非「常識」的糖尿病対策 その3 | 「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

「原因不明」の原因解析法&原因別整体術の極意を伝授

どんな優れた手技を施しても再発を繰り返す、厄介な腰痛、股関節痛、その他の原因不明の症状は何が原因なのか?またどうやってその原因を絞り込み、対処していくのか…? 難解な理論や高度な手技では解決出来ないそのワケなどをつらつらと書いております。

愛用のパソコンがいつ壊れてもおかしくなさそうなので、初めて1日2回の更新になります。(3回目もあり得ます)

 

前回の記事の中で、どうやら全身の血管が炎症状態であることが、インスリン抵抗性の大きな原因になっているらしい、ということを書きました。

 

要は、

 

食生活の問題によって腸内環境が乱れた結果、インスリンの分泌のみならず、インスリン抵抗性の悪化にも繋がってしまう

 

ということですが、血糖値の高い血液そのものがまた更に血管を傷めつけてしまうわけですから、正にこの悪循環を断ち切るためには、腸内環境の改善は”不可欠”な問題であるわけです。

 

 

では基本的に糖尿病患者は食生活だけに気をつけていればいいのかというと、そうではありません。この血液と血管は、実は食生活とは別の要因からも大きなダメージを受けています。

 

この血管の状態が良好であるか否かという問題には、これも以前紹介したことのある【体内静電気】の問題が関係しているのです。(とあるYouTuberさんの動画で知りました)

 

この体内静電気を抜く(=アーシング)という手法が、人にもよりますが、非常に大きな効果を期待出来る方法の一つとなります。

 

 

 

裸足で大地に立つと病気が治る 堀 泰典著 (マキノ出版)

 

 

では改めて体内静電気とは何ぞや?それがなぜ、血管及び内臓を傷めつけるのか?という話です。

 

実際には専門的な用語で詳しく解説されているのですが、ここでは難しいことは省いてごく簡単にまとめます。

 

 

1.少しでも物と物が触れれば静電気が発生し、時として放電が起こる。

 

2.血液、リンパ液、また空気が通る気管内でも、物質同士の摩擦は起こっている。

 

3.血管(特に毛細血管)と細胞内のミトコンドリア内で特に多くの静電気が発生する。

 

※ミトコンドリアとは

細胞内小器官の一つで、酸素を取り入れて二酸化炭素を出す内呼吸により、身体を動かすエネルギーの産生を担う。

 

4.静電気が溜まれば、それをキャンセルするために放電(落雷)が起こる。

 

5.血管内で放電が起こると、本来なら単体で流れている赤血球どうしがくっついてドロドロ血液になり、ミトコンドリア内における放電が起こると、呼吸で取り入れられた酸素と結びつき、活性酸素を生じて細胞を傷つけ、酸化させる。

 

※活性酸素が増えすぎると、ミトコンドリアを酸化させて機能低下を招き、やがては死滅させる。

 

6.物質には電気を通しやすい伝導体と通しにくい絶縁体がある。代表的な絶縁体がゴム、ガラス、脂などであり、従ってゴム底の靴を履くことは体内静電気を放出する妨げとなり、また体脂肪は体内静電気を溜めてしまう“蓄電池”的な働きをしてしまうことになる。

 

※地球(大地)は常に0ボルトの状態である伝導体だそうで、帯電したものが繋がる(触れる)と、必ず大地に流れていくそうです。尚、これらの中間的性質を持つものが半導体となります。

 

 

なぜ肥満の方に糖尿病が多いのか、ここまで読んで頂ければお分かり頂けるでしょうが、実は近年、皮下脂肪や内臓脂肪以外の、臓器についている“異所性脂肪”というものの危険性がクローズアップされているそうです。ですので、見た目には痩せている人も「自分には無関係」と決めつけない方がいいでしょう。

 

 

ではこの、体内静電気を身体から抜く為の方法(=アーシング)ですが、タイトルのとおり、(毎日一定時間以上)裸足で「アスファルトなどで舗装されていない」地面に立つというだけです。

 

実際に体験談として記載されている事例を見ますと、元々9.2の状態から、処方薬を飲んでいても7.8~8.2の間をウロウロしていたという86才の女性のHbA1cが、3ヶ月ほどで6.2にまで下がったそうです。

 

 

お断りしておきますと、こういう場合、やはり効果が顕著であった方の事例が紹介されるのが常でしょうし、しかもこの方は、どうやら海に割と近い地方の田舎在住の方ということですから、条件的には非常に恵まれているわけです。(海水のある浜辺は特に静電気を抜くのに有利ですし、年齢的にも時間の融通が利くはずです)

 

