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大阪なう

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今日オープンしたOsaka Station City!
すごい混雑です!

台湾!

台湾でのひとコマです。

牛肉麺と十全排骨を連呼しすぎです。

電力不足じゃないとしても、電気を使いすぎです。。。
溜池ではたらく不動産屋のブログ_Season 2

これ、千円でいいんですか?

佐々木さん、これ千円でいいんですか?と言いたくなるくらい、内容の濃い新書でした。ITジャーナリストの佐々木俊尚さんの著作です。最近、勝間和代さんが日曜日にBSでやっているデキビジにゲストで出演されていました。

ネットがかなり普及してきた現在、何が起きていて、何が変わろうとしていて、何が消えようとしているのか、あらためて考えてみるいい機会になります。例として、ミュージシャンとか、画家とか難しそうな話も挙げられていますが、文章が読みやすいので、気になりません。

アマゾンのレビューを見てみると、文章が読みにくい!とか、上から目線だ!とかいろいろと批判もあるようですが、今の時代を知り、これからを考える上でのひとつの手がかりになる本ではないかと思います。千円で盛りだくさんの内容で、読み終わると満腹です。どう消化するかは自分次第ですな。

身も蓋も無い話

橘玲さんの少し前の著作です。個人のための株式投資入門みたいな話です。あまりに身も蓋も無い話の連続で、金融商品を売る人にとっては不都合な真実の連続です。橘さんの結論はとてもシンプルで、あまりにシンプルなので書けません。

橘さんによる分類では、個人投資家は次の3パターンに分かれます。
①デイトレーダー
②バフェットみたいに、財務分析して圧倒的な割安優良株を発見し長期保有
③インデックスファンドを買う

①は最終的にすべてを失う可能性が高く、ほとんどのひとがぼろ負けして退場していきます。②はバフェットが世界2位の大金持ちになったように、うまくいけばものすごく儲かる可能性がありますが、そのためには大変な努力が必要です。③はただ買うだけ。

それに、プライベートバンクに代表されるようなプロの運用者と市場平均との比較についても説明してくれます。すこしでも知識があれば、知っていることですが、それでも多くの人が投資信託を買ったり、あやしげなファンドを買ったり、大金持ちはプライベートバンクにお金を預けたりします。でも、それも含めてマーケットであると。みんなが超合理的に行動し始めたら、だれも儲からないし、そもそも人間は常に合理的に行動するように出来ていないし、人生はそんなに合理的に進むものでもないと。そんなことを学びました。

少し古いほんですが、今読んでもまったく問題ないです。
これはおすすめです。臆病者じゃなくても読んだほうがいいかも。
臆病者のための株入門 (文春新書)
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チャンピオン

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焼肉ロール

日本のアサーンジ

日本のアサーンジこと上杉隆さんの最新作です。上杉さんの本はとりあえず全部読んでいます。今回はウィキリークス問題と日本のメディアについて論じています。上杉さんの影響で、このところニュースを見るときは同じニュースでも日本と海外でどのように報道されているかをチェックするようになってきました。そうすると、同じニュースでも論調がかなり違うことに気づきます。

ウィキリークスについても日本では暴露サイトだ!という論調だけで、そもそもそんな話題があったことすら、今では、メディアはすっかり忘れてしまったようです。でも、暴露サイトだ!とみんなで騒ぎ立てるのではなくて、その事実が公表されてこなかったのはなぜか?と追求するのがジャーナリズムだ!と上杉さんは主張します。

そういわれるとそうですよね。みのもんたの朝ズバで、『とんでもない暴露サイトだよね!』なんていうコメントを聞いて、『確かにそうだよね』と思っているだけではいけません。そもそもその情報はなんで隠されていたんだ?ということを考えたいものです。今は、アメリカやヨーロッパの国々に関係する情報がリークされていますが、日本に関するものも大量にあると言われており、ウィキリークスは今後はそれらをリリースしていく模様です。

そうなったときに、日本のメディアはどのように報道して、政治はどのように対応していくのか?注目ですな。。。

中国でもっとも有名な日本人

中国でブログを開設後、3ヶ月で500万アクセスを突破!今ではひとつの記事で多いときには50万アクセスがあるという、加藤嘉一さんの著作です。加藤さんは日本で高校まで出て、そのあと北京大学に留学し、その後中国のメディアで解説者をやったり、ネットで様々な情報発信をしています。

