実話系
タイトルだけで即買いしました。成毛眞さんも書評でおすすめしていましたね。読んでみて納得です。かなり面白いノンフィクションです。グイグイ引き込まれます。著者は実話系の週刊誌の編集長をつとめたひとで、いまはフリーライターとして活躍されています。
それにしても、、、歌舞伎町のあのマンションがこんなふうに呼ばれていて、住民のほとんどがこんな方々とは。。とか、組織はこんな仕組みになっているんだ。。とか。色々と勉強になることがたくさん書いてあります。勉強して何に生かすのかと言われると困りますが。不動産屋さんとしては知っていて損することはないでしょうな。
それにしても、、、歌舞伎町のあのマンションがこんなふうに呼ばれていて、住民のほとんどがこんな方々とは。。とか、組織はこんな仕組みになっているんだ。。とか。色々と勉強になることがたくさん書いてあります。勉強して何に生かすのかと言われると困りますが。不動産屋さんとしては知っていて損することはないでしょうな。
出版大崩壊
アメリカでは、ボーダーズが破綻したり、バーンズアンドノーブルの経営が悪化するほどに電子書籍がマーケットを変えようとしているようです。でも日本とアメリカは出版をめぐる事情が異なります。日本の場合は多くの町に本屋さんがあって、本を買いに行くことがとても身近です。それでも日本でも本屋さんは減少しています。こんなかんじです。
2001年 20,939店 2002年 19,946店
2003年 19,179店 2004年 18,156店
2005年 17,839店 2006年 17,582店
2007年 16,750店 2008年 15,829店
2009年 15,482店
2001年から2009年で約5000店、25%!の本屋さんが姿を消したことになります。アメリカはそもそも大都市を除けば、気軽に買いにいけるような本屋さんが近所にないことが多くて、雑誌も定期購読がほとんどだと。日本の場合はアマゾンや楽天ブックスも便利ですが、本屋さんもまだまだ健在のように思えます。それなのに本屋さんの数がすごい勢いで減っていると。
随分前から本屋さんが減っていて、本が売れなくなってきていると言われています。インターネットが普及したことや携帯電話がひとり1台になったことで、消費者が本に割くことの出来る時間が少なくなったからだとか、出版される本が点数は増えているものの、質が落ちているからだとか。
そこに救世主として現れたのが電子書籍です。アップルがITunesで音楽を再発明したように、電子書籍が普及すればIPadとかキンドルに本をたくさんいれて持ち運んでいつでもどこでもすきな本がどんどん読めるし、家の中の本棚をすっきりさせることもできます。これは画期的なことです。本はけっこうかさばるので保管がたいへんです。旅行のときにも重いのでそんなにたくさん持っていけません。電子化すれば全てクリアできます。。。
でも日本の場合は権利関係が複雑でなかなか電子化が進みません。やっぱり著名な作家の本が電子化されるようにならないと、新しいものが好きなひとが試してみる、というだけで終わってしまいそうです。村上春樹さんの本とか、宮部みゆきさんの本なんかが全部電子化されたりしたら一気に普及するかもしれませんね。
そもそも世の中のひとはそんなに本を読んでいなくて、電子化されたからといって急にみんなが読書家になるということもなさそうな気もします。
はやく日本版キンドルストアが登場してもらいたいものです。
2001年 20,939店 2002年 19,946店
2003年 19,179店 2004年 18,156店
2005年 17,839店 2006年 17,582店
2007年 16,750店 2008年 15,829店
2009年 15,482店
2001年から2009年で約5000店、25%!の本屋さんが姿を消したことになります。アメリカはそもそも大都市を除けば、気軽に買いにいけるような本屋さんが近所にないことが多くて、雑誌も定期購読がほとんどだと。日本の場合はアマゾンや楽天ブックスも便利ですが、本屋さんもまだまだ健在のように思えます。それなのに本屋さんの数がすごい勢いで減っていると。