ですので、舗装された道路だらけの都会に住んでいる、しかも朝から晩まで仕事をされている方が同じレベルの対策をとることは難しい…のかというと、確かに面倒ではありますが、不可能というわけでもありません。

 

まず私の場合ですが、ネットで探してアーシングシューズというものを購入し、夕食後のウォーキングやその他の外出時によく利用しています。

 

※極力、舗装されていない公園などにも立ち寄りますが、販売元様に質問メールを送ったところ、「車のドアで静電気が発生した時に地面を触ると抜けるので、アスファルトの上でも多少の効果はあります(地下鉄構内のような分厚いところを除く)」という内容の返答を頂きました。(水で濡れた状態のアスファルトなら尚良しとのことです)

 

 

因みにそのYouTuberさんですが、アーシングマットを購入し、自宅内での仕事中や就寝時にも使用されていたそうで、実際にHbA1cの数値が大幅に(急激に)下がったと報告されていました。

 

ご本人は本当にアーシングマットの効果なのかどうか、俄かには信じられないという様子でしたが、その後、動画の閲覧者さん達から同じように数値が下がったという報告が多数あったようです。

 

 

ところで私の自宅には残念ながらアースのコンセントが無かったのでシューズにしましたが、これは電気店さんにお願いすれば、アースのコンセントを設置してもらえます。

 

アーシングシューズの販売元である、リラクリフェさん( https://riraku-life.com/ )に問い合わせしてみたところ、人(店)によってやり方や値段が変わる場合があるので、何件か見積もりをとられた方がよいでしょうとのことでした。

 

その他、担当のF様には大変丁寧なご返信を頂いたので、以下に転記します(F様ご了承済みです)

 

   ↓     ↓

 

日本ですと、各お部屋にアース付きコンセントがあることは少なく、もしお部屋にあるとすれば、エアコンのコンセントがアース付きのコンセントの場合がございます。

 

基本的には古い家以外は、洗濯機のコンセントはアース付きのコンセントになっています。

他には、エアコン、電子レンジ、洗面台、トイレのウォシュレットなどにある場合がございます。

 

多くのかたは、これらのアースからお使いになりたい場所に近いところなどから接続してお使いいただいています。長さが足りない場合は、延長コードで調整してお使いいただいています。基本的にはアダプタは必要なく接続ができるようになっています。

 

 

接続イメージ

https://riraku-life.com/how-to-choose-your-first-earthing-goods/

 

 

1階の洗濯機から2階まで延長コードをつかって簡単に配線する方法

https://riraku-life.com/wiring-method-from-the-1st-floor-to-the-2nd-floor/

 

 

どうしてもの場合は、アーシングの力は弱くなりますが、他には、水道やアース棒などの接続方法もございます。

 

2口のコンセントがアースになるという機械や、2口のコンセントにつなげて使うアーシンググッズもあるのですが、2口のコンセントは電化製品を動かすものですので、本来のアーシングはできませんので、推奨はしておりません。

 

下記の内容をご理解いただいたうえで、そういった商品をお使いになるならばいいかと思いますので、ご注意ください。

 

https://riraku-life.com/correctly-earthing/

 

 

=====ここまで=====

 

※とっても疑い深い方へ

アーシングの効果を広める活動についてはこちらを参照して下さい。

 

JPEAA 日本アーシング協会 | Japan Earthing Association

 

リラクリフェさんでは効果効能をホームページなどで謳う事ができないので、こちらで一般社団法人を運営されています。 

 

 

 

ここで「よっしゃ!早速アーシングマットとシューズを注文じゃあ!!!」と張り切っておられる方に注意です。

 

アーシングを始めて数か月で数値が改善したからといって、それが糖尿病の完治または寛解を意味するわけではありません。

 

もちろん長年続ければそういう状態になるのかもしれませんが、それよりもまず気をつけなければならないことは、初回の記事にも書いたように、

 

HbA1cの数値を急激に下げることは、長期間糖尿病を患っている方にとっては特に、合併症発症(悪化)のリスクがある

 

ということです。

 

具体的に毎日どれぐらいの時間使用すれば「ほどよく安全に」下げることが出来るのかは、やってみないと分かりませんし、個人差もあるでしょう。

 

実はその某youtuber氏も、数値が下がった数か月後に眼の出血が起こったという動画をアップされています。幸い投薬治療で無事回復はされたようですが…

 

その出血が、HbA1cを急激に下げたことによるものなのかどうかを私が断定することは出来ませんが、全く無関係だとは言い切れないでしょう。

 

 

…では結局どうすればいいのか?ということですが、それは最初の記事で書いたように、次回で紹介する内容 ―面倒な説明が必要な方法― とアーシングを併用すれば、恐らく大丈夫なのではないかと考えています。←あくまでも、恐らくですけどね…。

 

※警告!

