不眠がどうした! -2ページ目

C型肝炎インターフェロン治療と睡眠障害

もっとも不眠状態が悪化したのは、C型肝炎のインターフェロン治療をしているときでした。


インターフェロン・リバビリン併用療法。

数年前のことになります。



インターフェロン・リバビリン併用療法には副作用はいろいろとあります。

食欲が減退する

髪が抜ける

睡眠障害…


私の場合、食欲減退・不眠が出ました。


食欲減退のほうは、まったく食べられないというほどひどいものではなく、ダイエットにちょうどいいや、というお気楽モードで体重を10kgほど落としつつ乗り切りましたが、睡眠障害のほうには参りました。



もともと睡眠が苦手。

仕事のことでいつも頭がいっぱい。

就寝時間が不規則で、毎日が単調ではなく、喜びやトラブルなどさまざまな出来事がドラマチックに日替わり、という生活です。


不眠が一気にひどくなり、これはちょっとやばいかも…、と思い始めたのは、インターフェロン・リバビリン併用療法を始めて3~4ヶ月ほど経ったころ。

もちろん、インターフェロン・リバビリン併用療法を始めた最初は、突然の副作用のダメージが出たのですが、それが収まって平衡状態になり、これならたいした副作用なしでいけるかな~と思い始めたころでした。


今まで、自分は不眠症かも、と思っていたことがまったくバカバカしくなりました。

今までのは不眠でもなんでもなく、単に眠るのが苦手だっただけだということに気がつきました。

かつて、眠るのが怖い、このまま眠ると朝には死んでしまっているんではないか、と悩んだこともありましたが、それは極度の精神的な疲れによるストレスであって、「不眠症」ではなかったのだということに。


つまり、眠れないという状態は同じなのですが、

ストレスを解消したり、

運動をしたり、

規則正しい生活に変えてみたり、

食べるものを工夫したり、

マッサージをしてみたり、

ツボを押してみたり、

本を読んでみたり、

音楽を聴いてみたり

して改善できる類の「不眠症」ではなかったのです。


頼れるのは睡眠改善薬だけ。(あまり頼りになりませんでしたが)



さすがに、こたえました。



疲れが溜まる一方。

昼間は普通に仕事にレジャーに…でも心は辛い、という日々でした。

不眠が高じて、ウツになるかも、と心配でした。

不眠はウツの引き金になる、ということらしいですから。


治療が終われば、元の軽い睡眠障害レベルに戻る、ということを信じて治療は続けるしかありません。







今、こうしてたまに不眠ブログを更新したりしていますが、あのころのことを考えると、昨日の夜、なかなか寝付けなかったとか朝まで起きていたからといって、たいしたことじゃないな~~と思ってしまいます。



