ミヤタ ルマンで走りたい その2(朝活でフレーム修正、夜活でロウ付け) | 休業日報

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地味な自転車や機械、軽トラの事。

朝5:30に息子の弁当を作り終えると、ゆっくり身支度をしても出勤まで1時間以上は暇になる。


よくわかりませんが、世間では朝活とか言う早朝から活動している方々がいるらしいので、真似てみる。


当然、私は自転車をいじります。


もちろん、ルマンです。


本来ならフレーム製作用治具に固定でもしてやるかパイプ交換でしょうが、こんなポンコツをビルダーさんに出す価値が有るとは思えません。(そんなお小遣いもありません)


まあ、受けてくれるビルダーさんもまずいないでしょうし。


じゃあそのまま乗るか、捨てるのか。


否、自分で修正します。


精度がとか、安全性がなどと言いたい方もいらっしゃるとは思いますが、こう言ったポンコツさんとはお付き合いが長いので、走行中の破断リスクやハンドリングの悪化、経年劣化などに最大限の注意を払いつつ、長年の経験とカンをフル活用していますのでご心配無く。


まあこう言ったやり方に賛否があるのは承知してますし、そんなポンコツで公道走るんじゃねえとか言う方の気持ちも理解出来ます。


その上でジャンク遊びをUPしてますので、応援お叱り誹謗中傷などは、コメントにて承認不要で随時受け付けてます。


ヘッドチューブにキズ防止の厚手のビニールシートを巻き、アングル材を固定する。


そしてステンレスホースバンドで固定します。


このアングル材のL字が効くんです。


左右にブレづらく、真っ直ぐに引くのに重宝します。





そしてリアタイヤに跨り、サドルを下っ腹に当てて、様子を見ながら曲げていくんですがアングル1本ではアングル自体が曲がるので、重ねて2本にします。


画像でアングル材1本なのは写真撮る時に倒れない為です。





途中でホースバンドが千切れると言うハプニングもありましたが・・・。



修正前



修正後



ホイールベースで言うと15ミリほど長くなりました。


見た目的にも普通っぽくなって来ました。


トップチューブとダウンチューブの下側のシワはほぼ気にならない位になりました。


 



しかし想定の範囲内ですが、トップチューブの上側にシワ寄せが来ます。





トップチューブに圧縮方向の力は乗車中、あまり掛からないでしょうから、そのままでもいいんですが、夜にコレを修正します。


洗濯と食器洗いを済ませ、ココから夜活です。





ダウンチューブの歪みの多くがこのトップチューブ上に集約されたので、この様に真っ直ぐになりましたがへこみました。





ちょこっと角ワッシャーを溶接して、スライディングハンマーで引っ張りたい。


溶接が下手です。


頑張り過ぎてフレームに穴開けても嫌ですし。


これを数回繰り返してへこみを少し引き出し、表面を慣らそうとしている。


どっちかと言うと溶接で肉盛りしてる感じになってきたので、この作戦はすぐにやめる。





その後、軽くバラして銀ロウで肉盛りをします。


あまりフレームに熱を入れたくないので、チャチャっと銀ロウを流します。


まだまだ修行が足りないのでデコボコ。





再び、表面を慣らします。


まあ気休め程度ですが、やらないよりは座屈に対する強度が出る様な気がします。





いい所まで、肉盛りと整形が終わりましたので80ミリのステムで組み直しました。





やはり27インチのホイールの方が、見た目のバランスが良いかな。





なんか知らんけど俄然、ミヤタ ルマンの修理にヤル気が出て来た。

でもなあ、フォークの根元はツライいなあ・・・。

何か油圧プレス無しで上手く、楽に出来ないか考えないと。