既に投薬治療や厳格な食事制限を続けておられる方が同時進行でこのアーシング、そしてこの次に紹介する対策をとられることは、(血糖値がより急激に下がりすぎる恐れがあるため)お奨めは出来ません。何かを中止するか、またはそれぞれを控えめに実践してみるか、くれぐれも慎重にお考え下さい。(私に相談されても正しい返答は出来ません)

 

 

 

私個人の話をするならば、アーシングシューズを四六時中履いて歩いているわけではありませんので、どちらかと言えば次回に紹介する方法の効果が大きかったのではないかと思うのですが、しかしこの「体内静電気をアースする」という行為は、本来誰にとっても必要不可欠なことではないかと思うのです。

 

非常に回りくどい言い方をするならば、

 

生物の身体は、アスファルトの上で生活することに適した身体にはなっていない

 

ということです。

 

ですので、糖尿病に限らず、様々な疾患でお悩みの方は、一度このアーシングをお試しになられてみても良いのではないかと思う次第であります。

 

 

 

…と今回はまだここで終わりではありません。

 

堀氏が合わせて提唱されているのは、実はこの「裸足で地面に立つ」ことだけではありません。

 

体内静電気を抜く方法は、実は他にも幾つかあるのですが、特に堀氏が強調されていることは、ミネラルをしっかり摂るということです。

 

具体的に言いますと、ミネラルによって体内静電気がキャンセルされてイオン化し、血管壁にへばりついている赤血球やむくみの原因となる水分子など?が離れ、血流に乗って流れていくという働きがあるそうです。

 

…今ひとつ具体的なイメージが(私には)出来ませんが(笑;)、一言で言うならアーシングを加速してくれるということです。

 

 

これも個人差はあるのでしょうが、要は普通のアーシングだけでは時間がかかるのです。(環境に恵まれた人や四六時中アーシング製品を使用出来る人は除く)

 

何だか面倒くさそうと思われたかもしれませんが、このミネラルの話が、実は非常に重要なのです。(もう一つの、重要かつ現時点で非「常識」的な対策に関係します)

 

・・・・・・・・・・・

 

さて、この「体内静電気を抜く」という働きは全身の血管で起こるわけですから、当然のことながら糖尿病以外の疾患(癌、アトピー、薄毛、膠原病、子宮内膜症など)に関しても劇的な体験談が記載されています。

 

 

「そんな簡単な方法でそんな色んな症状が治るわけがない!!!騙されんぞ!!!」

 

…と、思いましたよね?

 

 

確かに、人によって原因は様々ですから、上記の問題が全てアーシングのみによって改善するとは、私も思いません。あくまでも、劇的な事例がピックアップされたのだろうとは思います。

 

しかし、これは整体の施術に関しても同じ理屈が当てはまるのですが、人の身体に起こる問題は、必ずしも一つの原因から起こるのではありません。

 

時には様々な要因が絡み合った結果、各個人の条件(体質や習慣、環境など)にも左右され、その時点での“弱点”である部位に症状として現れることが少なくないのです。

 

これはつまり、

 

仮に全く同じ原因であっても、人によって症状が起こる部位は異なる

 

ということを意味します。当ブログを以前からご覧になられている方からすれば、耳タコの話ですが…。

 

だから、腰椎の歪みがそのまま腰痛を引き起こす場合もあれば、例えば首~肩周辺の違和感の原因となっていることもあるわけです。

 

ということは、「表面的な症状や部位によって対処法を分けてはいけない」ということであり、またそれは、「たった一つの方法によって複数の症状が改善したとしても、何の不思議もない」ということにもなるわけです。

 

 

私に言わせれば、この場合は全身に影響する血流に関わる問題ですから、様々な症例の改善報告が無い方が、むしろ不自然ですらあります。

 

敢えて挑戦的な物言いをしてしまいますが、こういうごく簡単な理屈すら理解し難い、いや信じたくないという方は、さっさと病名別・部位別の対応をしてくれる「専門医」の方にお世話になっていればいいのです。(腰痛に特化した治療法とか…)

 

 

 

さてこのミネラルですが、先ほども書いたように、実はこれが次回以降の内容に大きく関係します。

 

 

次回の記事を読まれる前に、まずこちらをご覧になられて下さい。

 

これまた以前に当ブログで紹介したことのある石黒ドクターの、ミネラル、つまりは塩に関する動画なのですが、こういう医師が例外であるということに、日本の医療の問題点が如実に現れています。

 

 

次回に続きます。

 

 

最後までご覧下さり、ありがとうございました。

 

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