Yombat in メルボルン -2ページ目

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21Jun
- 出国申請：Outcome
  オーストラリアの出国許可の申請をするにあたって、まずはDepartment of Home Affairsのウェブサイトから自分のアカウントを作成。ここに必要書類を全てアップロードして送信し、回答が来るのを待ちます。申請したら、すぐにメールが。Dear ○○○,We have received your request for an exemption from Australia’scurrent travel restrictions. Your reference number is ○○○○○We are receiving a high volume of requests for exemptions.We are making every effort to respond within a reasonable timeframe,and appreciate your patience.と、まあいつになるか分からない、とそんな感じのメールが。私もどれだけ時間がかかるか分からなかったので、余裕を持って申請しましたが、早く来るといいなー。と、思っていたら。。。２日で来たそして結果はOUTCOME（結果） : Exempt（免除）やったー、やったー、やったー許可理由には「Critically or seriously ill close family」深刻な病状の家族を見舞う為に降りた出国許可。ロックダウンの中で許可された意味の重さに気持ちが引き締まりましたが、父に会える日が現実に近づいた、本当に嬉しい日でしたつづく
20Jun
- 2021年鎖国中のオーストラリア出国許可の申請
  さて、悶々と自分の手術を待っていた８月でしたが、やっと、９月始めに反対側の反対側の手術の日程が決まったと病院から連絡が。この日程が分かってすぐに準備に取り掛かったのは、ほぼ鎖国状態のオーストラリア(2021年）からの出国許可の申請。ビザの条件が違ったり、色々なケースがあると思うのですが、この頃私の周りでは、この申請を却下された方が何人か。どちらかと言うと、出国はできても戻ってくるのが大変な印象。まだオーストラリアに戻ってくる為には、入国後の２週間のホテル隔離（自費で＄3500/30万円）も必要な時でした。今ではもうそんなのあったっけ？という感じですが、自分の忘備録用に、ここに書いておきます。必要だった書類：１、父の主治医からの診断書：英文２、戸籍謄本：日本語（父との親子関係を証明する法的書類）３、戸籍謄本の翻訳バージョン要NTTI (オーストラリア翻訳・通訳資格認定機関)翻訳４、パスポートコピー５、Statutory declaration申請している内容に偽りがないという宣誓書。＊警察官、弁護士、郵便局員、医師、薬剤師、獣医の署名が必要必要ではないかもしれなかったけれど、自分で追加したもの＝予約済み航空券の旅程表＝自分の病院からの手紙（Alfred ＆Peter Mac）＝自分のGPからの手紙＝自分のビザステータス＝申請をするについての理由を記したレター↑のレターについては、自分の父が癌のステージ４で深刻な状態である事。私も、乳がんに付随する追加手術があったのでそれまで出国できなかった事など。自分の主治医にもレターを書いてもらいました。そして、オーストラリアに配偶者がいるのと、今後のチェックアップ等でもこちらに戻るに必要がある事など、できるだけ分かりやすいように書いたつもりです。Statutory declaration の宣誓書はロックダウン中の散歩仲間の獣医さんのお友達に頼んで、書類を完成させました。先日の散歩中にピーチク鳴いてた鳥。和みます。つづく
19Jun
- 遺伝子検査カウンセリング