ビジネス雑誌とか、中国の社会や経済について書かれたかたい本よりも、わかりやすく、そして『結局、中国人は心の中では何を考えているのか?』ということに答えてくれます。北京オリンピックを無事に終え、GDPでは公式に世界第二位の経済大国となった中国。地域間の格差がものすごくあって、ひとりっ子政策の影響で、今後超高齢化社会となるであろう中国。共産党が支配し、社会主義と市場経済という相反するものを推し進める中国。そんな中国で生活する人々の実際の様子がよくわかります。

中国から見た日本についても言及しており、実際に中国人は日本を、そして日本人をどのように見ているのかもなかなか興味深いテーマです。これから先、中国は間違いなく世界の中心のひとつであり続けるでしょうから、中国に関する情報は常にアップデートしていきたいものです。
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転売か長期運用か

不動産屋を名乗りながら、あまり不動産関連の本を読んでいませんでした。ひさしぶりに不動産関連本です。でも、不動産屋さん向けに書かれた本ではなくて、一般の人向けの本です。

不動産をめぐる(特にバブル)歴史を振り返るところから始まって、リーマンショックで何が起きたのか、大手財閥系の不動産会社と新興の会社はどこが違うのか、賃貸事業と分譲事業のそもそもの違いは何かなど、別に目新しいことは書いてありませんが、頭の中を整理する上ではとても役に立ちます。

新興の会社ではたらいたことがあるので、著者の牧野さんが言うところの『転売ビジネスは博打と一緒!』には耳が痛いところです。確かにたくさん、転売してきました。。。著者の牧野さんが提唱しているのは、土地のちからを見極めて、長期安定的に不動産を運用していこう!ということです。転売ビジネスでは多くの会社がマーケットから姿を消して、生き残った会社も、なんとか生き残ったという感じです。やはり、不動産の本質を理解して、長期安定的に運用できる会社や個人投資家が強いと。

よーく理解できますが、不動産を売ったり買ったりするもの楽しいですよね?ハゲタカだっていいところはありますよね?
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時代の先を読む経済学

東大の元経済学部長、伊藤元重さんの経済本です。本屋さんで見かけてなんとなく買いましたが、これは当たりでした。よく、新聞や、雑誌をただ読んでいてもだめで、そのニュースを読んだときに自分ならどのように対応するかとか、そのニュースが起きた結果として将来どのようなことが起きるかを予想するなどして、自分で考える癖をつけたほうがいい!なんて言いますけど、現実にはなかなか難しいものです。

でも、この本を読むと、過去3年ほどの主要な経済ニュースについて伊藤さんと対話しているような感覚を得ることが出来ます。70のトピックスに分かれていて、論点が示されているのでとてもわかりやすいつくりになっています。これも震災前の本ですから、若干物足りない部分はあるものの、それでも主要な話題を網羅しており、読み応えがあります。東電、原発、復興と当然それは考えなくてはいけない重要な問題ですが、それ以外にも日本はたくさんの解決すべき問題に囲まれている!ということを改めて認識させてくれる良い本です。おすすめです。
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たしかにわかりやすい。。。

池上彰さんのベストセラー第2弾です。『知らないと恥をかく』と言われるとやっぱり恥じはかきたくないので読んでみようかなと思います。でもベストセラーを読むって、なんだか抵抗があります。特に池上さんはテレビでもとってもおなじみで、わかりやすい説明が持ち味です。わかりやすいものを買うというのも、なんだか自分があまり理解力がないから噛み砕いてもらわないとわからないんです!って言っているようで、なんだか恥ずかしい気がします。

でも、読んでみるとわかります。考えすぎだと。わかりやすいものを読んで、世界の論点をおさえておいた方がやっぱり役に立ちそうです。この本は震災前に書かれたものですから、今読んでみると、ちょっと論点が不足しているように思えるところもありますが、国内の問題がたいへんで、海外に目を向ける余裕がない昨今、読んでおいて損は無い本です。

今回の震災で日本は大きなダメージを受けています。世界の国々も支援してくれています。でも世界はこれまでと変わらず、変化をし続けています。日本が経済的に復活するのを待ってくれているわけではありません。その流れから乗り遅れないように、今、世界で何が問題なのか、知っておくだけでも価値があります。

池上さん、ツイッターやらないんですかね?
知らないと恥をかく世界の大問題2  角川SSC新書 (角川SSC新書)
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