緑色に自家塗装されていたミヤタの塗装を剥がしているとチェーンステーに手掛かりとなるステッカーが残されていた。
テキトーにググっていると70年代後半のミヤタ、Le MANSぽいです。
典型的な前面衝突事故車両のダメージが見られます。
トップチューブとダウンチューブのシワとキャスターがちょい立っています。
それを前オーナーがフォークの曲げを大きく取ってホイールベースを伸ばし、トレイルを確保したんでしょう。
自分でやったか業者がやったかはさて置くとして。
よく見るとトップの曲がりがわかります。
フォークも上部から曲げを入れています。
一応、ヘッドリテーナーとBBリテーナーは交換。
あり合わせのパーツでガシガシ組んでいきます。
殆どのパーツが部品取りのロードマンからの移植なのでBSの刻印がクランクとブレーキ本体にあります。
ディレイラーとフリクションレバーは当時物の錆だらけのALTUS。
ホイールは27インチから700Cに変更。
いやあ、これしか無かったんですよ。
しかも捻り組して遊んでたホイールだし。
ハンドル周りはあまりジャンクっぽく無い、普通のパーツを使用。
ちょっとこの車体には勿体無い気もするけど。
完成したので投票がてら試乗。
普通に乗れます。