  さて、パブリック病院での手術を待っている間、忘れてかけていた頃に、遺伝子検査のカウンセリングについてのメールが来ました。最初にフォームを入力して送信したのが2021年3月、このフォームについての返信が来たのが7月です。そしてカウンセリングの予約は8月の半ば。仕事遅すぎ、オーストラリア。。。面談、といってもこの時は病院での感染リスク低減のためにビデオ電話でのコンサル。遺伝子検査は出来ない、と言われても仕方ないと思っていたのですが、私の家族の癌歴から「Yes, we can offer a genetic test 」と担当の先生に言って貰い、やっと検査へのゴーサインが。先生には、このテストをしても何も検出されない場合が多いとは言われましたが、念のための検査を公費でしてもらえるなら、ラッキー。そしてうるさい妹もこれで黙るだろう、とそんな感じでした。この遺伝子検査、オーストラリアで自費で幾らなのか、自費で出来るのかどうかは未だに分からないのですが、メルボルンでこはこのPeter Macだけで行われている、とGPの先生から聞きました。日本では40-50万円位かかっていた時もあるそうですが、今では大体20-30万円、所定の条件を満たせば保険も効くようになったそうです。先生に血液検査用の用紙をメールで送って貰い、近所の採血してくれるパソロジーへ行って完了。検査の結果が分かるまで１−２ヶ月かかると言われました。その後、アルフレッド病院の形成外科の予約の連絡が入りました。この時、遺伝子検査の結果が出ない間に反対の胸の調整（サイズアップ）をすることに多少不安も。でも、Peter Macの先生が言うように、きっと何も出ないだろうから大丈夫と思い、面談の日を待つことに。今日の日中は暖かい日差しがあふれていました。友達とセントキルダビーチまでお散歩。途中、ビーチフロントのカフェでお茶。寒中水泳してる人もいたりした。。。夏に来たい～！！
18Jun
- MRIの結果
  5月の半ばに左側の手術が行われてから、メルボルンは4回目のロックダウンに。ティッシューエクスパンダーからインプラントの入れ替えが完了したので、6月の頭の術後３週間後に検診で引っかかった反対側（右）のMRIをしに病院を訪れました。もう慣れたとはいえ、ロックダウン中の病院は警備員がいて、いつも物々しかったです。造影剤を入れて、筒のような機械の中へ入って所要時間は20分ほど。この１週間後に、検査結果を聞きに再度病院へ訪れました。その結果、なんと「よく分からない」はい「何かはあるけど、場所も奥だし、今の所分からない」そんな事あるのー？とは思いつつ、結果その段階では何もできないことに。もちろん病院側からは、何も分からない状態での反対側の胸の切除等は一切提案されませんでした。私自身も、反対側を切除する事への覚悟もなく。なので、その時点ではそれ以上できる事はないと腹をくくり、反対側のマッチング手術を待つことに。形成外科のS先生には父の事情は伝えていたけれど、こればかりはいつになるかも分からず。メルボルンのあるビクトリア州の保守的政策のせいで何度も繰り返すロックダウンなどもあり、不安定な状況の中でモヤモヤしてるのが一番辛かったです。こちらは先日のケーキ屋さんのクマさんケーキ。中身はココナツとマンゴーつづく
17Jun
- インプラントバッグMotiva
  さて、一回目の乳房再建手術。まずは全摘した左側に挿入されたティッシューエクスパンダーから、インプラントへの入れ替え。このティッシューエクスパンダーは硬くて、重かっただけに、正直快適とは程遠い。それがインプラントに取り替えてもらえてからは、ものすごく快適にもちろん、自分の胸組織はもうないので、胸の感覚はありませんが、これはどうにもならないから、仕方ないですね。乳房再建で人工物のインプラントか、自家組織か悩む方も多いかと思いますが、私はこちらでよかったと思いました。昔からアトピーなどがあり、敏感肌なので合併症などが気になっていましたが、特に今まで問題はありません。術後１週間後位に病院からお手紙が。その中には、今回使用したインプラントのサイズとシリアル番号が入っていました。その名は「Motiva」＊ググってみると、日本の有名な美容整形外科などでも頻繁に使われているようでした＊最高品質のインプラント。豊胸バッグのメーカーにいた技術者が設立した会社「Establishment Labs社」によって開発された、柔らかくて自然な見た目になるように配慮された豊胸バッグ他にも表面のシルク加工などで合併症が起こりにくなど、細部に渡って最新の技術が使われているそうです。S先生の事前のお話では、私のサイズのインプラントをいくつか取り寄せて、その中で一番合うのを当日に選ぶと聞いていました。こんなにいいインプラントを使って貰えて、思わず、病院の方に向かって手を合せたくなる位感謝感謝です
16Jun
- 再建一回目の手術
