「得手に帆を上げて」  -25ページ目

東証マザーズの歴史的な日

本日の日経にある記事が載っていました。

東証マザーズに上場している企業(200社弱)の

時価総額の合計が1兆円を切ったとのこと。


ちなみにトヨタ自動車の直近の時価総額は約11兆円。

ということはマザーズ上場企業全部でも、トヨタ自動車の

10分の1も価値が無いということです。


ちなみに2005年12月時点でのマザーズ上場企業の

時価総額合計は7兆円程度なので、3年弱で7分の1に価値が

下がってしまったということ。最近のIPO市場の超逆風振りを

象徴しています。これだけ低いとIPOしても意味無いので、

上場延期や上場の意義自体を再検討するベンチャー企業が

続出しているのも納得です。


これは東証マザーズにとって市場としての存在意義すら問われる

歴史的な日ですよね。でも、僕は必ずカムバックすると信じています。

NASDAQだって長い暗黒の時代を経て、現在に至っているのですから。

むしろベンチャー業界に関係する人間としては、発奮材料になります。



懐かしの名曲

Youtubeを見てたら、懐かしい曲を見つけました。



小田和正の『哀しみを、そのままに』です。
この曲は、確か第一生命のCMに使われてました。
甲子園で優勝?したチームが抱き合って喜ぶCMです。
80年代のタイムスリップした感じです。
名曲はやっぱ全然色褪せないですね。

全然話は変わりますが、Youtubeを使いづらいと思う人いますか?
僕は動画の連続再生が出来ない点を不満に思ってました。
そんな人にお勧めの動画検索エンジンがコレ↓

http://sagool.tv/


サグールテレビというもので、動画をYoutube、ニコ動などから検索できます。
連続再生はもとより、レコメンド機能なども付いているので、使い勝手は良いです。
チームラボという、ベンチャー企業が運営していて、先日CEATECにも
展示してました。

同僚の気持ち

今の会社で一番新しい同僚が今、ちょっと悩んでいるようです。

体調が悪いみたいで、休みがち。

でも僕が思うに、恐らく身体的な病ではなく、精神的な部分が

大きいような気がします。あまり周囲に馴染んでいない様な。


大企業の場合、人数が多いので嫌な奴もいるけど、気の合う仲間もいる。

そういった意味で『逃げ場』があると思うんです。でもベンチャーは

人数も少ないし、往々にしてフィット重視で初期は社員を集めるので、

フィットが合えば楽しいのですが、合わないと全員と合わず、

『逃げ場』が無い。これは結構、コインの裏表の部分があり、

一般公募でベンチャーに入ると、難しい部分もあると思います。


僕の方にもちょっと反省している部分があります。

僕はクライアント先にいるケースが多く、接点もあまり無かったので、

あまりフレンドリーに接する事が出来なかったと思ってます。でも新人の場合、

周りから話しかけてもらえると、嬉しいもの。入る方もアジャストが必要ですが、

受け入れる側も気配りが必要だと思います。


で、ちょっとその反省から、今日は積極的に話しかけました。

実は今度BBQをするのですが、その人とは共同幹事なので、

打合せを理由に、コーヒーも飲みに行っちゃいました。

気持ちは伝わったかどうかは分かりませんが、楽しそうにしてくれてました。

勿論、色々と悩みは深いと思うので、これで全てがうまく行くとは

思いませんが、時につけフォローしていきたいと思ってます。

僕は落ち込んでいる人とかいると、何かしてやりたいと思うし、

その人が立ち直ってくれたら、本当に嬉しい&誇らしい気持ちになります。


僕は入社以来、どちらかと言うと、『レスポンスに気をつける』の言葉どおり、

受身の部分が多かったんだと思います。そろそろ能動的に動き始めても

良いのかもしれませんね。


頑張れ、Kさん!

全世界で株価が大幅ダウン!