随分前から本屋さんが減っていて、本が売れなくなってきていると言われています。インターネットが普及したことや携帯電話がひとり1台になったことで、消費者が本に割くことの出来る時間が少なくなったからだとか、出版される本が点数は増えているものの、質が落ちているからだとか。
そこに救世主として現れたのが電子書籍です。アップルがITunesで音楽を再発明したように、電子書籍が普及すればIPadとかキンドルに本をたくさんいれて持ち運んでいつでもどこでもすきな本がどんどん読めるし、家の中の本棚をすっきりさせることもできます。これは画期的なことです。本はけっこうかさばるので保管がたいへんです。旅行のときにも重いのでそんなにたくさん持っていけません。電子化すれば全てクリアできます。。。
でも日本の場合は権利関係が複雑でなかなか電子化が進みません。やっぱり著名な作家の本が電子化されるようにならないと、新しいものが好きなひとが試してみる、というだけで終わってしまいそうです。村上春樹さんの本とか、宮部みゆきさんの本なんかが全部電子化されたりしたら一気に普及するかもしれませんね。
そもそも世の中のひとはそんなに本を読んでいなくて、電子化されたからといって急にみんなが読書家になるということもなさそうな気もします。
はやく日本版キンドルストアが登場してもらいたいものです。
平成の開国?
大震災があったので、テレビのニュースとか、新聞で目にする機会がかなり減ってしまったような気がする、『TPP』のお話です。TPPはTrans Pacific Strategic Economic Partnership Agreementのことです。日本語では環太平洋戦略的経済連携協定ですな。菅首相を筆頭に民主党政権は平成の開国だ!として、TPPへ突き進んでいくような印象でした。
それが今回の大災害によって、すっかり話題から姿を消してしまったような気がします。この本ではTPPに参加すると、誰が得するのか、誰が損するのか、そして、どの国が得をするのかということがわかりやすく説明されています。著者は、TPPを導入することで日本の国内産業がやられてしまい、多数の外国人労働者が入ってくることで雇用情勢も悪化してしまい、国が壊れてしまうと主張しています。
開国しろ!いや鎖国しろ!というような単純な議論では無いのだと思いますが、鎖国した場合どんなふうにこれから生きていくべきなのかも説明してもらいたいところです。この本をよむととりあえず、TPP反対!と言っている人はどんな意見なのかはわかります。
今回の災害によって夏場の電力不足は明らかで、国全体のパワーが落ちることも明らかです。国全体のパワーが落ちると言うことは最終的には国民の稼ぎも減るということしょう。今回の災害は日本を大転換するきっかけになると多くのジャーナリストやエコノミストが語っていますが、はたしでどうでしょうか。やはり大切なのは政治のリーダーシップです。そろそろ真のリーダーが登場しないと心配です。
それが今回の大災害によって、すっかり話題から姿を消してしまったような気がします。この本ではTPPに参加すると、誰が得するのか、誰が損するのか、そして、どの国が得をするのかということがわかりやすく説明されています。著者は、TPPを導入することで日本の国内産業がやられてしまい、多数の外国人労働者が入ってくることで雇用情勢も悪化してしまい、国が壊れてしまうと主張しています。
開国しろ!いや鎖国しろ!というような単純な議論では無いのだと思いますが、鎖国した場合どんなふうにこれから生きていくべきなのかも説明してもらいたいところです。この本をよむととりあえず、TPP反対!と言っている人はどんな意見なのかはわかります。
今回の災害によって夏場の電力不足は明らかで、国全体のパワーが落ちることも明らかです。国全体のパワーが落ちると言うことは最終的には国民の稼ぎも減るということしょう。今回の災害は日本を大転換するきっかけになると多くのジャーナリストやエコノミストが語っていますが、はたしでどうでしょうか。やはり大切なのは政治のリーダーシップです。そろそろ真のリーダーが登場しないと心配です。