  2021年5月。形成外科のS先生とのカウンセリングは全て電話で行われました。片方ずつの手術になってしまうけれども、それで大丈夫か、と確認してくれましたが、その時に父の事を話しました。「私はそれで大丈夫です。私の意向がどれだけパブリックの病院に通じるのか分からないけど、再建手術が終わったら日本に帰りたいから、もう片方も出来るだけ早く手術してほしい」と思っている事を伝えました。今回は左胸に入っているティッシューエクスパンダーにインプラントを挿入するという手術だったのですが、念のため1泊してくださいね、という事で1泊分の荷物を持って受付へ。この時の手術は古い方のアルフレッドの病棟でした。S先生との対面は半年以上ぶりでしたが、相変わらず可愛らしい先生で、一気にリラックス。胸のマーキングから始まって、また自分の番を待ちますが、もう慣れたもので、この時は全然緊張してませんでした。回復室で目が覚めた後は、病室へ。。。と思ったら、広いフロアにカーテンで仕切られたような大部屋へ。多分10-15人位いたような。まあ公立なので文句は言えないのですが、周りにおじーちゃん患者とかもいて、全てのやりとりが丸聞こえしかも、隣のおじいちゃん（ロシア系？？）が看護師さんの言うこと全てに「ノーーーーーー！」「この薬飲んで」（看護師さん）「ノーーーーーーー！！」そして看護師さん達が集まってきて、説得されて結局は諦めるおじいちゃん。。。こんなやり取りが続いて、全っ然休めませんでした。しかも、翌日このじーさんが間違えて仕切りのカーテン開けるしほんっとうに早く帰りたかった。。。アルフレッド病院で出たご飯とデザートには満足でしたが今日はパンケーキの禁断症状が出て、いつものカフェへ。月一で食べないと、泣きそうになります。チャイも可愛い
15Jun
- 一年検診
  2021年3月、左側の胸の全摘をしてから初めての反対側の検診。こちらでは乳がんになった人（私はDCIS非浸潤がんですが）は、毎年の検診を病院側が手配してくれます。もう最初に検査して一年が経ったのか、と感慨深い気持ちに。検査後の一年、思いもしなかったことが沢山ありました。この時の検査も、前回一番最初にしたマンモと超音波。その後医者との面談が1週間後に。医師との面談時にずっと待ち状態の再建手術の予定が分かるといいなー、と思っていましたが、その時に言われたのは、「反対側の右胸に何か見える。。。」え？？またですか？？その後何度かの病院とのやりとりで、結局右胸を詳しく見るためには、MRIをする必要がある。でも、全摘した左胸にはティッシューエクスパンダーの金属が入っているからMRIができない*。なので、左胸だけインプラントに入れ替えて、その後で右胸のMRIをする事に。*厳密には出来ない訳ではないようですが、こちらの病院ではしていないようです。1回で終わる予定だった再建手術（＋反対側のサイズアップ）が、この検査の為にまず左。そして問題がなければ、右にインプラント追加という形で、それぞれ別に手術する事になったのでした。まだまだ非対称の日々が続くのね、とは思ったのですが、何よりも一番面倒くさいのは病院ですよね。ちゃんと検査してもらえる事に感謝。（しかも無料だし）と、いう事で待ち状態だったの形成手術が進んだのはいいのですが、自分が思っていたのとは少し違う方向に。2021年5月にまず再建の為の手術が行われる事になりました。
14Jun
- 遺伝子検査の為の Family History Questionnaire
  妹に強ーく促されて＊いつものGPのスーザン先生を訪れて、遺伝子検査について聞くことに。＊今思えば、多分妹は自分もその可能性があると思いつつも、自分で全費用を払いたくなーい、と言う姑息な理由だったと思います。歳が離れているので可愛い妹なのですが、たまにムカつきます　笑。スーザン先生には、以前にも一度遺伝子検査の事を聞いたことがあったのですが、その時は何気にスルーされた気が。ただ今回は父の前立腺癌が発覚した後だったので、遺伝子検査をしたい旨を前よりは真剣に言いました。でもやっぱり何故かスーザン先生は気乗りがしないような。そんな感じだったので、オーストラリアでの自費での遺伝子検査費用がいくらかかるか全く知らなかったのですが、ウザかったので「公費でできないなら、自費でもいいから検討したい」と言ったら、やっと「じゃあ一応聞いてみましょうか」とやっと了解してもらえました。