経と免疫力14 「36.4度が理想の体温だ!」
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「歩く習慣のある人は病気にならない?」というテーマでお話ししました。今回は「36.4度が理想の体温だ!」というテーマでお話ししていきます。
さて前回までのお話で、低体温になると、病気になりやすくなることは、おわかりいただけたと思います。
では、ここで質問です。
自分の体温がどのくらいあるかご存知ですか?
たぶん、多くの人はご存じないでしょう。しかし、病気にならない体をつくるためには、自分の平熱を知っておくことです。なぜなら、体温は体調のバロメーターになるからです。
まずは3日間ほど毎日決まった時間に体温を計ってみてください。
体温は朝起きたときが最も低く、活動を開始すると徐々に上がっていきます。起床時、活動時、就寝時の3回計ってみると、動きがはっきりわかります。
3回も計るのが難しい場合は、昼食前に計るといいでしょう。
理想的な体温は、36.4度です。36.2〜36.3度ならば健康な状態と言えます。
しかし、体温が35度台の人は、何かストレスを抱えているかもしれません。ストレスの原因を探り、今のうちにそれを改める生活を心がける必要があります。
もし、体温が34度台だとしたら、何か大きな病気や症状が現れる寸前か、すでに現れている状態だと思われます。
ここでは、わきの下(腋窩:えきか)で計る体温を前提にしています。わきの下が36.2から36.3度ならば、舌下や直腸では36.5〜36.7度ぐらい。そうすると、体の深部では37.2度になっているはずです。
人間もそうですが、哺乳類は恒温動物。周囲の環境に左右されずに一定の体温を保持することができます。その温度が、体の深部で37.2度なのです。
37.2度、この温度は、生命維持活動のために働く酵素の活動がベストな状態をつくり出すために設定されています。
つまり、これ以下だと酵素が活発に働かないために代謝などがスムーズに行われない状態となります。そのため、さまざまな症状や病気を引き起こす下地となってしますのです。
ガン、糖尿病、アレルギー疾患などの人を調べてみると、ほとんどが低体温です。肥満なども、低体温が影響している場合があります。
典型的な例で言えば、低血圧です。
前述したように、朝起きたときが最も体温が低いのですが、それでも35度以上あるのが普通です。低血圧の人は34度台、極端に低い人は33度台ということもあるかもしれません。
最近、朝起きられない子供たちが増えています。あまり運動をしなくなったことによって、筋肉からの発熱が減少しているという傾向があるのです。
これは、副交感神経優位型の低体温が原因です。そのため、運動をしたり、体を動かしたりすることを習慣にすれば、改善できるものだと思われます。
今回はここまでです。次回は「体がだるい、やる気がないときの対処法」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com
自律神経と免疫力13 「歩く習慣のある人は病気にならない?」
こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。
前回は「体温が1度あがるだけで免疫力も上がる!」というテーマでお話ししました。今回は「歩く習慣のある人は病気にならない?」というテーマでお話ししていきます。
さて、低体温になる原因は、もう一つあります。それはリンパ球が多すぎる副交感神経優位のタイプです。
白血球中のリンパ球が35〜41%、顆粒球が54〜60%の範囲ならば、自律神経のバランスが保たれて健康を維持できます。
ところが、この範囲が大きく崩れてしまい、リンパ球が50%以上になるとやはり低体温になるのです。
リンパ球が50%以上になる生活というのは、わかりやすく言うと、のんびりしすぎ、楽をしすぎている状態です。
たとえば、家の中ばかりで過ごすことが多く、たまに外に出るときは車で移動、といった生活を長く続けていると筋肉が衰えてきます。
年を取り、体力が落ちてくるにしたがって、人混みは疲れる、駅まで歩くのが面倒など、さまざまな理由から外に出るのが億劫になりがちです。
しかし、家の中にばかりこもっていて、体をあまり動かさずにいると、筋肉が衰えてしまい、それが原因で、低体温になるのです。
筋肉には、骨についてその収縮で骨を動かしている骨格筋、内臓壁をつくっている平滑筋、心臓を動かしている心筋の3種類があります。中でも体重の約半分近くを占めているのが骨格筋です。
骨格筋は自分の意思で動かせる随意筋、平滑筋と心筋は意思では動かせない不随意筋です。したがって、筋肉の衰えという場合、大半は運動不足による骨格筋の衰退という意味です。もちろん、運動不足を続けていれば不随意筋も衰えていきます。
しかし、これらは内臓や心臓を守る生体維持昨日としての大きな役割を担っているため、随意筋と比べればそう簡単に衰えることはありません。
運動をしたり、体を動かしたりすると骨格筋が働きます。すると、エネルギー(熱)が発生するのです。適度な運動は、体の発熱に欠かせません。それによって体温を体の深部から温めることができるのです。
また、発熱以外にもう一つ理由があります。ゆったりのんびりしすぎるのは、ストレスがなさすぎる生活でもあります。外に出て紫外線に当たることもない、わずらわしい人間関係に悩むこともない、といった具合です。
ただ、温室のような家の中ばかりにいると、自律神経が副交感神経優位の状態になります。そのため、リンパ球が増加するのです。多少のストレスは、生きるうえで重要だ、という意味がおわかりいただけたのではないでしょうか。
加齢と共に徐々に生理的に低体温になっていくのが普通ですが、さらに拍車をかけるのが、生活の便利さです。現在は電化製品が整い、家事といっても肉体労働する必要が少なくなってきました。
ですから、余計に低体温にならないことを意識して、積極的に体を動かしたり、たまには外出したりして、外の風に当たってみることも必要なのです。
ふくよかで色白なタイプには、リンパ球の多い副交感神経優位の人が多いです。
いつもニコニコとゆったりしているのはいいのですが、度がすぎるとやはり低体温の心配が出てきます。思い当たる人は生活を点検してみてください。
今回はここまでです。次回は「36.4度が理想の体温だ!」というテーマでお話ししていきます。
自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会 評議員)
〒557-0014 大阪市西成区天下茶屋2-21-10
TEL&FAX 06-6659-0207 Email: mail@ynsa-japan.com http://ynsa-osaka.com