【シトロエンC4】(2022年式)試乗メモ

特に面白かったのが助手席前の収納スペース。グローブボックスのスペースはフランス車では半分、その上には格納出来る広い面積を持った引き出しまで(これは、なかなかない発想！流石フランス車)。その引き出しにはタブレットなども入るぐらいで結構使い勝手が良さそう。さらにその上にも格納式のものがあり、そこにはタブレットなどを立て掛けることが出来る台の様なものが引き出し可能！助手席の人は正面に立て掛けているタブレットなどを楽しむことも出来るという今風な独特なデザイン力！流石です(笑)

エアコン等の操作ボタンがモニター内ではなく、物理スイッチとして置いてくれるのはありがたい(画面が映らないと全く操作出来なくなるので)。

デザインの雰囲気もプジョーにも劣らないデザイン力でした。

残念なのがシフトノブがスイッチ式になったこと。操作の質感は非常に良いのですが、スイッチが小さく、窪んでいたり、周囲は思いっきりピアノブラックなど、傷だらけになるのが見て取れるので、今後スイッチ式になるのなら、もうちょっと操作しやすく傷だらけにならないようなデザインの工夫をして欲しい(このままじゃ、確実に傷だらけに)。

後席は178センチだと足回りは拳１個半。頭部はスレスレ手の平１枚程度(これはサンルーフがあったもの)とクーペ風なので思ったほど広くない。

荷物室はソコソコあり、下段にしたり上段にし、後席を倒すとほぼフラットなのも使い勝手がいい。

試乗車は1.5Ｌディーゼル。

剛性感がすごく感じられるため、振動はあってもブルブル震える感じはなく(ボディもハンドルも)ギュッと凝縮された振動が伝わる程度。

カーブ時の体の持っていかれ感は、ほぼ気にならず凄く安定して走ることができる。

そして、乗っていても感じるボティ全体の剛性感が凄い。そのため時に大きな段差だと突き上げる衝撃やゴロゴロきたりしますが、角は丸められており思ってる以上に遠くで感じられる程度。ボディは締まっているがプジョーよりも乗り心地がマイルドで優しいので日本車から乗り換えても乗りやすいんじゃないかな。

そして、シートもプジョーより優しく、しっかりした作りなのに表面のレザーはフワッとしていて癒されます(笑)結構好みのシート(笑)

発進時の出だしのギクシャク感はプジョー208のガソリンと比べるとかなり良くなっている。

ディーゼルだからか、パワフルでギクシャクが少ないためスムーズに延びていく。かなり上質で余裕のある運転が楽しめるので乗っていて楽しい。

そして何と言ってもディーゼルなのにメチャクチャ静か。ディーゼルのガラガラ音は、結構踏み込んだ時ぐらいで、意識しないとディーゼルと分からないぐらいのレベルに(ベンツとBMWとも比べられるぐらい良い。このサイズの車でここまでハイレベル！？)。

ハンドルはプジョーよりも明らかに大きい。ハンドルの重さは軽いプジョーの味付けよりも若干コシがある程度。スポーツモードにすると、これも若干コシが増える感じで、プジョーのように速度に乗ると重くなっていき、スポーツモードにするとかなり重みが出るといった明らかな味付けでは無いところがブランドごとで違うので面白い。なにせ、非常に使いやすい味付けのハンドルですね。

ブレーキもプジョーより明らかにマイルド。カックンとならずに止まることは難しいですが、扱いやすくなった印象。

メーター系はパネルに表示するヘッドアップディスプレイはあるのですが縁あり。また、メインのメーターは非常に小さく感じました。アニメーションもプジョーよりかなり控えめですね。

★★こんな方にオススメ★★

誰とも被らず、この未来的なデザインがハマる人にオススメ。後席は普通に座れるが広くはない。しかし、運転に関しては程よいサイズ。さらに、シート、ハンドル、ブレーキとプジョーよりマイルドで優しい乗り味が好きな方にもオススメ。

ディーゼルは静かでパワフルなので経済性を考慮する方にも選択肢に入りますね

★注意点★

現在ではナビは入っていないため、Googleマップなどで補う必要あり。そのうちナビが導入される予定。しかし、ナビが導入されるとアップしたコストを補うためハンドル&シートヒーター、シートのレザー、サンルーフが無くなる予定なので、それらの快適装備の数々が必要な方は速めに受注しないと手に入らないとのことです。

という感じに今回は終了(/・ω・)/

少しでも自分に合った車選びの手助けとなれば嬉しいですヾ(≧▽≦)ﾉ

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最後まで見てくれた方々ありがとうございました

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