本日の日経平均は1万500円割れ。実に4年8ヶ月ぶりの水準とのこと。

値が下がった企業は東証の9割にも及ぶとか・・・

ちなみに上海でも5%弱、ロンドンでも同程度の株価下落だったそうです。

ニューヨークも間違いなく大幅下落でしょう。世界同時不況の入り口まで

来ているような気がします(もう既に入っているか・・・)。


ただ、株価なんぞ上下動を繰り返すもの。これは歴史が証明しているんで、

今こそ買いだ!とばかり先日、古巣のA電気の株を@788円で1000株買いました。

この会社は歴史的に1000円~2000円を言ったりきたりするのですが、

以前も900円近辺で買って、2000円で売り大儲けしたので、

絶好のチャンス!とばかりに勇んで買ったのですが、今日の株価は680円程度。

既に10万円近く、損してます。くそ~。

まあ2~3年の中期間で見れば、間違いなく上昇すると思うので、あまり気にしてませんが。


全体的に、今が株の絶好の買い時期と言うのは外れていないと思いますよ。

色々経済学者とかエコノミストが言ってますけど、景気が上下動を繰り返すのは、

歴史が証明している真実です。かの大恐慌しかり、日本の失われた10年しかりです。

まあ2~3年は我慢が続くかと思いますけど、それを乗り切ればまた陽は昇るはずです。

日本頑張れ!


ベンチャー企業の粉飾~新興市場に対する『信用』の更なる失墜

JASDAQ上場のベンチャー企業であるプロデュース社が粉飾疑惑に9月19日に

証券取引監視委員会から強制調査を受け、26日には民事再生手続きの開始と

実質1週間で倒産しました。負債総額は74億円強。


1992年の創業以来、13年の年月をかけ2005年にJASDAQ上場。

2008年には過去最高益を記録し、2009年度も増益を見込んでいたそうです。

その矢先にこの様な大失態。会計上もやばそうな企業で粉飾が発覚したのなら、

『やっぱり』みたいな気にもなりますが、最高益を謳う企業が、売上の4倍もの

負債を抱えていたとは。これは大変な信用の失墜ですよね。

米国発の金融危機と相まって、既に超逆風状態の新興市場にとって

致命傷のような気がします。


プロデュース社は太陽電池向け検査システムなど時勢に則した製品を

扱っていたようで、かなり評価も高かったそうです。ところがはやり虚構の塔だったようで、

創業メンバーである社長自らが、粉飾に手を染めていたそうです。

皮肉なのは、直前の9月17日にはJASDAQから『優良IR賞』も受けていたこと。

企業も企業なら、取引所も何をやっているのでしょうか?


僕はベンチャー企業の支援を生業としてますが、やればやるほどベンチャー企業にとって

『信用』って大事だと痛感させられてました。何せ与信が通らず、口座さえ開いて

もらえないのですから。極論を言えば、キャッシュはビジネスモデル次第で何とでも

変えられます。また時間もさほど掛かりません。でも一度失ってしまった『信用』を

取り戻すのは非常に難しいし、何より時間が掛かります。


今回の一件での僕の一番の懸念は、プロデュース社の粉飾疑惑が、

日本のベンチャー企業全体として捉えられてしまうこと。

日本はどうも新興市場アレルギーが強いらしく、個別企業のスキャンダルを

あたかも市場全体のシステミック・リスクと捉える傾向が強いと思います。

ただ、ベンチャーに携わる者として、真面目にコツコツやっている

ベンチャー企業までもがこの様な偏見に晒されるのが、非常に辛いです。


CEATEC

日本最大の通信・エレクトロニクス関連の見本市であるCEATECが

幕張メッセで開催されており、行って来ました。

幾つか感想を書きます。


先ず、ソニーの有機EL。凄まじい薄さでした。確か厚み0.3mm!

