GIANT鉄SSMTBのフォーク修正(そしてシングルスピードが外装7段に戻る) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

家族とドライブして休日を満喫した後、時間が半端に余ったので自転車をいじります。





SLIKEも一先ず完成し、ジャンクパーツも何かを作れる程には集まっていない。


何か修理改造をしないと気が済まない。


とにかく自転車をいじりたい。


家族には用も無いのに自転車を弄っているので、泳ぎ続けないと死んでしまう鮫?の様だと笑われる。


いわく付きのGIANT鉄SS MTB、コイツの修理をする事にした。





このMTBの1番嫌いな所。


フロントタイヤとダウンチューブ間のクリアランスが、リアタイヤとシートチューブ間のクリアランス。


フロント側クリアランスが大きいのは普通なんですが、リア側クリアランスが大きいのが苦手。


リアセンターを長く取った安定性指向のハンドリングを目指した設計の場合もあるが、物によってはフロントから衝突してフロントフォークが引っ込んでるだけの場合が多かったり(笑)





このSSMTBが、事故車か設計上のデザインかは正直言ってよくわからんけど、見た目的に気に食わないのだけは確か。

(後で気がつきましたが、このフレームは入手時にザックリとフォーク修正作業をやっていたのを忘れてました(笑))


クリアランスがフロント側が6.5センチ、リア側が7.5センチある。


フレームサイズが小さめだから、いづれ処分しようとも思っていたが、フォークを引っ張ってそこだけ直せば使えるかもしれない。


作業風景はちょっとお見せ出来ない位にアレなやり方です。


それでも始めちゃったら後戻りが出来ない。





片側のフォークを曲げ、それに合わせて全体を見ながら曲げていきます。


精巧なジグや高精度の計測が出来ない時は、フォーク単体では無く、フレーム全体としてバランスを見ながら辻褄を合わせていくとそれなりに出来ます。


そんなテキトーで精度が出てないと危険だとか走らないとお叱りを受けそうですが、長年の経験とカンで自分的には良い所まで追い込めていると考えています。



修正済み。


修正前。



ホイールベースで2センチ伸ばしましたが、見た目がグッと良くなってます。


他人から見ると違いがわからないかもしれませんが・・・。





試乗してみると、ホイールベースが伸びてマッタリハンドリングになるかと思ったが、フロントセンターを伸ばしたので、相対的にリアセンターが短くなり、ハンドリングがちょいクイックになったかな。


気のせいだと思いますが。


何しろ最後にこの鉄SS MTBに乗った日を覚えていないのでよくわからんです(笑)





もう少し弄り回したくなったので、200GSのクランクとディレイラーをジャンク箱から引っ張り出し、外装7段に戻します。


フリクションレバーは大事なSUNTOUR XCDしか残ってないのでインデックスシフトで我慢。





我ながら、本当に無駄な事をしているなあと思いつつ、今日も自転車をいじれたので満足。