なんで乗り気じゃなかったのかは、未だに謎ですが。プロセスとしては、GPのスーザン先生から申請をして、その検査機関からそのうち連絡が来る、との事でした。そしてその検査機関、PETER MAC (Peter MacCallum Cancer Centre) という何だか偉そうな名前の機関からメールが来たのは、その１週間後位のこと。まずは「Electronic Family History Questionnaire」を入力する為にウェブサイトに登録して、ログインしてからフォームに必要事項を入力して、送信する流れでした。が、こちらのフォーム、ものすごく面倒臭い親、兄弟、親戚（従姉妹ぐらいまで）の全ての病歴、亡くなっている場合には死亡時の年齢と、死因なども。会ったこともない従姉妹の名前や年齢も入力しないといけなかったので、実家に連絡しながら２日かかりで入力し、完了ボタンを押して送信。この後のプロセスは全く分からなかったですが、印象としてはむこうの担当者（医者？）が見て、検査をするかどうかが決まるのかな？と思いました。いつ返事が来るか、そもそも検査が受けられるかどうかも分からなかったので、ダメ元気分で入力して、あとは寝て待て状態でした。そうこうしているうちに、３月の検診の日が近づいて来ました。
13Jun
- 遺伝性？
  早いもので子宮全摘の手術ををしてからもう１ヶ月。あと１０日程で車の運転＆ヨガを始める予定です。さて、前回からの続き。2021年３月に父に前立腺癌の疑いが分かり、その後の検査でステージ４、腫瘍がかなり大きい事が分かりました。子供の頃は多少病弱だったらしいですが、大きな病気にかかったりしたこともなかった父。そもそも、それまでは某クリニック（東京新宿エステックビルの中）で何十年も３ヶ月ごとに血液検査を受けていた父。それなのにどうして、分からなかったの？と家族皆んなが驚いていました。それを過信しすぎて、定期的な人間ドックなどを受けていなかった父が一番悪いとは思うのですが。ただ、そのクリニックでせめて高齢者がかかりやすい前立腺癌の腫瘍マーカーを調べてくれていたなら、早期で見つけられたはずなのに。家族としては、未だに割り切れない気持ちがあります。前回のブログでも書きましたが、メルボルンはこの時ほぼ鎖国状態。オーストラリアからの出国、入国がかなり大変な時期で、テレビでも親の死に目にも会えないような家族がいたりなど、混乱を極めていたと思います。私自身も乳房再建＆反対側の胸の再建を待っている身だった為に、すぐには出国もできない状態でしたが、ただもし危篤のような症状になった日には、何が何でも日本に帰ろうと心に決めていました。そんな中、妹と電話で話をしていた時に何度か「お姉ちゃん、遺伝子検査した？した方がいいよ」言われていました。それまでは叔母が乳がんで亡くなったという情報だけでしたが、父が前立腺癌にかかった事で、遺伝的な乳がんという可能性が高くなったのです。私自身はえー、面倒臭いと思っていたのですが。でも妹は話すたびにうるさく言うので、GPの予約をしました。今日の散歩道。ヤラ川沿からシティー方面を眺めて。つづく
12Jun
- 母からの電話
  2021年のメルボルンはちょうどコロナ禍の真っ只中で、何回かのロックダウンを繰り返していました。制限が緩くなっても段階があったり、制限や罰則など政府の方針に皆んなが振り回されているような時期だったと思います。国境も基本的に封鎖されていて、国外へ出るには政府からの特別許可がないと出れないような状態でした。毎日のようにあった日本行きの直行便はなくなり、日系の航空会社のみシドニーから週に数日だけの就航に。年末から年明けと、何人かの専門医と会いながらも、取り敢えず3月に切除していない、反対側の胸の検診があったので、（乳がんに罹患した患者は一年に一回病院が検査をしてくれます）それを待ってから決めようと思っていました。乳房再建とこの検診の日をひたすら待っていた私ですが、それまでのように気軽に日本へ戻れない環境なだけに、イライラが募ることも。この時は、いつも以上に日本にいる両親が元気でいてくれる事を願っていました。が、そんな時、母からの電話で父に癌の疑いがあるとの連絡が。詳しい事は検査しないと分からないけれど、前立腺癌。しかもかなり進行している可能性があると聞き、自分が乳がんにかかったと知った時にはほとんど泣いたりしなかったのに、この時だけは涙が止まりませんでした。今日のお散歩はエキシビジョンセンターまで
