◆ 買い物難民を救う! 驚異の移動販売 株・徳島丸社長 住友達也さん
☆ カンブリア宮殿
公式サイト⇒http://www.tv-tokyo.co.jp/
2015/09/17 放送 株・徳島丸社長 住友達也さん
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20150917.html
個人ブログ 紹介記事「禅人未踏」
http://zen009.jp/
価格コム 「テレビ紹介情報」掲載
http://kakaku.com/tv/search/keyword=%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E9%81%94%E4%B9%9F/
株・徳島丸HP
http://www.tokushimaru.jp/company/
軽快な音楽を流しながら派手な軽トラックが徳島市内の狭い路地を通る。
軽トラックが民家の前に止まると、近くのお年寄りが出てきた。
「良い天気ね!」「注文した商品を持ってきました!」
と会話が弾む。
お年寄りが歩ける生活必需品が購入できない「いわゆる「買い物難民」
が地方都市を中心として増えている。
そうしたお年寄りらを訪問する移動スーパー「とくしま丸」。
移動スーパー「とくしま丸」を経営するのが株・徳島丸社長 住友達也さんである。
株・徳島丸社長 住友達也さんは、現在、軽トラックを約100台が徳島県内の山間部から
東京・四谷までを27都府県を走っている。
また、株・徳島丸社長 住友達也さんは、地域に店舗を設置しているスーパーと契約して、
販売するための商品供給を受ける。
販売パートナーと呼ぶ個人事業主が300万円程度の資金で軽トラックを購入し、各地のお客の家を
巡回している。
個人事業主を束ね、各地の販路先を調査したり、ノウハウを提供したりする本部の会社が株・徳島丸
である。
地域の広場に軽トラックを止めて、お客を待つのではなく、軒先まで週2回出向く。
事業主は、1コース50人~60人程度の常連客を持つ。名前はもちろん、健康状態や趣味も把握している。
商品の受け付けは、携帯電話からでも受け、依頼があれば電球の交換なども手伝う。
お客の95%は女性。
キャッチフレーズは「おばちゃんコンシェルジェ}
軽トラックは商品約1500点を積む「究極のセレクトショップ」だ。
「週2回も顔を見せてくれて息子以上の存在」と個人事業主を頼りにする客も多い。
株・徳島丸は2012年1月の創業。
試行錯誤はあったが、国の補助金に頼らずに黒字を確保している。
現在は、地域のスーパーから提携の申込や事業主の希望者が相次ぎ2016年末に300台
2017年末に1000台の稼働を目指している。
最近は、大手食品会社や介護用品の会社からも高齢者を対象とした試供品の配布や市場調査の依頼が
増えて、ビジネスの幅が広がっている。
地元自治体や警察などとお年寄りの見守り協定を締結し、これまでに通報が数十件に及ぶ。
株・徳島丸社長 住友達也さんは、「地域に必要なインフラを目指す」と語る。
<出典 2015年11月28日付け朝日新聞朝刊BE第面 >