ちなみに、インターフェロン・リバビリン併用療法を終えてから、2、3ヶ月かけて、あの悪夢のような不眠は徐々に治まっていきました。

昨日の夜の睡眠は

夏の間、バンバンに空調をきかせて布団に入るせいか、このところはまずまずの睡眠状態です。


が、昨日の夜は、

2時就寝、眠ったのは朝5時過ぎ、起床9時過ぎ

でした。


久しぶりになかなか眠れなかった。




原因ははっきりしています。


クーラーをつけなかったから。

暑かったから。




そろそろいいかな、と思ったのです。


なんとなく涼しいし。


ですが、失敗でした。



結局、5時ごろから扇風機を回して、布団から出て、畳の上で眠りました。




そして、もうひとつ原因が。

なんとなく、ストレス。


今週は、いろいろなことがあって。

嫌なことではないんです。

むしろ楽しいこと。

楽しいけれど、いつもと違うことを考えなくてはいけないことなどが続きました。

具体的に言うと、

業界ではとても有名な人とお知り合いになれたこと。

以前、ネット上で知り合った方から、ものすごく久しぶりに連絡があったこと。

私の仕事上の成果を、実際以上に評価されたこと。

仕事上で急に思い立ち、金額的に少なくはない「新しい投資」をしたこと。

仕事の相手がくだらないミスを連発したので、とうとう頭にきて損害賠償請求を申し入れたこと。

1ヶ月ほどまったく休みの日を取っていないので、なんとなくイライラが募っていること。


そういったことは、一つ一つは小さいことでも、さざなみのように繰り返し心に浮かび、布団に入ったとたんに頭から離れなくなってしまいます。







冷房で不眠を乗り切る

このところ絶好調で眠れています。

寝つきは相変わらず遅いですが、朝まで眠れないなんてことはありません。


夏。


今までの夏は大変でした。

暑いのは睡眠には大敵です。

寝室は2階になるのですが、階段を上っていく段階で、蒸し暑さを感じるともうダメです。



で、毎年、クール涼感ジェルマットを買ったかと思えば、次の年は竹のシーツを買ったり、ござを買ったり、水枕を買ったりというのがほぼ習慣のように。

夏前になると、そういうものがたくさん売り出され、ついつい、買ってしまうのですね。


水枕の例

ののじ爽快 ソフト水枕 トロピカル・アイス プチ


竹のシーツなんて、大変でした。(妻が)

マージャンの牌みたいなものが連結されていて、とても重い。

妻はそれを毎日、物干し竿に掛けて…。



今年は、そういうものを試すのはやめました。



あっさり、一晩中冷房。



もともと暑いのは平気で、日中は汗ダラダラでも仕事をしています。

ですので、夜もクーラーをかける習慣はありませんでした。

(扇風機は回していましたが)


ですが、もう無理です。



冷房をかけるとなんと快適なことでしょう。

ああ、快適だ、と思う心があるだけで、不眠が解消、という感じです。

(眠れないんじゃないか、と思わないだけのことで、眠れてしまいます)


夜2時就寝、朝8時起床というペースがここ半月は続いています。

ありがたや。



不眠症のいろいろな症状

このところ、まだら不眠症です。

今日はまったく眠れないと思ったら、翌日はぐっすり。

という具合。

ま、そうでなきゃ、体がもちませんけどね。


あっさり眠れる日と、全然眠れない日。

その原因の違いは?

どうもよくわかりません。


日中に受けたストレスもそう違いはなく、仕事のしんどさも変わらず、酒を飲む量も違わない。

蓄積している大小の悩みも、その日によって大きさが変わるわけでもない。


今日は気持ちよく眠れるか、朝方まで悶々とするかは予測できません。

それがどうでもいいけど、辛い。





ところで、先日、保険のおばちゃんがくれた冊子に不眠症のことが載っていました。

それによると、不眠症はいくつかの症状に分類されるという。


1 入眠障害

布団に入ってもなかなか寝付けない


2 中途覚醒

夜中に何度も目が覚める


3 熟眠障害

睡眠時間は十分でも眠りが浅い


4 早朝覚醒

朝早くに目が覚め、その後眠れない


などなどだという。




私の場合は、1の入眠障害がメインかな。

で、2の中途覚醒もあるようだし、4の早朝覚醒も。


いろいろな人が、いろいろな夜を、人知れず過ごしているんだな~

と思いました。


香りで眠るを実施

前回の呟きで、快眠と香りについて 、書きました。


どういうめぐりあわせか、娘がポプリを買ってきました。

それをおすそ分けしてもらい、寝室に置きました。


香りはラベンダーではなく、強烈な「バニラ」!!


バニラの香りを添加しているんだったら、なにもポプリにする必要はないでしょうに、なんて野暮なことは言いません。


その日から、わが寝室(といっても普通の和室です)は、南の島のリゾートの雰囲気。

リゾートホテルのロビーや廊下などには、こういう甘い匂いが良く似合いますし、実際、そういう香りがしています。


おかげで、よく眠れます!!


やはり香りの種類がどうのこうのって言うより、いい香りがするってことだけで、リラーーックス。

(あくまで私の場合、です)

また、ハワイに行きたいな~、新婚旅行のグアムもいいかもしれないな~、今はあまり流行ってないけどサイパンか、クアラルンプールやシンガポールにもまた行きたいね~、などと、布団の中で妻と話すことも、リラーーックスの素。


しばらくは、これで「不眠解消」と、相成りそうです。