11Jun
- 焼肉ランチとおやつ
  今年のメルボルン、いつもより寒いです。今日はお友達とCityにある韓国焼肉ランチに行って来ました。韓国料理屋さんってメルボルンには結構あるんですが、焼肉メインのお店でランチ営業しているお店ってなかなか少ないと思うんですよね。ニンニク臭くなるから？普段のお気に入りはリトルバークStのHwaroなんですが、こちらは夜営業だけなのと、最後に行った時のお肉の質と、サービスがあんまり良くなかったんですよねー。しかも、ディナーで早めの時間に行ったのに、人気メニューの骨付きカルビがなかったし。まあ、とにかく今回は新しいお店を開拓すべく、行って来ました。Bornga Korean BBQで、こちらめちゃくちゃオススメです。リピ確定～お肉は３種類いただいたのですが、ハウススペシャルの味付薄切り牛肉が一押し。ちゃんとレタスも副菜もたくさん来るし、炭焼きだし（←これ大事）、網も3回も取り替えてくれたし、大大満足。もー食べれないーとお店を出て、お友達とはお別れしたのですが、私はその後、ちゃっかりとケーキ屋さんに行って旦那さんと一緒に食べる（←まだ食べるんかいっ笑）おやつを確保。最近のお気に入りはGlaceGLACÉ Dessert | Cake | Ice CreamGLACÉ DessertArtisanal; a Melbourne grown Dessert Shopwith a bit of Internationalinfluence through itstechniques. Ice Cream. Cakes. High Tea. Dessert. Pastry. Coffee. Online O…www.glacedessert.comGreen Apple $12.90 とChocolate Excellence $11.90本店と工場はWindsorのPunt Road 沿いにあるのですが、エンポリアムにも支店が。こちらのケーキ（チョコレート系以外）は甘さが強すぎなくて、さっぱりしていて大、大、大好きですメルボルンには最近沢山の日本風ケーキ屋さんが出来ているのですが、如何せん全体的に高め。ショートケーキ一切れ$12とか。なので、どうせ高いなら自分では絶対に（自信あり！）作れない手の込んだものを頂きたいと思う私です。りんごの周りは薄～いチョコレートでコーティングされていて、その中には酸味の効いたりんごとシナモン味のムースが。りんごのコンポートも入っていて、バランスの良さに唸りました。チョコレートの方は旦那さん用なのですが、こちらはしっかり甘いです機会があればお試しを。
10Jun
- 迷走して、また元に戻る…
  パブリック病院での乳房再建を待つ間、それまでの治療について悩んだ結果、プライベートクリニックで合計４名のお医者様に会いました。結果：１、オンコロジスト（腫瘍、癌の専門医）：カブリニ病院＝遺伝的には問題ない。「自分はアルフレッドにも勤務しているから、心配なら担当のナースに言っとくよ」２、オンコロジスト（腫瘍、癌の専門医）：セントビンセント病院＝遺伝的には問題ない。「もし、心配ならまた来てねー」３、乳腺外科医　セントビンセント病院　：ニコール先生＝遺伝的には問題なくても、片方が罹患したんだから、反対側もなる可能性がある。自分が担当医なら、最初の時に両方切除する。↑の意見には思ってもいなかったので、とても驚きました。でも、考えれば考えるほど答えが決まらなくて、片方にテイッシューエキスパンダーが入っている状態でずっと悩んでいました。と、そんな時フェイシャルで通っているクリニックの先生と立ち話をしていた時、美容整形外科をしているご主人を紹介されました。４、美容整形医（豊胸と乳房再建専門）セントビンセント施設内ジュリアン先生。＝反対側の胸の切除に関してはナンセンス。健康なものをわざわざ取る必要はない、というんですね。まあ正論ですが。そして、せっかくだからともし彼にお願いした場合はどれ位になるのか、と聞いたらなんと、自腹（Out of pocket) で＄15000 (140万円）...乳房再建手術だから、プライベート保険が効くと思ったのですが、彼のクリニックはコスメティックなので、入院費しか効かないとのこと。うーん、このままひたすら待っていたらパブリックで無料なのに、100万以上なんて払いたくなーい。