自律神経と免疫力13 「歩く習慣のある人は病気にならない?」 | YNSA(山元式新頭針療法)による難病治療 難病改善人冨田祥史(とみたよしふみ)のぶろぐ

自律神経と免疫力13 「歩く習慣のある人は病気にならない?」

こんにちは、大阪市西成区天下茶屋の康祐堂鍼灸院です。

前回は「体温が1度あがるだけで免疫力も上がる!」というテーマでお話ししました。今回は「歩く習慣のある人は病気にならない?」というテーマでお話ししていきます。

 

さて、低体温になる原因は、もう一つあります。それはリンパ球が多すぎる副交感神経優位のタイプです。

白血球中のリンパ球が35〜41%、顆粒球が54〜60%の範囲ならば、自律神経のバランスが保たれて健康を維持できます。

ところが、この範囲が大きく崩れてしまい、リンパ球が50%以上になるとやはり低体温になるのです。

 

リンパ球が50%以上になる生活というのは、わかりやすく言うと、のんびりしすぎ、楽をしすぎている状態です。

たとえば、家の中ばかりで過ごすことが多く、たまに外に出るときは車で移動、といった生活を長く続けていると筋肉が衰えてきます。

年を取り、体力が落ちてくるにしたがって、人混みは疲れる、駅まで歩くのが面倒など、さまざまな理由から外に出るのが億劫になりがちです。

 

しかし、家の中にばかりこもっていて、体をあまり動かさずにいると、筋肉が衰えてしまい、それが原因で、低体温になるのです。

筋肉には、骨についてその収縮で骨を動かしている骨格筋、内臓壁をつくっている平滑筋、心臓を動かしている心筋の3種類があります。中でも体重の約半分近くを占めているのが骨格筋です。

 

骨格筋は自分の意思で動かせる随意筋、平滑筋と心筋は意思では動かせない不随意筋です。したがって、筋肉の衰えという場合、大半は運動不足による骨格筋の衰退という意味です。もちろん、運動不足を続けていれば不随意筋も衰えていきます。

しかし、これらは内臓や心臓を守る生体維持昨日としての大きな役割を担っているため、随意筋と比べればそう簡単に衰えることはありません。

 

運動をしたり、体を動かしたりすると骨格筋が働きます。すると、エネルギー(熱)が発生するのです。適度な運動は、体の発熱に欠かせません。それによって体温を体の深部から温めることができるのです。

また、発熱以外にもう一つ理由があります。ゆったりのんびりしすぎるのは、ストレスがなさすぎる生活でもあります。外に出て紫外線に当たることもない、わずらわしい人間関係に悩むこともない、といった具合です。

 

ただ、温室のような家の中ばかりにいると、自律神経が副交感神経優位の状態になります。そのため、リンパ球が増加するのです。多少のストレスは、生きるうえで重要だ、という意味がおわかりいただけたのではないでしょうか。

 

加齢と共に徐々に生理的に低体温になっていくのが普通ですが、さらに拍車をかけるのが、生活の便利さです。現在は電化製品が整い、家事といっても肉体労働する必要が少なくなってきました。

 

ですから、余計に低体温にならないことを意識して、積極的に体を動かしたり、たまには外出したりして、外の風に当たってみることも必要なのです。

ふくよかで色白なタイプには、リンパ球の多い副交感神経優位の人が多いです。

いつもニコニコとゆったりしているのはいいのですが、度がすぎるとやはり低体温の心配が出てきます。思い当たる人は生活を点検してみてください。

 

今回はここまでです。次回は「36.4度が理想の体温だ!」というテーマでお話ししていきます。

 

自律神経失調症でお悩みなら大阪市西成区天下茶屋の康祐堂あけぼの漢方鍼灸院
院長 冨田 祥史(山元式新頭鍼療法 YNSA学会  評議員)
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