私は例年、晩冬から、本当の初春の到来時期には、伝統中国古典を紐解き、通例 毎年の、大寒~立春までの時期にいくつかを読み返し、これまでの一年間 春夏秋冬を振り返り、また来る"春"からを想い起こします。
ここ数日は「易経」を読み返しました。
易が強調するように、やはり大事なことは
(1)法象、統整、経綸、事業
(2)性命、道徳、窮理、知命、神明、占筮 とあります。
(2)性命、道徳、窮理、知命、神明、占筮 とあります。
その中でも「事業とは」
"崇徳広業:徳を崇め、業を行い広める"
"盛徳大業:徳を盛んに図り、大きく業を行う"
とあり、そして「天下の業を定め、以て 天下の疑いを断ず」といい、"自強不息"の努力と修養を勉めることが中国武術精神にも大きく影響を与えた「易」での道徳における思想である、といいます。
"崇徳広業:徳を崇め、業を行い広める"
"盛徳大業:徳を盛んに図り、大きく業を行う"
とあり、そして「天下の業を定め、以て 天下の疑いを断ず」といい、"自強不息"の努力と修養を勉めることが中国武術精神にも大きく影響を与えた「易」での道徳における思想である、といいます。
そして、もう一つ 日本でも有名な「矛盾」の故事を、ふとこの一年間続くコロナウィルス感染症問題について想い起こしました。
”矛盾”とは、中国の古典『韓非子』に出てくる「矛と盾」の故事の通称です。
上記に由来する故事成語、日常的な日本語でも使われますが、その意味は「物事の筋道や道理が合わないこと、つじつまが合わないこと、一貫性が無いこと」
「韓非子」難一篇に出てくる故事。
「どんな盾も突き通す矛」と「どんな矛も防ぐ盾」を売っていた楚の男が、客から「その矛でその盾を突いたらどうなるのか」と問われ、返答できなかったという話から。もし矛が盾を突き通すならば、「どんな矛も防ぐ盾」は誤り。もし突き通せなければ「どんな盾も突き通す矛」は誤り。したがって、どちらを肯定しても男の説明は辻褄が合わない。
楚人有鬻楯與矛者 譽之曰 吾楯之堅 莫能陷也 又譽其矛曰 吾矛之利 於物無不陷也 或曰 以子之矛 陷子之楯 何如 其人弗能應也
— 『韓非子』難編(一)
— 『韓非子』難編(一)
楚人に盾と矛とを鬻(ひさ)ぐ者有り。之(これ)を誉(ほ)めて曰(い)はく、「吾が盾の堅きこと、能(よ)く陥(とほ)すなきなり。」と。また、その矛を誉めて曰はく、「わが矛の利(と)なること、物において陥さざるなきなり。」と。あるひと曰はく、「子の矛を以て、子の盾を陥さばいかん。」と。その人応ふること能(あた)はざるなり。
コロナ問題は、毎日報道で騒々しく伝えられていますが、よく感じるのは、この方々たちは、日々「自分が何をしているか」を解っているのだろうか。
ということです。
これまでに私達は、報道マスメディアが取り扱う内容を、ずっと見聞きして来ました。
よく知られているのは、「優れた健康食品の数々」「優れた健康運動の数々」「優れた医科学」「優れた医療体制」「優れた学校教育」
これらを支える政府行政機関、民間企業の養成学校の数々。
本当に優れて正しいのなら、結果に必ず出て改善するはずです。
結果は、むしろ逆ばかりで、多くの方々がご存知の通り、免疫力・防衛体力の思わしくない方々が多く、感染症は日々の経過でも安心ができるものではない内容で報道されています。
医療事業の問題、学校教育の問題、塾や予備校などの教育問題の数々、就職してからの終業問題。
東京都関東首都圏中心部での、多くの産業や企業の瓦解が止まりません。
私が今年を以て39年めで行っている、伝統中国文化での四季養生学に基づき、太極拳や五禽戯などの健身気功を含む中国武術活動で培った心身と精神性は本当に大きな効果があり、ここまでコロナ問題を引っ張られても、体感的に一度も心配や不安も心身が健全状態が安定しているので、ビクともしませんでした。
私にとって、良い機会と人生で最大に感じたのは、実践を、ずっと皆さんと共に行い、証明し続けて来たことで、大きな効能や、本当の実力を発揮できたことです。
私は「1、実感」「2、判明」「3、確信」「4、理解」のステップで、すべてを理解できます、と指導で行って来ました。
ここで、ふと判明したことは、戦後日本76年間で世の中に一番多かったものは、フェイク&パフォーマンスばかり、といっていいと思います。
フェイクとは、専門的な表現をすれば、
「贋」つまりは偽物、あるいは詐欺的行為、内容を知らなければ無責任行為が憚り、パフォーマンス重視、結果が結び付かなくても、「騙されたほうが悪い」的な社会的風潮が蔓延していたことです。
今回のまだ継続するコロナ問題で印象的だったのは、東京都知事の言う「1に豊洲」「2にパチンコ」「3にホストを、ぶん殴る」でした。
つまりは過去にあった「耐震偽装マンション販売」同様に、多くが実質数字が出鱈目なもので、付加価値を吊り上げ、日本でも欧米式自由資本主義経済社会の崩壊を見せてもらえたことです。
2年前の2019年 IMF 世界貿易収支国別ランキング結果を見て昨年2020年から現在迄の感染症状問題にも関連して経済動向を考えていましたが、ここから、ある答えが実体数字の結果から解ります。
上位、中国、ドイツ、ロシアです、皆さんでマスコミ報道の内容で考察下さい。
217ヵ国中で最下位 217位はアメリカ、216位が イギリス、215位 インド、214位 フランス、日本は199位でした。
今から6年前ほどに、国際社会での政財界の変遷が注目され、いろいろと多くの時代の変化への応対が叫ばれて来ました。
この1年間で、本当に「ひとつの時代の終焉」を目の当たりにしました。
もう日々が、最近の言葉でいう「グレート・リセット」があちこちで行われています。
私は、もうコロナ問題が何かは判明しています。
これは世界中で、国連も通じて共通のウィルス問題を通じて各国内の本質的な社会問題を改善し、構築することの実行だというものです。
実際、よくよく見直してみれば「SDGs」の17項目の内容をよくよく見てみると解ります。
今現在に進行中の過程で、既得権益や無益な環境における社会構造をメルトダウンさせた後々に、回復基調に入る時に、実現可能なものが、たくさん並んでいると思います
先週は米国の大統領の就任式があり、その前後で、もう実際のところを世界各国でスタートが始まっています。
今私は、グレート・リセットを行っていくプロセスで、新しい感覚の仕事を行う準備をすすめています。
それは効果も実体のない「フェイク&パフォーマンス」を払拭するための長期的な「地道な本物主義」を
「事業とは」で紹介した、
"崇徳広業:徳を崇め、業を行い広める"
"盛徳大業:徳を盛んに図り、大きく業を行う"
「天下の業を定め、以て 天下の疑いを断ず」
"自強不息"の努力と修養を大いに広めていきます。
まだ、しぶとくウィルス問題を、ある確定した国際情勢の方向性が決まるまでは、影響を受けると思いますが、
有言実行、知行合一、言行一致で、頑張ります。
こんな時期ですが、協力して下さる方や、共に新事業をして下さる皆様との出会いや、今後を期待して頑張って参ります。
宜しくお願い致します。