そもそも美容整形ではなくて再建で、しかもプライベート保険払っているのに、なんで？というのが本音でした…。でも、実は最近オージーの知り合いで乳房再建した人がいるんですけど、その人は自腹で$20000払ったって、聞いてそれにもびっくりしました。美容整形外科に頼んだから高かったのかな？乳房再建の謎がまた深まってしまいましたどなたか、オーストラリアのプライベート病院で、いわゆる医療行為扱いで乳房再建をされた方いますか？情報お待ちしてますと、いう事でこの時の私は何人もの先生に会った割に、余計に訳が分からなくなって、結局振り出しに戻ってしまいました。今夜は面倒くさくて TAKE A WAY に。Lamb on Chapel グリークのラム肉とピタ＋サラダです。こちらのお店の羊肉は炭でお肉を焼いているので、香ばしさが一味違う。鶏肉もありますが、ラム肉の方が美味しいです。昔はもっと安かったんですが、それでもメルボルンのチープイートの中ではここがオススメでーす。Lamb on Chapel レビュー
09Jun
- 母の衝撃発言から
  父方のお姉さんが,乳がん発覚時の私とほぼ同じ年齢(48)で亡くなっていたことがわかった後に、急に不安になりました。遺伝的には関係ないかもですが、妹も3-４年前に子宮頸癌にかかっていました。（現在は完治）そんなこともあり、病院での治療が正しかったのか等、色々と心配になり再度GP（主治医）を訪れて専門医を紹介してもらうことに。この頃にはメルボルンの病院でのパンデミックの影響も初めの頃よりは少し落ち着いてきたので、時期的にはちょうど良く、予約も比較的スムーズに取れました（といっても大体２−３週間待ち）知り合いのツテなども辿って、最終的には2020年末-2021年にかけて１、　オンコロジスト（腫瘍、癌の専門医）：カブリニ病院２、　オンコロジスト（腫瘍、癌の専門医）：セントビンセント病院３、　乳腺外科医　セントビンセント病院　４、　美容整形医（豊胸と乳房再建専門）セントビンセント施設内の　　　コスメティック。オースティン病院（公立）の形成外科指導医合計４名のプライベートの医師と会いました。
08Jun
- 全摘後の母の衝撃発言
  2020年2月-8月の間に複数の検査と、3回の手術をメルボルンのパブリックのアルフレッド病院で受けました。最後の手術で同時再建を選択して、この時挿入したティッシューエクスパンダーへの生理食塩水の注入が完了してからは、少し待つ時期がありました。非浸潤がんと診断されてからは戸惑うことが沢山で、どちらかというと、受け身の姿勢で病院側が提案してくれた治療をそのまま受け入れるような感じ。非浸潤癌の事をネットで調べてみると、基本的な治療は全摘するだけ。アルフレッド病院の担当医からも、継続治療は必要ないとの事で、はい、以上、終わり。というのが標準治療のようでした。ただ細かく調べてみると絶対に大丈夫とはいえないのではないか、とだんだんと少し不安になってきました。そんな中、たまたま母と電話で話していたときの事。「そういえば、あなたの叔母（父のお姉さん）も乳がんで亡くなったのよねえ、だから気をつけなさい」と聞いた私は耳を疑いました。は？？？今なんて言った？「え？なにそれ、何でそんな大事な事今更いうの？」「ああ、忘れてたわ」「。。。。。。」（←おい、ババアふざけんな）　殺気が芽生えた瞬間でした。非浸潤癌が分かってから、医師によく聞かれたのが、親族に乳がん患者がいないか、という事。その度に「いませーん」と元気に答えていた私。今まで思ってもいなかったけれど、もしかして遺伝性の癌の可能性があるのか、と初めて頭をよぎりました。
07Jun
- ティッシューエクスパンダー
  執刀医との面談から１週間後。全摘手術から３週間ほど経ってから、左胸に挿入したティッシューエクスパンダーへの生理食塩水の注入が始まりました。胸に注入口も何もないので、注射とかで入れるのかな？どうやって入れるんだろう？と思いながら病室へ。と、お医者様が取り出したのが磁石のようなもので、中に入っているティッシューエクスパンダーの金属でできた入り口を探して、そこに注射で食塩水を注入していました。最初は、胸が引っ張られる感じで痛～い！！と思いましたが、２週間ごとにこの作業をするために4回ほど通ったので、最後の方は大分慣れていきました。でも、本当に水風船が入っているような感じだったので、食塩水が硬いくて重いので、正直快適とは言い難い気分です。そして、しばらく胸の皮膚が慣れるまで何ヶ月か置いてから、インプラントと交換する＋反対側の胸の調整（サイズアップ）も一緒にして、再建＋形成外科の手術が終わる予定でした。ただ、この手術は公立病院でのカテゴリー３のエレクティブ（急を要さない）手術になるのと、度重なるメルボルンのロックダウンで、正確にはいつ行われるのか分からない、と言われていました。今日のおやつ。日本の「ナボナ」に似ている...つづく