写真はコレ↓

有機EL③

ここまでディスプレーが薄いと、色々な形での映像の楽しみ方提案が出来ますね。

ソニーはそこら辺はお手のもの。液晶やPDPで基礎技術で遅れを取ったソニーは

次世代は有機ELだと信じ、エンジニア達を液晶やPDPのキャッチアップではなく、

有機EL開発に貼り付けていたそうです。数年後はソニーの復権が見られるかもしれませんね。
今は株価が底の筈だから、今の内に株を買っておくべきかも。


次に3D映像。松下電器改めパナソニック社が3Dハイビジョン対応のビエラの

デモをやっていました。かなり期待値が高いらしく、大勢の人が整理券目当てに

行列を作っていました。で、肝心の出来栄えは?


これが正直『・・・』という感じでした。先ず遠近感が付き過ぎていて、非常に目が疲れる。

上映時間は10分程度でしたが、結構眩暈を感じました。実は3D映像が普及しないのは

人間の画像とかに対する脳とか目の反応が個人によって違い、それが個人によって、

眩暈や吐き気をもたらすことがあるそうです。実際に3D映画を見終わった子供が

吐いた事件も何件かあるそうです。そして現在の技術では、この人間の機能に関して

解明されておらず、説明員曰く『10年近くかかるのでは』とのこと。

メガネ付きですらこの状態では、スターウォーズのレイア姫の3Dイメージの実現は

かなり遠そうです。個人的には3D関連の市場は結構ベンチャーの主戦場になるかも

と思ってたので残念です。


パナの3D展示に関しては未だ不満があります。3Dで表現するコンテンツです。

これが最悪。3Dのメリットは言うまでも無く立体感。それを視聴者に感じさせるような

コンテンツは3D認知に必須だと思うのですが、チープなアニメ。。。

僕はアメリカにいた時にiMaxの映画館で3D映画を見たのですが、確かコンテンツは

アポロの月面着陸とアメリカの国立公園だったと思います。題材のチョイスも素晴らしいですが、

3Dの魅力を存分に伝えるカメラワーク、演出はさすが映画王国。一気に3Dの虜になりました。

パナも本気で3Dテレビを売りたいんだったら、コンテンツとの親和性をもっと意識して欲しかったです。


ただパナも良いところあります。他のメーカーがディスプレーに相も変わらず熱心だったのに対し、

次の商機であるネット家電に関して、どこよりも力を入れていたと感じました。特にホームリビングの

新たな提案みたいな感じで、近未来の家族のリビングでの楽しみ方などをショー形式で

提案してました。こういう奥深さがパナの凄さですよね。


他にも色々ありましたが、長くなるのでこの辺にしておきます。

機会を見て、CEATECで見聞いたことを書きますね。


最後に技術動向とは関係ないのですが、メーカーの展示ブースに

見学者と来ている自社の人間が非常に多かったです。

例えばパナのブースにはパナの社員が多く見に来てました。

僕は新人の頃、CEATECを見学して、お客であるセット商品メーカーのブースばかり気にしていたら、

会社に帰ってから、部長から『ああいう所ではお客のブースも勿論だが、直接の競合を

見て来るんだよ』と言われ、もう一度見に行かされました。このアドバイスは今でも貴重な

アドバイスだったと感謝してます。自社製品をのんびり見ている暇は無いような・・・


でも全体としてやっぱ楽しかったです。来年はどんな提案があるんだろ?