06Jun
- 意外と簡単ラムレッグロースト
  今回は本日のお夕飯のラムレッグの作り方を。日本と違ってお肉の塊がどんっと売っているこちら。むしろ、薄切り肉ってあまり売ってないんですよね。でも慣れてくるとお肉のローストってオーブンに入れて、はいおしまいでできるので、実は楽チンな手抜き料理だったりするのですそして、一度作ったら、残りをひたすら食べれるので、2日くらい何も作らなくて済んだりしますあとはサンドイッチとか、ピタパンに挟んだりなど。今回のお肉はラムレッグ 2.8kg。今日はスーパーで1kg $15だったので、こちらの塊は$38(3500円）でも明日も、あわよくば明後日も頂けるので、2,3日分の食費と思えば、むしろステーキ肉より安いかもしれません。材料：ラム肉（レッグロースト）１本ニンニク　３−４片ローズマリー　１−２本オリーブオイル塩、胡椒で、こちらのお肉、かる～く表面の脂の塊などを取ってから、ナイフの先などで穴を開けます。その穴に、細切りにしたニンニクとローズマリーをぶっさす。表面に塩、胡椒してオリーブオイルをかけます。210-220度に予熱したオーブンに入れて30分焼きます。その後、180度に温度を落として、さらに60-70分焼く。↓焼き上がり（ブレてますが）焼き上がったら、別のトレイに乗せ、アルミホイルとキッチンタオルをかけて暖かいところに20-30分置いて、肉を休ませてから好みの厚みにカットする。（すぐに肉を切ると肉汁が出すぎてしまう為）途中、180度に落としてからでポテトやかぼちゃを入れると、付け合せも一緒にできて楽です。＊グレービーを作りたい場合は肉を取り出した後のローストしたトレイに脂が残っているので、少し捨てる。（多すぎるので）そこに角切りにした野菜（玉ねぎ、セロリ、人参：1cm角、茶碗１杯分ぐらい）を入れて透明になるまで炒める（2−3分）薄力粉を大匙1-1 1/2程加えて、粉っぽさがなくなるまで（3分位）炒める。赤ワイン(100cc位)を加えて煮詰める。ここにビーフストックをダマにならないように加えて、10分位弱火で煮詰める。ソースを網に通して漉してから、仕上げに塩コショウで味を整えて、好みでバターを少し加えてコクをだす。ちなみにこちらのラムレッグ、日本でも購入できます。ただ、やっぱり高いですねー。楽天で見つけましたが、その時は1kg=3120円のお値段でした。今日のスーパーで出ていたお値段1kg=$15 (約1400）だったので倍以上。その時は父のお誕生日で仕方なく購入しましたが、涙の１万円越え…元のお値段を知っているだけに、辛かったですオーストラリアの羊肉はクセもなく美味しいので、オススメです。ぜひ、お試しください
05Jun
- 全摘後のフォローアップと検査レポート
  手術から２週間後に、執刀医のメラニー先生とのフォローアップがありました。術前に受けた説明では、DCIS(乳管の中に留まっている癌)の大きさは　1.2cmx1.2cm、プラスマージンが0.1mmと言われていました。実はこれが、さらに8cm合計で10cmあった、と言われてびっくり事前のマモグラム、超音波、MRIでは見つからなかったので、先生も驚いてた、と言っていました。実際に開けてみないと分からない事もあるんですね。ただ、非浸潤癌のDCISは乳管の中に留まっている限り、どれだけ大きかったとしても、ステージゼロには変わらないそうです。よかった、セーフそして、手術中に行われた転移を調べるセンチネルリンパ節の結果も転移はなかったとの事で、一安心。病理検査のレポートももらったのですが、ちゃんと読んでみるとどんな風に組織を切ったか、等が細かーく記載してあって、連続してスライス、とか扱いがまるっきりお肉の切り身風　少し面白かったです。そして、この後２週間後にティッシュエクスパンダーへの水やり（食塩水）が始まりました。英語が難しくて、訳しながら読みました
04Jun
- 退院後
  2020年８月左胸全摘後、アルフレッド病院では2泊の入院。パブリック病院という事もあって、病院側も必要以上は入院させない方針＆病院にいても、コロナ感染リスクが高くなるとの事なので、早く出ていって貰いたいみたいでした。ただ、まだ胸にドレーンも入っていたので、正式には退院というよりも、ホームケアに切り替える形で、今後ドレーンが取れるまでは、看護師さんが自宅に来るそうです。退院の朝、付き添いでも病棟にすら入ってこれないので、荷物を自分で持って、そのまま出て行く感じ...もちろん、旦那さんが病棟の外で待ってくれていたので、荷物は大丈夫でしたが。入院中は快適でしたが、やっぱり自宅に帰ってくると、ホッとしたのを覚えています。ただ、まだドレーンが入っていたので、歩く時やシャワーの時には少し不便でした。そして、帰宅後は病院から看護師が一日一回訪問ケアをしてくれて、こんな事もするんだー、と感心したものです。体調の問診と、血圧とドレーンの排液の色をチェック。最初はほぼ血液のような色でしたが、そのうち黄色になって、こうなれば、ドレーンが抜けるそうです。結局ドレーンが抜けたのは退院三日後位でしたが、抜く時はニュルーっと気持ちの悪い感覚が胸に走りました。。。今日のランチのベトナム風お好み焼きベトナミーズが食べたくなったら、いつもRichmond界隈に行くのですが、今回は口コミを見て初めてのお店に。皮がパリパリで美味しかったです。メルボルンのベトナミーズのお店って、中華風メニューと一緒になっているお店が多い気がするのですが、こちらはオーセンティックな感じで、珍しいメニューも沢山。また次回来るのが楽しみCo Thu Quan
03Jun
- 入院中の病院食
  左胸全摘＆同時再建をした2020年８月。メルボルンは、コロナ蔓延防止の為の２度目のロックダウン真っ最中。なので、入院中は誰も面会に来れませんでした。もちろん、旦那さんも。ただ、幸運なことに道路沿いの２階（多分）の部屋だったので、そこまで旦那さんが会いに（？）来てくれて、窓越しに手を振ったり。世界中で窓越しに話をする光景がありましたよね？そんな感じで少し面白かったです。さて、この全摘の手術、日本では入院は１週間位のようですが、私が実際に病院に泊まったのは２泊。そしてこの間、ずっと寝ていないで、少しずつ病院の廊下などを歩くように、と言われていて、ドレーンをお腹に巻き巻きしながら歩いたりしていました。たかだか２泊でも、面会に来てくれる人もいない中で、唯一の楽しみはやっぱりお食事。これが結構美味しかったです。こんな感じ↓手術当日の夜ご飯デザートはアップルパイ朝はシンプルお昼ご飯にお米が出て来てくれて嬉しかった。そして、チョコレートムースも夜ご飯とデザートのキャロットケーキお肉のロースト。左はカスタードのデザートお昼と夜にはデザートが付いてくるのですが、これらが絶品でした。こちらのデザートってたまに甘すぎたりするんですが、甘さが丁度良くて、ハマりました実家の両親に写真を送ったら、病人食だとは思えない…だそうですそれにしても、パブリック病院で無料なのにこのモリモリ感...。またしても、感謝感謝でした
02Jun
- 術後
  朦朧とした中で、自分の名前を呼ばれて目が覚めました。回復室での事はあまり覚えていなく、起きているのと眠っているのを繰り返したような感じで、気がついたら病室に。そして気付いたのは、何か胸の横に変なのがついている。後から知ったのですが、排液を出す為のドレーンというものらしいです。術後のこういった事は事前に全く知らなかったので、本当になんだこれ？？でしたが。中にはまだ赤い血のような色の液体が入っていましたが、これがだんだん薄い黄色っぽい色になるまで挿入しておかないといけないようです。そして、ドキドキの胸は。。。あれ？本当に取った？挿入されていたティッシュエキスパンダーには既に水分が入っているようで、ほぼほぼ以前の自分の胸と変わらない大きさ。いわゆる、術後の喪失感ゼロ。。。小さかった胸もたまには役に立つそして、この時に分かったのですが、ちゃんと乳頭が残っている。。。実は、手術するまで乳頭が残せるかどうかは、分からないと言われていて。もちろん、形成のS先生からは術後しばらくしてから乳頭も再建ができる、そして周りの色はタトゥーで入れるられるから、大丈夫という話を聞いていましたが。それでもやっぱり残して欲しい、と強く願っていたので、執刀医のメラニー先生に感謝感謝でした