雑用

やっぱ歳が若いと雑用が降ってきます。

今日は急遽出荷が必要な製品の荷造り。

出荷といっても、大企業のように機械でかっこ良く包装、

なんてことはありません。ダンボールを切って、手で梱包です。


あ~俺って本当にMBAなのか?と時折思う事も事実ですが、

まあ、今しかこういう経験は出来ないし、こういう積み重ねが

信頼に繋がっていくのも事実。またこれは僕が今のクライアント先を

好きな理由でもあるのですが、今回の作業は事務のおばさんと二人でやったんですが、

そしてこうした面倒な作業でもよく喋るし、ネアカなのでやってて楽しい。

実は梱包のやり直しが入り、結構ブルーだったのですが、

笑いの絶えない作業でした。


明日はCEATECに行ってきます。勉強と嵐の前のちょっとした小休憩です。

イチローの張本越え

イチローは張本越えに2本足らず、今季のシーズンを終えました。

ちなみに結果としては213安打で3年連続5度目のリーグ最多安打となったそうです。

また打率3割1分はリーグ7位、43盗塁は同3位とのこと。立派です。


イチローの張本越えに関しては色々な意見があると思いますが、

個人的には未達の方が良かったんだと思ってます。今年越えたら、

結構『燃え尽き症候群』になっていたかも。


来年はウィリー・キーラーを超える9年連続200安打が掛かってます。

この大記録を達成するためにも、シーズン序盤で張本越えの良いムードで

シーズンに入れたら、と思ってます。


それにしてもイチローの『Continued Excellence』はすごい。

来年も応援してます。

プライドとエゴ

先日、前職の方と食事をしました。

その方の現在のタイトルは管理本部長。

その会社の一部上場の実務から始め、今は管理本部全体を統括してます。

しかも僕よりたった2つ上。恐らく日本で彼の年代で、彼ほどのスキルと経験を

有している人はいないと思います。そのくらい、すごい人です。マジで。


その彼が、6年前入社したとき、最初の仕事は切手を買いに行く事だったそうです。。。

その後も、最初の1年くらいは全く下っ端でこき使われていたそうです。

で、彼が素晴らしいのは、そのような状況に『耐え続けた』ということ。

これは実行するのは難しいです。特にコンサルのような人格否定が

頻繁に起こる職場では。


彼は普段は極端に謙虚なのですが、やはり言葉の端々に自身が漂います。

その中で印象に残った言葉がありました。『6年やってきて、色々な経験を

させてもらって、今は自分の給料が高くない、と自信を持って言える』。

僕が受けた印象は嫌味やエゴとかいった類のものではなく、プライドとか自信とかでした。

僕はMBAを取った後、何の苦労もせずにいきなり1000万円を超える年収を31歳で

手にし、それをMBAならではの果実だと勘違いしてた様に思えます。

同級生などと飲んでも、やっぱ年収の事とかさりげなく自慢してもいました。


僕は『プライド』と『エゴ』の違いを次のように定義してます:


『プライド』: 何かを証明した後にのみ、得られるもの。他人を攻撃する礎ではなく、

        自分が理由無く、傷つけられた時のみ発動する。いわばディフェンシブなもの


『エゴ』:   何もしなくても、持てるもの。単なる学歴とか出自とか。自分の誇りを守るため

        というよりは、他人を低める時に発動する。攻撃的なもの。


こういう話をしてた時、彼は言いました。「『エゴ』って自分に何も拠り所の無いやつだと思います。

自分に自信を持っている人間。自分の方向性をきっちり見据えているやつは、他人の批判なんか

気にしないですよ。」


他人を心から褒められる人間、自分自身をジョークのネタに出来る人間。

『プライド』があればこそ、出来るんだと思います。僕も今は泥にまみれ、

必死になって証明しようとしています。いつか僕も本当の『プライド』を持てる様に

なれれば良いな~


VC勉強会

本日も昨日からの引き続きで某VC主催のVC勉強会に参加してきました。

昨日と比べて、さらに実務寄りの内容でしたが、僕のような業界人間に

とってはそちらの方が有り難い。


法務的な知識、ファンドの設立・運用、そしてデューデリのポイントなど

内容満載でした。特に投資基準の一番のポイントである市場。

ここで代表パートナーのM口さんが強調していたのは、

『経済生活の変化のフロンティア』。ここに取り組む企業に投資しているか否かが

ポイントとのこと。


ただ、『変化のフロンティア』を感じ、見極めるには当然のことながら、

日々の勉強が重要です。こうした所にも、イチローの名言『一つ一つの積み重ねが

すごい所に辿り着ける唯一の道』ということを強く実感しました。


勉強は面倒くさいです。でも最初の壁を乗り越えれば、あとは飛躍的に

知識・興味とも上昇してくるのも事実。成長のために、避けて通れないプロセスですね。